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【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 9【異世界転移・知識チート】

1 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2023/08/06(日) 13:12:52 ID:UDcwQ4qy

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               人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 9


─────────────────────────━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



※法律、および公序良俗を守る意思と能力の、いずれか一つ以上が無い方は観賞をご遠慮下さい

※歌詞の類は基本的に全面禁止です

※その他、狐板の規約に違反することは全面禁止です

※作中の描写には>>1の不確実な独学知識が多分に含まれます。再現性は一切保証しません

※更新頻度は1〜2週間に1回の予定です

※【やる夫のブックシェルフ】様、【やる夫エロ本棚】様により、過去の投下分はまとめて頂いております

 【やる夫のブックシェルフ】様 拙作目次
  ttps://yaruobookshelf.jp/blog-entry-9260.html
 【やる夫エロ本棚】様、拙作目次
  ttps://yaruo18book.com/blog-entry-20165.html

※過去スレ
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです【異世界転移・知識チート】
  ttp://yaruoshelter.com/test/read.cgi/yaruo001/1609419826/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです【異世界転移・知識チート】※移転
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1618596606/
 人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 2
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1626592762/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 2.1【異世界転移・知識チート】
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1626594493/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 3【異世界転移・知識チート】
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1637475374/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 4【異世界転移・知識チート】
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1646545555/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 5【異世界転移・知識チート】
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1654407327/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 6【異世界転移・知識チート】
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1659906737/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 7【異世界転移・知識チート】
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1669538593/
 【R-18(G)】人でなし達は中世ファンタジー世界に飛ばされたようです 8【異世界転移・知識チート】
  ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1681628926/

3924 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:49:55 ID:UvPr01iJ
人でなしは「奴隷なんて不経済的だから皆で豊かになりましょうよ」だけど
現地人的には「例え自分含めて全員が以前より豊かになっても、奴隷も豊かになったら自分が相対的に下るからヤダ」なのよね
そもそも下層民を人と見てないから、そこにリソースを割くって時点で相容れないってのもあるが

3925 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/04(日) 21:50:39 ID:Ou21Ytfo

                   /  ̄ ` .
                  //  ̄ ̄ \ \
                    .   l ┌ 、 )  l             今は少しでも肉盾・・・・・いや、兵が欲しいのだ!
                | /::| l |::::: |/⌒ .l
               | |:: \/ :::::|    |             貴様も決戦の時は、最前線で戦いに臨ませてやる!
               | !、::::::::::::: /    |
               |  l::::::::::::|     |             大変な名誉だぞ、これは!光栄に思え!
                 ', }:::::::::::{   ,r'´
             . <∨ \/ / > . __
        . <  ̄     ` ー─イヽ      > .        さあ行くぞ、立て人足!
      /    ヽ         ', | |      |  \
     /        |   ┌─、   |. | |   ィ ̄/ |   ∧      お前の食い扶持は、次の村か街だ!
      |__     l     ',   \ .|. | l  /  /  .|   ∧
    /    丶   |      \  \.| l/ /   .|    /',     精々飢えぬよう、しっかりと『寄付をお願い』するのだぞ!?
     |__    \|     _` ー┐ ィ ´ _   |  ̄  _l
    /    ` < .|      \ \ .l l | ノ /   |> ´|  |









                                            (・・・・・何が聖戦・・・・・何が神、何が秩序・・・・・!)
         :, -─‐──‐-、:
          :/     #;;;;゚┳  \:                         (ワシらの生活を・・・・・一瞬で、滅茶苦茶に蹂躙して・・・・・!)
       :/ ;  ゜#     °  \:」
      :l  .U┳     ; ;;;;;#;;;;;;;;;;;; l⌒ '";;;; ヽ、:
       :|;;;;#;;;┃;;; ;;  u.    ;   |ー       \:            (神よ、世界よ・・・・・!ワシは貴方を、世界を憎む・・・・・!)
.      :! u. _ノ#ヽ、__ # ∪        ;;;  ,;   \ ,rー、:
        :ゝ。((-‐)  ;;;;;;(--)::。 i';;;⌒┳ ̄` ̄ ̄ ̄ヾ`ヽ ヽ:
       :(  ヽ'"(__人___)"'__ ,ノ ヽ、__;;__"___,、___ソノ__ノ:    (・・・・・嗚呼、誰か・・・・・誰でも良い・・・・・!どうか――)
  ´ ´ `゚~゜´^" ´~`゚゜`⌒ ´"´´゚^゚^ ~゜゚`´^゙^ ^´'゜´^゚´ '゚^´゙ ^ ゚゜

3926 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:51:03 ID:+OwDFZzY
こうやって下層民をまるごと敵に回してくって寸法な訳だ
革命が起きる下地ってこうやって出来上がるもんだよね

3927 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:51:07 ID:nZgETsjS
人でなしか鬼畜かしかいないなんて世も末だよ
なお衆生は選ぶことすらできん模様

3928 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:51:27 ID:PyLV3M+4
こういう連中に限って自分らが被害者側になったら喚きまくるか命乞いするんよなぁ・・・

3929 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/04(日) 21:52:05 ID:Ou21Ytfo

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                             へ     l   ' / // /      (ワシらを・・・・・助けて・・・・助けて・・・・・!助けてくれお・・・・・!!)
                          \ \  .      ' /   ;
                          ;  \ `¨´       /
                              `、       /         (この苦しみだらけの、クソったれな世界を、壊してくれお――!!)
                              \       {
                              :  }     {   :
                                。     V, ;
                                ゚       V,
                                  。      V,
                                ゚        V,






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 └──────┘
 ┌──┐
 └──┘
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3930 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/04(日) 21:52:33 ID:Ou21Ytfo
今回はここまでです。ご観覧ありがとうございました

次回の投下は2/11(日)の予定です

3931 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:53:25 ID:WmpqKWu0
ほんとに神に居る世界なのが草も生えない

3932 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:53:27 ID:nZgETsjS
乙です

3933 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:53:40 ID:hwn6JwbP
飢えは悪。飢えを解消できるのは良いこと。人でなしの正統性の根拠としては十分だ。もちろんプライドに賭けて争うってのは否定しないが、正義を主張するのは分が悪い

3934 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:53:58 ID:WmpqKWu0

久々のまともなモブやる夫

3935 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:54:50 ID:PyLV3M+4
言っちゃなんだが今回、権力側の連中で昭和天皇より覚悟決まってる奴っていないと思うんよな・・・
真面目に民衆の事を考えるなら自分らの足元が無くなるのも含めてひとでなし達と協力すると思う・・・まぁ自分が人でなし側の視点が自分よりだと思うからだとは思うが

3936 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:55:23 ID:Gp+X4I/L

可能な限り殺さないよう努める人でなしじゃ
この問答で時間稼がれてマイに乱入されて逃げられるだろうな

3937 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:55:25 ID:AXGSGErR
産業革命前のヨーロッパの戦争はだいたいこんなもんだよな……。
「村を潰して軍を展開させる」「農民は土地に付いてる付属品だから減っても勝手に増える」
が常識という。

3938 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:55:57 ID:hwn6JwbP
乙。マイは時々コメントされてたけど、自分を人間だと思い込んでいる竜、状態か。で、助けてもらったのってモードレットの両親か? 
ならもっと親切にしてやってもいいのに

3939 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:56:28 ID:yexx3JgE
乙です
農民千人が乞食千人になっても、支配している側は豊かですからね

3940 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:57:00 ID:joAj6l/Q

限られた資源や知識の中で現地なりに上手くやっているんだろうが、人でなしレベルで隔絶していると取って代わられるよね

3941 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:58:04 ID:ExBg9HAC
乙でした。

3942 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 21:58:51 ID:AXGSGErR
乙。

人でなしのペスト対策の時にもちょくちょく民草の恨みの声が出てたけど、
混乱で怨嗟の念が増えるほど邪神アビーの得になる仕組みなのか、それとも単に愉悦ポイント溜めてるだけなんだろうか。

3943 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:02:44 ID:WmpqKWu0
人でないなら神は人か?

