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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

590 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2023/12/14(木) 14:20:05 ID:IHjXGxrL
>>583の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その3

sideやる夫

やる夫「・・・嘘だろ・・・」
甘粕「これは・・・酷いものだな・・・」
やる夫がスタンピードの事を知り、ギルド長の甘粕に頼んで
団員のいくらかを引き連れて共に現場に駆け付けたが・・・もう既に全ては終わっていた
愛歌「酷い・・・」
まるで空襲にでもあったようにその首都にも近かったその都市は、原形が残ってないほどに壊されて焼け野原になっていた
バニル「・・・む?あれは・・・救護用のテントであるか?」
そうやって必死に生き残りがいないか探しているさなか、幹部の一人であるバニルが被災者が集まっているテントを見つけた

「こらっ!そこは順番を抜かさない!次の人の「父さん!!」・・・ん?その声・・・やる夫か!?」
やる夫「良かった・・・無事だったんだ・・・」
不幸中の幸いかどうやらやる夫の家族は全員無事の様だった
やる夫の実家はこの辺りの地域の名士の家で、それ故に暫定的なリーダーとして被災者たちをまとめていた
ただ名士と言っても先祖から受け継いできた物は全て今回のスタンピードで失くしてしまい
今は他の皆と変わらない明日をも知れぬ身であったが・・・

やる夫「それでも・・・皆五体満足で生きてるだけまだましだったよ・・・」
愛歌「やる夫・・・」
力なく笑うやる夫を心配そうに見つめるギルドのメンバー達
今回のスタンピードでは首都が近いのもあってか、多くの人間が命を失ってしまったのに対し
家族が全員無事だったやる夫はまだ運が良かったとは・・・まあそういえるのではないだろうか?

今回のスタンピードが起こった原因は偶然建物と建物の間にダンジョンの入り口ができてしまい
肉眼では死角に当たる場所だったので目視では確認できなかったこと
首都が近い場所とあってかしっかり検査は行われていたが偶然調査の範囲にミリ単位でずれてしまった場所であったこと
それに気づかずにスタンピードが起こるまで見逃し続けてしまった
近年稀にみる不幸に不幸が重なった様な最悪のパターンだったのだ
大ダンジョン時代が始まって100年が過ぎダンジョン捜索の技術も発達しててきたが
本当に極稀にこういった運の悪い場合もあるのだ

そんな天災ともいえる未曾有うの災害を生き残ったのは・・・

【1D100:82】−20(ダンジョン発生時の穏当さが2)    高いほど生き残りが多い(ただし1以下にはならない)



続く


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