【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【その21】

1 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/05/22(水) 20:54:36 ID:HCFLTmyx: 　　　　　　　　ぼくと　　契約して　　　　　　谷欠　亡月　を　　　開放してよ
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　　　　　　　　　　　　　　／　　 /l　　●　　　　　 ● 　 ∧ 　＼　　　　　　　　　　　　　○ここは◆xNRXlOpQbDgrの雑談所です
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　　　　　　　　　　　 /ﾆ, ´ ｀ヽ/　ヽ　　　ヽ-'ヽ-'　　　　 / .∨　　∧　　　　　　　　　　 ○不定期にエロネタとかヤンデレネタとかホモネタとかやります
　　　　　　　　　 l ﾆl　メ　ﾍ　　｀>、　　　　　　　　　／　　∨　　.∧
　　　　　　　　　　 /lニl　ダ　　l　／　　ー　　―　　イ　　　　∨　　 ∧　　　　　　　　　○あんことかエロとかTSとか大好き人間です
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　　　　　　 /　ヽ　ヽﾆヽ､/　　　　　　　　　　　　　　　　　i　　　　 ∨　　　　∧　　　　　 ○忘却バッテリーは良いぞぉ　ｼﾞｮｰｼﾞｨ……
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前スレ
【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【きゅっぷい】
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【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【訳が分からないよ】
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【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【聞かれなかったからさ】
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【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【その4】
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【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所その５
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【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【その6】
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【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【その7】
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【R18】◆xNRXlOpQbDgrの雑談所【その8】
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ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1710679646/
1728 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 01:11:55 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j. ＼丶､,
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まず月と豊穣の女神キャルが齎した農耕の概念

自然から恵みを分け与えてもらうのではなく、自然を操作し食べ物を取捨選択する

その考え方はこれまで生きるので精一杯だった彼らにとって

想像もした事のない生活だった
1729 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 01:15:04 ID:vlA6xvTL: ※>>1728訂正

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まず月と豊穣の女神キャルが齎した農耕の概念

自然から恵みを分け与えてもらうのではなく、自然を操作し食べ物を取捨選択する

それはこれまで生きるので精一杯だった彼らにとって

想像もした事がない生活だった
1730 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 01:34:08 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　 __　　　　　　　　　　　＿　　 __
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勿論、彼らもこれまで自然に生えている木や植物で道具を作ってきた

だが、それはあくまでも自生しているモノを利用しているだけだ

ごく一部とは言え、自然を自分たちで作り出すのとはまったく訳が違う

もし、それを言い出したのが他ならぬキャルでなかったのならば

自然信仰を続けてきた彼らは強い抵抗を感じ、一年で根付く事はなかっただろう
1731 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 01:38:39 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　｢ﾆ-　_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　__
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　　　　　ｌ:: :: :: :: | ｘぅう芋ミ＼(＼(ノx=ぅ芋メ:: :: :: :: ::.|
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　　　　人: : |::(:: ::＼(う- _　　　　　ィ(./:: :: /:: :／⌒ｌ
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　　　　八: ｌ　 }/（　　＿l　/i:i/⌒V∧|　|＿　＼}　　 .}
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農作物という成果は決して軽視出来るものではない

だが、それ以上に大きいのは自然信仰からの脱却であった

自分たちは最早、自然に生かされる存在ではない

偉大な神々に選ばれ、庇護される民族なのだと言う自負が、実感を伴って彼らの中で広がっていった
1732 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 01:46:07 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　iヽ　　　　　　　/ヽ
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また生きる上で必須ではない農耕の中で、創意工夫が出来るようになったのも大きい

生きる事だけに追われていた以前とは違い、失敗しても死ぬ事はない

安全策だけを続ける必要はなく、色々な方法を試す事が出来る

その結果次第で自分たちの生活がより良く、素晴らしいものになっていくという経験は

ウィリアムズ村の住人にとって重要な成功体験となった
1733 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 01:52:39 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　 |＼x__　　　＿ﾑ＿＿j_|⌒Z
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　　/　　　　　　　八　　　　＼　　やト .,,_＿__, ｲ　　 |　八 _斗--r──‐x,_
　　|　　　　　　　　　＼|＼　　＼　や厶__　/| |　　 ,厶ｲノう＿_　 |　　　　| ｉ
　八＿　　　　　　,斗--ミ,_＼＿_＼マｿ厶|ノｲ　　 ,／　⌒　j_)　|　　　　| |
　　　ｱ＼／＼／　　　　　＼　⌒'く＼＜⌒＼　　／　　　　　)ﾉ　|　　　　| |
　　　人__][ _ア　　　　　　　　ﾏ＼__]T⌒｢ﾊ　　{　/　　　　　　´)　ﾔ　　　,| |
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勿論、農耕で結果を出すには一年では到底、足りない

土壌改善から始めて、農作物の比較などを行い、結果を比較出来るようになるには何十年もかかる

その期間をたった一年に短縮してみせたのは、豊穣を司るキャルの権能だった

生育に何年もかかる桃の木も、たった数【1D3:3】(①日②週間③月)で実をつけるキャルの力さえあれば

試行錯誤の時間が大幅に短縮できる
1734 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 01:57:24 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 __
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またキャルは基本的に人間たちのやり方に口を挟まなかった

最初に基本的なやり方だけを教えて、後は好きにやらせていたのである

助言を求められれば応えはするが、基本、後ろで見ているだけ

絶対にやってはいけない事以外は特に止めないと言うそのスタイルは

愛する夫の言うようにいずれは人間たちが独り立ちするのを見据えての事だった
1735 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:08:04 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
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そして、偉大な女神の期待を畑から感じ取れるだけの才能が、ウィリアムズ人達にはあった。

キャルは決して放任しているのではなく、成長のために見守ってくれている。

それを感じて奮起しないほど彼らは恩知らずではなかった。

キャルの期待に応える為、そして自分たちの生活をより良くする為に畑に向き合い

仲間内で惜しむ事なく情報を共有していく。
1736 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:16:23 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,.､ -::‐::- ....､_ 　　 _,.．､
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それは見守っていたキャルが思わず目を見張るほどの成長であった

後にキャルが『土の一族』と称したウィリアムズ人達は【1D10:3】

①②③キャルから豊穣の加護を受けた
④⑤⑥キャルから月の加護を受けた
⑦⑧⑨条件付きで加護を受けた
⑩熱烈歓迎
1737 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:22:15 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　／ﾌﾌ　　　　　　　ム｀ヽ
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【1D3:1】加護はウィリアムズ人達の発展に大きく貢献する事になる

①自分のいる土地に豊穣を齎す
②自分の切り開いた土地を齎す
③自分の畑で豊穣を齎す
1738 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:25:26 ID:vlA6xvTL: 　　　/　 /　　　 |　ﾊ　　　 |　 |　i　､　ヽ　＼　　　　　＼_
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キャルとはまた別の分野で、村の発展に大きく貢献したのが京太郎だ

一年に一度、自然の恵みに感謝して行われる祭りを除けば

娯楽らしい娯楽がなかったウィリアムズ村に音楽という概念を齎した
1739 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:28:11 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　／　　　 ,　　　　 /　　 /　　　/　/　　　　　　　 | 　 |　 :.　　　.　　 :.
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権能を操る芸能神には及ばないまでも、京太郎は神界でも屈指の芸達者である

例え、扱う楽器が楽器とも呼べない原始的な代物であっても

そこから流れ出す音とリズムは、人々の本能に訴えるに十分過ぎた
1740 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:34:32 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／|
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眼の前で勢いよく手足を振って踊る京太郎に合わせて、一人また一人と踊り出す

それが一体、どういう意味なのかは分からなくても、楽しいと感じる本能には抗えなかったのだ

同じリズムの繰り返し　――　けれど、だからこそ、初心者にも優しいそれは

音や騒ぎを聞きつけて、集まり始めた他の村人たちにも広がっていく
1741 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:40:36 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　 /⌒ヽ
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あっという間に京太郎の周りに輪が出来る

初めて味わう音楽と何時もとは違う一体感は人々の精神を容易くトランス状態にした

心地よい興奮と高揚、身体の動きを抑えられない喜び

それに夢中になった人々は老若男女問わず、笑顔を浮かべながら踊り続ける
1742 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:44:34 ID:vlA6xvTL: 　r':'　ｨ/　{_）ヾ三'´　,__￣ "二｀ヾﾐ＼ヽ　-――――――　-＼
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ｿ三彡{_　ヾ　　 :〉　　　　_ィ＝‐　‐-､_ﾞ`´ﾆ)ﾗﾃ≦''､¨ﾞ` };;;;;;;;;;;;;;;;;ｌ |
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より正確に言うなら踊り続けてしまった

それぞれの仕事も放置して踊る村人たちにサカズキが喝を入れるまでずっと続いていたのである

とは言え、幾ら軍神の一喝を持ってしても、人々が一度覚えた娯楽を簡単に手放せるはずがない

余暇を過ごせるようになった村のあちこちで、人々は踊り、歌を口ずさむようになった
1743 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:52:09 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　 /　l　　 l
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最初は京太郎から教わったものだけを続けていた村人達もすぐそれだけに留まらなくなった

音楽と言う概念を知った人々は、自分たちの溢れる思いやアイデアを音楽にしたいと考えるようになり始めたのである

そして、それこそが人間の成長を願う京太郎の一番の狙いであった
1744 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 02:55:22 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　／　　　 ,　　　　 /　　 /　　　/　/　　　　　　　 | 　 |　 :.　　　.　　 :.
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農耕とはまた別の分野で、人間たちによる試行錯誤が始まっていく

そして京太郎はそれを支援し続けた

伴奏を求められれば、自身の作った手製の楽器を持って駆けつけ、指導を求められれば、快く引き受ける

人間たちの作る新しい音楽にも理解や興味を示し、時には助言や称賛を行ったのである
1745 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 03:00:41 ID:vlA6xvTL: 　　　　　iヽ　　　　　　　/ヽ
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城も神殿もないが、京太郎は彼らにとって偉大な神であり、国王である

キャルやサカズキのように目に見える形で恩恵がある訳ではないが

自分たちの為に神々を呼び寄せてくれている事も、また神々の中心が京太郎である事も良く理解している

そんな文字通り雲の上の存在である京太郎が興味を示し、時には称賛を口にする

その成功体験は最初に味わったあの高揚に負けないほど、人々の心を音楽へと引き寄せた
1746 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 03:05:36 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　 /⌒ヽ
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一見、竪穴式住居が立ち並ぶ村だが、余暇を楽しむ人々によって

あちこちで音楽が奏でられ、明るく活気に満ちている

一年で大きく様変わりした村を前に京太郎は【1D10:6】

①②③権能を手に入れた
④⑤⑥負けてられないと芸能にさらなる磨きを掛けた
⑦⑧⑨負けてられないと芸能にさらなる磨きを掛けたがあまり成長はしなかった
⑩熱烈歓迎
1747 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 03:12:57 ID:vlA6xvTL: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ─
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞''"　　　　＼へ　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /￣｀丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／　　　　　 !　　＼　　　　　　　　　　　　　　 /. 　　　ヽ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒7 {/ < 外､/／/　/ }　　　　 ∨　　　　　＿＿. 　　 | 　　 ./　／⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /从　　¨´/'　/／─|‐/　　､　 ∨　　　　 /　　　　＼ /|　　　/　 /　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　人|　　　　 /'ヽ苳 |/　/.　{＼ ∨　　　　 {　　　　　　＼`─ ′ /　　　 /　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | |　〔＼　　　　 / / /　|　　＼.　　　　　＼　　　　　　＼　　./　　　　/　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |∧　ヽ　＼_　　／人/＼{　　　　　　　　　　＼.　　　　　 }　/.　　　 /　/＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,へ ´|∧　　ｰ　　イ　　　　｀　　　　　　　　　　 Λ　　　　/　{　　／　/　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　`|　　ｰ　s≦二ニヽ　　　　　　　　　　　　　 / 　　／　　｀¨゛　　/　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　／＼＿|　　＿仁二二二/,,..　-‐／⌒＼　　　　　　 {　　　　　　　　　 /　　　　　＼　　　【歌】68＋【1D10:9】
　　　　　　　　　　　 ,,.+''’Λ　　|　　　|二ﾆ=‐,,.+''’二二ﾆ／二二二＼.　　　　　＼.　　　　　　　　 /　　　　 /　　|　　【踊】90＋【1D10:8】
　　　　　　　　　　「ﾆﾆﾆﾆΛ　 |──|二二二二二二ﾆ/二二二二二＼　　　　　　＼.　　　　　 / 　　　 /　　 |　　【演奏】90＋【1D10:3】
　　　　　　　　　 |ニニニニΛ..|..　／二二二二二ﾆﾆ/ニニニニニニニ＼　　　　　　 >､　　　　／　　　　／　　　　|
.　　　　　　　　　 _j{ニニニニﾆΛ|／ニニニニニニニ/ニニニニニニニニニ＼＿..　　／ﾆ圦　　〈　　　／　　　　　 |
　　　　　　　　 /ﾆj{ニニニニﾆﾆ|ニニニニニニニニ{ニニニニニニニニニ￣ﾆﾆ⌒／ﾆﾆﾆ∧　　　＼_／　　　　　／
　　　　　　　　　/ニﾆj{ニニニニニニニニニニニニニ=‐　‐=ニニニニニニニニ/ニニニニﾆﾆ∧　　　＼　　　＿／
　　　　　　 /ニニﾆj{ニニニニ０ニニニニニニニニニﾆ=‐　‐=ニニニニニﾆ/ニニニニニﾆﾆ∧. 　　￣￣／|
.　　　　　 /ニニニﾆj{ニニニニニニニニニニニニニニニニΛ''+.,,ニニニﾆ{ニニニニニニニﾆ∧　　＿／　 |
　　　　　 /ニニニニ/|ニニニニニニニニニニニニニニニﾆΛ　　‘''+.,,ニニニニニニニニニニﾆ∧／.　　　 |
.　　　　 /ニニニニ/. |ニニニニニニニニニニニニニニニΛ　　　　 ‘''+.,,ニニニニニニニニニﾆΛ　　　　 /
　　　　　 /ニニニニ/.　|ニニニニニニニニニニニニニニﾆ/　　　　　　　　 ‘''+.,,ニニニニニニニニﾆΛ　　 /
.　　　　 /ニニニニ/ 　 |ニニニニニニニニニニニニニニ/　　　　　　　　　　　　　 ‘''+.,,ニニニニニニニ＼_/
　　　　/ニニニニ/　　 |ニニニニニニニニニニニニニﾆ/　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣
.　　　/ニニニニ/　　 |ニニニニニニニニニニニニﾆﾆ/
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
無論、神々にとって成長と言うのは容易い事ではなく、一年で目に見えるほど成長をするのは不可能に近い