3944 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:04:02 ID:tojCHr7j

まあ人でなしが現地の誰からも頼まれてないのに一方的に救ってるだけなのは確か
民衆から頼まれてないのは人でなしの存在というか力を知らんからってだけで知ったら全力で頼むだろうが

3945 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:16:03 ID:5sL5OL37
乙でした
そもそも聖庁ってそんなに上に立ってほしいと民衆から指示されてるのだろうか
表立って反抗しない消極的な支持って意味なら長年の支配故に必然的に多いんだろうけど

3946 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:22:56 ID:Iok5EU2m
まあ支持するしないって発想自体がないだろうな
空気と同じようなもんでそれがあって当然レベルの認識

3947 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:25:22 ID:AbKefTth

でも君たち権力者も逆に考えられるよね?君たちが我慢すれば沢山の民草が豊かに暮らせるようになるんだよ?

3948 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:27:34 ID:Y5mo56XL

人でなしと現地人のディスコミュニケーションが産んだ犠牲

3949 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:30:32 ID:caaXAQ0C
乙!
まあ近世までの99%の庶民なんてこんな扱い

映画「山椒大夫」で使用人が過労で倒れて
「今度は太夫様の子として生まれたい」と呟いて死ぬ場面は胸が詰まった

3950 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:36:19 ID:PyLV3M+4
聖庁は人類をまとめ上げて対抗する方便も含んで始まって権力と結びついてたまではよかったけど史実のイスラムや黄禍があくまでも人間だったのに対して亜人や竜と明確に人間でなかったが故に宗教を倫理観や一体感、精神的な支柱とした一神教に比べて民衆的な支柱感はなんか低い様な気がする・・・

3951 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 22:41:36 ID:HWPABv7y
乙ー
結局自分たちの秩序を維持するために
声も上げられない弱者を踏みにじってるだけだよなこれ

3952 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:07:56 ID:JRkzXdMe

助けを求める声有るじゃん
それとも家畜に神はいないなノリでノーカン?

3953 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:13:07 ID:gdc881rx
>>3946
農民の反乱で権力ひっくり返すにはあと数百年かかるからな…

3954 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:15:47 ID:7h3YZ/rW
王侯将相安んぞ種あらんや!

3955 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:21:04 ID:ph00EBEN
ぶっちゃけ、地球史実だと銃の存在が騎士と平民の差を取り去ったからね。
この世界でこの段階で突然人でなしがいなくなったら多分銃は秘匿されちゃうだろうなぁ・・・

3956 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:21:22 ID:eueMgsSG
平等に分配したら聖庁やら帝国もまとめて竜に潰される世界だったから民草は今まで生きられただけでも幸運と思ってね☆ってのが常識だったし、しゃーなし。
物語としては民草の養分ちゅるちゅるしないと成り立たないはずの聖庁側が民草のこと人として見てなくって、人でなし側は民草の支持なんて無くて当然の立場なのに自分達の為に民草を豊かにしてやろうって対比なのが面白い‥のかなぁ。
古い考え方が染み付いちゃって抜け出せない人にはぶん殴るよりほか仕方がないって言う、割と筋の通ったお話。

3957 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:51:35 ID:tF/F+fIr
乙 

3958 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:53:02 ID:A0M9q8Aa
乙でした
なるほど民草は人じゃなく家畜扱いか

3959 :名無しさん@狐板:2024/02/04(日) 23:55:58 ID:J0SNaNEZ
乙でした。
まあ結局の所既得権益にしがみつきたいだけの話よね。

3960 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 00:04:57 ID:S7aH7PoG
乙でしたー
家畜ほど手厚く保護するようなもんじゃないよ
文字通りの草、牧草とか野草とかの「放っておけば生えてきて役に立つ事もあるモノ」くらいの扱い

3961 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 00:07:51 ID:gpwkvmWb
だから民「草」って言うのよね…

3962 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 01:07:02 ID:pRaBxJux
乙でした
まぁ下層の扱いはこうだよね
人でなしが焼き払った人数と行軍の犠牲者だとどちらが多くなるのやら

3963 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 02:36:19 ID:2/SX67XK

人でなしはどこまでいっても人道と理性を重んじてるな
こういうのはそれが通じる相手じゃないと損にしかならんがブレないんだろうな人でなしは

3964 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 06:57:49 ID:Cnbwv+GH

正義(既得権益
凄く人類だぜ!

3965 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 07:10:53 ID:ijVLiBvp
ていうかこれ完全に聖教否定の下地作られつつあるよね
既存社会を守ろうとする動きがそれを破滅に導いてるの皮肉じみてていいわ

3966 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 08:21:17 ID:4Duq+tUE
権力を持つ人が率先して、世界を守るため人類の力を総動員している図なんだよね・・・・

3967 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 08:23:02 ID:BhF7m0wi

戦争は直接戦闘よりも、それ以外の理由による死者のが遥かに多い

3968 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 09:19:35 ID:n0VAd4Ku
乙。
銀河英雄伝説のブラウンシュヴァイク公もここまでじゃないよな。
自分の領地に核爆弾落とすよりまだ酷い。

3969 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 10:07:30 ID:LLC49qKe
政治担当がいたら武器のバラマキと扇動していそうなシチュエーション

3970 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 10:22:10 ID:fKtO8irN
政治担当入れるとなんかバランス悪いなって思ったけど、3:4になるからだな
もう一人なんか対応する担当増やさないとひとりあまりになっちゃう

3971 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 13:01:30 ID:pQnIl75k
あと増やすとしたらなんだろ?
政治といくらか被っちゃいそうだけど宗教担当とか?

3972 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 13:05:22 ID:B+tEWvX8
娯楽・芸術担当やろな

3973 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 14:03:52 ID:S7aH7PoG
娯楽方向……つまりエンタメデュエルの使い手である榊遊矢って事だな?

3974 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 16:50:46 ID:gpwkvmWb
江戸末期に日本人に初めてオーケストラ聞かせたら皆呆然としたみたいな話があるし
本格的な音楽や映画や芝居とか出されたらとんでもないプロパガンダになるだろうねえ
ラジオに音楽だのボイスドラマだの色々流したらとんでもないことになりそう

3975 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 17:35:17 ID:M3pLpUTD
人でなしは芸術やら美術に何の理解も興味もないけどこの暴れっぷりだからな
もしもそんな担当がいたら手が付けられん

3976 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 17:58:54 ID:Uh0C95eq
政治宗教担当の球磨川の対になるのは娯楽文化担当かね
音楽も漫画も行けそうな女となるとダヴィンチちゃんとか?

3977 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 18:10:29 ID:BhF7m0wi
既に人でなし領ではサッカーが普及してるし

3978 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 18:55:48 ID:RnA8qrmp
つ手塚治虫

3979 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 20:28:21 ID:RHd4bbBN
ザックレーみたいなのが居ても面白かったかもしれないけど、流石に準の倫理観と衝突しそう

3980 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 20:28:43 ID:4IorehGO
優劣をつけやすい能力で言えば宣伝とか交渉とかかな
交渉の達人がいたらこんな物語展開は無理だろうけど

3981 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 20:37:59 ID:5wLWmuVP
まあ今こんな展開になってるのって人でなし側のディスコミュニケーションも原因の一つだしなあ……。

3982 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 22:59:32 ID:jp1XfW2h
コミュ能力はゴミだがコミュ能力あってもこうなってたでしょ
聖庁の実質トップと人でなし達はどっちも自分達の理想の世界広げていくんだからどっちかが受け入れるかしないと駄目だがどっちも受け入れないから戦争になるしな
聖庁も今まで聖帝を犠牲にして兵器として利用してたから聖帝夫婦が復讐しそうだし貯まった負が一気に連鎖しそうねぇ

