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【R-18G】やる夫は変わるようです【避難所】【13スレ目】

1154 :気紛れ小説家 ◆VMLQJcSesE :2024/01/07(日) 12:12:11 ID:6t4+QMDc
>>1107の続きです

注:これはやる夫は変わるようですの二次創作です。細けえことはいいんだよの精神でお楽しみ下さい

やる変パラレル やる夫達は大ダンジョン時代で生きるようです その22

sideやる夫

職員「何でそこを出て冒険者なんてやってるんです?」
やる夫「まあそこを選んだのは実家から一番近いダンジョン学科がある大学だったからかな
元から色々ダンジョンについては調べていたし」
職員(違う!?そういう事じゃないから!?)
ダンジョン学科とは冒険者の為に設立された学科・・・ではない
年齢も試験も関係なく、冒険者と名乗れば冒険者なので資料等で学べる施設は存在するが
冒険者の為の教育機関というものはこの世界には存在しない
ダンジョン学科とはダンジョンの経営者目指す者や、ダンジョン関連の商売
国のダンジョン関係の官僚等を目指す為の者達の学科だ
当然冒険者になりたいからという理由でそこに入るような者は・・・まあ例外というものは今そこに居る様だが・・・
というか元からダンジョン経営をしたかったのなら、態々こんな遠回りの様な事をしなくとも
やる夫なら申請すれば簡単に許可など降ろしてもらえるはずだ・・・

職員「それなのにどうして・・・」
やる夫「いや、まあ元からダンジョン経営者にはいつかなりたいとは思ってて
その為に資格を取ったり準備はしてたけど・・・そっちで申請したら俺がダンジョンに潜れないじゃん」
職員「・・・は?潜れないって・・・そんな危険な事をしなくても経営だけなら―――」
やる夫「え?やっぱ自分が経営するダンジョンなら自分自身で潜って見定めたくない?
それに世界中にはこんなにダンジョンがあるのにいきなり一つに絞るってのももったいないし
やっぱりダンジョンの魅力というのは―――」
職員「あっ(察し」
やる夫がダンジョンの魅力について嬉々として話始めた時男は悟った

職員(こいつ・・・いかれてやがる!!?)
そう・・・やる夫は周囲にはよく金儲けが好きだと公言してるが、それは正確では無く正しくは・・・
職員(こいつ・・・ダンジョンで金儲けをするのが大好きなんだ!?)
そう要はやる夫は生粋のダンジョンキチ野郎なのだ!!
本人は自分はギルドでも屈指のまとも枠だと思っているが周りの評価は・・・

バ●ル「ギルドでも随一のダンジョン狂い・・・それがやる夫であるな!!」
エ●デス「あいつダンジョンの事になると急に早口になるよな」

冒険者になるなら本来はいらないはずのダンジョンについての知識を学んで大学を【1D30:1】位の成績で卒業し
やらなくても金儲けなんて出来るのに冒険者となり嬉々としてダンジョンに挑んでいく・・・やる夫とはそういう男だった

やる夫「じゃあまた!」
アインス(ペコリ)
その後外に出るまでやる夫のダンジョントークに付き合わされた男は
心成しか先ほどの交渉の時より疲れた様な顔でやる夫達を見送っていた
職員(わ・・・悪い奴ではないと思うが・・・・・一緒に仕事をするには濃過ぎる・・・!)
正直仕事の同僚としてはいて欲しくないタイプの男だった

まあそんな事を思っていた男だったが、やる夫に気に入られ専属の窓口として指名されたのだが
・・・男がその事を知るのはこれから少しだけ先の事だった


続く



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