だが、主祭神であり、国父であり、芸能の始祖にもなった京太郎は

人々の信仰の助けもあって、芸能の分野で大きく伸びる事になった
1748 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/14(金) 03:14:25 ID:vlA6xvTL: 　　┌┐　　　　　　　　/　／/
　[二　 ] ＿＿　　　　〔／　/
　　|　|／,ー-、ヽ　　　　 /
　／　／　　_,,|　|　　　 ./　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿　＿＿
　レ1　|　　/ o　└、　　∠／　　　　　　　　　　|＼　　　　　　　／|　｀＼
　　 .|__|　　ヽ＿／^ 　　　,/ 　　　　　　／|＼＼　＿＿　／／| 　　　＼
　　　　　　＿＿　　　　　/　　　　　　　　／　|　　　´　　　　｀′、　|　　::..　ヽ　　　　　　「芸能神は確定で芸能ステ100です＞＜ってなるのはちょっと違う気もしますし
　　　[二二＿　　]　　　　/ 　　　　　 /　.::　Ｖ　　　　　　　　Ｖ　 :::　　::　｀＼　　　
　　　　　　　／／　　｛　　　　　／　.::　:: / 　 ●　　　 ●　　}i::　:　::..　　　　）　　　　95超えたら権能か何か生やした方が良いかなぁ…
　　　　　／　∠.＿___ 　　￣フ　　　 /.::::::　　::八..　　　､_,_,.　　　　八::::　　:::..　　　ﾉ　　　　
　　　 ∠.＿＿＿　　/ 　／　　　　7⌒（￣　ノー─（￣￣￣￣￣》＼　￣）>＼::::....,′　　　と悩みつつ寝ます　おやすみなさい」
　　　　　＿　　／　/　　＼　　　 /　　（____/　　‐一'´￣￣￣￣￣￣＼_）　　＼/
　　　　/ o ヽ／　 /　　　／　　　　＼　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　　ノ
　　　　ヽ＿＿／　　　　＼　　　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
1749 ：名無しさん＠狐板：2024/06/14(金) 05:30:17 ID:FDdfwZa8: 乙
なんやかんや才能あるな京太郎
1750 ：名無しさん＠狐板：2024/06/14(金) 06:14:54 ID:huZOodtk: 乙
考えてみればシヴァとかも踊りの神だよなぁ
ついでにチンコがご神体
1751 ：名無しさん＠狐板：2024/06/14(金) 09:10:30 ID:qEtD/6Mj: 乙ー
京太郎が多才なのはさすが最高神の子供という説得力
そして民達も成長してきて愛着湧いてくるなぁ…
1752 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 16:18:08 ID:ehjMCnPn: 　　　/　 /　　　 |　ﾊ　　　 |　 |　i　､　ヽ　＼　　　　　＼_
.　　 i　 /　　　　 |　 | | 　　　 |　 |　|､　i　ﾞ､　､＼＿　　　　 _＞
　　 |　 i　　 | i　 |　 | | 　　　 |　ﾊﾊ　_i!_　i 　＼　ヽ｀￣￣
　　 |　 |　　 |+--|､_|! |　　　|　i! ,/.ｨ'|"i´ ﾊ　 |　i　ヾ､ヽ
　　 |　 |　　 |.|ヽ |､_|王!ｰ　 |./i .;"´/=､!/　|　!　|　　＼､i　　　　　人
.　　 !. r| 　 i.|､!,,ｨ'":::._iﾐi!　　|/ /彳:::: r:!ヽ,| ,ｲ　| ､_　　＼　　　　｀Ｙ´
.　　 | |＾!.　 N 《 _､o;;;;i_ 丶､/ /　┴゜‐'"´ !ｲ | λ　i｀ー--ヽ
　　 ! | i､i､ﾞ､　｀￣￣　　ﾒ(　　　　　　 /＾|ｲ　`､|
　　ﾉi ＼ヾi:.､､　　　　　　　　 i!　　　　　 i　ﾉﾘ　　｀　　　　　　　【一番、親から受け継いでいる才能を伸ばそうとするサカズキからは逃げ回ってたのに
　　　 |　ヽ__i　　　　　　　　　　　　　　 |ｲ|/　　　　　　　　　
　　　ヽ i､　　i　　　　＿＿＿＿...., 　　 |/　　　　　　　　　　女神から受けが良さそうな才能はしっかり努力して磨いてるバカ息子マジバカ息子】
　　　ヽ!､　 i＼　　　｀ー-- ―'´　　／､!
　　　　　　 i　!i ､＼　　　　￣´　　／!/　　　　　人
　　　　　 |ハ,i､! ､＼　　　　／ ./.|　　　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　ﾄ､!　ﾞ､　｀ｰ---'′ /|V
1753 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 16:19:27 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　＿＿　 /⌒ヽ
　　　　　　　　　　　　　 ⌒＼ ∨　　　ヽ＿__
　　　　　　　　　　　　　 _, ----｀　　　　　 ∨ 　｀ヽ､
　　　　　　　　　　　／´　　　　　　　　 |　　　　　＼
　　　　　　　　　／ _＿__　　 /　 l|　　　　 |　:.　　　　　＼
　　　　　　 /／／　　　　/　　 |　　　　 |l　|　 : 　　　ヽ
　　　　　　　 /　／　 //　 ,∧　　　 / ,ｲ　 l|　:.　　.　　.
　　　　　　　　　 /　イ　/　// :　l　 |　　 ' /　!　从 |　　:　　:.
　　　　　　　　　.'/　 '　'　/-|-{　{　 |　　/}/　 |　/ }　}　　|　　 .　　　　　　【竪穴式住居って事もあり
　　　　　　　　　}'　 /　|Ⅵ　{　从　 '　 , 　　　 }/　/ｲ　　 } 　　 .　　　　　
　　　　　　　　　　 / イ | l{　　　{ ∨／　　　 '　　 } 　 ∧ :　　:.　　　　　　村中に聞こえるくらい毎晩ヤりまくってるバカ息子も
　　　　　　　　　　´ 　| {|从三三／　　　三三三　/　 /--､|　∧{　　　　　
　　　　　　　　　 {从 |　　　 ,　　　　　　ムイ r ､ }} /}　＼　　　　御神体はムスコになりそう】
　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ ' }/ｲ/
　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　　　　　　＿,ノ
　　　　　　　　　　人　　　　＿,..::ｧ　　　 r }/
　　　　　　　　　　　｀　　　　ゝ - '　　イ　 |/
　　　　　　　　　　　　　　｀　　ｰr　 ´　　＿__|＿
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {|＿__ノ　　＿_|[＿]//∧_
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1754 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 16:23:32 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　 ;' ':;,,　　　　　,;'':;,
　　　　　　　　　;'　　 ':;,.,.,.,.,.,,,;'　　';, 　　っ　　　　　【現在の平均寿命から考えると
　　　　　　　　,:'　　　　　　　　　　: :､
　　　　　　　,:'ノ　　　　　＼　　 ::::::::', 　　っ　　　　今年出てきた神様大好きモブ村人達は10年後には全員いなくなってもおかしくないっていう…
　　　　　　 :'　 ●　　　　 ●　　　 :::::i.
　　　　　　 i　///(_人＿) ////＊　 :::::i　　　　　人間ロス回避の為に早く医療あげなきゃ…】
　　　　　　,i.　　　し'　　　　　　　:::::i
　　　　　　(⌒) 　　　　　　(⌒) ::::::::: /
　　　　　　;,　:'　　　　　　　; : : ::::::::｀:､
　　　　　　 ; ,:'　　　　　　　 ';,.　: : ::::::｀:､
1755 ：名無しさん＠狐板：2024/06/15(土) 16:45:14 ID:zSuH2DIe: 縄文弥生時代は平均寿命は３０歳ぐらいって話だからなぁ
おかしくはないよね
1756 ：名無しさん＠狐板：2024/06/15(土) 16:46:27 ID:YLYSnU01: 医療神とか上から引っ張ってこれないかなぁ
多分ラインハルト陣営からしたら知識ロスト避けたいだろうから後方支援組は
出来るだけ人間界辺りに送りたいだろうけどどうなんだろう
1757 ：名無しさん＠狐板：2024/06/15(土) 17:07:59 ID:aDCgFKqV: 文明のボトルネックは水と燃料だからその辺どうにかしないとね
1758 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 17:28:48 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /l,.ィ　　　　　　　　　　　　　　|　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,ｨ⌒L⌒⌒ｰ-､./ ´LL__／ヽ　　　　　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／:.＼r￢´(ｨ__,-‐'￣ ¨　‐〈　　／':.:.:.:.:.∨　　　　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　／:.:.:.:.;(_,__厂,__,r～^ｰ^～:､＿`ｰ〈∨:.:.:.:.:.:.:.∨　　　　　　　　|　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:/　,､ノ^:/:.:|:.:l:.:.:.:.:.|:.:.､:.:.:.:ゝ┐ヾ:､:.:.:.:.:',:.∨　　　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　　　 /:.:.:.:.:.:.:7:´:.:/:.:/:.:/!.:.!:.:.:.:.:l!:.:.:､:.:.:.|:.:.:┐〈ﾍ:.:.:.:.:',:.:.,　　　　　　　 |　 │─────
　　　　　　　　　　　　　　　/:./:.:.:.:.:/:./:.:l:.:.:|:./｀|:.:|:.:.:.:.ハ:.ハ:.:.ﾊ:.:.|:〉〉:|,:.:.:.:.:!:.:l　　　　　　 |　 │¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
　　　　　　　　　　　　 /:./:.:.:.／|:/!:.:.|:.:/!'_二Nヾ:./　/,z示ﾐx,Ⅵ:「:.: l ',:.:.:.:|:.:|　　　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　 ./:./:.:.:./　 |　|:.:.|/_7ﾞ斥ﾊ　　 /´んﾊﾞ》^|:.「∨　!:.:.:.l:.:|　　　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　 /:./:.:.:./　　　 ∨ﾊヽ乂ﾞｿ　　　ゞ'シ′|:.lﾉ !　 l:.:.:.|:.:!　　　　　　 .|　 │　　　　　　　　　　【予言は現状でそうなる可能性が高いと言うだけで
　　　　　　　　　　 .l:./:.:.:./　　　　　/:.ﾊ　 ~^´　丶　　　　　 /:,／　　|:.:.:.!:.l　　　　　　　 |　 │　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　 |:.:.:.:./　　　　　/:.∧」　　　　　　　 , 　　 /:/　　 __」_:.:.:./　　　　　　 |　 │　　　　　　　　　　　その後次第で覆す事も可能ですしね
　　　　　　 ,rvyw-､_ |:.:.:./　　　　　/:./　　ゝ　　　｀⌒¨´　　／:/　／二ニﾆ＼　　＿　　　 |　 │　　　　　　　　　　　
　　　　 r/从　ヾ　ζ>‐y　　　　／:／　　　 _≧s。＿　イ>､:ヽ∨ニニニニニ≦ニニ、　│　 |　　　　　　　　　　　神界大戦勝利もあり得る以上
　　-=ﾆ7` ﾊ　┐ミy'　lノ )ｲヽ=-＼:.＼　　／ニニ^7´ゝ_／／:./ /ニ/ニニニニニニﾆﾆ、　|　 │　　　　　　　　　　　
〈〈　(　(廴＿ r─-r‐<‐<‐-y' ヽ｀ヾ):./　 /ニニi/ﾆ〈　/「o|ヾ:.<／ﾆﾆﾍニニニニニニニﾆ,　 |　 │　　　　　　　　　　　この状況で後方支援組を下ろす事はないかなって】
　＼_｀ｰ-　　二二二￣ -‐≦,.｡*'"<__ ,/ニニﾆ!ニ∧' .!　L__)ﾉ　｀ヾ.ﾆ∨ニニニﾆ/7-=ﾆ_　│　 |
　　　￣丈丈丈「ヾ､¨¨¨￣ヽ　　￣／/ニニニ.lﾆ/ 〈　!　.!r┘　　　∨-∨ニニﾆ/ニニニﾆ-|　 │
　　　　　｀¨¨`ー┬-r' 　ﾏヽ　|ニニニニﾆ／　「｀, o│_]　　　 ∨-∨ニﾆ〈ニﾆﾆ/ﾆ/ﾆ|　 │二二二二二
　　　　　　／ヽ＜ヽ<⌒r'ﾍ∧.　､ニニﾆﾆ/　　 ,ｺ, 　 .|└　　　　　＼ﾆヾニﾆ=ー<.／ﾆﾆ|　 │
　　　　　　へﾉ, ┐<_∨´ヽ_／ﾆﾆ,　＼ニニ′ 　 L.l　　.| r┘　　　　　　ヾﾆ「　　／ニﾆﾆ.|　 │
　　　　〈＿　{_　¨　＞≦ニニﾆ∧　〈_ニヾ　　　「 l　o│¨]　　　　　 . :Ⅵ　／ﾆﾆィ {,-┤　 |
　　　　　,､/∧ノヽ／ニニニニニ{ﾆﾍ_/ニニ{: . 　 └ﾍ　 ∨ﾍ. . . . . . : . : . :,!'ﾞ／ニ/7,rl_ﾉ　 |　 │
　　　〈　〈＿｀ /ニニニニニﾆﾆヾｿ≧､ニ込,: . : .└,ﾍ　o∨┐: . : . :／:／!/ﾆ／_ヽ>:::::|　,│　 |
　　　　　}^┘、./ニニニニニニﾆ／ニニ}ニﾆ/`ー--t=～～┴─=≦ニニ/ﾆ/ゝ'」:::::::::: |/　|　 │
　　　　 ( ヽ＿/ニニニニニニニニニニ/ニ./　　　　ヾニﾆX_X ニニﾆﾆ/／｀ﾌ:::::::::::::::: 〉ヽ|　 │
　　　　丈／¨　-=ニニニニニニニニニ／　　　　　f´lニニX_X ニニﾆ/<⌒::::::::::::::::::l:::}＼.|　 │
　　　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣｀ー‐　　　　　／￣_|ニニX_X|ニﾆ∠_ノ:::::::ハ:/:l:::::|:::〉､│　 |
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 ∨　ゝ二¨¨￣　　ノ::r'y:l:::r┤:::)　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　／´!　　　　　　　　ゞ' (::::ソ　￣　　　 |　 │二二二二二
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _/ 　　　乂_」　　　 ,r‐､　　　　　「ヽ　　　　　　 |　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (/　　　　　 /　| ,r‐､　ゝ-'　 ,r‐､　　　.|　ﾉ　　　　　 .|　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　 (/　　　　　 {　 | ゝノ　　　ゝノ　　　厂)　　　　　 .|　 │
1759 ：名無しさん＠狐板：2024/06/15(土) 17:48:02 ID:eGCiHNFr: 女神が地上に来てるのが隙になってる辺りあんま大量に囲い込むのもなぁとは思うんだけど
でもやっぱ欲しいよなぁ可愛い国民たちのための発展の礎はよぉ！
1760 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:34:14 ID:ehjMCnPn: 　　　/　 /　　　 |　ﾊ　　　 |　 |　i　､　ヽ　＼　　　　　＼_
.　　 i　 /　　　　 |　 | | 　　　 |　 |　|､　i　ﾞ､　､＼＿　　　　 _＞
　　 |　 i　　 | i　 |　 | | 　　　 |　ﾊﾊ　_i!_　i 　＼　ヽ｀￣￣
　　 |　 |　　 |+--|､_|! |　　　|　i! ,/.ｨ'|"i´ ﾊ　 |　i　ヾ､ヽ
　　 |　 |　　 |.|ヽ |､_|王!ｰ　 |./i .;"´/=､!/　|　!　|　　＼､i　　　　　人
.　　 !. r| 　 i.|､!,,ｨ'":::._iﾐi!　　|/ /彳:::: r:!ヽ,| ,ｲ　| ､_　　＼　　　　｀Ｙ´
.　　 | |＾!.　 N 《 _､o;;;;i_ 丶､/ /　┴゜‐'"´ !ｲ | λ　i｀ー--ヽ
　　 ! | i､i､ﾞ､　｀￣￣　　ﾒ(　　　　　　 /＾|ｲ　`､|
　　ﾉi ＼ヾi:.､､　　　　　　　　 i!　　　　　 i　ﾉﾘ　　｀　　　　　【頑張れバカ息子
　　　 |　ヽ__i　　　　　　　　　　　　　　 |ｲ|/　　　　　　　
　　　ヽ i､　　i　　　　＿＿＿＿...., 　　 |/　　　　　　　　割と国の発展はお前の下半身に掛かってるぞバカ息子】
　　　ヽ!､　 i＼　　　｀ー-- ―'´　　／､!
　　　　　　 i　!i ､＼　　　　￣´　　／!/　　　　　人
　　　　　 |ハ,i､! ､＼　　　　／ ./.|　　　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　ﾄ､!　ﾞ､　｀ｰ---'′ /|V
1761 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:34:34 ID:ehjMCnPn: 　　　　　|┃三
　　　　　|┃
　　　　　|┃　　　　　　 |＼　　　　　　／|
　ｶﾞﾗｯ.　|┃　　　　　　 |＼＼　　　　／／|
　　　　　|┃　ﾉ//　　 : 　,>　｀´￣｀´　<　 ′　　　「では、そろそろやってきまーす」
　　　　　|┃三　　　　　Ｖ　　　　　　　Ｖ
　　　　　|┃ 　　　　　　i{ ●　　　●　　}i
　　　　　|┃　　　　　八　　､_,_, 　　　八
　　　　　|┃三　　　　/　个 . ＿　＿ . 个 ',
　　　　　|┃三　　　/ 　 il 　 ,'　　　 '.　 li　 ',
1762 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:35:44 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-=fヽ_r≦≧x_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ {! .!　} {_ i_]l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　＞―――-　 .,
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,f.:.´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:　｀ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/_,..f⌒ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.ヽヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　,≪　:{! _ ｣ ´-'-､:/i:.ﾄ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:!:.:.:.:_;ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐＜:｀ヾ、｀⌒｀_´二ニ>:.:.,_--　｣:._r'- ､ｫ､__
　　　　　　　　　　　　　　＞'　　　ヽハヽ_,.r ｧ二ニ､:.:.:_:.:.:≧ｘ　⌒´　　｀ヾ､ヽ、
　　　　　　　　　　　／´　　　　　　　|　ノー‐ｧ ´斧ﾊ ∨.:.:..:７,.zzｭヽ__／´　ﾉ: :}　＼
　　　　　　　　　／　　　　　　　　ﾉ´:.:.:.:.:.:i　　込ﾝ　ヽ／んﾊヾーr―ｧ ": :ノ.　　＼
　　　　　　／　　　　　　　　_,. ｲ:.:.:.:.:.!.:.:.:|　　　　　　弋_ﾝﾉﾍﾉ　　ゝ ._　　　　　＼
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.　　　 {　　　　 _,.．'"　　＞　.,_＿＿＼ノ i　　＞　　 __ ／ﾚﾍ:.:.:./　　　　　＞　´　　　　　 }
　　　ゝ、　　　　　　　　　　　　　　｀ヽ: : ＼　　　　/ミｘ､＿＿ j／_＿,.． '"´　　　　　　／
　　　　　　＞ .,　　　　　　　　　　　　　　＼: : ＼　　.{　＼ : : : : : ／　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　＞ .,　　　　　　　　　　　　ヽ､: : ｀ヽ､　　ヽ: : :,ｲ
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国民たちの意識や生活を激変させたキャル達に比べれば

雪風の成果は控えめだったと言える
1763 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:42:48 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　ｧ┐ｫ＜〉
　　　　　　　　　　　　　　＿ｫ´_l／´￣＼,_
　　　　　　　　　　　　　　｀ア_,／（ｧ　　（　、＜
　　　　　　　　　　　　　　 _,∨＼　}ﾚ　 /　　　＼　＼
　　　　　　　　　　　　　／ .辷寸´厂´　　　　　 ∨ｙへヽ
　　　　　　　　　　　　／　／　　　　　＼.　＼ fｱ′ 〉＼ｧ┐
　　　　　　　　　 /　／　　／..　　　　　}ｉ　　.｀{77∨＼ｧ-―　ﾌ
　　　　　　　　　　　 /　/..　　　/　　　　　}　/十　 .人¨´∨} .}∨∧/
　　　　　　　　　　 {　.{ 　　 /.| ,__.　　 / ./　.}＿/　}　　　|. }　ﾘ´
　　　　　　　　　イ　小　　 '　{∧＿／／　 7孑心 } 　 } .}/才´
.　　　　　　　　八　 {从　 } 　,7才心　　　　乂り'　　 } .}／ {
　　　　　　　　　　　　∨|　＼{∧ゝ乂り　　　　　　/　　./ /　　|／⌒＞＜才´
　　　　　　　　　　　　∧{　／　∧　　　　｀, -=┐'. 　 /イ＿／　／　／
　　　　　　　　　　　　{／／＿ノ＼乂　　　　乂_,ノ.{　 /　）） .＞＜　才
　　　　　　　＿ゞ　　　　　　　｀¨¨了7777{／／イ／ _/才´
. 　　　　 _,ｘ／´⌒｀＼／⌒＼＿_　　／/7丁ﾚ/／／才´∨
. 　　＿／///｝　／⌒＼＿＿＿＞＜＿,f孑´￣／´　　　.∨
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////////////〃.　　 ///＞＜⌒＼,_才　　　　 /　　　　　 }
冖////////／　　　　 {ｫ／　　　＞＜ o　　　　　}ｧ￣￣￣/｀ヽ
/∨///／⌒　　　　　　　　　　／／　　　　　　／　　　 l　　 }＼　 _
＼乂／　　　　　　　　　　　　〃　{　　o　　　　 / 　　＞＜!　　ﾄ　ｙ´ .∨-ｖ
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　　　　　　　　　　　　　　　　＼ヽ　　　ゝ　＿_,　＜_　　　 _ 、　　　　　　　　｀￢‐-┐
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀￣￣＼.　　　　　 ∨//辷ｘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　、..　　＼///ム
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　寸ム＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　、＿ﾉ人}∨ﾑ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　八｀¨¨´ﾉ人＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ｚｧ匕//∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }///从／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ//∥
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {∨/〃
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とは言え、キャルの加入により食糧事情が大幅に改善したのはつい一年前だ

サカズキが一年みっちり鍛え上げたとは言え、まだまだ伸び代は残っている

そんな伸び代を活かす為、雪風が基礎能力向上訓練を選んだのは

今年一年が最後の奉公となるからだった
1764 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:45:40 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　ﾉｲ:.!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.N　　　　　　丶V　　　　ﾉ　|:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.∧、
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基礎能力向上訓練は地味できつい

その成果もサカズキの元で彼らが経験したような生まれ変わるほどの成長とはまるで違う

だからこそ、それを一年間、人間たちに強いるのは彼らの印象にも関わると雪風は考えた

これから先、人間たちと関わるであろうサカズキではなく、自分が嫌われ者になろう、と
1765 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:48:00 ID:ehjMCnPn: 　　　　／　 /　　　 |　　　　　　／　,〃′ 　ヽ
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そして、結果から言えば、【1D3:1】(①ウィリアムズ人を侮っていた②杞憂だった③判断は正しかった)
1766 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:52:20 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　／ﾌﾌ　　　　　　　ム｀ヽ
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ウィリアムズ人はサカズキが認めるほどの戦闘民族である

また大波に飲み込まれるところだった自分たちを救い

その生活を数年で見間違えるほどにしてくれた神々への忠誠心は飛び抜けている

農耕の開始により、本格的に自然信仰から脱却し

神々への信仰を根強いものにし始めた彼らは雪風の指示に従順に従い、メキメキと成長していった
1767 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 21:58:22 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
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真面目で地道な努力も厭わない彼らの原動力に雪風のキスは【1D3:3】

①含まれている（スケベ的な意味で）
②含まれている（戦闘民族的な意味で）
③含まれていない
1768 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:03:32 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　 ,.f´ i　|　 i　　　　　｀丶、
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勿論、女神のキスが嬉しくないと言えば嘘になる