3983 :名無しさん@狐板:2024/02/05(月) 23:09:19 ID:cpQKNZ1U
まあ人でなしに手を出さなくてもVS帝国で世界荒れるのは確実だったしね

3984 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 01:06:10 ID:YoFKSJOI
人でなしが人でなしであるかぎりコミュ力あってもコミュ力使って相手を気持ちよく破滅させるだけよ
球磨川に求められてるのはそういう仕事だし

3985 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 12:30:38 ID:8w4vc3E+
相手と話はするんだけど、会話が成立してなかったりズレてたりするのにいつまで経っても気が付かない

初期の頃にブリジットがフェイトに「異邦人は言葉は通じるけど会話は成り立たない」って報告してたぐらいだし

3986 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 13:08:32 ID:/EzlFB5C
初期の商人ギルドに販路拡大とか迫った時なんかが顕著なんだけど相手側の事情とか文化とか思想とか全く考慮せんからな
あと婚姻外交の意味とか全く理解しとらんかったし
わかった上であえて無視するとか慣習壊すんじゃなくて全く分からなくて押し通すから余計恐怖感煽っとるよね

3987 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 14:53:37 ID:v0SB9Kot
武力で抑えつければいいっていうこの世界の根底にある価値観と文化は理解したから、枝葉末節の慣習なんて一々気にしてもなあ
今回の挑発隊なんて農奴どもにも事情があるということ自体が想像外だろう

3988 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 14:55:54 ID:v0SB9Kot
徴発って変換でなかなか出ないな

3989 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 15:11:34 ID:cq/+Hte2
そこも現地人から学んだことだからなあ
「相手の都合なんか知るか、力でねじ伏せて自分の意見を押し付けるのが道理だ」っていう
エルフ相手や最初の農村くらいまでは一応対話でどうにかしようとしてたが、そこで学んだからじゃあ合わせるかとなった感じ

3990 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 15:19:52 ID:v0SB9Kot
そう現地の価値観を理解して合わせてあげた結果が現在の人でなしたちなんだよね、むしろ初期のまずお話合いというのこそ現代日本の価値観を振りかざした行為だった

3991 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 15:34:57 ID:qz4p0XSZ
>>3990
それな
まさに現地の価値観を尊重した振る舞いに他ならない

3992 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 15:36:49 ID:xas5li+t
序盤はとにかくまずは対話だったもんな

3993 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 16:45:10 ID:27dwCAic
正しい行為なら相手の意思無視してやるべきだってのもな
聖庁が言ってたからじゃなかったっけ?

3994 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 22:04:10 ID:pSkGdcd8
準の視点からすりゃ、正しい処方で助かる命が
迷信や知識不足や貧困でバタバタ死んでいく世界なんて
悪以上の存在だし

3995 :名無しさん@狐板:2024/02/06(火) 22:15:07 ID:cq/+Hte2
まあ(わかりやすく言えば)傷口にウンコ塗ってるような状況を見たら
マトモな感性持ってるなら口出しするし、場合によっちゃ無理にでも治療せにゃとはなるよね
そこから先のやり口が人でなしではあるけど、助けてくれと言われんでも助けざるを得ないほどヤバいわってなるのは確か

3996 :名無しさん@狐板:2024/02/08(木) 08:30:21 ID:1ovPsWtD
はやてにとっても経済的に無駄だらけな事やってるの見てたら
効率厨でなくてもウズウズして我慢できんだろう

3997 :名無しさん@狐板:2024/02/10(土) 04:22:27 ID:zx9fp7UW
人口というリソースが無駄に減っていく
でも別に良くない?という割り切りさえ出来ていればなあ

3998 :名無しさん@狐板:2024/02/10(土) 10:32:23 ID:uDGIHhhz
使えるリソースは有効に使い切らないと気持ち悪いじゃないですか
ましてや無駄に消えていくとか

3999 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 14:57:29 ID:zFmkOAWY
前世でやり残したことが目の前にぶら下がってる状態だからな

4000 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 17:51:43 ID:j8Je6w2d
実際世界を動かすなんて狂気なきゃ出来ん所業よ。ナイチンゲール女史とかがいい例やな

4001 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 19:16:06 ID:f3GHpuUf
本日、21:00頃から投下します

4002 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 19:38:17 ID:xiGr0GSh
わーい

4003 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 19:54:21 ID:W9YcvB9w
ガンパレた逃げ若で人的リソースの無駄な使い潰しにダメ出しする場面がある
最も使い潰すなら有効活用しろという教訓付で

4004 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:00:07 ID:f3GHpuUf

                                 /⌒ー'7
       《                        / y'⌒Y^!ニ7
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      l/〉 '>'⌒~ ̄>、  rf_〕 >' /_} }"=-'"    `{{ \      ///A
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 [__〕_/" _r'´   r-r'-{_,//  イ{ \\         ゝイ_,、  `''<〈、 ,、             イ
ノ⌒´ く\    「.ノ _く.イ、  {{イ〕 \\       / Λ `ー勹トzrくハ/       _r--'⌒´
     ヽノヽ  .ノ" r' 〉'7〈 >'⌒ト--、 \\     ./ / _」_    Zハ,.」:..    r'⌒ }:.
>、    .ノLノイ   _ノY / /`T'ー、ヾ、 `ー \\ _./ /< ⌒〕ー-'⌒-'      {_ry':.:.:..
.ノス_,、r'´〉イ----rく_}ム、/  .}   ̄ヾ、ト-z勹>、.\ / /≧x`''< ̄レ1          〈  ゝ:.:.:.:.:...
ィく、. \`ク^!x==≦、   Y}_/ニ辷'ニユ ヾ、_Z_之>'1イ   r≧x`''<     r----ヘ ‘ー'7:.:.:.:.:..
ヾ. \ \_〃 LZ  廴_}   _rく勹r'^L二>..二''<_〔   Lr--≧x `''< ̄`廴r-、/〉`ー-1:.:.:.:.:.:.:...
、 Y  \lノ{{≧x>--r'7^{ ̄廴_ノ 辷'Z二>く  ≧=- 二 ''ー--x''"j≧x `''<_.`''<> ., }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
,廴.Ljス二lヾ、 ヾ、,イ〕/_〕_〕Y     `ー'         ̄ ̄〃 ̄二厂 ̄  __ `''<ノ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
ーzrァ' ̄ ̄ Y  }}厂{__廴__」、      rv============彡´ ̄ ̄ ̄`ー<廴_]    .:\:.:.:.:r勹
      ./           /              \    /   .ヽ、′

                    【聖庁 竜樹の間】






 ///             ⌒〜、、::::::::::::::::::::::\   l  i|     /‐-=ニ_
 //!              γ⌒~´:::::::::::::::::::::::::::::\l  i|∧   /=ニニニ/
 / l       -‐-      八 `'<:::::::::::::::::::::::::::::::::::L.,、 l ∧ /ニニニニ/
 / |  γ´  ``ヾ;::`:..、   ゝ、  `'< ____ :::::::::::::: ム l: :〉 ニニニニ/           ・・・・・要するに枢機卿は、私達と和平する気も
 / |  ム、       `'::;::)        ̄ ̄     )::::::::::::::::::ム ∨ =ニニニ/
 / l/ゝ、`ー---‐ ¨                  (:::::::::::::::::::::::l ! =ニニ/               交渉する気もないと、そういう理解で宜しいのですか?
 / 「∨ヾ::``:.,___  ____   -‐ー 、   ゝ、::::::::::::::l l \ /         /
 / | ヽ、~''<::::::::::::::::\     \     ヽ     `'< _ノ l / . :\       /
 ,'∧.  \   ~''<:::::::::\     \     丶___    ヽ | . : . : ∧       ∠∧     であるなら――大変に残念ながら、相応の対応をさせて
 // \   \ ∧  \::::::::\     \ ____  ̄  ‐=┤. . : . .:∧_,、<寸ニ∧
 /////\   \∧   \::::::::〉      .>\_`ー-'゙ ̄`ーニィヘ. : . : .:∧      寸I∧   頂く事になります
  //////、\   `'<    \/ _,.。s≦、__γ:i:i:l:i:i:i:.ー〉(、 ヽ . : . :∧      寸」
 /////////、\     `'<    ̄<三三三二 \i;i:i:i:i./\Y ∨ . . :∧ 、
///// //> ´ 丶     `'<   〉三三三三/`'< ~''<〉∨ V,ィ升/ ',        貴方自身や、聖庁の皆さんには、過酷な運命を用意する事に
 //,> ´       .\       `'<〉/`'<=三| l liヽ``〜 ┘/,.+''’〉  ',
 ヘ        ,.、r≦ニ=\.       \气三`'<厂|=!   i   ヽ_,.+''’ .!  ',        なってしまうでしょう。・・・・・宜しいのですね?
  l〉   r≦ニニニニニニニ∧        \气三三ニtノ  l     l    |   '
  Yl〉   \ニニニニニニニ=∧           \气三t〈    !     !   .!   ',

