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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

689 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2023/12/23(土) 21:23:49 ID:rrHBiEom
>>674の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その11

sideやらない夫

やらない夫「・・・・・・・」
タクシーの後部座敷に乗り外の景色をぼんやりと見ている男、やらない夫
彼は普段、世界中のダンジョンを渡り歩いているソロ冒険者なのだが
現在向かっているのは、実家から家の敷地内にダンジョンが湧いてきたから帰って来てくれと要請があったからだった
ただその時攻略していたダンジョンが後もう少しで最奥に到着する所だったので
中途半端に終えるのが嫌だったやらない夫の帰還がかなりずれ込んでしまったのは仕方がなかったことだろう
まあ別にダンジョンを見つけたのならそれ相当の対処をすればいいだけだし
実際に攻略を終えた後に実家に連絡してみると、実家の家族から不機嫌そうな声で
流石にあれだけの時間があれば国もそのダンジョンに気が付いたのか
国直属の冒険者の調査が入ったと連絡があったので特に問題はなさそうに思えるのだが・・・
やらない夫(何であんな不機嫌そうな声だったんだ?)
その事だけが疑問だったが、その答えは家に着いた時にすぐに知ることになる

やらない夫「・・・ん?」
あと少しで首都高速に入るという所で妙な光景が目に入った
首都も近いのに空地がいくつも空いていて、更に明らかに新築の建物がいくつも建ち並び
そこに多くの人間が次から次へと慌ただしそうに出入りを繰り返している光景だ

運転手「ああ・・・あれは―――」
タクシーのドライバーにその事を尋ねてみると、どうもこの辺りに実家に発生したのとは別のダンジョンがあり
運悪く見つからなかったそのダンジョンからスタンピードが発生し、街が崩壊してしまったというのだ
そんな崩壊してしまった街を現在は復興している最中というのだが・・・

「おーい!!それはこっちに持ってきてくれ!!」
「へい!親方!!」
そんな大災害が起こった割にはもうすでにかなり復興しているし
働く人間達の顔も悲壮感など感じられず、非常に活気が溢れている・・・

それを見たやらない夫は

やらない夫(ダンジョンか・・・一体どんなダンジョンなんだ?)
・・・まあ冒険者らしいといえば冒険者らしい感想だろう
それこそ自分の実家の方がこうなっていればこんな感想は出てこなかっただろうが
首都を挟んで反対側に位置する実家には被害などなかった・・・対岸の火事というやつだ

そしてそのままその光景を横目に見ながらやらない夫を乗せたタクシーはそのまま通り過ぎていった・・・


続く

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