だが、それ以上にウィリアムズ人は従順でストイックだった

一年掛けてみっちりと鍛え上げられた彼らは最終的に【1D3:3】

①全員が雪風の祝福を受けた
②【1D10:6】割が雪風の祝福を受けた
③誰も雪風の祝福を受けられなかったが、その内容は後世にも活かされる事となった
1769 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:05:46 ID:ehjMCnPn: ;.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｨ Ti¨Tiヽ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:: :'　　::. ..::;
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そして、鍛冶と伝授を任せられたサカズキは　――
1770 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:10:49 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　 .／,.ｨ
　　　　　　../し'(:.（: :しﾍ
　　　　 .lＪ: : : ）: :´⌒)!
　　　　｀ﾞ,ー'＾i´: : ／,'´
　　　　　_.｡rﾍ/i//／＼＼
　　　／/／/√ヽﾍヾ＼＼＼
　　／//／/ミ＼＼≦＼＼＼ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　, . -―-ｙ‐: ＝: : .、
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　　　　　　`ミ三:_ : : ;ノ; t : : ,'= ニﾆー ― ニ¨,i: : : i　: : 彡′
　　　　　　　　ゝ-= ニｧ〈 i: : :乍乏ミ　　　彡示〉i : : ﾄ≦._
　　　　　　　　　　　　ﾉ : ﾞi: : : i辷少ゝ　　　匕ツﾟ,i: : :ﾄ、
　　　　　　　　　＿／_: = i : : i　　　　　、　　./.i: : :iー゛-
　　　　　　　　　　￣　／ i : : i＼　　　,　、　.／::::i : /＼　　　　　「ふんふむ…なるほど
　　　　　　　　　　〉; : i＼＞::.　¨ ,イヽ:::::ﾉ:/::::::/
　　　　　　　　　　 { ﾑ: :i>、` =ーイ〈　〉/∧::::/　　　　　こうして火が燃えているのは
　　　　　　　　　　　　 ./｀:ﾑ i. i`i＝ニX.　ﾏ.{〃::::∨
　　　　　　　　　　 .／::::::::::ヾ::,!i:::ﾏ i.　',　ﾑゝ::::::::::〉　　　　　　空気があるからなんですね」
　　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::ﾉﾉ:::::ﾏ i＞ゝ-＼ヽ;:::｀¨‐、
　　　　　　　　　／:::::::::::::::::::::::〃:::::::::::ゞ、 ,-、〉　/::::∧::::＼
　　　　　　　ヽ::::::::::::::::::::／::::::::::::::::::::::＼.¨ヽ〈０/　ﾏ::::::}
　　　　　　　ﾏ:::::::::::::::::{:::::::::::::::::::::::::::::ﾑ　ヽ ¨ 　　}::::/
　　　　　　　　　_ﾏ_::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ　　',、　　.i;:/
　　　　　　　　　 < , = ヾ:::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::}　　 }　¨::::i:ﾑ
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　　　　　　　　　　|　ー′{::::∧::::::::::::::::_::::::_:::::|.／: 　',　::i::::::ﾑ
　　　　　　　　　　|　　　　ﾞy　＼::::::::::::::::::::::::::|:: 　　i　 :|::::::::::＼
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1771 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:13:33 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ: : . 、. : : ￣ : :‐: .、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :_: : : : : : : : _: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ: : : ; : : : : : : :｀ : ｙ: ´: : :｀ヽ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : :/: : : : : ;:、: : : : } : : ;-、: :ﾑ: ミニ=′
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : :_:_{ : : : : /三ミ≧、i;ィ彡::ｌ: : :ﾑ : ＼_
　　　　　　　　　　　　　　／: : : |. l: : : : :/≦＿＿_∨＿_..xl: : : :',ミ: : 彡'′
　　　　　　　　　　　　　｀=ﾆ彡: : : : :ヾl: : : : l::_::_::_::_:::::::::::::_::_::_:ｌ: : : lム￣
　　　　　　　　　　　　　｀=ニ三彡: : : :l : : : l三ミ≧、￣￣,彡ィ.l : : l: : :ミニ=′
　　　　　　　　　　　　　　／: : : /.l: : : :l::::::心　　〃,ィ刈 l: : :l三彡´
　　　　　　　　　　　　　　　,ィ彡 : : : : ﾏl: : : :l辷歹ヾ　　仆::ﾉ ,/ｌ: : ﾑ
　　　　　　　　　　　　　`=ﾆ三彡イ: : : : '; : : l 　　　　　, 　￣ /ﾉｌ: :,'三彡′　　　　　　　　「そう考えると火って私達みたいですよね
　　　　　　　　　　　　　　　ミ三彡イ : : : ', : :l、　 ._　　_　　.ノヾ::l: ,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ彡イﾉ:'; : l ＼　￣　 .イ: : : :}:,′　　　　　　　　　　私達もこうして空気を取り込んで生きていて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃ゞ',: ﾄ、:::... 　イ::::)ゝ｀ｌ._i,'__r 、=--‐ 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 |::::ヾ＞≧x 　 l:::|: ﾑ:::l:/:::::::ヾ;:::::::::::/:l　　　　　　　水の中では呼吸出来なくて死んでしまいます」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　刈:::::!i:::::|ミ、| 　ゝl: :ﾑ:∧::::::::::ヾ;::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　_ _,..:::‐=ー=:":ヾ::::::!i:::::l//ﾑ　　　l: : :ﾑ: :ゝ:::::::::ヾ;:::::::::l
　　　　　　　　　　　　　 l≦::::::::::::::::::::::::::}_:_!i::::::l// ﾑ-、./＼: :ﾑ: : :＼:::::::}i:::::::l
　　　　　　　　　　　　　ゞ:::｀ヽ::::::::::_::_:ノ {::::::::::l////}　　　　＼: ＞、:＞:、:::::l
　　　　　　　　　　　　　人:::::::::ヽ!i:￣:::::::::::::::::::::ゝ、V.ｌ　　　　　＼: : :＞ : .、:::l
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1772 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:16:14 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　| |　i:iN i:i　　＞　　　￣￣　　　　＜　/　ｒ"|.__}　,ｨ≡ ゞ　　　 }
　　　　　　　　　| |　i:i　　／　　　　　　　　　　　　　　/　ゝｲ ´ノ　 ──‐-.、
　　　　　.(　ヽ　{ .|　　／　＿＿＿　　　　　　　　　ﾉ　　/´￣＞-─---イ
　　　　 / ＿ ( ﾘ　|／　／i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼　　　　　　　　　　　　＜　　.l:::::::::/ /
　　　　　{　　　〈　/　／i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＞　＿＿＿　＜二ミヽ// |:::::/ /_八
　　　　 ./⌒)__ }/ ./i:i:i:／二ニﾆﾆﾆﾉ八ヽﾆ三彡∠ｔ赱ﾆ =-、∠　|::::j　{　　ヽ　　　　「まぁ、神々の炎　――　特に儂のは空気がなくても燃え続けるがな
　　　　〈　 ,ｨ‐ (__/::{i:/／ ,ィtｧ≧ミ .〈　〉彡＜＿　　　　　ｨくヽ、 |／　〉 .ﾘ
　　　　(　 {　　 { ハ:}ﾐﾆ　￣　／ミ　　　　　　　￣　￣　　ヽ／　　,イ　ｲ　/　　　　人間が使う炎などは、その理解で十分じゃろう」
　　　　 }　廴　ﾍ　ﾍ::V´　　￣　　　　| .|　　　　　　　　　　　／　　　 |＿　／ヽ
　　　　　　.ﾉγ> ヽ .ﾍ}　　　　　　　　 | |　　　、　　　　　　　/　　　　 .|
　　　　　/　ﾘ　｀¨ .＞.l＼{;;　　　 / 　リ　 __j ＼　　　　　 .|　　　　　.|
　　　　　{ゝ彡　　　　　l 八;;;　　/　　ヽ- 彡　　　＼　　　　|　　＿　 .|
　　　　　.｀　¨ヽ　　　 .ﾊ　　.}:; /　　　　　＿＿＿＿　　　　|　 { ／　/
　　　　.ハ　　ﾉ　　　/　i　　U　　.∠ニ二--───｀ヽ　__.|　ﾘ {　/i:i
　　　　　ﾉγ´i:i:i,ィi:i/　　U 　 l　　辷ニニニニニニニﾘ/ と／　}./i:i:i:
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1773 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:17:43 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　 ,　 -‐　､　＿
　　　　　　　　　　　　,ｨ'". : : :.:-‐-､｀: : : `ﾄ､
　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : ヽ: :;-ー､ヽ､
　　　　　　　　　　./ : : ,ｲ: : : :.:〆ﾐヽ、i:: : : : :..｀lﾍ
　　　　　　　　 ./: :／i: : : : /'¨¨''''ｰ-ｚ''"ﾞ1: : : :l.ヽ､__)）
　　　　　ー-‐=彡〆ｰl: : : :/‐-　_　　　｀'‐|: : :.:.i::ヾー'
　　　　ヽ､　　 ,ノノｒ^i:.: : /ﾗｆn､　｀''‐ ､_　,|: : :.:.|: :.:',
　　　　 `ミﾆ彡'ﾞ: :!{,|: : ;'7::::ﾟiﾍ　　 ,ｨ'ﾆ二ﾞ|: : : .!: : ::ミ=-ｧ'
　　　　　　ヾt二彡' ｀!: : i｀￢"　　　ｲ:::ﾟ} 〉|: : : :l: : ::ミ彡'
　　　　　　　 `ｰ=ﾆz_|: : i　""　　 l　｀`'" /!: : :.:j: :ﾐフ´
　　　　　　　　ﾐ三ﾑ:: ﾄ､　　 __ ' 　 "" / l: : :.;ﾊ＾ヾ､_,
　　　　　　　　｀Ｚﾊ ;|　ヽ　　｀._,　イミ.j: : /ゞﾐ､_　　　　　　「んー…と言う事は、サカズキ様
　　　　　　　　　　　r=ﾍＴ¨¨¨¨¨`´'ｰ=_ﾐ､ .l: :/｀¨¨''´
　　　　　　　　　　　| 　ヾ　　 ,'　　 /　　,'::/　　　　　　　　　　　火にたっぷりの空気を送り込めば
　　 .,　-一ー―-ii┘ｰ -ﾍ　-,:､ -一l_,,_ ﾉ'ﾞー￢ｋ
　　/　　　　　 |! 　　　／::::＼　　＼　　　　ヽ　　　　　　もっと強くなるって事でしょうか？」
　　',　　　　　 |!　＿ ∠　ー一｀-　　__ヽ　,　　 i
　　 ',　　　　､　|!(O　　-　―::;::::::::一::;:-:.ﾟOヾ,　　｜
　　　',　　　　ヽ|／ . . 　　 . . :ヽ:::::; ':　　 . . .｀ヽ　,|
　　　 ',　　　　 f′ . . . . . . . . . :.:..｀´..:.: . . . . . . .:.ヽ|-､
　　　マ￢ー- ,!::. :. . . . . . . . . . :::: .:. :. : : : . . . .:.:.:.::} /　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣｀ヽ
　　　　ヽ￢ｰ-ﾑ:.:.:.:.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.;'ﾞ':;.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:::ﾑ′　　　　　　　　　|　　ほぉ…　 |
　　　　　ヽ　　人::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:;ｨ:::::ゝ､ ;:.:.:.:.:.:.:.:.ノj'′　　　　　　　乂＿＿＿＿ノ
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　　　　　　　　 l　　　/　（Ο二二二二二二Ο）｜
　　　　　　　 l　　 /　　/ﾌ￣￣￣￣￣￣丁ﾍ｜
　　　　　　　 .l　　 /　　/7　　　　　;　　　　　|! ﾍ!
　　　　　　　 l　 ,ノ　　Ｚ　　　　 {!　　　　 Ⅶヽ
　　　　　　　l,／　　Ｚ　　　　　　　｀　　　　　 Ⅶハ
　　　　　　／　　〃　　　　　　　　　　　　　 Ⅶ. i
　　　　／　　　〃　　　　　　　　　　　　　　　　ｌ!　i
　　 ./^　､　_　〃､ヽ　　　　　　　　　　　/　＿ｲ|　j､
　　 /　　　./ ７＿.｀￣｀ﾞﾞーr＝==ｰ￢fコ￣,ｚ‐Ｔ1.｜
　　ﾊ　　　/ /　　　￣｀　ー7´r――一1「 |f´　　| |　|
　　i　ヽ､. |　|　　　　　　　　| ,」　　　　 ,!|　|　　　j_jｨﾘ
　　',　　　ｰｌl ｰ-　　　　 __ |　|__　 _,,　」|_/--‐'i!　 /
　　 ',　　　　||　　　　　　　　｀ｰ―一''´　　, '　 l|　/
1774 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:19:18 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞─────　､　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　´､　 ∧　　　　　＼　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　∧　∨　∧　　　　　　＼　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　／　　∨　∧　∨　∧＿＿＿＿　　　}　　　　　　　　 .}
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ∨／￣￣´　　　　　　　 ∨　∧　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　／　ｒマ　 }ｉ　 }ｉ＼}ｉ　}ｉ三　∨　∧　　　　／
　　　　　　　　　　　 /　　　　　／ {ﾄ､　V＾ヽ｀＿＿＿＿＿＿}　　　ｉ　　　 .／
　　　　　　　　　　　　/　　　　／　ﾄ､ V´　／´　　　　　　　　　｀￣　　}　　（　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　 |　　　〈　「∨　〉　／　　　　　　　　　　　　　　／::ｉ ⌒ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　 {　　　 ∧　〈　／　　／´￣￣￣＞笊⌒フ７＾ヽ.{ {⌒　}　＼　　　　　　　　／　￣￣´　　　　「ええ着眼点じゃ
　　　　　　　　　　　 ∨　　　∧ 　ｲ　　／　　　　　≧´─ ン´＜　　　　　 |　　　）　　　　　 /
　　　　　　　　　　 ∨　　　∧/　／≧=≦ー　　ｉ　　　　　　 /　ノノ￣У 　　　　 /　　　　　　　　　　　　確かに火力を上げるにはそれが一番手っ取り早いじゃろう
　　　　　　　　　　　　　 ∨　　／　／イﾌ／　　　＼　{　　　　　　　　 /　 ∨　　/　　　　　　　/
　　　　　　　　　　　　　　」＿厶イ　｀￣ }　　　　　　ヽ　/⌒＞─=ミ {　　　}　 /　　　　　　／￣＼　　　　　　　　　　じゃが、一体、どうして火に空気を送り込む？」
　　　　　　　　　　　＞　{⌒ヽ　〉　./: : /　　　　　｀￣=´=　｀ー　⌒ヽ　　厶イ　　＿＿／　　　　　＼
　　　　　　　＞　´　　 {　　 ∧ ノ: : /　　　／＞　´＿／´￣}ユ≧イ⌒{　⌒Y　/　　　　　　　　　　　＼
　　　　　／　　　　　　　フ　　∧: :Y､　　 /／　／＼　冫─=≦{　{ {　　ゝ　ノ／￣＼　　　　　　　　　　＼
　　　 .／　　　　　　　　　＼＿人: : :ヽ　/　 .∧_／￣＞　⌒厂＞─=≦ﾌ　　　　　　＼　　　　　　　　　　ヽ
　　／　　　　　　　　　　　　／./: : ∧: : } {　 /＿＞┬=彡´￣￣´　　 /∨　　　/　　　　＼　　　　　　　　　　∨
_／　　　　　　　　　　　　／　/: : : : ∧/　ヽ {＿}_／´／´￣　　　 ./　/　　　{　　　　　　　＼　　　　　　　　　∨
　　　　　　　　　 /　 ./: : : : : : { ＼　　､＿　　　　　ノ　｀ー─　ノ　　　//人　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 /　 ./: : : : : : ⌒　　＞　＼￣￣￣　＞──=≦　　 /　{ 乂＼　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 / 　 ′: : : : : : {　　　　　￣＼＿／　　　　　　　　　{ / ミY　　　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　 .／　　ｉ: : : : : : : :人　　　　　　　　　　　　　　　　　 |{　　人　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　{: : : : : ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　八／　　＼　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　／　　　　 .∨: : : {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　　　　）　　　　　　　　　　　　ｉ
　　　 .＿／　　　　　　　　∨⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　／　　　　　　　　　　　　＼
1775 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:20:56 ID:ehjMCnPn: 　　　　　､_ ＿＿,．'´. : : : : : : : : : : : : : : ｀丶､
　　　　　＼　. : : : : : : : : : : : : : : : :´ ￣￣｀ヽ｀丶､
　　　　　　　＼. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |￣｀ヽ: ..ｨイ
　　　　　　　／. : : : : : :1: : : : : : : :, -‐‐- ､: : :.!: : : : : ﾄ､イ
　　､ _ ＿ ∠: : :r=＝＝1: : :!: :.!: :./三三ミﾐヽ､:!: : : : : :!: :ヽ､
　　＼. : : : : : :L__＿ _」: : :!: :.l: / ￣￣¨¨`ヽﾐﾚ'彡1.:.:!. :.:.:.:.:.:.:ﾌ
　　　　｀＞. .: l .: : : : l:!: : :!: : l/￣￣｀¨¨ー-- ､｀`1.:.:L. .: .:／
　　　　／　. : : : ／:, :ｲ:!: : :!: : l｀二二ﾆ￣｀`　　 `ヽ!.:.:|　￣
　　／　. : : :／.:.:.:ﾊ l:.|: : :l: : l云ﾃtrく　　　　∠ﾆ' .:!.: ﾄ､
　∠ _ ＿, ィ´.:.:.:.:./.ﾊ.l.:|: : :l :/辷ﾝﾉﾉ　　　 ,rﾃﾃ.:.:. !.:.:l.:.:.>　　　「んー…そうですね
　　　￣／.:.:.:.:.:.////l:.|: : :l |´￣　　　　　じｼﾞ.:.:.:. !.:.:l'´
　　　　　￣￣フノﾉ/l l:.|: : :l |　　　　　　　,:　 ,ﾊ.:.:.:.: !.:.:!　　　　　出来立ての焼き魚とか食べる時ってふーふーするじゃないですか
　　　　　　　 ,.ヘ　　　l.:|: : :l | ､　　　　_,　 ,.ｲ.:.:|.:.:.:..!.:.:!
　　　　　 /: : : .＼　l:.|: : :l |　＼　　´, .イ.:/￣|.:.:.:..!.:;′　　　　　アレと同じ…とか？」
　　　　　　/. : : : : : :＼N: : :l | /.:.:.｀ﾆ´ 　 !/　　|.:.:.:.:l/
　　　　　ノ. : : : : : : : //:l: : :l |'.::.:.:.:.:.〉〉　 ′　 |.:.:.:.;′
　　,. .:'´. : : : : : : : : //.:.:.＼:l | ';.:.:.://.:l「.:.:.:｀ヽ､|.:.:.,′
..:'´. : : : : : : : : : : :.//.:.:.:.://ヽl　';://.:.:.l|￣ `ヽ: l: /
: : : : : : : : : : :「ﾆﾆﾉ.::.:.://　　　V.:.:.: l|:. : : : : :l/
: : : : : : : : : : :| |.:.:.:.:.:.:.://　　　　　ぃ.: l|: : : : : : :!
: : : : : : : : : : :| |.:.:.:.:.:.〈〈　　　　　　い.:.:l: : : :: : : !
1776 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:22:02 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　ｒ､
　　　　　　 |　＼
ｰ―-､　____|＿　ヽ_
　　　 ´　　　　　　｀ヽ.　　　　　「おいおい、カレン
＼/　　／　　　　　　　　:,　　　　
　i'　　.　　 ● 　　　●　i　　　　　そりゃ冷ます時にする時だろ
　l　　し　　　　､_,､_,　　 l　　　　
　ゝ､　　　　　　　 /　　　　　火をもっと熱くしたい時にそんな事したら逆効果じゃないか？」
／⌒　　　　,.-ｰ-､___,ノ^)
　　　　　　　｀⌒ｨ　　　〈
　　　　　　　　　ﾞｰ--､　＼
1777 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:27:49 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　／ : : : : : : :／: : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　／ : : : : : : :／: : : : : : : : : : : ／ミ、: : j: : : : : :｀l
`ミー-彡 : : : : : : : / : : : : : : /: : : ／三ミﾐ、: i: : ; -: : : l彡′
｀ヽ三: : : : :_:彡＝:l : : : : /: :,': : ／ー- ..._ヾ}:/:彡i : : : : i
ー彡´: : :/　　　（（ｌ:: : : :,' : ,' ／　　　　　　ミーﾑ: : : : :i
: : : : : : : ゞ-彡´: : l: : : :i : ,／三ミ¨ ー‐-= 、　　ﾑ: : : : ﾄ、＿　彡
: : : : : : : : : : : : :_:_:l: : : :i : i:三ミ_ ｀ヽ　　　　　｀ヽl: l: : : :i : : : : :／
ヾミ: : : : : : : : :/　.i: : : :i : l:::::心ヾヽ　　　　/￣　ﾊ : : : i: : 彡´　　　　「確かにモノに対してならそうかも知れないけど
.＿,≧ー: : : : :{ 　 i: : : :i: :l:::ツ __　　　　　 /仍 ./ : l: : : l彡´
`ミ:_: : : : : : : : :＼_l: : : :i: :l￣´　　　　　　 {ツ_./: : : l: : :l　　　　　　　　今回、送り込むのは火なんでしょ
　　￣￣￣ﾌ:_: : : '; : : i : l　　　　　　、./i : : : l : ,′
　　　　　　〃ﾘ: / ';: : :i: :l　　　　　　　　/ .,'::i: : : :l: :′　　　　　　　　サカズキ様の教えが正しければ、私達が送り込んだ空気をたっぷり吸って
　　　　　　/　 .i ﾘ /i:'; : i: :l　　　ー ‐ ｧ　／≦ｌ: : : l ;
　ム、　　　　　　ｒ┴.',: :i: l＼　　　¨　／￣ミ .l: : :i!:;　　　　　　　　ぐんぐん大きくなってくれるはず」
. ////＞、　　　 |::::::::::'; :i ト ≧:.__　イ　　　　 l: : ji;
/∧ ////＼　　 j::::::::::::': i l::::::::::i:::/　ムヾ　　ｌ: /.i:
.〈　〉//////＼/::::::::::::::::';i;i::::::::::i::′.////∧ヽ.l:/　i|
/∨////////∧ヾ::::::::::::::ヾ::::::::i人//ﾑ///∧ /　 /
////////////.∧::::::ゞ;:::::::::::::::i::::::::::::云ー/∧::ﾑ
1778 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:31:13 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ::ヾ.､::::::::::::::/: : : : : : : : : .:/三三ﾐ､ : : !: :／彡三三ミ:､:､ : : : : : : : : |: : : : : :ヾ､:::,. ィ'"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ:::::`::::::::/: : : : : : : : :.::/二二¨ﾞﾞ≧､_∠彡メ斗"メミミヾ.: : : : : : : : :|: : : : : : : : ヽ.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞:::::/: : :／: : : : :／:::::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣￣￣￣｀:', : 　: : : ::.::|: : : : : : : : : : .:ﾞヽ. ＿_＿＿,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞ７ : ／: : : : :／::＿＿＿＿＿＿＿_＿＿__:::::::::::::::::::| : : : : : : : :|: : : : : : : : : : : : : : : : : : ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　 f¨ ヽyｰ､. 　　 /: .:/: : : : :／:::ｨ' -─ = ､　　　　　　　　　 _二二_─-!: : : : : : : ::|┐::::::.. : : : : : : : : : : ／
　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　 |　 |　　　/.:／: : .:／／/::::',　＿二ﾐ､ヽ.　　　　　,.ィ'"´￣｀`ヽ　|: : : : : : :..:|:::|:::::::::::::::::::::::::::::.,.ィ"
　　　　　　　　　　　　　　　　 !　　 |　 |--ｧ':／ : : ／／／:::::ハ. /f ﾃ气ミ､ヽ　　　　　彡二二=ｪ　|: : : : : : : :!¨´:::､::ヽ＜二´__　　　　　「それにほら
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　.}　 | >'/: : : :／／/::/::::::::{ '.i '1. ﾄ-ｿﾊヾ　　　　　　イｲ气尓ﾊﾞヽ|: : : : : : : i､::::::::::::.ヾこー '"
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　 .ｿ　///: : :／／／／:／::::ヽ. !　､弋:::ﾀ　　　　　 /　ﾋメ::ｿ .j　 |: : : : : : :,'ﾉ::::::::::::::::::.. : ー-　_＿__,　　はーって吐くより、ふーって吐く方が
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　 ./::. 〃/: :./.:::::／:/::::::/--‐‐ｧ.､!　 ¨￣"　　　　　　 _弋::::ン , /ﾉ: : : : : /'::::::::::::::::::::::::::::::.... : : : ／
　　　　　　　　　　　　　 /　　 ./::　/:/: .://:／/:/::::::/　　／:::::',　　　　　ﾉ　　　　　　￣￣ﾞ´/: : : : : //:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ／　　　　　呼吸の勢いって強くなるでしょ？
　　　　　　　　　　　　　　 /　　.::/::::./ |' .:://:/ /./:;::ィﾌi. ／:::::::::::ﾊ.　　　　ヽ　　　　　　　 /: : : : : //:::､_＿::::::::::::::::___ ,. イ"