4005 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:01:39 ID:f3GHpuUf

                         ヽ
                    _____    ト
         _,. -‐'´ ̄  __   ̄`ヽ| .!
  ---──' '´   ,. ‐' ´ ̄    `    ` ヘ 、
 ニ  ̄_,.二,. '´, '´  _,. ‐ '´ _.   f'  丶    \
    ̄ , '´ィア'   /   ,r' ´ , ‐ ハ.',    丶   ヽ
    /'7イ/  /  ,ィ'   /   i iヽ    ヽ   i        くっ・・・・・!
  /' / /  〃 ,イ/  /  ,イ. ヽヽ丶    i   !
 /   / !  // /〃  ,イ  /| !  iヾ、ヽ   ヽ   i
 /  '7  l!  ,'/ ,// !  / .l  / ! !  l \ト、   i   !     (・・・・・分かっている。啖呵を切ったところで、状況は変わらん)
 ! ´./ ,ィi  ,','ァ」! i. ,イ ,!. /  i li i. ト,  i\  ヽ ト.ハ
 |! / ., 1' ! ,i|/ !`` ! / |!‖/   !.iヽ.i !ヽ  i ゞ 、ヽ\',    (導師と聖帝陛下こそ逃がせたが、このままでは『龍樹』が異邦人の手に・・・・・!)
 '/ .,'/l  ,ハさミミレ  i/ !,'‐' ´ ̄`厂弋:ト ヽ ヽトヽ冫、ヽ `
 /   / i ,' 、ヘ i i!ト  ' ! ,二.ニi-;ュ-、ヾiヽi冫,i ` メ、 \    (聖庁の組織も戦力も最早、壊滅的と言って良い・・・・・)
   '  | .ハ. ト,i ヽ'′        ! レ' ,'.ク,  冫,ヘ /
     i ! i !ヽ   、    ` `ー' /,/ /' i i {
      !  ヽ! \  _      u ///ハ i| トi        (白紙和平を、こいつらが本気で結ぶ気なら、今が潮時ではあるが)
           ヽ  丶. ``       , '´  i トi !! `
                丶、_, ..ィ_' ´ ,. - '´ | !         (だが和平など結んでも、異邦人達が真に僕らを尊重する事など――)
                    ! 7 ̄   .丿ヽ
               __,. -‐' ´ト、 !  _,. '´  丶
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -


                   ――フェイト、フェイト!分かる!?聞こえる!?

               僕の『声』を感じるなら・・・・・念じて!心の中で、言葉を念じて!


                              ・・・・・フェイト!!


三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -

                      _,,..  -――‐-- ., |:、
              _,,.ィ''"´.,_   、      ヾ |r=‐
.         _,.ィ'"ィ'      `ヽ、 ヽ      ⌒ヽ
       ,,..ィ'7' / /   ヽ、  \.\ ヽ          ゙、
.    -='-‐'7'′' ,/i .i.   ヽ   ヽ、\ ゙、         ゙、
.       // /  i' !. l 、   ヽ   ヽ ヽ!、           ゙、
      ,/イ /,!.  l | .!、゙、.  ヽ     \  \        ゙、
.    / .i' /イ !  !.l!、 !、.ヽ、.  ヽ、、  ヾ、:=-`ー      ゙、
.      l ;/ ! |! .!!'!l|、 、lヽ.ヾ、  ヾ:、ヾ: 、,_\``        .リ
.       !/ .!.|!l l| '!::ヾ:! `i.ヽ`ゝ、.ヽl`ヽ}、``       /      (マイ!?・・・・・ああ――ああ、そうか!)
       l'   .l! l| l! }:::::::ヾ、||. `ヽ//`l'ー.i'           /
      ′  ` ゙j>′  | ,!l  ,' / l! ,'        ,/        (僕の『聖石』は・・・・・君の竜玉から、作ったんだったな)
.           ゙、     ! ,/i  : / / ,'        /
              ゙、    ! /il  ,'イ' ,/i ,/       ,/          (ならば、こういう事も・・・・理屈では、可能だろう)
               !、⊃i/ / /'/ / |'/         〈
.               '!゙、  // /'"  !′,    .   ヽヽ
.               '!.ヽ ´ ,. -'、_|. /l /、 !、lヽ 'l ゞ          (・・・・・無事で良かった。マイ)
               ヽ ゝ'´   i''r..':レ'::|/::ヽ. |:::`::!'ヾ
              ヽ.|    l|::::::::::::::::::::::ヾ:::::::!
                  ヾ    》:::;;;::::::-::‐::‐:‐:‐:ヾ、
         _,,,..................-‐:'':"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::.、,_
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4006 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:03:05 ID:f3GHpuUf

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               , <: : : : : \
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      八 :_ゝゝツ       ""j: : : :八;!: : : : : : :l
     l: : : ハ ""        /: : ,ィ : /.: : : : : :.从    ・・・・・・・・・
     }: : / 介x,,,  '⌒  厶イ://: : : : : : :/  )
     !/     ≧=-r≦ |: : /: : : : : : : : :/
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         _/  /  /  \ `ー――┴┐
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       /   ∨____ __.∧   {/´77777ミ∧
      {  __/ ̄ ̄ ̄`┴―--ミ   }二ニ=-〈//_ ノ:リ
      乂´ 犬イノー― 、       ノ\_///////_ _______________________
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          { ⌒\ ___     / ) |
        /{     \:.:.:\:.:\// ̄/!    /:.:\
       /:.:. {      \:. |:./ /:.:.:/:.|  //\:.:.\
.     /:.:.:.:.:.:.{  \_ >'^~:.:  ̄| : Λ:.|//    ヽ:.:.:|
.     /:.:.:.:.:.:.:.: {   /:.|:.:.:.:.:>''^~|:.√⌒\__    |:.|   (『送受信』の相性が、一番良かったのが君なのは、それが理由だけれど)
    / :.:.:.:.:.:.:. Λ /:.:.:.:.|:.:/:.:.:.:.:.八:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.\   |:.:.|
.   /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨:.:.:.:.:.∨ :.:.:.:./:.:.:.:.\:.:.:.:.: |:.:.:. `、  | :;゙   (けど、それだけじゃない。・・・・・『コレ』が僕の、対異邦人用の新魔法なんだ)
  /:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:. /:.:.:.:.:./ :|:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:| :.:.:.:.:.:.  |/
. /:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /  |:.:./|:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:. |      (ずっとコツが掴めなかったけど、結界光芒の視聴覚霊験の経験で――)
/:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:.:.:.: /|:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:| \_ |:.:.:.:.:/:.八:.:.:.:.:.:|
:.:.:.:.:.:./ :.:.:.:./:.:./ .|:.:.:r:|:.:.:.:.:. ィ炸汀ミ|:.:.:./イLノ:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:/ :.:.:.:./:.:/ 八:.:.{ |:.:.:.:.:.:| ヒrツ |// ィ炸_ノ:.:. ;′     (・・・・・いや、そんなの今は、どうでも良い!)
:.:.:./:.:.:.:.:./:.:/    ヽ:.|人 :.:.| u     {>ツ ィ:.: /
:.:/ :.:.:.: /:.:/        |:. \{         八|: /        (今、そっちの状況は・・・・・どうなって・・・・・・・・・・〜〜〜〜!!!)
/ :.:.:.:.:/:.:/|      __j|:.:.:.:|\ (⌒ ッ  イ:.: |/|
:.:.:.:.: /:.:/ :| /⌒''く二|:.:.:.:| ノ >'" ̄ ̄)〔 |:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:. /:.:.ノ/ ニニニ ∨|:.:.:.:| | /     ̄}   |:.:.:.:.|       (・・・・・待ってて!すぐ助けに行くから!!)
:.:.:.:.:.:/:.:.:.:/ニニニニニ-|:.:.:.:||     〉L__|:.:.:.:.|
:.:.:.:./:.:.:.:.:|二二二二二|:.:.:.:|/       ノニニ|:.:.:.:.|〉   _______________________
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4007 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 21:05:01 ID:6a6aGNoo
特定の回線のみを開くことは出来ないのかな?

