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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

185 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2023/11/13(月) 20:52:25 ID:h4f+S+b3
>>169の続きです

注:これはやる夫は変わるようですのパラレルワールドのお話です
  本編とは関係ありませんのでご了承の上でお読みください

やる変パラレル 佐藤飯店は今日も営業中 エピローグD

――正直いすずに関してはどうすべきか私は迷っていた
このまま何も干渉せずに自然と遠ざかっていくのを待つべきか
それともこちらから積極的に弾功して追放するべきか・・・
どちらにせよこのまま一緒にやっていくのはお互いにとって良くない事だというのはわかっているが
かつての友情がどうすべきか、その判断を鈍らせていた・・・その悩んでる最中の出来事だった
いすずが夜逃げをしようとして見張っていた組織の人間に捕まったと知ったのは・・・

黒ずくめの男達に囲まれているいすず。その男達が空けた道を私が歩いてくる姿を目にし
信じられないという顔をして呆然とそれを近くにくるまで眺めていたが・・・
いすず「な、何で―――」
ラティファ「何で逃げ出そうとしたんですか?」
いすず「そ、それは・・・できる夫さんが死んだと聞いて急に怖くなって」
ラティファ「・・・・・・」
それからいすずは聞きもしないのに次から次へと言い訳の様なものを並べ立てていき・・・そして
いすず「本当はそんな事するつもりなんて無かったのよ!それにこんな事にならず・・・
BANZOKUにできる夫さんが殺されなかったりしなかったらあなたの為にできる夫さんとの仲を「もういいです」っ!?」

私がそう言うといすずは私の顔を見た瞬間怯えた様に後ずさった・・・今の私はそんなに怖い顔をしてるのだろうか?
ラティファ「もういいです・・・もうわかっちゃいましたから」
そう、いすずが今までの事を本当に悪かったと思っているのはわかった・・あの男と同じだ
悪かったとは思っていてもそれがどれだけ残酷でどれだけ心を傷つけたのか
そしてそれがどんな結果をもたらしたのかという事を全く理解していない
許すとか許さないとかもはやそういう問題でもない・・・

何よりこの女をあの人の目には欠片もいれたくない・・・それが偽らざる私の本音だった
あの男と肉体関係があったのはもうどうでもいいが、それだけは絶対に嫌だった

いすず「待って!?どこに行くのラティファ!?」
この奥にある扉の中は組織の下っ端が性欲処理に使っている女達が集められている場所だ
基本チンピラの様な連中ばかりで女の扱いが酷く雑で頻繁に女を壊すような連中だ
そしてある種そいつらのプライベートルームの様な場所になっていて
ボスであるやる夫や幹部連中はよほどの事が無い限り立ち入ることは暗黙の了解で禁止されている場所だ
いすず「待って!!置いてかないで!?」
ラティファ「―――さようなら」
いすず「助け―――」

――バタン!!
いすずが扉の中に連れて行かれるとそのまま大きな音を立てて扉は閉じられた

――その後この時を最後に二人の道は二度と交わることはなかった


続く



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