　　　　　　　　　　　　　　　 /　　.::/::::./　.| .: /:/ メイ ./ /:::|"::::::::::::::::::::ヽ.　　　 ──--　　　　 /: : : : : //::､::::::ヽ. ￣￣"　　　　　　　　　なら、それと同じで
　　　　　　　　　　　　　 ,/ 　 .:::/::::./ 　 |: : /イ　/ ./ /::::::|-‐'""メ¨´ ,乂>､　　ヽ　　ノ　　　 /: : : : :／/:::::::ヽ､__ ＞
　　　　　　　　　　 ,.イ¨ﾞヽ､.:::::/:::::/　　 ,|: :,ﾚ-─‐､./::::::::::|　　　　　_メ_.. イ >､　　　　　　　　/: : : ::／／ミ､::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　　周りを粘土で囲って空気を遮断し
　　　　　　　　　　　/f　　　　　￣¨ﾞｰyイ／ ......　／/::::;:.--<.　　　　　　　　　 r( 7.､　　　 , ィ/ : : ／ノヽ.::::ヽ､ﾞﾞｰ-ヽ
　　　　　　　／´ ﾞヽ､::＿__:::::... 　ν ...::::::::／//´　　　 r＝=､　　　　　　 i:::V :::::¨"´　メ: : ／／ 7　　ﾞﾞヽ　　　　　　　　　　　　　　小さい送り込み口を作れば
　　　　　　　　 ,ﾊ　.:::::::.... 　ﾞヾｫ:::::::　/ .::::::::;イ' / /......　　　!　〇ゝ--.､__＿,/::::::7　rｰ‐７: : ／／　 /　　　　　　　　　　　　　　／ﾞ'.,
　　　　／∧　/ ::ヽ､_:::::::::::::::....　ﾞi: /::::::／:::/ / /:::::::　　　　＼/:::r'"´　　 ::/::::::/ /:::::::/: ／／　　 /　　　　　　　　　　　　　／ .／ .',　　　　　効率よく空気を与えられそうじゃない？」
　　 /　/:::::V　.::::::::::::¨ﾞｰ┬:::::.　/ィ:::::/:::::::/ / /:::::::::　　　　 /:::/　　　　　::::::::/／::::::/／／　　　.〈　　　　　　　　　　　　／ .／／　',
　　/　./:::::::/　.::::::::::::_,. -‐|::::.　/´:::::/::::::::/ / /::::::::::　rー─'":::/　　　　 ';:::/":::::::／:::::."　　　　∧　　　　　　　　　　／ .／／　　　!
.　/　./:::::::/　.:::".:::::ヽ.＿＿___/:::::／:::::::::/ / /:::::::::::'"|::::r──'　　　　　 V:::::::::::::::::...＿___,　　　　'.,　　　　　　　／　／／　　　 ',
../|　 |::::::/　　 .::::::::::::::i:::::::::::::::::::/::::::::::::: f　i　i:::::::＿__|::::|　　　　 ', 　　　ヽ　　　　　　　　　　　　＼_　　　　 /　 /　./　　　　　　　|
1779 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:34:04 ID:ehjMCnPn: 　　　r‐ ､　　　　　　, -‐ｫ
　　　|　　＼　　　　／　　|
　　　| 　　　-――-　　　　|　　　　　　　　　　　　　　「いやいや、カレン
　　　|　／　　　　　　ヾ |
　　　l/　　　　　　　　 `,　　　　　　　　　　　　　　さっきサカズキ様も仰っていただろ
　　　i　／　　　　　　　　＼　',
　　 |　　　 ●　　　　● 　　 i　　　　　　　　　　　火が燃えるのには空気が必要なのに
　　　i　∪　　　　　　　　　　|__　, -―- ､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　ヽ　　　　（__人__）　　　　/　!　　　　　__,r‐､　　　　粘土で空気を遮断なんて……」　　　　 |　いいや、合っちょる　 |
　　　　ヽ　　　　　　　　　 {　 !　　　　 / ﾉ　〈　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　＞　　　　　　　　　　 |　＼　 ,.-ﾉ / 　 /
　　 γ´　　　　　　　　　　　　 >､　 Υノ　　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　 {__ ! 　 !;.-'　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ |　　　ｲ
1780 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:39:17 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　／　　　　 ,ｨ' _ rv')ヽ､_＿,.-‐ｨ､
　　　　　　　　　／　　　　〈ﾄ､|V'ヽ／　　　〃::i|
　　　　　　　　／　　　　　　　 ∨　／　,_,.=≠'.::ノ′
　　　　　　／　　　　　　　 ∨_,ｨﾒ'ヘ､_,ﾉ〉'´　　　　　　　　　　「一度に大量の空気を送り込むのが炉の基本じゃ
　　　　　　i　　　　　　　　　　／´､､_" -=ォﾞ､ヽ､
　　　　　　l　　　　　　　,.､／彡　 ,〃/ ｀ｰ'　:;j:::.ヽ　　　　　　　　　その為に周りを囲い、空気の流れをこちらでコントロールする
　　　　ヽ　　　／ ,イヘ＼;ﾐ　ヽ　i:::..　　 ,ゝ‐ノ
　　　　　　　ヽ　　／;;;;ヽ［｀)　　ヽ.　ヽ:::　 '　 ,_>　　　　　　　無論、完全に囲いきってしまえば、火も窒息するじゃろうが
　　　　　　　ヽ‐';;;;;;;;;;;;;;ヽ-＿＿　ヽ､､ヽ　,／,= 〉
　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　ｉ::.＼　ヽ､.　　　　＼―――､　　　　煙の逃げ道として上に隙間をあけておけば
　i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 　　　 |::::.　|::..　ゝ､__　＿丿　　　 |!ｉ
　|::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　 |::::::. |':::::｀ー'´／　　:: 　　 |::l　　　十分事足りるじゃろう」
　|::::::::::::::::::::::　　　　　　　 |::::::: |:::::::::::::/:. 　　 :: 　　 | :|
　|:::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　|::.　ヽ::::::'　ｉ::::..　　 :　　　 ! .＼
　|::::::::::::::::　　　　　　　　　　 |:::::::..　＼＿|:::::::..　　:::..　　ヽ::.. ＼
1781 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:45:27 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,＞ ≦´_: : : ~"''～､、＿ノ
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.+'": : : : : : : :｀`ヽ、:.＼＼ - '´
　　　　　　　　　　　　　　　／: :./: ,z ‐:＜: : : : : :.＼: :＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　,.ｲ: :__: l:./,斗 z三＼: : : : : :ﾏ､: ＼:.＼＿ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 /f: : {: :＞"z≦ﾆ_,.斗-ヽ: : : : ﾊ｀ー: ､:＼＿_,
　　　　　　　　　　　　_,／,':l: : :lｱ,.+"ﾆ＞'"／￣　 V: : : :ﾊ｀: : : :.`寸 ''"　　_
　　　　　　　　　　　￣　/: !: : :|"ﾆ.／　　 ′　,z=≠v: : : :.ト、:、: : : :￣￣ /
　　　　　　　　　　　 /: :.l: : :.l／, -‐　　　〃　　 !: : : :.|y.}: ＼: : : : : , '
　　　　　　　　　　　_／: : :.l: : : l '　　 __　　　　　　　l: : : : |ソ: ￣:＿,. イ
　　　　　　　　　　　` ｰ - ﾊ: : :.lヽォ'⌒丶　　　　　　l: : : :.l: : ＼: : ｀ｰァ　　　　　　　　「えへへ、やった！」
　　　　　　　　　　　　　　　ﾊ: : :.l:ﾍ　　　 ,　―┐　 !: : :.7: : : : :.寸￣
　　　　　　　　　　　　　　 /: :V: :',: ﾍ　　　 V 　ﾉ　 l: : :.7: : :､:.＿: ＼
　　　　　　　　　　　　,zz＜rｫ≠: :',: :ﾐh｡　　￣　ィ|: : ﾑ: :､＿＼￣
　　　　　　　　 __z.ァ"--.｀㌦〈-V: :V:{: : :.≧=- ＜,.斗:.//|从.)　￣
　　　　　　　 r'-､ゞ' ------ﾊ〉 .＼:ヾ､Y.(.......}｀Y´//,V.斗＜.{　　　 _ LﾕﾕL_
　　　　　／二ｹ-------.／―-= ヾ _ﾑ.ヽ.ﾉ､ﾉ r＜.............,ｨ..｀.ア´..............／..アv　　　　　 ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : .
　　　　　./ｱ′-------.／/.........／,ｨ7.....}...}､｢__.f........._,.+'".....／ﾊ..L__....../...../......}　　　　 : :　 …しかし、まぁ、基礎の基礎だけ教えた段階で　 : : .
　　　　 7::{￣｀ヽ、-- ／ｨ {|＿_ノ_z'‐'........メ┴-.ﾉ.≠"........,／///,` ー三、...f...0..,'　　　　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　: : .
　　　　 {:::::＼===Y.／´ ,＞:≦´.........._,.イ.z--=/....................{/Y//f//////.}＼....../　　　　　 : :　ここまでたどり着くとは　　　　　　　　　　　 : : .
　　　　/＼::::::`ァ.く　,. '´..,.斗‐:: ''"´/.／//// {.......................V{/l l///////!......Ｖ　　　　　　 : ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :
　　　 ,'........｀¨¨⌒}／z＜////////ｱ///////ﾊ.......................ヽヽl///////!.....Y
　　　,'...................../.ｲ///////// 〃/////////,ヽ.........................`|////// |.......l
　　.,..................../′///////// ∥////////////ヽ.......................!//////,l........l
　　 ,...................7//////////// {{////////////// ヽ...................l//////,!.......|
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　　{......................V//////////-‐ >x////////////////ﾑ.........,ｲ}////,ノ.......l
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　　 V.................／.}｀..ア"丁//// }}//////,≧ == ≦/////jｲ　　〉"...................Y
　　　ヽ.........'"._∠ イ　　..}/////,{{///////////////// /　　　{.........................|
1782 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:49:37 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞─────　､　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　´､　 ∧　　　　　＼　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　∧　∨　∧　　　　　　＼　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　／　　∨　∧　∨　∧＿＿＿＿　　　}　　　　　　　　 .}
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ∨／￣￣´　　　　　　　 ∨　∧　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　／　ｒマ　 }ｉ　 }ｉ＼}ｉ　}ｉ三　∨　∧　　　　／
　　　　　　　　　　　 /　　　　　／ {ﾄ､　V＾ヽ｀＿＿＿＿＿＿}　　　ｉ　　　 .／
　　　　　　　　　　　　/　　　　／　ﾄ､ V´　／´　　　　　　　　　｀￣　　}　　（　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　 |　　　〈　「∨　〉　／　　　　　　　　　　　　　　／::ｉ ⌒ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　 {　　　 ∧　〈　／　　／´￣￣￣＞笊⌒フ７＾ヽ.{ {⌒　}　＼　　　　　　　　／　￣￣´
　　　　　　　　　　　 ∨　　　∧ 　ｲ　　／　　　　　≧´─ ン´＜　　　　　 |　　　）　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　（アビゲイルと同じ天才か
　　　　　　　　　　 ∨　　　∧/　／≧=≦ー　　ｉ　　　　　　 /　ノノ￣У 　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　 ∨　　／　／イﾌ／　　　＼　{　　　　　　　　 /　 ∨　　/　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　　　案外、儂が教えなくても
　　　　　　　　　　　　　　」＿厶イ　｀￣ }　　　　　　ヽ　/⌒＞─=ミ {　　　}　 /　　　　　　／￣＼
　　　　　　　　　　　＞　{⌒ヽ　〉　./: : /　　　　　｀￣=´=　｀ー　⌒ヽ　　厶イ　　＿＿／　　　　　＼　　　　　　　　　　　カレンならば鍛冶にたどり着いていたかもしれんな）
　　　　　　　＞　´　　 {　　 ∧ ノ: : /　　　／＞　´＿／´￣}ユ≧イ⌒{　⌒Y　/　　　　　　　　　　　＼
　　　　　／　　　　　　　フ　　∧: :Y､　　 /／　／＼　冫─=≦{　{ {　　ゝ　ノ／￣＼　　　　　　　　　　＼
　　　 .／　　　　　　　　　＼＿人: : :ヽ　/　 .∧_／￣＞　⌒厂＞─=≦ﾌ　　　　　　＼　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　「さて、休憩ついでの座学は終わりじゃ
　　／　　　　　　　　　　　　／./: : ∧: : } {　 /＿＞┬=彡´￣￣´　　 /∨　　　/　　　　＼　　　　　　　　　　∨
_／　　　　　　　　　　　　／　/: : : : ∧/　ヽ {＿}_／´／´￣　　　 ./　/　　　{　　　　　　　＼　　　　　　　　　∨　　　　　　さっきカレンも言った通り、炎を囲えるだけの粘土が必要になる
　　　　　　　　　 /　 ./: : : : : : { ＼　　､＿　　　　　ノ　｀ー─　ノ　　　//人　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 /　 ./: : : : : : ⌒　　＞　＼￣￣￣　＞──=≦　　 /　{ 乂＼　　　　　　　＼　　　　　　　　＼　　　集めてきた粘土をどんどん整形していくぞ」
　　　　　　　　　 / 　 ′: : : : : : {　　　　　￣＼＿／　　　　　　　　　{ / ミY　　　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　 .／　　ｉ: : : : : : : :人　　　　　　　　　　　　　　　　　 |{　　人　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　{: : : : : ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　八／　　＼　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　／　　　　 .∨: : : {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　　　　）　　　　　　　　　　　　ｉ
　　　 .＿／　　　　　　　　∨⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　／　　　　　　　　　　　　＼
1783 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:50:34 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　　　 _,,..　-ｰ''''"ﾞ´ ,_..................-.-――――――――――――――￢ｰｘi..,,、 .＞
　　　　　　　｀ﾞﾞﾞ''''''''￢―-- ..二,ﾞ￢- ..,,、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,./ . ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ﾞﾞ'''ｰ｀-ﾆ-..,,_　　　　　　　　　　　　　／ .／
　　　　　　　　●┃┃三＝―　　　　　　　｀'''-ﾐ＼､　　　　　　　　　／／
　　　　　　　　　 ━━━━三≡= .ﾆﾆ二二二二二ﾞ＿＼　　　　　　　　／／
　　　　　　　　●┃┃三＝―　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,／.／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／／
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　　　　　　　　 ,／　 .ﾞ＿.. -ｰ'''"´
　　　　　 rｼ‐''''"´
1784 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:51:08 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　|　　　　　i!　　　＿＿＿|:.|＿|:.|＿＿＿　　/　　　　|
　　　　　　　　|　　　　f‐￣￣　∧　「￣)） ||　__　__　__￣ﾞｉ　　　 {
　　　　　　／{.　　　 | .|ﾄ､,ｲ!./=ﾍ.　|i￣ﾍ .!!　|ﾄ､ || ||￣l! |　　　　}＼
　　　　／　ｉ'　　　　| .||｀´||/　ﾍ　|| 　ﾍ.!l　|l＼|| ||＝l! |　　　ｲ::::::＼
　　　／　　 {､　｀ヾ...| .||　 ||　_，―＝￣＝―，､ ¨.||＿i! |　　　,ﾒ:::::　　＼　　　　　　　「…カレン
　　／　　　　_|ﾐヽ.　　,!-‐ ￣´　　　　　三=_　　　｀ヽ､＿_.! 　／l!-､::　　　＼
..／　　　 /ﾊヾミﾄ､´　　　　　　,.ｨ=＝＝=､　　　　　　｀ヽ,／彡!´` i:. 　　　＼　　　　お前、それはなんじゃ？」
´　　　　　　{ ゝﾞj |ﾐ､＼＿__,ｨ＜､__ヽﾞ:::::::!".::｀＞，､＿__／,," iﾐi{-= ,}::.　　　　　　＼
　　　　　 .:∨（〉|ﾐ　冫,ﾞ‐==ｪｪ=ｧヾノ,:::::ﾄ､_ノ-==ｪｪ==‐､＜　ﾐヽ:;//::::::.
　　　　　　.::::ﾍ､>ﾐヽ､' ｀ヽ､......::::::-"`､:::::}::::ﾞ`ヾ､::........,. '"｀ ,..,ﾐノ'／.::::::::::.
　　　　　 .::::::::∧`}　`ﾞi|　　　￣　　　　l::::|:"　　　｀￣　　 /ｲ ,_／.:＼::::::::::::.
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　　　　.:::::/　　 ::::::::|　ヽl　/ 　_,ｨ-====-====-､__ ｀ヽ !,′/.::::::　　　　＼:.
　　　 .::::/　　　　:::::.＼ヽ L {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} j'/／.:::::::　　　　＿＿＼
　　　.:::/　　　　　 ::::::::.＼ﾞ　　　､　　　　　 ,　　 /ｲ.:::::::::　　　メ:. :. :. :.`､＼
1785 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:53:27 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _ _ _
　　　　　　　　　　　　　　　　　, . . : : ´: : : : : :: :`: : . . 、
　　　　　　　　　　　　　　 , . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : `: .、
　　　　　　　　　　　　／: ;／{: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　 ,/／´ : :ﾑ: : : : : : : : : , -:ﾊ : : : : : : : : : :ﾊ
　　　　　　＼ー‐彡´/:: : : : : ;、'; : : : : ; -:´: : : ﾊー:、 : : : : : :ハ
　　　　　　　＼: : : /: : : : : /; ;＼: : ´ : : ; :ﾑ : : ﾊ: : '; : : : ＼: : ゛ミ、
　　　＼_　_　 `ミ/: : : : : /ヾ-〃ヾ／-‐≧ﾑ : : ﾊ: : ';: : : : : :＼: : : `ー-―ッ
　　　　　ﾏ: :￣: :;': : : : : ,'-‐ 、　　　　　´ ヾﾑ: : : ｌ: : :', : : : : : : ＼≧=¨-´　_／
　　　　　　＼ : : ;': : : : : ,'　　　　　　　｀ - 、　.l: : : l : : l : : : : : : : : ミ: : -: :／
　　　　　　　 `‐,': : : : :,彡ミヽ　　　　　　　＼.l : : i : : i: : : : : :＼: : : :_:_:ノ
　　　　　　　　 ,i: : : : : ヾ.{:::心　　　　 ´　'　、`i: : :i: : :i;:-、 : : : ム二ﾆ=-
　　　　　　.,: 彡i: : : : : ;' .乂ソ　　　　-‐彡示ミ.i: : ,': : :iﾆム : : : : : ＼
　　　　　　￣ ¨.i: : : : ;ﾊ　　　　　　　　 .{:::::::::心j: : : : ﾉi旬/: : : : : : : : ミー-ッ
　　　　　　　　　.i: : : : : i　　　,　　　　　＞斗Y: : : : :;': i／: : : : :≦、¨ ￣　　　　「この間、皆で粘土を形にしましたけど
　　　　　　　　　 '; : : : : i＼　、　　　　　　　/ : : : : ;' :i|`乂:_: _: : : :_: ,ッ
　　　　　　　　　 ,'; : : : i/. ＼　　 ‐　　　.,/ : : : : :ﾊ: :{ヾ　　　￣　　　　　　　　　かなり不揃いだったじゃないですか
　　　　　　　　　 {　'; : : :i /.　＼_ ,　....イ〃 : : : ／　ゞi:: ¨ヽ
　　　　　　　　　 .',.　＼: i 　__　　　　 .／/ : : ／　　./ .i 　　＼　　　　　　　　　あのままじゃ炉を作る為に組み上げても
　　　　　　　　　彡斥:_ヾ（{0 ﾆー- ｔ..、{: :／　　　/　　　　 .ﾑ
　　　　　　　　／::::::::::::::::::::ヾ::::::::...............i/ミ0)　　.{　　　　　　　l　　　　　　　　　　隙間が多すぎて、火が強くならなさそうだなって思って」
　　　　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::::::;:::::::::::::::ノ::::::ー、　 ', i　　　　　 .l
　　　　　　 .,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::',:::::;::::':::::::::::::::::::::ヽ. 　ﾑ.　　　　 ',
　　　　　 .i:::::::　　　:::::::::::::::::::::y:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾑ　`', 　　　　　',
　　　　　　 .';::::....　 ....::::::::::::::::::::;'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}　.ﾊ、　 ._／{
　　　　　　　 .};;::::::::::::::::::::::::::::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ./　', ￣　　 }
　　　　　　　 ¨　‐　=　- ‐ 三ミ;:::::　　　::::::::::::::::::::::// 　　',　　　 l
　　　　　　　　　　　　　 }. iゝ=:::＼::.......:::::::::::::::::::／/　　　 ',　　　ｌ
1786 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 22:56:05 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:／|　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　　　／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:／:;:;:;|　　　　 |　船大工の皆さんに木枠を作ってもらいました　　　　 |
　　　　　　　　　 |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:;:;:|　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
　　　　　　　　　 |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:;:;:|　　　　 |　これなら誰が作っても大体、同じサイズになります　|
　　　　　　　　　 |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:／　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　 |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|／
　　　　　　　　　　　　　.￣￣￣￣￣￣
1787 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:01:46 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{::::::::: ＼／.:.:　　　..:.:.:.／ミヽ.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.　　　:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈＼:::: ／.:.:.　　 ..:.:.:／‐==-xﾍ.:.:.:.:／三＼　　　:.:ヽ
　　　　　 f⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　 _＞'´:.:.:　　 ..:.:.:.:.／＝＝＝＝=z≦三:::=ﾐﾊ　　 :.:.:.:}
　　　, - ､{: : : :' 　　　　　　ー= :.:.:ﾆ二＞'´:.:.　　-‐‥'´:.:∠-‐=ﾆ _　＿＿＿ : : :`＜ミ|　　 .:.:. ﾄ、
　　 {: : :.ヾ: : : l　　　　　　　　_＞':"´.:.:.:.:.:　＿_　　 -= ｲ ,ｨ==-ミ　ヽ　　　　｀丶、:.:ヾ|　　:.:.:.:.j:::ヽ
　　　ヽ: : :.:';. : :|　　　　　　　'´.:.:　-=ﾆ二二／::::::::::: /:::l {{　,__汽ヾ　　　 '´￣ヽ＼:.:j　　:.:.:.:,'.:.__;ゝ　　　「これを使って、一度、レンガを作っちゃえば
　　　　'. : :. |: :│　　　　 /::.／　　　＼／:::::::::::::／/^|　､弋:::ソ　　　　　　z=-ミ　∨　 .:.:.:∧::.＼
.　　　 l: :::. |:: :.l 　　　 /／　　　　ー=彡::::::::::::／:: 〈〈| 　￣　　 /　　　ｲ_,汽　}} /　 .:.:.:/::::ﾍ￣　　　　それの周りに粘土を纏わせて
.　　　　|: :::.:|:: :.|　　　　　　　　　　　／::::::::::x＜＿::::::ﾍ_|　　　　　　} 　　弋::ソ〃′.:.:.:./::::::.:.:.＼
　　　 |: ::: |:: :.|　　　　　　 _＿__,∠rァ广厂＼_＿;／::∧　　 r=z- ､　　　　￣／.:.:.:.:.:./:::::::＼￣　　　　同じように焼いていくだけで
　　　　 |: :::.ｌ::.:│　　　　／.: : :／／／　/　　､／ : :::::::::':.　　∨　　)>　_　-=彡.:.:.:.: ／:::::::::::::: ＼