4008 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:05:09 ID:f3GHpuUf

                   ._  /〉___
                 >Y./´   `>..、
               ,.::´            \::.、
                /                ハ'.;\
               ./'                  ';.';ト\
             /ノ     i      .l .:l l lハ⌒ヽ
              /イ:l '; .';  .l     l :' .;' :リ:W〉      (僕の五感も、そっちで感受出来るのか。大した魔法だな)
             ./ .,'/'∧ ∨ :;  .l  ; ;' / ./ :| l|
               ′.∨'; .∨ .'; :| ; ./ .イ /.ハ | .i!
               :.':;:ミト、:;、.'ハ:|!.;'/,イ./イ/          (・・・・・マイ、急ぐな。なるべく静かに、こっちへ来るんだ)
                   Y!.ヽi乂从/イ Y/
                      リ.イイj/レ|,ハト、ト、〉            (霊験を使ってでも、忍んで来てくれ。・・・・・トキトーが居る)
               _.. -―┴'‐┴―`‐'-:...._
              ,、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::......,_
            .,':∧::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/`Y
          /.::::::';:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;':::::::';
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 │    /.............................................l..........|....\....l......| │
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 │    |........................r ⌒|...............|\l{⌒\ノノl..../ │
 │    |........................| r.:::|...............l r ―┬}  ノノ  │     ・・・・・ん?今、妙な音が聞こえたな?
 │    |.................... 八 、::|............ ノ  \ リ (    │
 │    l............................\|...........l          ヽ  │
 │   ............................./、|...........|       ノ   │     瓦礫の崩れる音と、重なってはいたけど・・・・・
 │  / ..................... /--|...........|、     7     │
 │  /..............__/ ---|...........| ≧........ノ      │     自然音じゃない・・・・・規則正しい、足音のような・・・・・
 │ /... > "------\--|...........|7//...... l       │
 │ " ------------丶|...........l/∧........|       │
 │ ----------------l|...........|}))∧.... |∨     │     ・・・・・いや。今は、聞こえない・・・・・?
 │ ----------------l|...........|-l--|.....|-l     │
 │ ----------/-----l|.. .. .. |-|--|.....|-|     │     気の所為、とは思えないけど・・・・・
 │ ---------/------l| . . |-|--l. . |-|∨   │
 │ --------/-------l|   |-|--l  |-|-∨   │
 └──────────────────┘

4009 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 21:06:32 ID:5n94HkZo
傍受してやがる

4010 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:07:04 ID:f3GHpuUf

 ┌────────────────────────┐
 │      i|:.           .|i:.  __                  │
 │      i|〈i:.    _ .ィi〔 |i:i:. -=ミ、 `  、           │
 │      i|i:V{ /⌒     |i:i:i.     .\.   \         │
 │      i|i:iヽ:.      .:{:i:i:i:.       \   .ヽ        │
 │       j|i:i:l{i:i:. .:/     Y:i:i:        \  .,ハ、     │
 │      从i:i:iヽi:iV      Yi:l         \  }!      │
 │      .′ .、i}li:′      Z}  .、      (\ヘ      │
 │      .:    \i{       }!ノ|  \ト     .\ハ     │
 │    j{     i{  j{    }リ斗,ハ  ゝ. _      \    │     ・・・・・敵の援軍が、接近しているのかもしれませんね?
 │    j{     乂 从  iNり ィfぅ笊lゝ  ⌒≧=-  \_  │
 │    .: ./    〃^ぅメ\{   乂zク ;    }!      ̄ ̄  │     余り、悠長にもしていられませんか
 │   ノイ i{   :j{: :. ゞ”       }i / }! i {      |    │
 │     从 i{、 :从 ,ハ  ′      И  ; ,ハ{      {    │
 │      ヽ{ \ト \ゝ   ー=-   , .} /}/  /      {    │     ・・・・・枢機卿。返答を頂きたい
 │     _    .-=ノ `ヽ〉 >    イ/ノイ   /. :.    :.、  │
 │  -=≦⌒   ./  . : / r―_`´}_,/    /: : : }!:    \ │     『私達とは交渉しない』――それが答えで、宜しいですか?
 │        /   /. :/ ハ  ̄/     ´ ̄ `ヽ}! /       │
 │     /  / . : ;〃⌒{ /   /       ∨ /      │
 │    /      . : / 乂_/    ,/         ∨: .\    │
 │  ,. :       ィi〔_,/    /′         .{: :/: : \ │
 │  /. : : :/  ´   ./    /. /    、      ∨ /: : : :  │
 │  . : :/ /    ,     ./. : /     ハ      :.∨ /: : : │
 └────────────────────────┘






 _,,.イ,´_,.-/ ,/       ,.ィ´イヾ、i    ヽ、 \   ヽ、
   ̄ ̄//′/      ,.イ´ ,/' / ヾ、'! ヽ、  ヽ、  \ ヾ
.    i/  ,イ     /; / ,/' ,イ  .|ヾ、、 ヽ.   ヽ、  \ 'i、
.   / ,.イ,/ ,/   /!/,/ ,/'  /|   |、`i、ヽ、ヽ.   ヽ.   \!
   / //! ,/    |l' / //!  ,!'l:   |、i 'iヽ:、ヽヽ   \、   \
.  〈,イ'´ ! !     !!/! ,/! ,|  i/|、   !゙、. '、、'、`'ー=:、_   \ヽ、.,_ ヽ、    ・・・・・待て。今、考えを纏めている所だ
.   |   ! .|     |,/l / | /! l'| !.'、 .!、ヾ、'i、ヾ、. ヽ、、、 \i、_、``' ´
    |  i !     |!‐l|」_ ! ,! !ハ '、 !ヽ.!ヽ ',_;ュ>、 ヽ、ヾ、、 \`
.     |  l、|!   ≪|''ホ'f=yユェ;_‐"i !、 .|-ヾyユュzyェョ;、ー=:.、7':i`` ー    ・・・・・怒りで啖呵こそ切ったが、ここまで負けが込んだ以上は
.    '、 、ハ.    |i'ヽゞ' ノ   `'   '、゙、| ''゙l .!ツ ノ ア7 ,/' `/ /
     ゙、 l!゙、   | ',゙`匕:-‐'     ヾ ヾ=匕/ / /'  / /         君達との交渉を、考えない訳でもない
     ヽ 'ヾ    !、'、           i::.       /,/'  /}/
      ヾ、゙、  | ヽヽ         ' /"       /;'/ /
       ヾ '、 |、ヾ,ヽ             'ツ'  ′           だが・・・・であればこそ、熟考が必要なのだ
         '、 .!`ヽミヽ、   , -‐ 、   ///
  _,,,,.............,,_,.,'、 !∠-'|゙l!ヽ、    ̄  ,.イ!、.|ゞ``              君こそ、交渉する気があるなら少しは待て。トモエ
:'´:::::::::::`ヽ、::::::::::::'、!::::::::;|:、ヽ、`ヽ、.__,..イ´,イノ`:ー::..._
::::::::::::::::::::::::::ヽ;:::::::'、!:::::::(!:::`:ー二‐┬‐彡イリ:::::::::::::::`:::::ー-......_
::::::::::::::::::::::::::::::::\::::!::::::::\::::::::::::::| | |:::::::::/ノ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:''‐;.、