　　　　ﾉ: ::::l:::.:.j.　　　／⌒ヽ:/　/ /　 ,/　　　 `ー=ﾆ;_:::∧ 　 `ｰ　　'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:　'´:::::::::::::::::::::::::: ＞　　　内側のサイズが大体、同じになります」
　　x＜__::_ﾉ::: ﾊ　　／:::::::::::ﾉ/　/ /￣丁⌒＼　　　　 '⌒7:、丶.__／.: ;_:, 　-‐=＜::::::::::tｰ―─―''´
　　　　　￣ﾞヽ＼/::::::::::／:/　/ /::::::::::＼＿__＞､　　　 /:::::;;> _/:.:.／ /::ヽ :::::::::::丶､::::_＼
　　::::::::::::::::::::::::::}/:::::::〃::::/　/ /:::::::::::/＾二／ : : ｀'ー＜ ::::{／/:／￣｀>jﾉ｀ヽ､_::二ﾆ=-￣
　　￣￣￣｀丶､|:::::::/二ﾆﾆ=＝ー‐＜／: : : : : : : : ＼: ::::／:::/'´::: : : /　　　　　　　　　　／＼
　　::::::::::::::::::. : }/:::::/: : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : ＼: : : ｀く:::::::: : : : : : /　　　　　　　　　　／　／＼
　　￣￣¨７´／::／ : : : : : : : : : : : : : : : : Y : : : : : }ヽ、: : ＼ー― : 〈　　　　　　　　　／　／　／.＼
　　　　　　ﾄ､　_＿ノ　. : : : : : : : :,. . -──- ､ : : : : : : : : : :＼
1788 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:04:56 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ: : . 、. : : ￣ : :‐: .、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :_: : : : : : : : _: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ: : : ; : : : : : : :｀ : ｙ: ´: : :｀ヽ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : :/: : : : : ;:、: : : : } : : ;-、: :ﾑ: ミニ=′
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : :_:_{ : : : : /三ミ≧、i;ィ彡::ｌ: : :ﾑ : ＼_
　　　　　　　　　　　　　　／: : : |. l: : : : :/≦＿＿_∨＿_..xl: : : :',ミ: : 彡'′
　　　　　　　　　　　　　｀=ﾆ彡: : : : :ヾl: : : : l::_::_::_::_:::::::::::::_::_::_:ｌ: : : lム￣
　　　　　　　　　　　　　｀=ニ三彡: : : :l : : : l三ミ≧、￣￣,彡ィ.l : : l: : :ミニ=′
　　　　　　　　　　　　　　／: : : /.l: : : :l::::::心　　〃,ィ刈 l: : :l三彡´
　　　　　　　　　　　　　　　,ィ彡 : : : : ﾏl: : : :l辷歹ヾ　　仆::ﾉ ,/ｌ: : ﾑ
　　　　　　　　　　　　　`=ﾆ三彡イ: : : : '; : : l 　　　　　, 　￣ /ﾉｌ: :,'三彡′　　　　　　　「つまりこの木枠は一つですけど
　　　　　　　　　　　　　　　ミ三彡イ : : : ', : :l、　 ._　　_　　.ノヾ::l: ,′
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ彡イﾉ:'; : l ＼　￣　 .イ: : : :}:,′　　　　　　　　　それから作ったレンガを使えば
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〃ゞ',: ﾄ、:::... 　イ::::)ゝ｀ｌ._i,'__r 、=--‐ 、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 |::::ヾ＞≧x 　 l:::|: ﾑ:::l:/:::::::ヾ;:::::::::::/:l　　　　　　全員がこの木枠を持っているのと同じ作業が出来るんです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　刈:::::!i:::::|ミ、| 　ゝl: :ﾑ:∧::::::::::ヾ;::::::::::::l
　　　　　　　　　　　　　　_ _,..:::‐=ー=:":ヾ::::::!i:::::l//ﾑ　　　l: : :ﾑ: :ゝ:::::::::ヾ;:::::::::l　　　　　どうでしょう？　結構、自信作なのですが」
　　　　　　　　　　　　　 l≦::::::::::::::::::::::::::}_:_!i::::::l// ﾑ-、./＼: :ﾑ: : :＼:::::::}i:::::::l
　　　　　　　　　　　　　ゞ:::｀ヽ::::::::::_::_:ノ {::::::::::l////}　　　　＼: ＞、:＞:、:::::l
　　　　　　　　　　　　　人:::::::::ヽ!i:￣:::::::::::::::::::::ゝ、V.ｌ　　　　　＼: : :＞ : .、:::l
　　　　　　　　　　　／:_:::＼:::::::!i::::::｀ヽ:::::::o::::::::::::l//ｌ　　　'.,　　　` ＜: : : : ＞.、
　　　　　　　　　／／　}::::/::::::!i::::｀ヽ::::::::::::::::::::::::l//,'ヽ　　 '.,　　　　ヾ: : : : : ヾ　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　／::::::｀-.´:::/:ﾉﾉ¨:::::::_;;::::::::::j::::::i:::::::l.//: : :＼　 ', 　　　 }: : : ;〉: :}:》　　　　　　　　　　　 |　 …カレン、お前　 |
　　　　　／::::::::::::::::::::::ゝ:::::孑 ´ ヾ:::::::::i:::::::i::::::l / : : : : : ＼　i 、　　 / : : / : ﾉﾉ　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　 .／:::::::::::::::::::::::／:::::＞′　　l:::/::::::::::i::::::l/: :'` : : : : : ::X.　ゝ.._/:_:_::/;.イ/
　　　 .／:::::::::::::::::::::::／:::;:イ　　　　　 l/:::::::::::i:::::::l: : : : : : : : ;:ｲ : ﾑ　./: : /:::::::l l
　　 ,イ::::::::::::::::::::::::イ,:イ´　　　　　　　/::::::::::::i:::::个: :=: -:イ:/: : : : ム/: ／ゞ／:l l
　／::::::::::::::::::::／イ　　　　　　　　　　,':::::::::::::j::::::,'_:::_::_:::_::): : : : : : : i!i: : : : :(::::/l l
.〈::::::::::::::::::::イ:::::::八　　　　　　　 .,':::::::::::::::::::/::＼:::::::::::ヽ : : : : : : i!i: : : : : ¨:|::l l
　`＜::::::::::::::::::／::::::＞:..、　　　　／::::::::::::::::::/:::::::::::ﾏー‐': : : : : : : :i!i: : : : /: :l:::l l
　　　＼::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::.、／:::::::::::::::::::::/:::::::::::::≦:ﾆ:_ : : : : : : : i!i : : / : : l:::l l
　　　　　` ＜:::::::::::::::::::::::::::::::::::＞::.、:::::::::::::/:::::::::::_;ﾉ: ゞ: :_ : -: : : : : i!i:／: : 〃l:::l l
　　　　　　　＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＞:ゞ、::::::／∧ : : ＼: ミ: : : : : :i!i: : : : /: l:::j j
1789 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:06:05 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　,.ｨ' ´ ￣￣￣￣｀`ヽ､　　　　　ヽｰ､
　　　　　　　　　　　　　 f､　 ,ｨ=＝＝＝＝===､ヽ.　　　　　 |::! ヽ.
　　　　　　　　　　　 , . ｲﾄ＼'´.:::::::::＿＿＿__:::::ヾ.，　　　　　|ﾉ.::. ∧
　　　　　　　　　 ,ｨ'´　　∨)［|::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ_,|　　　　／.:::::::. ∧　　　　　　　　　　　　　「それは一度、自分たちでやらせて
　　　　　　　ﾏ......　　人L!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L}　　　／.::::::::::::::. ∧
　　∧　　　　　　ﾏ::::.＿＿__＼､＿_＿_＝　＿_H 　／.:::::::::::::::::::::::.∧　　　　　　　　　　　　　失敗してから覚えさせようと思っていた内容なんじゃが」
　 ,′＼　　　　　 ⌒７'.:iﾞ､`ﾟゝ`¨ﾐﾒ'´`}==三彡メl!／.::::::::::::::::::::::::::::::::.∧
　 | ::::::..ﾞ＼　　　　 `¨}'ヽ　,ｨ;'"ﾐi,'､ﾒﾉ彡≠''彡'´.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.∧　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　/.:::::::::::::::.＼＿＿＿__.〉ヽ,' !'" ,_j,`ﾞｲ彡≠／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ﾄ―――‐　　　　　　　　 |　え…そ、そうだったのですか…！？ |
.//.::::::::::::::::::::::::::::::::::::..　￣￣￣￣￣￣￣.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.,!　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |
'/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ　　　　　　　　　　　　　　　 |　すみません……　　　　　　　　　　 |
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆ　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/,ﾊ:::::::::ヽ:::!:::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.:'::ﾉ::::::::::::ヽ::::
1790 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:11:04 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　ヽ: : : : :,.. : : : : : : : : :./: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　ﾄ､ _＿＿＞: :/ . : : : : : : : : :′: :ミﾐヽ: : : : : : : : : : : : : : : : : : :.＼
　　ヽ .: : : : : : : :/. : : : : : /　三ミヽ彡三ﾐヽ: : : : : : : : ::!: : : : : :ヽ: : : :`ｰ---イ
　　　　＼: : : : ::/: : : : : : / ´ ￣￣￣￣￣｀ヽ: : : : : : : ::!: : : : : : : :＼.:.:.:.:.:.:.∠
　　ヽ _＿＞-イ: : : : : :.:/　　　　　　　　　＿ ..',: : : : : : ::l＼: : : : : : : : ＼:::::／　　　　「隙間自体は後から粘土を突っ込んで埋められますけど…
　　　　　　　 /: : : : : : /,. -‐=＝､ﾆ二二＿ ...,: ',: : : : : :.l　 |.:.:.:.:.: : : : : : :＼
　　　　　　 ././: : : : :.∧ 二ヽ　　　｀¨¨¨ ,＞=そ1: : : : :.l＼|:.:.:.:.:.: : : : : : : : :＼　　　　それだと消費量が多くなりすぎるし
　　　　　　/:/: : : : : /: ﾊ Y心ヽ　　　ｨｲ千rﾃ11: : l:l : ﾄ､:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ.:.::::::::::／
　　　　 /:/1: : : : /l:/: ﾊ.廴ｿ　　　　ヽ弋辷ｿﾉ.:.:.:.l:l::::l　 ):.:.:.:.:.:.: : : ＼￣　　　　　　後で粘土を取りに行くのも大変だなって思って……」
　　　／|/: l: : : :/:.:l: :/ 1, , , , 　　　　　, , , , , l.:.:.://.:.:レ': :.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : ＼
　　　￣|:/ l: : : l: :::l:::l _人　　ヽ　　　　　　　 l.:.://.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : :／
　　　　　 l: : : l: :::l:::l::::ノヽ　　ﾏ￣｀ヽ　u. /::/.::::::::/.:.:.:.ヽ￣￣￣　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　 l: : : l: :::l:::l　　　 l＼　ヽ＿ノ　, ｲ::/.:::/l:/:::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　|　いや、構わん　　　　 |
　　　　　　　＼: l: :::lヽ!　　ノ:: : >　 _,. ィ´　//.:::/ﾆﾆ7⌒ヽ::::::::::＼　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　＼: :l　　　￣　　　「V //.::77／.::::::::〈　　　　￣￣　　　　　　　　　　　　 |　むしろ良く気付いた　 |
　　　　　　　／.::::::ヽl.:::::::::::::`ｰ---1::l//.:::://.:.::::,.　-┴……‐- ､　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　 /.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:://.::://.:, ィ´. :.:.:.::::::::::::::::::::::::::`ヽ
　　　　　/.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::://:::: //::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
1791 ：名無しさん＠狐板：2024/06/15(土) 23:12:28 ID:YLYSnU01: うーんこのSSR人材
雪風の祝福は受けられなかったけど後で色々良い影響が出てきそう
1792 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:15:19 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　／　　　　 ,ｨ' _ rv')ヽ､_＿,.-‐ｨ､
　　　　　　　　　／　　　　〈ﾄ､|V'ヽ／　　　〃::i|
　　　　　　　　／　　　　　　　 ∨　／　,_,.=≠'.::ノ′　　　　　　　（他も決して物覚えが悪い訳じゃありゃせん
　　　　　　／　　　　　　　 ∨_,ｨﾒ'ヘ､_,ﾉ〉'´
　　　　　　i　　　　　　　　　　／´､､_" -=ォﾞ､ヽ､　　　　　　　　　　１０を教えれば、７か８くらいはモノにする優秀な連中じゃ
　　　　　　l　　　　　　　,.､／彡　 ,〃/ ｀ｰ'　:;j:::.ヽ
　　　　ヽ　　　／ ,イヘ＼;ﾐ　ヽ　i:::..　　 ,ゝ‐ノ　　　　　　　　　じゃが、カレンはこちらで教えた以上のモノを理解し
　　　　　　　ヽ　　／;;;;ヽ［｀)　　ヽ.　ヽ:::　 '　 ,_>
　　　　　　　ヽ‐';;;;;;;;;;;;;;ヽ-＿＿　ヽ､､ヽ　,／,= 〉　　　　　　　　先や周りを見て、その対策を打ち出してくる……）
　／￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　ｉ::.＼　ヽ､.　　　　＼―――､
　i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 　　　 |::::.　|::..　ゝ､__　＿丿　　　 |!ｉ
　|::::::::::::::::::::::::::::::::::　　　　　　 |::::::. |':::::｀ー'´／　　:: 　　 |::l
　|::::::::::::::::::::::　　　　　　　 |::::::: |:::::::::::::/:. 　　 :: 　　 | :|
　|:::::::::::::::::::　　　　　　　　　　　|::.　ヽ::::::'　ｉ::::..　　 :　　　 ! .＼
　|::::::::::::::::　　　　　　　　　　 |:::::::..　＼＿|:::::::..　　:::..　　ヽ::.. ＼
1793 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:19:50 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞─────　､　　　　　　　　　　（
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞　´､　 ∧　　　　　＼　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　∧　∨　∧　　　　　　＼　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　／　　∨　∧　∨　∧＿＿＿＿　　　}　　　　　　　　 .}
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 ∨／￣￣´　　　　　　　 ∨　∧　　　　　　　　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　／　ｒマ　 }ｉ　 }ｉ＼}ｉ　}ｉ三　∨　∧　　　　／
　　　　　　　　　　　 /　　　　　／ {ﾄ､　V＾ヽ｀＿＿＿＿＿＿}　　　ｉ　　　 .／
　　　　　　　　　　　　/　　　　／　ﾄ､ V´　／´　　　　　　　　　｀￣　　}　　（　　　　　　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　 |　　　〈　「∨　〉　／　　　　　　　　　　　　　　／::ｉ ⌒ヽ＼　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　 {　　　 ∧　〈　／　　／´￣￣￣＞笊⌒フ７＾ヽ.{ {⌒　}　＼　　　　　　　　／　￣￣´
　　　　　　　　　　　 ∨　　　∧ 　ｲ　　／　　　　　≧´─ ン´＜　　　　　 |　　　）　　　　　 /　　　　　　　　　　　（後は炉が出来てから次第じゃな
　　　　　　　　　　 ∨　　　∧/　／≧=≦ー　　ｉ　　　　　　 /　ノノ￣У 　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　 ∨　　／　／イﾌ／　　　＼　{　　　　　　　　 /　 ∨　　/　　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　炎を怖がらんが…やはり女では
　　　　　　　　　　　　　　」＿厶イ　｀￣ }　　　　　　ヽ　/⌒＞─=ミ {　　　}　 /　　　　　　／￣＼
　　　　　　　　　　　＞　{⌒ヽ　〉　./: : /　　　　　｀￣=´=　｀ー　⌒ヽ　　厶イ　　＿＿／　　　　　＼　　　　　　　　　体力勝負になる鍛冶仕事で不利なのは否めん
　　　　　　　＞　´　　 {　　 ∧ ノ: : /　　　／＞　´＿／´￣}ユ≧イ⌒{　⌒Y　/　　　　　　　　　　　＼
　　　　　／　　　　　　　フ　　∧: :Y､　　 /／　／＼　冫─=≦{　{ {　　ゝ　ノ／￣＼　　　　　　　　　　＼　　　　　　 …もし、そこで脱落するようなら
　　　 .／　　　　　　　　　＼＿人: : :ヽ　/　 .∧_／￣＞　⌒厂＞─=≦ﾌ　　　　　　＼　　　　　　　　　　ヽ
　　／　　　　　　　　　　　　／./: : ∧: : } {　 /＿＞┬=彡´￣￣´　　 /∨　　　/　　　　＼　　　　　　　　　　∨　　　儂から京太郎に話をあげるか）
_／　　　　　　　　　　　　／　/: : : : ∧/　ヽ {＿}_／´／´￣　　　 ./　/　　　{　　　　　　　＼　　　　　　　　　∨
　　　　　　　　　 /　 ./: : : : : : { ＼　　､＿　　　　　ノ　｀ー─　ノ　　　//人　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　 /　 ./: : : : : : ⌒　　＞　＼￣￣￣　＞──=≦　　 /　{ 乂＼　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　 / 　 ′: : : : : : {　　　　　￣＼＿／　　　　　　　　　{ / ミY　　　　　　　　　＼　　　　　　　　＼
　　　　　　　　 .／　　ｉ: : : : : : : :人　　　　　　　　　　　　　　　　　 |{　　人　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　／　　　　{: : : : : ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　八／　　＼　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　／　　　　 .∨: : : {　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　　　　　　）　　　　　　　　　　　　ｉ
　　　 .＿／　　　　　　　　∨⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　／　　　　　　　　　　　　＼
1794 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:22:34 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{::::::::: ＼／.:.:　　　..:.:.:.／ミヽ.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.　　　:.ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈＼:::: ／.:.:.　　 ..:.:.:／‐==-xﾍ.:.:.:.:／三＼　　　:.:ヽ
　　　　　 f⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　 _＞'´:.:.:　　 ..:.:.:.:.／＝＝＝＝=z≦三:::=ﾐﾊ　　 :.:.:.:}
　　　, - ､{: : : :' 　　　　　　ー= :.:.:ﾆ二＞'´:.:.　　-‐‥'´:.:∠-‐=ﾆ _　＿＿＿ : : :`＜ミ|　　 .:.:. ﾄ、
　　 {: : :.ヾ: : : l　　　　　　　　_＞':"´.:.:.:.:.:　＿_　　 -= ｲ ,ｨ==-ミ　ヽ　　　　｀丶、:.:ヾ|　　:.:.:.:.j:::ヽ
　　　ヽ: : :.:';. : :|　　　　　　　'´.:.:　-=ﾆ二二／::::::::::: /:::l {{　,__汽ヾ　　　 '´￣ヽ＼:.:j　　:.:.:.:,'.:.__;ゝ　　　 ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .
　　　　'. : :. |: :│　　　　 /::.／　　　＼／:::::::::::::／/^|　､弋:::ソ　　　　　　z=-ミ　∨　 .:.:.:∧::.＼　　 : :　　この才能を一村人で終わらせるのは惜しい　　　　　　　　　　 : : .
.　　　 l: :::. |:: :.l 　　　 /／　　　　ー=彡::::::::::::／:: 〈〈| 　￣　　 /　　　ｲ_,汽　}} /　 .:.:.:/::::ﾍ￣　　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : .
.　　　　|: :::.:|:: :.|　　　　　　　　　　　／::::::::::x＜＿::::::ﾍ_|　　　　　　} 　　弋::ソ〃′.:.:.:./::::::.:.:.＼　　 : :　　今後の成長においてもその立場に箔をつける意味でも　　　　 : : .
　　　 |: ::: |:: :.|　　　　　　 _＿__,∠rァ广厂＼_＿;／::∧　　 r=z- ､　　　　￣／.:.:.:.:.:./:::::::＼￣　　　 : :　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 : : .
　　　　 |: :::.ｌ::.:│　　　　／.: : :／／／　/　　､／ : :::::::::':.　　∨　　)>　_　-=彡.:.:.:.: ／:::::::::::::: ＼　　　: :　　アビゲイルと同じく、あの会議に出席させてやるべきじゃろう　 : : .
　　　　ﾉ: ::::l:::.:.j.　　　／⌒ヽ:/　/ /　 ,/　　　 `ー=ﾆ;_:::∧ 　 `ｰ　　'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:　'´:::::::::::::::::::::::::: ＞　 : ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: :
　　x＜__::_ﾉ::: ﾊ　　／:::::::::::ﾉ/　/ /￣丁⌒＼　　　　 '⌒7:、丶.__／.: ;_:, 　-‐=＜::::::::::tｰ―─―''´
　　　　　￣ﾞヽ＼/::::::::::／:/　/ /::::::::::＼＿__＞､　　　 /:::::;;> _/:.:.／ /::ヽ :::::::::::丶､::::_＼
　　::::::::::::::::::::::::::}/:::::::〃::::/　/ /:::::::::::/＾二／ : : ｀'ー＜ ::::{／/:／￣｀>jﾉ｀ヽ､_::二ﾆ=-￣
　　￣￣￣｀丶､|:::::::/二ﾆﾆ=＝ー‐＜／: : : : : : : : ＼: ::::／:::/'´::: : : /　　　　　　　　　　／＼
　　::::::::::::::::::. : }/:::::/: : : : : : : : : : : : : :＼: : : : : ＼: : : ｀く:::::::: : : : : : /　　　　　　　　　　／　／＼
　　￣￣¨７´／::／ : : : : : : : : : : : : : : : : Y : : : : : }ヽ、: : ＼ー― : 〈　　　　　　　　　／　／　／.＼
　　　　　　ﾄ､　_＿ノ　. : : : : : : : :,. . -──- ､ : : : : : : : : : :＼
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
　――　結論から言えば、サカズキのその心配は杞憂に終わった
1795 ：名無しさん＠狐板：2024/06/15(土) 23:23:37 ID:YLYSnU01: 杞憂じゃったか…
鍛冶関連はこの子中心で進められそうかな
1796 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:27:20 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,.ィ: : . 、. : : ￣ : :‐: .、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : : :_: : : : : : : : _: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｲ: : : ; : : : : : : :｀ : ｙ: ´: : :｀ヽ:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : :/: : : : : ;:、: : : : } : : ;-、: :ﾑ: ミニ=′
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : :_:_{ : : : : /三ミ≧、i;ィ彡::ｌ: : :ﾑ : ＼_
　　　　　　　　　　　　　　／: : : |. l: : : : :/≦＿＿_∨＿_..xl: : : :',ミ: : 彡'′
　　　　　　　　　　　　　｀=ﾆ彡: : : : :ヾl: : : : l::_::_::_::_:::::::::::::_::_::_:ｌ: : : lム￣
　　　　　　　　　　　　　｀=ニ三彡: : : :l : : : l三ミ≧、￣￣,彡ィ.l : : l: : :ミニ=′
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サカズキをして、『１を知り、２を返す天才』と言わしめたカレンは鍛冶の方も抜群の才能を持っていた

火の温度を見る目、鉱石の叩き方、熱の操り方

サカズキが不利と見ていた体力分野でも男にも負けない結果を残し、周りの男達に舌を巻かせて見せたのである
1797 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:33:59 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　＿　　　　　　　　　　 ,
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　　　　　　　｀¨¨¨´_,才.:.:ﾊ'代zｊ　　 /弋zZ}!.:.iﾚ'.:.:.:｀ヽ､＿
　　　　　　 ,. -<∠斗!.:.:}ム ¨´　　　￣´ｌ.:.:j'′ｬｰ-―イ´
　　　　　　く｀¨ｰ匕¨'';.:.:{斗ゝ、′_＿, 　才:.;ｲ:ミーゝ
　　　　　　斗七>孑ｰ､';.:.ｌ　,ｨ´:.ヽ、¨　.ィ'´}:.;ｲ:::〉
　　　　　　,'::/ 　　　　ﾑ:ト';:::::::::::::才　,._jﾑゞｲ,′
　　　　　 l::j ;'　　ﾉﾆ=ﾗ´寸　｀;:才´　j　,什/　　ト､
　　　　　 {;i　　　,′::/　　ﾞi!　 }入　 '´　}〃　／　ｊ｀ヽ､
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　　　　 {'　　ﾑ:::/　,.斗‐;斗´　　　　 j　　／　　　　　　}
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　　　 { 　　　 }　入ミｰ '　　ヽ.ｲ　　　　　　　　/.!　　　 !
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サカズキが直々に弟子として受け入れた、と言うだけではない

実力と発想力の分野でも、周りから一目も二目も置かれるようになる

サカズキが立ち上げた鍛冶チームは、カレンを中心として纏まり

この１年で【1D10:7】を作るところまで到達した

【1D10:2】
①②③鉄器
④⑤⑥青銅器
⑦⑧⑨銅器
⑩熱烈歓迎
1798 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:40:12 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　i　　　　 /
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銅器の登場　――　それは彼らの作る炉の温度が1000度を超えた事を意味する

サカズキと言う師がいたとは言え、炉のなかった生活から一気にそこまでの高温炉を作れるようになったのは

カレンのみならず、他のメンバーも優秀だったからに他ならない
1799 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:43:55 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「!　, ｸ
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無論、まだ銅器が出来たばかりで本格的に普及してはいないが

が、強い耐食性と抗菌性を持つ銅が、彼らの生活をより良くしていくのは誰の目から見ても明らかだった

ある意味、何処よりも村の期待を集める鍛冶班はその年の最終成果物として【1D10:5】

①②③銅の剣をサカズキに捧げ、祝福を貰った
④⑤⑥銅の剣をサカズキに捧げた
⑦⑧⑨銅の食器を京太郎に捧げた
⑩熱烈歓迎
1800 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:47:09 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,--､
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　　　　　　　　　　　　 /〃ｲi!」ﾄ!　 ┻┻━　'`ﾄ､!l!i.〉
　　　　　　　　　〈/l」､iﾊ!/ i　　ヽ〃　"' l!|`7i
　　　　　　　　　　／,' ﾉ'　//　.!　三l三　　〃!/,.|
　　　　　　　　　　　 /',' /　／/' i　.!　千‐十`　ﾉ'i!!/∧
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　　　　　　　　　　,'／ノ'　 ,'ﾐ/ .! .!　.!`′　　,'　//　 .!|
　　　　　　　　　／　ﾒ　　/､'　.!　.!　.!i!!　　," ./'′　| !
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サカズキにとって何より一番の武器は鍛え上げた己の肉体

人間が打った銅器など使い物にはならない

しかし、サカズキは弟子達が捧げた銅の剣を常に身につけていたと言う
1801 ：名無しさん＠狐板：2024/06/15(土) 23:47:42 ID:zSuH2DIe: サカズキらしい
1802 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:51:12 ID:ehjMCnPn: .　　　　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼
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後進の育成と言う意味では、ジュセリノも同じように目を見張る結果となった
1803 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:54:19 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　 _　＜i:i:i:i:i::i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i/　 (　ノ　へ　|
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正直なところ、ジュセリノには一年で成果を出すつもりなどはなかった

神通力は天上の神々でさえ解明しきれていない鬼族の秘法である

幾ら自然から生まれた土着神や、天才と呼ぶに相応しい人間であっても

簡単にモノに出来るはずがない、と言う一種の自負があった
1804 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/15(土) 23:59:00 ID:ehjMCnPn: 　　　　　　　　　　　　　　　　／￣￣￣￣￣￣￣￣＼
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無論、心から従属し、ただ一つの愛を捧げる男神の頼みだ

京太郎にオシオキされるのは好きだが、それ以上に褒められるのが好きなジュセリノに手を抜くつもりはない

ただ、それでも数年、下手をすれば十年以上かかると言うのが最初の見通しだった
1805 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:03:19 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　 |!:!:!---------　　、　　／ZZ／
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だが、そんな予想はあっという間に覆された

ラ・ピュセルは【1D6:1】ヶ月、アビゲイルの方は【1D6:4】ヶ月で軽い念動力を見せ始めたのである

それは神通力にとって基礎の基礎ではあるが、自然を操る感覚を身につけた二人は

そこから急激に成長していった
1806 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:07:44 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／'
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相性もあったのか、たった一年で神通力の世界へと入門したラ・ピュセルは

【1D10:6】-1（ジュセリノ補正）
①②③五行操作に変化の権能を組み合わせた
④⑤⑥五行操作を身につけた
⑦⑧⑨風を利用した移動を身につけた
⑩熱烈歓迎
1807 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:10:39 ID:sImp8eZK: 　　　　__j[__　　　　　　　　　　　 ‘|ｉ　　　　　　　　　 ,ｉ|　　　　　　　　　　 i
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　　　　 j　　　　 i{／__,.ィ∥/￤i}h､　 ‐- ‐　((∥ ,.ｲﾍｉ　}i　　　　　　　　　　人
　　　　　ノ乂　　　　辷彡 ⌒∨ 川ﾘ-<}=- 　 гノ／∥ノ} ∥　　　　　　　　　 Y
　　　　｀Y´　　　　 ∥ 　　 /＾ｰﾉ八＼ (ノ冖｢´ /　 /´　j,.″　　　　　　〈〉
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　　　　　　　　　　　i 　　／　｛'´ﾉ､＼／　　　＼}/ｲ{ノ;´　＼　　　　｀ヽ〃
　　　　　　　 ‐┼,､ヽ｀　　 j^ﾌ ,.　-‐=＝＝=〃ｲ､　{　　　　゜　.,,人　＂
　　　　　　　　　　　{　　　,. 、ノ１´{　　　　:.､ ,: ´ Y^ヽ/ ､　　, .,,　　｀Y´
.　　　　　　　　 })h､,ｨi{ﾆア▽　ﾟ:,　　　　 ′　｀ヽ)､　`､/ニ心,ｨｉ｢i{
　　　　　　　　　　 {ニニｱ_,.ィ,ﾞ　　＼､丶` ‐- ／　乂:,　ｷ二二二ﾆ}
　　　　　　　　　乂こ二ﾆﾆ{　　,ｨi{_'゛　,. -‐- .,,_>}h、ﾉ　か㌍=ミ_ノ
　　　　　　　　　　 ,　 ´ /7ﾍ八／{'⌒) ７ ,. ―- .,_｢}h､　.,_'^〕 ^ﾍ＼`　.,
　　　　　　　　く　　,.､rｾだﾆ‐,ｨ≫ー^ ﾍ辷ノ＜.,,. ノ､ﾆ=-　.,_=- ,_　,.｀ヽ
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　　　　　　　 ∥アニニﾆ,ｨi{,:ﾍ　/ ,'　√「￣{ﾆ　 ',　　,ﾞ＼}h､‐=ﾆﾆ心ﾟ,__)
　　　　　　　　　{{/ニ=‐,.ィ(ア　〉　　 √j| ＜{ﾆ　　,　〈　　＼ )ｈ､辷ラ }
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　　　　　　　　　　　　 ,ｨi{　{　　　ｉΓ_]ニニ|こ〔　　　 }　}h、
　　　　　　　　　　 ,心ヘ､＼　　j {二|__,.,__「ﾆ｛　　　ノ., ヘム
　　　　　　　　　　　　,:⌒ヽ ∥¨¨¨¨¨¨~~ア j `､¨¨¨¨¨¨¨¨ｱ　√_-_
　　　　　　　　 /ニﾆﾆ/ﾍ　.,_　　　　`､Т､`　　　 _,.//ﾍ｛こﾆム
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木・火・土・金・水　――　自然の力を５つに分類した五行の操作

ラ・ピュセルが得意としたのは

木適正【1D10:7】
火適正【1D10:6】
土適正【1D10:2】
金適正【1D10:1】
水適正【1D10:3】
1808 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:15:41 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　〈'，　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |///|
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風を操作し、何も無いところから火を起こす

奇しくも鍛冶の開始によって需要が上がった二つに適性を示すラ・ピュセルは【1D10:9】

①②③国母としての尊敬と信仰を集め、本人にも自覚が生まれつつあった
④⑤⑥徐々に国母としての尊敬と信仰を集め始めた
⑦⑧⑨相変わらず京太郎のオマケとして認識されていた
⑩熱烈歓迎
1809 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:19:38 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　ﾍ:i:i:i:i:i∨　　　　　　　　 _,,,｡=‐'' “ ''''''''''ｰi:i:i:i:i:i 、
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自然の力を引き出せるようになり、ラ・ピュセルは強くはなった

戦士団が囲んで殴り倒す魔物でさえ、今のラ・ピュセルなら単独で倒せるだろう

だが、そんな実力を発揮する機会は平和な村では訪れず

また拉致るように始まる日々の訓練の事もあり、村人達の生活にも深くは関われない

結果、ラ・ピュセルは相変わらず、単独で信仰を集めるレベルには至れてはいなかった
1810 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:23:48 ID:sImp8eZK: ＿-==ﾆ=-､＿
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二二ﾆ=　イ::::::::::::::|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ「｀ヽ{ ∧ )／＿　　　　　　　{ ＼_ハ＿　　　　　　　　／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
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　　　　　　　　　 ::::::∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:| /　.: 斥ぅ㍉　　　 _ｘｆ=ｧ∨ 　 :.　　　 /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　 ∨:::∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ :/　/　弋;;ソ　　　　ﾋ;ｿ　∧　　 :._ - ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　　　　　　　∨:::∨ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ:/　.::: __　¨¨　　　｀　 ¨´ /:::::＼　　:.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ=-
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そして、ある意味、ラ・ピュセルよりもジュセリノを驚かせたアビゲイルは