4011 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 21:07:26 ID:6a6aGNoo
流石に人でなし共はいつものことながらスキルも超人的やな

4012 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:09:06 ID:f3GHpuUf

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 │          ,. ‐''"´        ` ー- 、          │
 │         /                \   \        │
 │       ,イ            \   \::: : \      │
 │       /   /     !   :|  :|ヽ\   \:::::. ヽ     │
 │      ,'  .:/  .::::/ ,'   :,' .::iハ . ヽ:::: :::ヽ:::::. ヘ   │
 │      i   .:/  ::/ /  ::/!: .::,' | |∨:|ヘ:::: : :::ヘ:::::::ハ   │
 │     |  .:,' /  .:/  ::/,' :::/ |:.! |:.:| |∨::::::::∧::::::i、  │
 │      | .::i:./  .:::,イ ::\/:::/   リ !:::i::/:i::::::::::ハ::::| !  │
 │      |/:|/  :/,ィ"´/:\   /  |/'〆i:`: :::::::|::::| |  │
 │    ,ィ|  / ::::::/i,.≧==ミ      .≦彡::}`.|:::::::::::::l::::| | │
 │    / | ,'::::/{ rT{::::::::::r !     {:::::rリ ‖:: :::::/ト、ハ|  │    ・・・・・今何か、隠し事をしてるんじゃないの?枢機卿さん
 │   {  | {::/::::::ヽ|:|乂、_,ノリ      ヾ之' ,'|::::::::,'. | 乂 │
 │    ヽ | |,' |::::|::::|`ト! ''' "´     、    ハ|::::.::i  !   ` │
 │    i   |::::|::::l::::|ト、            /:::|:::::::|  ヽ   │    そういう感じの身体反応が、表れてるけど?
 │     ハ::  l: ::|::::|::::iハ \     ´ `  .イ:|!:::ハ:::::|      │
 │   ∧:  !::::i:,.-、「|∧  > 、 _,. <:i::|:::|:::::.ヘ:::ヘ      │
 │   /::::: _厶イ ./ |:.:.|` ー-L>、:::::::|::|:::|:::::::::.`iー\    │
 │  />< \   ヘ. i:.:.i   ,'!ハ| `<ュ」::|::::::::.:.∧   `ー │
 │  ,イ-― 、` 、\  ヽ|,イ   /_||__〉   ハ`ヽ :::::.:.:.∧     │
 │  / :: :: :: :: \ \`'''" `''ー-イ>=<ヽ  | !:: ヘ:::::.:.:.∧    │
 │,i :: :: :: :: :: :: :\ \  く/,' ハ ト、\ ` | |:: :: }:::::::.:.:.ヘ    │
 └──────────────────────┘






'/´ /  ,! .i    i!|  ||   l !. l、\   ゙、\`、` ー`=-、 \    \:.、ヾ、  |
   ,!   l .i     l l .l゙、l.    i.! i ヽ\  ヽ'''''ヾ、、   ヽ、 ヽ、、   \i``ー !
  ,!  ,イ .!     |!|! .!l゙、   ii'、 i''"ヾ.\,.. ヽ、 __>_:、  \''ー _ヽ、ー-, _\ !
.  i  /,|! |     .|l|゙! !__゙!i゙.ヽ  '.i.ヽゝ,´xzzz云云≠≠;;≫-.、 \ ,!`''ー-! / ``7   勿論、様々な事柄を貴様らに、隠したままだとも?
  i  Λl ゙!|    ;|xf≠==iミ、゙、   l´≪!''l!´l;:::;! |``  ア'l   ! ``ヾ、   ,! /  ,/
. i / .! i!    `'i《i {;;} !`' ヽ\ !  ヽ ゙、ゞ' リ   ,, .!.!  l   ;i'  /! /  /    それとも既に、僕達の全貌を詳らかにしたつもりだったか?
. ! ,'  .! Λ    lハ.ヽ´ | ,   ゙、 \i    、ゝ..イ / !l  イ   /'  ,'! /  /
 |/  | Λ ゙、     lΛ``´´ ,    `    ` ̄´  l,i /!   /   / ! '  /
 l'   l/  ゙、'.    .!|Λ   ノ                  / ,//   イ'  / ! / /       僕達にだってまだ、切れる手札は幾らか残っている
    ′   ゙、、   .!liΛ  ヽ               /,.イ'/  // /  i'/ /、
.          ヾ   ll 、ヽ                /' //  / / ,.'、  /  、 ヽ、     その手札も勘案しながら、和平交渉について熟考しているのだ
         ヽ   ll ゙、、\   ー -- ‐'     ' // / // !゙、  .  ゙、'ー-ゝ
           ゙、  'l!、ヾi、\               // /   ′  〉》 | ト、 i
.            ゙、  !\. ゙、ヽ、\          /'/'′    / ,Λ゙、!ヾ \!      当然の話だろう?――何か、おかしい所があるか?
            ゙、 !\\ヽ\. ヽ、   ,.ィ´  ′ _,. -''",.ィ:´:::::::i、_
                ゙、 |  ` \.   >< .('-r‐'彡....ィ'::´:::::::::::::::::ヽゝ、

4013 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:12:05 ID:f3GHpuUf

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 │      _. -/::::::::::/:::_::-:::::´::xー-:::::_::::::::ヘ..、      │
 │   .>:"」LL」_ノ::/::/:::::>/:::::::>:´:::`ヾ::::ヾヽ     │
 │   }:::::/|::::::::/::::/::/::::r::´:::/:::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::V/  │
 │   |::/:::|:::::::|::::/;:"::::::::{::::::::|:::::::::/::::::::::::::::::::::::::|::::::`ヽ.   │
 │   |'::::: |:::::::|:::|:::/:::爪::::::::: !::::::/:::::::::r:::::::::::::::: |::::::::`i::'/ │
 │   /::::|: |:::::::|:::xー、_|:::::|::::::: !:::/:/| /|::::::::::::::::: !::::::::::|::::'/ │
 │  ./:::|: !: !::::: |:{ /'7. !::: |::::::: !/"`丶、 ::::|::::::::::::: |:::::::V:::::::' │    おかしい、とは言わないけれど・・・・・
 │ /::::::|: !: !:::::::|ヘヽ  !::: |::::::::/气ミx.、 \:::::::::::::::|:::::::::V::|、: │
 │/::::::: |: !: !:::::::|::::\`'!::: |:::::/| Vう刈k .!::::::::::::::|:::::::::::V } │
 │::::::: /|: !: !:::::::|:::/ . !::: | / ! ヽ`¨´   !::::::::/|::|:::::::/|::} ' │    けど、この場ですぐに返事してくれないと、アンタに熟考する余地や
 │ ::::::/: !::|: |:::::: !"  ..|:::::|/         |:::/,/ノ::::/...|::|  │
 │ :;:/:::::|: !: !:::::::|、   .|:::::|         "{.圦"::::::/ ....|/   │    聖庁の損害を減らす余地が残るかは、微妙だな
 │ /:: /.|: !:::::::::::| ヘ  /:::: |           ゝ//|/  ./   │
 │ ::::/ニ|:::::::::|::: |x. ヘ |:::::: !     ヽ _ , "´::/´  |       │
 │/ニニV/:: |::: |ニ\_!:::::::|\   .ィi〔::::::/:::/          │    何しろ僕達は、アンタと交渉するためだけに
 │  ニヘニV/:|::: |ニニニ|:::::: !f´ `¨´:::::|::::/:::/|            │
 │ ニニニニ`|::: !::: !ニニニ!:::::/ヽ、`>、|:::::|:/:::/| |            │    この場にわざわざ留まるつもりは、毛頭無いからね
 │  ニニニニ!::::|::: |ヾ=ニ|:::::|=-//_ニ!::: |':::/: | |            │
 │ ニニニニ|::: !::: !=-\:::: !=//_==|:::::|:/:: | |            │
 │ -=ニニニ|::: !::: !ニニニ|::: |┴'=ニニ!::: |':  | |            │
 └──────────────────────┘






 ┌────────────────┐
 │     i_{         }_}!         │
 │        {ニ! ,  -,‐‐- }ニ}         │
 │ム     {ニ',-‐ フヽ¨ ` }ニ}ヽ、_       │
 │ ム  ,ィ マム  /   ヽ,/ニi!ヽ〈: \     │   貴方を無力化し、拘束。収容施設へ移送してから、『交渉』しましょう
 │  マt/ / ∧_ム '     }ニ,/  ',: : ヽ    │
 │  {: :/ '  マ_{      } /、  ∨/    │   ですが・・・・・さて、どうやって無力化しましょうか?
 │   ,ゝ{  {  { ゞ',   .} }¨ ',    }'、    │
 │ ノイ.{  '  ≧x,',  ' ィ≦、}    }、\   │
 │ 〈:{∧  ', f 心ヽノ´ 心リ }  }ノ{ ⌒/   │   殺すのは、準君達へのお土産になりませんし
 │  `ー/\{ゝヘ   '    /}/', ',´´    │
 │   , -、 }   } 、 - ‐  イ j   }  \    │   交渉も出来なくなりますから、やりたくありませんが・・・・・
 │   j:ヽ:::ヽ /_〈`::=::::´::{、}ニ{´ \ /´: : │
 │   /: : ',::::}ニ{ /{ {:::::::::::://, {¨ヽ / : : : : : │
 │/ : : : },/ゝ_〕 マム:::::/イ {_ノO }.{: : : : : : │   意識消失させるため、何らかの処置をしようと身体に触れれば
 │ヽ: : : :/ }  ̄{ヽ マ//ィ:::}ニニ_/ マ: : : : : │
 │ : }: : / /  ̄{:::::`¨r ッ¨:::::::::jゞソ/ゝ マ: : : :  │   先の魔法を使われ、返り討ちにされる恐れがありますし・・・・・
 │  ///´ ̄`{``ヽ{`Y´},. ‐/ ̄ }ヽ{ ゝf´´: │
 │ /   {TTTT´        ゞ=イヽ }  l : :  │
 └────────────────┘

4014 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:13:52 ID:f3GHpuUf

 ┌───────────────────┐
 │         -‐   ̄ ̄ `丶、          │
 │        /           ヽ         │
 │      / / /〃/{ { ヽ `ヽ. ∧       │
 │       l / /斗/ハ ィー‐ 、  ∨ l         │
 │       { {  レテく  ヽi>==、\ ヾ│       │    麻酔だと、注射でもガスでも『麻酔薬を縮小して無効化』される恐れがあるね
 │       乂l f r'ハ   r'ハ 7ハ\リ l       │
 │        .八,}弋ソ   弋ソソノ ) 八        │
 │      ノイ }ゝ" `_  "" { {´  丶\     │    ・・・・・じゃあ、失血で失神させよっか?
 │      /     ,>‐r<_∧!>、   \丶     │
 │   , -‐"       ! ヽ{>ロ<フ〈.  |      \   │    今の状態なら、銃撃で出血させる事は出来るんでしょ?
 │ //  / /    y ゝ {   ;ヽ  ,i      丶.ヽ │
 │  {八 〃 ハ  { ,.-'‐!、 }_ = ゝ、__i、 }ヽ  }  }  │
 │  )/ ヽ(. ヽ人,i' .,.   i' `゙ゝノヽl_ ヽ! ヽjイノ  │    失神したら、飛行船内に運んで貰えば、その後の処置は
 │  "   `  /  / ゝ,.|  l __.!,r'/ `‐´    "  │
 │       /` V   l  .,′´´           │    あたしがやっておくから――
 │       `ー'′   ├-/             │
 │              ̄                 │
 └───────────────────┘






      r――
      ’,\     ` <
       寸>、         ` <,        /ヽ、
        寸>―s。..,,_       ` <,   /   ` ‐--┐
        |_Г///└ュ、.,_       ` ≪丁ニ=∧   !|「|             ∧
         ヘ¬、 \//////≧s、_      ̄l「∨丶_||! 从 _二ュ_ 〈Y、、_ j! ヘ
            \ \ \/「ヾ"¨¨`'<//≧s。.,  l!、、  |ヘl { {孑ニ][ニ__ }从   ̄ ̄| 、
       . . . ―=― :. ニ=-丶、    ̄~''<>il-ヘィ" _iヘ } 乂_ニ][ニ_ノ乂 -〈〉、 ヽ| ヘ
    -=.. : . : . : . : . : . : . .::=-  ニ=-<廴_    X刈_,圦__) 气 ヽ二厶 匕     ー∨\
   -=.:: : : : : : : : : : : : : : : : .::.=-  ニ=-   ̄ ̄] 辷L_)jア ゞニ 乂:ii:ノ _ノ ‐‐〈〉- 、 〉 丶
  -=.. : . : . :       : : : : : .: .:=- < _/””¨`Yミh}ミ「  厂圦_ [ ヽ(:ii:) ノ ] -― 、   _/_j( Y、\    成程。ではその様に――
  -=. : . : . :            : : : : . =- ニ=-ノ /li! ! !ヽ]/  〉 ! [_込V爻'_]〔    ヽ`、 `'<ヘ ̄
 -=. : . : . :           : : .:.:.:..=- ,j-‐i}〈/ { l li [_,/  八>、W/ィ、ヽ\ <!\〉 _  `ミ、
 -=.:.:.:.:.:.:.:           . : : : : .=- |i|:i:l-人il l |i ‖ |   /  ト、/><iIiI)ノ>|     \ ^ ‐- >    _,n_00
  -=.:.:.:.:.:.:.:..         .:.:.:.:.:.:.::=-,.'i|i:i:.||r/|! l V ‖ ├<\ ⌒`'く .:.     !  >'~ ̄ヘ ''"~     └l n |    ,⊆.己   _,n___   [][]「l
  -=::::::::::::::..        ..:.:::::::::::::=- /i|i:i/\!レ!乂ノ 〕  !iィュ、, 丶――┐  _ノ /_二ニフヘ       U U    `フ_厂   `l_ヤ′   くノ
   -=::::::::::::::::::................:::::::::::::::::::=-  |i. i / -‐'   T \ Yヽハ \ \r'/jィ壬a´ヘ-―‐ーァ;i]\丶
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      -=::._::::::::::::::::::::__=- ~ ニ=-.//   ///└‐┴' |   `ー=ニ二__ ‐=d厶ノ !   \\;i;i;i]\
            ̄  ̄   ∠ゝ__// //////////i!        ̄〕ニ-=ニ二ヌニ‐-'ノ)>、   \\i;i;i]
           ィi〔>'´/'//∧_//////////|¨|∩|       γ ィ=ーニ二`'<>、ヽ‐-ミ、   \丶
          ィi〔>'´////// ̄//////⌒´丁 」i| !|     /ニ=‐―ュ_`\   `ミ、气ム.
        ,ィi〔>'´//////////////      { }i/ `    />\ /i/\  └=ニ_  \ ミh、_
      ィi〔>'´//////////////  /⌒ ̄      / ´    /=ニ7  \  ||\‐- ._\ Y|
   ィi〔>'´//////////////   /           /    ./  /\   ヽ ||  \   />Y