【1D10:7】-1（ジュセリノ補正）
①②③五行操作…と思ったら、まったく別の力を身につけていた
④⑤⑥五行操作を身につけた
⑦⑧⑨風を利用した移動を身につけた
⑩熱烈歓迎
1811 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:25:34 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　 ,､rｾ7ﾌ刀刀ﾌ7ｧ｡､、
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　 └-彡']|/,. '汽冬　　　　气芫ｋ　　ｷ辷彡'/ﾉ　 ∨
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　 _,,.､rｾだ＝=i{'///〉　`寸"~'///////うぅo｡'"~)>〈'/}　　'/,　〔
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ラ・ピュセルからおおよそ三ヶ月遅れたとは言え

脅威の速度で五行の操作を習得したアビゲイルが得意としているのは

木適正【1D10:6】
火適正【1D10:3】
土適正【1D10:3】
金適正【1D10:7】
水適正【1D10:1】
1812 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:30:05 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,,,.....,,,,__
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　　　　　　　　　　　　　 .､rｾだ　　　　　　　　　　　ミメ､、
.　　　　　　　　ｘf〔　　　ｬﾔ　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　　　 ,ふｰ=ﾐﾒ､(　 /ー‐┐~~~"''～ .,　　　　　　 `､
.　　　　　　　 , ﾞγﾍ　__火j,｣　　　j　　　　　 ,.ヘ　　. ヘ./,
　　　　　　　ん j　　∨{ ＞┐夊,,ノ　　　　　　　,′ 　Y　　∨,
　　　　　　__,,; ｰくj.,,__,,.ィ´　　ﾟ,　　　/ ､　　　　　.{　　　{i 　　 i/,
　　　　　　廴.:芥--= 介　　｀.　 /　　＼　　　 ,＾;　　ﾉj)'"~~~"'～
　　　　　　_,,入,,.|　　'ﾞ　圦,,,___,,,.ゝﾞ　　　　,　　}　 _,,ﾊ　　　　 ,,ノ
　　　　　く　　　)h､. 　！　　　 ,′　　　　"~￣~~"''　/,　　厂　〈_,,.
　　　　　爻｢　寸h､,ノｰ=ァ､+''"~　　　　　 __ ':,　　　从 ./　i　　ノ
　　　　　　　j{　　厂　　　/　　′　　　　　　　　/, '.　　　 | 　l/⌒
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　　　　　　 ,′ {　ⅲ　l　ｱ゛､　トｘ..,, 丁丈 j　　 l　　ト－┐
　　　　　　　　/　;,沙ﾞi}ﾘ　;⌒)j,,..У＾寸ﾘハ /,〉　　l　　 l　　ﾉｰ┐
　　　　　 /　.:ﾞ((　〉 l　;=ミ､.,,/,　　や〈｢ミ{　　 .!　　 ;　 ,:伝イﾉ
　　　　　　 /　 ,′ ,:ﾞ　l　; 　〉人;　　〈 .ノj{　/ ,.､r1　　∧,:ﾞ　 /,ｲ>
.　　　　　 /　 / 　た .. ！　{「 `寸＝彡'ﾉ八;ﾞＹ⌒ |　 ,〈　))　　 }'ﾞ
　　　　 / .　　　　i　 .　 ’＼j　　 }iγ⌒ヽ_」Ｌ二Ｌ」γ⌒ﾏﾍ､.,,,ﾉi:,
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木と金

ラ・ピュセルの方はその力を村の発展には活かせなかったが

【1D10:8】
①②③アビゲイルは貪欲で、鍛冶も吸収しようとしていた
④⑤⑥銅器の生成成功にはアビゲイルの力もあった
⑦⑧⑨アビゲイルもまた同じだった
⑩熱烈歓迎
1813 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:33:07 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　ﾟ　　　　　｡　　　　　　о　　　　　　　　　:　　　　　　　　　　　　　　ο
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たった一年で目に見えるだけの成果を出したジュセリノの訓練はそれだけ過酷だったのである

一人と一柱は、訓練が終わったら余力も残らないような一年をどうにかやり通した……
1814 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:36:43 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　 __人∧／{人_
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..ﾍ　　　＿）　 }{ {__}　}＿　　　　　　　ﾞｿ　／´ .ｨ {ヽu)　ヽ　ヽ`ヽ　　　( ＿..　　　　`　￣　　　く＿___.　ヽ__　 __
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尚、ラ・ピュセル達が神通力を習得したという報告に京太郎は大層、喜び

ご褒美として抱かれるジュセリノの嬌声は、【1D7:4】日間もの間、止む事がなかったと言う
1815 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:37:09 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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1816 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:38:35 ID:sImp8eZK: ｢≧s｡: : . . . ~''＜三三三三//三三/:: : :/三三三㌻　 ∧: : :V/s｡.,_　　　　　　　　　　__,、イ. . . .　 |／／／／.:.:.:.:.:.:.:.:
三三/≧s｡: : : . .~''＜ﾆ三://三三/:: : :/三ニ- ﾟ　　,ｨ(ﾆ∧: : 〈｀'＜三二ﾆ=-‐… ''＂ }i:i:ｉ:|. . . .　.く／／／＼:.:.:.:.:.:.:／
-三/三三三〕iト : : :.::~''＜/三三厶=- `｀　　　／三Ｖ. .∧: : 〈_　-=ﾆ”　. : ::_,.ﾆ=-‐イi:ｉ:ｉ:|. . .　　く／／.:.:.:.:.:.＼:／i 川
-=/三三三ﾆ|i:i:|＾'弌""~~~￣　　　　　　　　　／∨二=-=ﾆ"”. :_ ﾆ=-　'' ＂　<＼((　 |i:i:i:i:|. . ﾉ　く／.:.:.:.:..:.:.:／川川川
-　_~ -=ニニ|i:i:|三|: 丶､　　　　　　　　　 ,. イﾆ ”. :.:_,.ﾆ=ｧﾆ込ﾉ＼三≧=‐----＼＼_|__ｉ:ｉ:|. .{. .　 ∧.:.:.:.:.:.／川川川 '＂
三三7^|⌒ヽ,|i:i:|三|: : :　丶､　　　　_､‐''゛_,.ﾆｱ.:.／::|＼./／／＼＼三三三三/|:＼＿ﾉi:i|. .}. .　/:∧.:.／川川 '＂
''＜ﾆ|. .|.: .: .:|___|ﾆハ: : : 　　｀Ｔ＾'く_-＜三ｱ.:／＼|: : :|:／　　　＼＼三三‐/ :|: 　 |i:i:i:i:|. .ｉ. .　{i:i:∧川川'＂
川川|. .|.: .: .:|三三ﾆ}: : :.　　　　|i:i:i:|≧s｡／∠二０ﾆ|: : :|＼|i|二二二＼＼ニ/.:.::|: 　 |i:i:i:i:| . . . . {i:i:i:∧＂
川川|. .|.: .: .:|〕iト㌣/: : : 　　　 |i:i:i:|ニ／／`'＜ﾆ三|: : :|＼|i|＼| | | | | |＼ ∨ : /|: 　 |i:i:i:iﾉ. ..　　{∨:i:∧
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ﾆ=-　 _二~.___||====||-=二¨＿_i|i:i:|- ¨: : : : : : : : : : : : : : : : ::. .　 |_|_|￣￣j_j＿}: : : ｀ |i:(_ ｀` =ﾆ_　　　￣　‐-　_
　　ｒく＿＿__>＜___||-‐　"~ ,ノi|￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :丶､　　｀丶､　　　　　　 ~"
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　　　/　 /　　　 |　ﾊ　　　 |　 |　i　､　ヽ　＼　　　　　＼_
.　　 i　 /　　　　 |　 | | 　　　 |　 |　|､　i　ﾞ､　､＼＿　　　　 _＞
　　 |　 i　　 | i　 |　 | | 　　　 |　ﾊﾊ　_i!_　i 　＼　ヽ｀￣￣
　　 |　 |　　 |+--|､_|! |　　　|　i! ,/.ｨ'|"i´ ﾊ　 |　i　ヾ､ヽ
　　 |　 |　　 |.|ヽ |､_|王!ｰ　 |./i .;"´/=､!/　|　!　|　　＼､i　　　　　人
.　　 !. r| 　 i.|､!,,ｨ'":::._iﾐi!　　|/ /彳:::: r:!ヽ,| ,ｲ　| ､_　　＼　　　　｀Ｙ´
.　　 | |＾!.　 N 《 _､o;;;;i_ 丶､/ /　┴゜‐'"´ !ｲ | λ　i｀ー--ヽ
　　 ! | i､i､ﾞ､　｀￣￣　　ﾒ(　　　　　　 /＾|ｲ　`､|
　　ﾉi ＼ヾi:.､､　　　　　　　　 i!　　　　　 i　ﾉﾘ　　｀　　　　　　　「　――　と言う訳で、ラ・ピュセルとアビゲイルが
　　　 |　ヽ__i　　　　　　　　　　　　　　 |ｲ|/
　　　ヽ i､　　i　　　　＿＿＿＿...., 　　 |/　　　　　　　　　　神通力を習得した記念パーティをやろうと思う！！！」
　　　ヽ!､　 i＼　　　｀ー-- ―'´　　／､!
　　　　　　 i　!i ､＼　　　　￣´　　／!/　　　　　人
　　　　　 |ハ,i､! ､＼　　　　／ ./.|　　　　　｀Ｙ´
　　　　　　　　ﾄ､!　ﾞ､　｀ｰ---'′ /|V
1817 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:40:01 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　|　　　　　i!　　　＿＿＿|:.|＿|:.|＿＿＿　　/　　　　|
　　　　　　　　|　　　　f‐￣￣　∧　「￣)） ||　__　__　__￣ﾞｉ　　　 {
　　　　　　／{.　　　 | .|ﾄ､,ｲ!./=ﾍ.　|i￣ﾍ .!!　|ﾄ､ || ||￣l! |　　　　}＼
　　　　／　ｉ'　　　　| .||｀´||/　ﾍ　|| 　ﾍ.!l　|l＼|| ||＝l! |　　　ｲ::::::＼
　　　／　　 {､　｀ヾ...| .||　 ||　_，―＝￣＝―，､ ¨.||＿i! |　　　,ﾒ:::::　　＼　　　　　　　　「落ち着かんか　このバカ息子が
　　／　　　　_|ﾐヽ.　　,!-‐ ￣´　　　　　三=_　　　｀ヽ､＿_.! 　／l!-､::　　　＼
..／　　　 /ﾊヾミﾄ､´　　　　　　,.ｨ=＝＝=､　　　　　　｀ヽ,／彡!´` i:. 　　　＼　　　　　確かにそれは喜ばしい事じゃが
´　　　　　　{ ゝﾞj |ﾐ､＼＿__,ｨ＜､__ヽﾞ:::::::!".::｀＞，､＿__／,," iﾐi{-= ,}::.　　　　　　＼
　　　　　 .:∨（〉|ﾐ　冫,ﾞ‐==ｪｪ=ｧヾノ,:::::ﾄ､_ノ-==ｪｪ==‐､＜　ﾐヽ:;//::::::.　　　　　　　　それよりも先にするべき事があるじゃろ」
　　　　　　.::::ﾍ､>ﾐヽ､' ｀ヽ､......::::::-"`､:::::}::::ﾞ`ヾ､::........,. '"｀ ,..,ﾐノ'／.::::::::::.
　　　　　 .::::::::∧`}　`ﾞi|　　　￣　　　　l::::|:"　　　｀￣　　 /ｲ ,_／.:＼::::::::::::.
　　　　　.:::::::/":::`ﾍ　　!　　　　　__,ｨ　 l:::l　ヽ､　　　　　 ,'",　{::::::::　ﾞ＼::::::::.
　　　　 .::::::/　 ::::::::l! ヽ ! 　 , -‐'　｀ヽ＿, '´ ′ヽ､　　 ,' /　,':::::::　　　 ,＼::::.
　　　　.:::::/　　 ::::::::|　ヽl　/ 　_,ｨ-====-====-､__ ｀ヽ !,′/.::::::　　　　＼:.
　　　 .::::/　　　　:::::.＼ヽ L {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} j'/／.:::::::　　　　＿＿＼
　　　.:::/　　　　　 ::::::::.＼ﾞ　　　､　　　　　 ,　　 /ｲ.:::::::::　　　メ:. :. :. :.`､＼
1818 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:41:46 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ｨ亠亠､＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/i´_.ゞ===､､｀ヽy
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |,ｨ=＜_,::::､_＞=､}　　　　　　　　　　　　　　　　「そう、ついに人間の歴史に銅器が登場したんじゃ
　　　　　　　　　　　　_　　　　　　 _」f､'`,ﾟ_, ji_､ﾟ='ﾞ_,It_　　　　＿＿
　　　　　　　　　 /ﾊ￣｀ヽ､　　〈ゞﾞ`! /,====､}/'ﾞ'ﾒ〉　　／　　ﾊ∨　　　　　　　まずはそれを祝う祭りでもするべきじゃろ
.　　　　　　　　 /.:::::i　　　　｀ヽ､__｀jﾞ､i　,ﾆ二ﾆ '/,ｲ'′_／　　　 i::::.∨
　　　　　　　　 /.::::::::l　　　　 .:::::::::７　iヽ､'_＿__／!ﾞﾏ´:::.. 　　　ｌ::::::.∨　　　　　　この国にとって間違いなく歴史的快挙じゃぞ」
.　　　　　　　 /.:::::::::::l　　　　.:::::::::/,'　 l!　｀ヽ////!∧:::::::::　　　　l:::::::::.∨
　　　　　　　 /.::::::::::::::l　　 .::::::／ｲ"　ﾉ i!　　 '///　 /ﾒ¨ﾊ､:..　　ｌ:::::::::::.∨
.　　　　　　 /＿＿＿_|　 .::::／=ﾒﾊ.../.:､ i!　　 //　　.;:ｨﾉ:: ::ﾊ､:..　 |:::::::::::::. ＼
　　　　＿＿__.....＞､.　￣.／;ゝ:: ',::ﾊﾆﾆーゝ､.../ノﾆﾆ;:/ﾊ;:: ﾒ;ﾊ＼ .ー――ｧ´＿＿＿__
―''''''´　__,,,,...〉ﾆﾆﾆ|.　／ｧ―――‐ｧ､ﾞﾞﾞﾞ`　 `　'''"´'/ｨ―――､-ヽ　　　　i三--､＿＿｀ｰ
――二---ﾃ'´　　 !　／――ｧ.:／｡ﾟ::＼　　.:.　　／ﾟ｡＼――壬､メ､　　　|　｀ｉTY､＿_ ￣
ﾃチ//.:/,' //　　　 /／.:.:.:.:.:.＜.:.:ー--､__::ヽ :}{:.／::__,ｨ―`.:.ノメｰくヾﾊﾞ>　 | 　 l:| !:: | i!:iTT
.://'/.:/,' //◯　 .／.:.:.◯:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.ヽヽ!:!!'ｨ'／.:.:.:.:.:.:.ノ〉:く厄:;＞〕ﾄ;＼ヽ　 i!.|:: .l | |.! !
',/.:,'.:/ｲ//　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.ヽ|/／.:.:.:.:.:.／.:.ヾ;ヽｰ=メ/.ｨ/:.:.:.＼　| :!:　| ! i!!.!
/./､/ｰ'¨ 　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､／.:.:.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.｀ヽ二厶'´:.:.:.:.:.:.:.＼｀¨ヾ!」 l! !
1819 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:45:17 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿_/:/　　　| :|
　　　　　　　　　　　　　　　　　／´: : :/:/ｰ''ク､ | :|¨: .､
　　　　　　　　　　　　〈二｀～､、／: : : : : : ´￣｀＼ヽ |: : : :＼
　　　　　　　　　　　　 |　ヽ__ /: : : :´ ￣｀＼: : : :＼〉 : : : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　ｌ _／／|: : : : : : |＼＿＼: : : :＼: : : : : : ∨
　　　　　　　　　　　　彡､/: /|: : : : : : |／＼: : : ヽ : : : ヽ : : : : : !
　　　　　　　　　　　　 /: / ,|: : : : : :/ , ｨ≠ミ : : |: : : : :|: : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|　|ﾍ : : ／イ　rうリヽ: :|: : : : :|: : : : : :|
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|　|/　　　　　｀¨´　.| :|: : : : :|: : : : : :|　　　　　「ま、確かにそれも大きいけど
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|　|:',==彡 ,　　　、.| :| : : : / : : : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|　|: :ﾍ　　　　,.　´　}│j: : : /: : : : : : :j＼　　　　個人的にはサカズキがこの場に人間を連れてきたって方が驚きなのよね」
　　　　　　　　　　　　　人 :ﾍ　v: :＼　ゝ -‐ ´ |/: :／‐┐ : : : /　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　＼:＼＼: :｀ト . .__ ／/／　　 {: : : :/　　　}
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼:＼〉: : : r─／　　／´￣ {_,. -‐- ､、ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣/ ＼ {　〈＿／／´￣/　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : 〔二〕 /　/　　 /　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　 {: : , -‐ｧ´∧_〉　/　　　/　　　　　　＿､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ/／/´´　/　,/　　　 |　　　　　　　／　 __ヽ
.　　　　 _　　　　＿_ 　　　　 , - '' ´／　／／　　　 | 　　　　 /　/´　O ｀ｰ､
　　　　ゝ二／: : _:_ ヽ　　　 /￣｀〉｀7´｀´.7´￣￣｀＼　',　　 ⌒＼/　/ .O　 ',￣￣、
,　　　／ィ/: : : /　ヽ:ゝ __ ノ{ : : / . ｉ. . . ./: : : : : : : : : ＼', {　 ,/│ゝ_{ 　ｉ＼_{: : : : :＼
　　〈／//: : : /ヽ　 ,ノゝ、: : :ｌ: : {. . .ｌ. . ./: : : : : : : : : : : : :＼ノ７: |　　＼ |: : :＿: : : : : ＼
　　　〈,//: : : / f´¨´:::::::::::ヽ: : ｌ: : ｌ. . ｌ. .│: : : : : : : : : : : : : : :ヽ{ : |　　　｀Y´: : : : : : :／:::',
　　　　ｉ: : : :ｉ. /::::/´＼:::::::::ヽ }: : |. . |. . |: : : : : : : : : : : : : : : /: : : '､　　　 .|: : : : : : :/:::::: /
　　　　 |: : : :|/::::::|: : : : ＼::::::} |: : !. . !. . !: : : : : : : : : : : : : ／ヽ : : : :＼　　 l／: : : : :|::::: /
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　　　 / : : :/:::::::人: : : :│: : :!＼/´｀ヽ ∧: : : : : : : : : : : :{　　ィ‐ﾐ:::j: : : : : : : : : : :／::::::::|
.　　 / : : :/ ､::::::::::::＼: :.|: : : | 　　　 ¨　', : : : : : : : : :／ﾍ　｀　 }/: : : : : : : : :／:::::::::::: |
　　 / : : :/　　＼::::::::::::ヽ|: : : |　　　　　､ : : : : : ／　　ﾉ｀ーイ｀￣￣￣￣ ::::::/::::::::::|
.　 / : : :/　　　＼:::::::ノ＼: :! ､　　／　　＼: :／　　／　　　 }:::::::::::::／:::::::／:::::::::|:::',
1820 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:46:13 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　 ,　 -‐　､　＿
　　　　　　　　　　　　,ｨ'". : : :.:-‐-､｀: : : `ﾄ､
　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : ヽ: :;-ー､ヽ､
　　　　　　　　　　./ : : ,ｲ: : : :.:〆ﾐヽ、i:: : : : :..｀lﾍ
　　　　　　　　 ./: :／i: : : : /'¨¨''''ｰ-ｚ''"ﾞ1: : : :l.ヽ､__)）
　　　　　ー-‐=彡〆ｰl: : : :/‐-　_　　　｀'‐|: : :.:.i::ヾー'
　　　　ヽ､　　 ,ノノｒ^i:.: : /ﾗｆn､　｀''‐ ､_　,|: : :.:.|: :.:',
　　　　 `ミﾆ彡'ﾞ: :!{,|: : ;'7::::ﾟiﾍ　　 ,ｨ'ﾆ二ﾞ|: : : .!: : ::ミ=-ｧ'
　　　　　　ヾt二彡' ｀!: : i｀￢"　　　ｲ:::ﾟ} 〉|: : : :l: : ::ミ彡'　　　　　「え、えっと…その…お邪魔してます…」
　　　　　　　 `ｰ=ﾆz_|: : i　""　　 l　｀`'" /!: : :.:j: :ﾐフ´
　　　　　　　　ﾐ三ﾑ:: ﾄ､u.　 __ ' 　 "" / l: : :.;ﾊ＾ヾ､_,
　　　　　　　　｀Ｚﾊ ;|　ヽ　　｀._,　イミ.j: : /ゞﾐ､_
　　　　　　　　　　　r=ﾍＴ¨¨¨¨¨`´'ｰ=_ﾐ､ .l: :/｀¨¨''´
　　　　　　　　　　　| 　ヾ　　 ,'　　 /　　,'::/
　　 .,　-一ー―-ii┘ｰ -ﾍ　-,:､ -一l_,,_ ﾉ'ﾞー￢ｋ
　　/　　　　　 |! 　　　／::::＼　　＼　　　　ヽ
　　',　　　　　 |!　＿ ∠　ー一｀-　　__ヽ　,　　 i
　　 ',　　　　､　|!(O　　-　―::;::::::::一::;:-:.ﾟOヾ,　　｜
　　　',　　　　ヽ|／ . . 　　 . . :ヽ:::::; ':　　 . . .｀ヽ　,|
　　　 ',　　　　 f′ . . . . . . . . . :.:..｀´..:.: . . . . . . .:.ヽ|-､
　　　マ￢ー- ,!::. :. . . . . . . . . . :::: .:. :. : : : . . . .:.:.:.::} /
　　　　ヽ￢ｰ-ﾑ:.:.:.:.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.;'ﾞ':;.:.:.:.:.:.:.:. .:.:.:.:::ﾑ′
　　　　　ヽ　　人::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:;ｨ:::::ゝ､ ;:.:.:.:.:.:.:.:.ノj'′
　　　　　　ヽ　　　｀`トzｰ:::ｨ::::::::: ￣￣::::::::::ｨi　l´ /
　　　　　　ヽ　　　ﾍ　　_」L　-‐―一-　」|､|　i
　　　　　　　　',　　　ﾍ　(O　　 _＿＿__　　 O)!｜
　　　　　　　　 ',.　　　 j　｀Ｔi￣´ :::::::::::::｀￣Ti | .i
　　　　　　　　 }ﾐ､',,　j　 _」| :::::::::::::::::::::::::::::::」l､!｜
　　　　　　　　 l　　　/　（Ο二二二二二二Ο）｜
1821 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:47:41 ID:sImp8eZK: 　　　　　/　　　/.:.:.:.:.:/.:.:.√:.:.:.:.:.:.:.:.:,′.:.:.:.:./:/.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.Ⅵ:.:.:.:.:/∧　　　　√::::::√
.　　　　/.:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:/.:.:.:√:.:.:.:.:.:.:.:.:,′.:.:.:.:/:/.:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:Ⅵ.:.:.:.:.:.:.:ミ彡λ√::::::√
　　　 /　　.:.:.√.:.:.:.,′.:.√:.:.:.:.:.:.:.:.,′.:.:.: /:/ '/.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:Ⅵ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:圦::::: √
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.　　√.:.:.:.:.:.:√.:.:.,′.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.,′.:.:／:/　　 '/.:.√:.:.:.:.:.:√.:.:.:.:/,.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ゞ:|
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　　|:|　　 .:.: |.:.,rｾ7ミk､ |.:.／:／　　　　　　　 |:. .'/.:.:.:.√.:.:.:.:.:.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:ｉ|　　　　　　　「良いのよ　そんなに緊張しなくったって
　　|:|.:.:.:.:.:.:.,ｨ㌣γ⌒ヽ、'' "´　　　　　　_,,｡xzzx､、 '/.:.:√.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.Ⅵ: |
　　|:|.:.:.:.:.:.:.ヽ(　 {///:C　　　　　　　 ,f㌣ γ⌒''ﾐx、:.√.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V/:|　　　　　　　　アンタはあのサカズキが認めた女なんだもの
　　|:|V/:.:.:.: | ｀.　V///ﾘ　　　　　　　 √////`ミx､.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V |
　　|:| V/.:.:.:.|　　　ゞ- ′　　　　　　　　　 {/////Cｱ⌒.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ|ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉV|　　　　　　　　歓迎するわ」
　　|i　 V/.:. |　　　　　ﾉ　　　　　　　　乂///.ｲ √.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ|ｉ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: /∧|
　　　　|. V/:|　　　　　｀　　　　　　　　 :　　　 ¨´　√.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ｉ|ｉ.:.:.|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./∧
　　　 '/:.:.:∧　　　　　　　　　　　　　　　　　 √.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ|ｉ:i:|. |i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./∧
.　　　　 '/.:.:.:.:..　　　　　丶、　　 ,　　　　　　 √.:.:.:.:.:.:.:.:..:.ｉ|ｉ:i:i:|. |'/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./∧
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　　　　　　 '/.:.:.:..i:i:i:i:i:::...　　　　　　　_,,､＜　/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ|ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:'/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./∧
　　　　　　　'/.:.:.:.:.i:i:i:i:i:个｡ ...　-=ﾆ　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:..:.::ｉ|ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/∧
　　　　　　　 '/.:.:.:.:.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/　　　./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ｉ|ｉ: : :V/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./∧
　　　　　　　　 '/.:.:.:.:.i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:'/　 ./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ｉ|ｉ: : : : : V/:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i'/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./∧
1822 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:49:44 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　,.ｨ' ´ ￣￣￣￣｀`ヽ､　　　　　ヽｰ､
　　　　　　　　　　　　　 f､　 ,ｨ=＝＝＝＝===､ヽ.　　　　　 |::! ヽ.
　　　　　　　　　　　 , . ｲﾄ＼'´.:::::::::＿＿＿__:::::ヾ.，　　　　　|ﾉ.::. ∧
　　　　　　　　　 ,ｨ'´　　∨)［|::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ_,|　　　　／.:::::::. ∧　　　　　　　　　　「…キャル様は儂をなんじゃと思っちょるんですか」
　　　　　　　ﾏ......　　人L!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::L}　　　／.::::::::::::::. ∧
　　∧　　　　　　ﾏ::::.＿＿__＼､＿_＿_＝　＿_H 　／.:::::::::::::::::::::::.∧
　 ,′＼　　　　　 ⌒７'.:iﾞ､`ﾟゝ`¨ﾐﾒ'´`}==三彡メl!／.::::::::::::::::::::::::::::::::.∧
　 | ::::::..ﾞ＼　　　　 `¨}'　u, ,ｨ;'"ﾐi,'､ﾒﾉ彡≠''彡'´.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.∧
　/.:::::::::::::::.＼＿＿＿__.〉ヽ,' !'" ,_j,`ﾞｲ彡≠／.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::. ﾄ―――‐
.//.::::::::::::::::::::::::::::::::::::..　￣￣￣￣￣￣￣.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.,!
'/.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/,ﾊ:::::::::ヽ:::!:::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／.:'::ﾉ::::::::::::ヽ::::
1823 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:52:59 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　＿　　 /:/ニ/=￣＼
　　　　　　./　　　// ＞- ´-!=/二二二＞、/ﾆヽ
　　　　　　{ヽ＿／: : : : : : : : :｀.-{二ﾆ/ニ/ニ>／ヽ
　　　　　　／: : : :./: : :./: ./: : : ｀￣ヽ /ﾆﾆﾆﾆ >
　　　　　　/: : : : : /: : : /: /: : : ::/ ム、: : .＜ニ>
　　　　　 {/: : : :./.: : :/ ./{: : : :}{　　}　＼ュ: : :∨
　　　　　.}: :/: :/: : : / :/-!: : : :}:ヽ／＿＿＿>!:∨
　　　　　/: :!: : r: ://　　　∨: :,': :/: : :/: : :}: : :}: :∨
　　　 /: : :/: :u! /　　芸ゞ; /: /: : ./: : :/: : :}: : }:＼_
　　　　.}:.／: :、´　　　圦ﾀ}: /: : ::/: : ./: : :/: : :{｀ー-　　　　「まぁ、確かに
　　　　 !: : : :∧　　　　;.;.;.;. /: : : : /: :／: : :/: }:{: :!　　　　　　
　　　　 }:/!:/!.::丶　　　 .／: : : ／／:/: ／: : }: }: :!　　　　　　京太郎さんならともかく
　　　　 {!　　　 ∧_　　 /: : : :_ イ : /／}: : ／!/}:/　　　　　　　
　　　　　　　　　　　二 /:.　イ　　∨/∧　　　　　　　　　　　　サカズキ様が気に入ったから、なんて理由で
　　　　　　　　　　/＞/／　　　_ イ///.∧　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　／ /-―　　　￣/////////＼　　　　　　　　　　ここへの同席を許すはずありませんしね」
　　　　　zィ{／、ﾆﾆ＞////////////////// ‐ 、
　　　／....／　　￣　　＞-　、‐ 、///////////′
＿／....／!　　　　　／　　　 ∨　＼/////////
.........／　 !　　　　　,′ 　　　　 }　　 }＼//////
￣　　　 }　　　　 ,′　　　　　 }　　,'　　＼//,′
　　　　　 }　　　　/　　　　　　　! 　.,　　　 ',
　　　　　.',　　　/　　　　　 /　　!　　　　ヽ、
　　　　　　.',　 ./ .}　　　　　 ./　　 {ヽ　　　　 ∨
　　　　　　 ',./　 }　　　　　/　　　.ﾄ　＼　　　∨
1824 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:54:39 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　＿＿ r==-ｧ
.　　　　　　　　　　｢ i|｢　i　　￣:!
　　　　　　　　　　　　┴――-　　_｣_
　　　　　　　／´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Y⌒iヽ､__
　　　　　 fヽ７.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.从　:j　　_)}〕
　　　　　　iｱ'.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:__j_:.:.ヽ:.:.:.:｀´.:.:.ー'.､
　　　＿,ィ.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:´:.∧:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ∧
　　　　 7.:/.:.‐∧:.:.:.:.:.: /ｲ示ﾐｘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
　　　　 |:.j:.:.:.:f,zｘ､:. /ｲ　 iﾄrｲ}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∧一
　　　　　V|;.:.:.:|{ irﾊ/　　　ゝ- '!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾄ､
　　　ー=彡ヽ:ﾊ　ｰ '　　　　 |:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.从　　　　　　　　　　「カレンさんが優秀だという話は私にも届いてます
　　　　 /:/.:.:.:.:.i 　　,ｨ＝　┐　j:.:.:.:.:.:|:.:.:.:. ,ｲ/
　　　 !ｲ.:.:.:Y. ヽ.　ヽ　__ノ　/.:.:.:,ｲ/イ／　　　　　　　　　　　　　　改めて、よろしくお願いしますね」
　　　　　|／ﾚゝ '　＞　 __　ィ;!.:／￣:ヽ
　　　　　　　　　　　　／⌒｀丶､: : : : :∧
　　　　　　　　 /　　　　＼_ : : ∧
　　　　　　　　　　　i　　　　　　 ∨: : : :＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
　　　　　　　　　　 j　　　　　 i!　 ∨ : : : : ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　は、はい！　こ、こちらこそ！　 |
　　　　　　　　 j!　　　　　　　　　＼＿＿＿＞、_　　　　　　　　　　　　　　　乂＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　　 j!　　　　 /　　　　　 i　　　　　＼
　　　　　　　　　 i　　　　 j!　　　　　　　　i 　　　　｀¨´ ｀´￣｀Y´￣ヽー　､
　　　　　　　　　 |　　　　　 j!　　　　　　　　∧へ、,、＿　　　　 _　　-―-　L_: : }
　　　　　　　　　 |　　　　＼{　　　　　　　　／　　　　￣￣　　　　　　　　＼ﾐx,
　　　　　　　　　 |　　　　　ﾄ､　　　　　　／　　　　　　　　　　　｀ヽ　　　＼
　　　　　　　　　 |　　　　　.ﾊヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ
　　　　　　　　　 |　　　　　 ∧　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 i　　　 }
　　　　　　　　　 |　　　　　　∧　　＼　　　　　　　　／　　　　　　　　　　｀ヽ　　　 ,.ｨ}
　　　　　　　　　 ∨　　　　　 ∧　　　＼　　　　 ,/　　　　　　　　　　　　 _,.zチ彡"｣
　　　　　　　　　　 ∨　　＿　＼　　　　　　　　/zチ三三三三三三三彡'"´　イ
　　　　　　　　　　　ｉ　／´: : : ｀ヽ、ヽ　　　　＞､j!´　　　　　　　＿＿_ . ィ´￣　　ﾉ
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1825 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:55:41 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_,,,,,.....,,,,__
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　　　　　　　　　　　　　 .､rｾだ　　　　　　　　　　　ミメ､、
.　　　　　　　　ｘf〔　　　ｬﾔ　　　　　　　　　　　　ヽ
.　　　　　　　　　 ,ふｰ=ﾐﾒ､(　 /ー‐┐~~~"''～ .,　　　　　　 `､
.　　　　　　　 , ﾞγﾍ　__火j,｣　　　j　　　　　 ,.ヘ　　. ヘ./,
　　　　　　　ん j　　∨{ ＞┐夊,,ノ　　　　　　　,′ 　Y　　∨,
　　　　　　__,,; ｰくj.,,__,,.ィ´　　ﾟ,　　　/ ､　　　　　.{　　　{i 　　 i/,
　　　　　　廴.:芥--= 介　　｀.　 /　　＼　　　 ,＾;　　ﾉj)'"~~~"'～
　　　　　　_,,入,,.|　　'ﾞ　圦,,,___,,,.ゝﾞ　　　　,　　}　 _,,ﾊ　　　　 ,,ノ
　　　　　く　　　)h､. 　！　　　 ,′　　　　"~￣~~"''　/,　　厂　〈_,,.
　　　　　爻｢　寸h､,ノｰ=ァ､+''"~　　　　　 __ ':,　　　从 ./　i　　ノ
　　　　　　　j{　　厂　　　/　　′　　　　　　　　/, '.　　　 | 　l/⌒
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　　　　　　└…=| 　　| 　 :|　.　　 ___　　　　　^＾⌒~~　　l|　 |[　　　　　「ふふ、嬉しいわ
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.　　　　　　　ｌ　　|i 　 |从　　　　　 _,,...,,　　 | 　　ⅱ　|[　　　　　　私以外にも人間の人が参加してくれるようになって」
　　　　　　　　　ｌ. 　 ⅱ 　| 小、　　　 (　　 .ﾉ　 .､|　　ⅱ　|[
.　　　　　　　　 ; 　 .,_}}i　 l__,, 个o｡..,,_ 　｀`｀ i　＼,ｉ　　 ⅱ .八
　　　　　　 ,′ {　ⅲ　l　ｱ゛､　トｘ..,, 丁丈 j　　 l　　ト－┐
　　　　　　　　/　;,沙ﾞi}ﾘ　;⌒)j,,..У＾寸ﾘハ /,〉　　l　　 l　　ﾉｰ┐
　　　　　 /　.:ﾞ((　〉 l　;=ミ､.,,/,　　や〈｢ミ{　　 .!　　 ;　 ,:伝イﾉ
　　　　　　 /　 ,′ ,:ﾞ　l　; 　〉人;　　〈 .ノj{　/ ,.､r1　　∧,:ﾞ　 /,ｲ>
.　　　　　 /　 / 　た .. ！　{「 `寸＝彡'ﾉ八;ﾞＹ⌒ |　 ,〈　))　　 }'ﾞ
　　　　 / .　　　　i　 .　 ’＼j　　 }iγ⌒ヽ_」Ｌ二Ｌ」γ⌒ﾏﾍ､.,,,ﾉi:,
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1826 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:56:30 ID:sImp8eZK: 　　　　　､_ ＿＿,．'´. : : : : : : : : : : : : : : ｀丶､
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　　　　／　. : : : ／:, :ｲ:!: : :!: : l｀二二ﾆ￣｀`　　 `ヽ!.:.:|　￣
　　／　. : : :／.:.:.:ﾊ l:.|: : :l: : l云ﾃtrく　　　　∠ﾆ' .:!.: ﾄ､
　∠ _ ＿, ィ´.:.:.:.:./.ﾊ.l.:|: : :l :/辷ﾝﾉﾉ　　　 ,rﾃﾃ.:.:. !.:.:l.:.:.>　　　　「アビーは凄いよね
　　　￣／.:.:.:.:.:.////l:.|: : :l |´￣　　　　　じｼﾞ.:.:.:. !.:.:l'´
　　　　　￣￣フノﾉ/l l:.|: : :l |u,　　　　　　,:　 ,ﾊ.:.:.:.: !.:.:!　　　　　　私、そんな風にリラックス出来る気しないよ……」
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1827 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:57:11 ID:sImp8eZK: 　　　　　　　　　, : '"
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.　＼　　/＼__,ノ　　　 |_〃弋Ｖン　　　｀　　　 / 〈　C_ﾉ,_j_ ;｣_,人_ノ＾}:}: .｀ヽ　　　　　　　「大丈夫よ
　　ノ＼l　　　　　　　 !|_＞､ ´,: ,:.　　　　　　　′/"´ο　　　｀ヽｒ:'⌒ヽ: :. :i ｉ
　　＼,ﾉ|　　　　　　　八,｣二心､　　　　｀~｀　 _/　　　　o　　　　 C_,ﾉ: :: :ｉ i　　　　　　ここにいる神様は皆、優しい方ばかりだもの
　　　　 |　　　　　　 /^:{ :ｒ‐-､:ｉ:i:〕jｱ⌒ﾏTて｢７{　　　　,、　　ο　｢: i i: :: :i l
　　　　i 　　　　 /　i:ｉ: :}　　＼ノ　　 } | i ∨人,　　　　　　　 |: :i i: :: :ｉ l　　　　　　　カレンさんもすぐに慣れるわ」
　　　 j 　　　 . /　i. :i ∧ 　　｢」　_／⌒>:/ i :/^ヽ､_,　-‐┐　　,ﾉ: :i ｉ: :: :ｉｌ
　　　　,'　　　　｛./i : i/ 〈___,ノ⌒ヽ_)｛⌒¨¨ﾞ"~{　　_{_}　　 l_ｒ=彡' : ｉｉ: :: :ｉ |
.　　　,:ﾞ　　　　　 /: :ｉ: :ｉ :_,;.:　-‐‐…‐‐- ..,,_＿/レ'´　＼_,ノ⌒ヽ、: :i ｉ: : : ｉ :|
.　　 ,'　　　　　　/ }i: :i ／ . :-‐‐‐-　. : : : : :"ﾆ=-: ,_　　　　}　　　＼i i: i : :ｉ :|
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1828 ： ◆xNRXlOpQbDgr ：2024/06/16(日) 00:59:33 ID:sImp8eZK: 　　　　＿＿,.ィ￣￣｀ヽ／ヽ＿＿
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　　{／.' 　 ,| ,.|-}/-{　|　/　,ｨﾁ斧ﾐ }/ }　 |　　 .
　　／　ｲ/{ : ! ｨ斧从}/　　 Vzｿﾉ /ｲ　,:
＜__　 ´// 从{　Vｿ　/　　　　　　　 / ｲ- 、　|　　　　　「ところで、そのアビーってのは？」
　　　　 {'{　 { ,　　 '　　　　　　　 /'　⌒ }　　|
　　　　从Ⅵ　　　　　　　　　　　　　 /.:　ﾉ　　|
　　　　　　叭　　　v＿￣ヽ　　　　 ,rー'　　从
　　　　　　　　､　　　　　　　　　　イj　　 / /
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　　　　　　　　　　､＿_　　　´　　 } ｲ从/
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