4015 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 21:14:42 ID:wnJGlUdb
うーん穏便にド畜生

4016 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:15:38 ID:f3GHpuUf

                       ヽ,、,
               ,, - ─ ''一''ー-、ゝi,, r'二ニ=、
             ,,r "      __,, -‐-、,,  ー"-ミヽ,,
            , r',シ    ,, - "´  ,,、    ー-、, ヾ,,
         ,, r'´ィ'     ,     ,, r '´ , fヽ  ゙`ヽ,,ヽ. \
      ,, - ' ,ィ ツ"   /     /    / ハ     ヽヽ ヽ,
 ,,,_-_'ニr ',ニ/ /   ./    ./   /  / ヾ、  ,,   \゙、  i,
      / /´  //     ./!     ,/    /'i `、''、 i,    i、、 `i
     //  /y7     /!   ,イ   ./; i i ゝヽ i    ヽヽ i
    /イ   / i    i i'  / |   /;i.  ト. i  i;;''-゙ヽ    \\|
   / .i'  / /  |     / i  ./ / i   i./|  i i、'i、 iヽ `゙i、=-、  ト、,\
     i' /!./  ノi   i' ノ  i' ,i ./!  /!i ! i ヽi゙i, ヽ''  ヽ   ̄ .\ヽ\
   i / ノ /,イ   / i ! ./ i./ .i  i; i i i  ヽ ヽ iヾ、 ヽ    ヽ `゙''
   i,/ / i  / :|   .i i/ |/‐-.|,i  i i.i ! i, i ,,,-‐i、=ヾ;=-、 \ \、  \
    / ノ,/ ,ハ i   i ! i! ``ii'''`' ! i .!!  i i''' ´ ̄ヽ .ヾ、 `i、 ヽヽ ヽー、 .\     (・・・・・マイ、僕を助けようなんて、思うなよ?)
    /´! /い i  r''====-ニー、|! l  ii,rニ´====7 \ヽノヽ'' `''-、ヽ
     /  ヾ、i  ド!,  い;;ノ l ̄ !    " ´i !;;ノ i'  ツ,,  /,ヾ、  `     ̄  (君がするべきは、聖庁の敵の抹殺だ)
          ゙i .i ヽヽ ゝ,,ノ,,       -,,ゝ-イ ノ/ / ィ丿 `
             i i'  トヽ`ー ´  u   、     ` ̄/イ /ノ´
            i トヽ ヾ`ヽ            u  ´//´              (僕が、トモエ達に隙を作るから――!)
            i \ヽヾヽ、    , -‐、    ,,r´/イ\
              ゝヽ\ >'t、,,   ̄   ,, -''))、 トゝ
             // / /ト,,''-` ‐--‐": ,,r'ノi .\i
               /,, ‐| `''‐ニニYニニ-''´ !`-、`
             ,, -‐'   ゝ:::::::::::::|| ||::::::::::::::ノ::::::::` ー 、
           ,,r ''::::::::::::::::::::::ヽ:::::::: || ||::::::::::ノ::::::::::::::::::::::::`''- 、
        ,,r ''::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:ー || ||-‐''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'' - ,,
    ,, ‐''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: : || ||:::::::::::::::::::::::::::::_______________________
______________________// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                         __   /⌒ヽ
                        //⌒}/⌒\)::ノ
                   j´ ̄ ̄/::::::::::::___}  ̄ ̄ ̄}
                  /{  /:::::::::::::: ´ ::::}-<   }
                    //{ //::::::::::::::/::::::/     ノ
                     {  ∨//::: /::::::: 人    /
                   //:::/:::::::::/| |\___/
                 ――彡/:::/:::::::::/::::::| |/ |: |       (・・・・・・・・・・・・・・・うん、分かってる)
          /::::/ ̄ /:::/ ::::::: ィい::从ノ |厶ノ:::|
          /::::/   /:::/:::::::::/__ノ二/イニ}:::::ノ
        /:::/   /:::/:::::::::/ヘニニ//ニニ`く_     (・・・・・そういえば、君には話した事無かったな)
         {::(  /:::// :::: /二二//ニニニニニ) )
         \/:::/ /:: /「ニニ//ニニニニニ-// 〉   (僕が、聖俗戦争に参加した経緯)
        /:::/  .:// /{ニ/__/ニ`、ニニニニ//ニニ.|
       /:::/ / /  _/ニニニ/ こ`、ニニ//二/二|
     /:::/ /:::::/   |ニニニ./二二.`、_/ニニ/二-|
    /:::/ /::/::::/   _/|ニニニΛ二二ニニニニニ/二二|
  /:::/ /:::::/::::/  厂 二二 / ∨二二二二二Λ 二二〉
 /::::/ /:::::: /::::/  /ニニニ/〉  厂ニニニニニニ) }二二Λ

4017 :名無しさん@狐板:2024/02/11(日) 21:16:08 ID:KaI/SvRg
今する話!?

4018 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:17:11 ID:f3GHpuUf

                   ___
               / _ ___`}:>
              /⌒\::::://⌒|
              /{⌒ア⌒:⌒\  |
              /  ∨:::/:::::::::ハ:::∨
      ___        /::|::|/// |:|::|                 (竜に攫われてから・・・・・人界に戻って来て)
    /⌒\\___/::::|从   ノ::|/\
  {      ̄ ̄/::::::/―></:|_  \           (竜玉の影響で、正気を保つのも難しかった頃・・・・・)
         /:::///:::::__/冫i:|:::|:::\   \__
          /::::::/  rГ||/i:i:i:|:::|\/|     ̄\\
        /:::::::::/   人i_j____,つ人:| | |::|         |  |    (僕の父は、一部の土地を聖庁に寄進して、修道院を建てさせて)
       /:::::::::/      |:人   __ノノ::|       \|
      /:::::::::/.       |::::::|   `「::| ::::|           (そこへ僕を放り込み、聖庁に僕の世話を任せた)
     / :::: |/       /::::/c  c|:::∨Λ
    /::::::::::|       /::::/c  c|::::: 〉::::\__
    |::::::::::::|.       /: ̄\__|ーく\::::ノ::ノ          (事情が事情だけに・・・・・聖庁の秘奥を知る人が、修道院長でね)
    |::::::::::::|    ___/|:::::|::::::::: |:::::|:::::::::::\:Υ__)
    八::::::::: |   ∨::|:::::|::::::::: |:::::|:::::::\:/⌒
    \: : |    〈___|ー|/⌒|/\:::/|
       \{     ',    |'    ノ|
───────────────━━━━━━━━━━━━━━━━───────────────
                 (⌒ヽ
                {⌒ヽ  ヽ
                ヽ  ヽ_}
             / ヽ ヽ   ト__
               〈    \  ̄ / l
             \   \/  l
          =ニ;:;:;:;:;:;:; \     /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
       三;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\    〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
     ‐==;:;:;:;:;:;:;:;: '´    \  \`   ,;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
     ニ三;:;:;:;:;:;:;:'          \  〉   ' 、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
_ ≦三二==─フ  ̄ ̄二丶   ̄  __ _ __________
/ /    '´  //三≠  ̄ ̄  ̄ ̄ 〈 ヽ/\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  i 三──   //三/ Ξ         \    ヽ
  | 二二二ミヽ| |三  ≠         r‐'   ∧  l
  | 三 ̄Ξ=i| |三 ≡=         \  { `ー'
  乂 三三  ヘヘ乂 ヾ           `ー'
_ 三=─-   ヘ人≧ ___ ________\\______
  三=───≧─三二二ラ'    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,:':;:;:;:;:;\\;:;:;:;:;:;≧ ̄ ̄ ̄
 =三三三三;:;:;:;:;:;:'、                ,.,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\\;;:;:;:;:ニ─
    ニ三;:;:;:;:;:;:;:;:;:` ,,             ,,, ;:;:゙:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\\Ξ=‐
     =ニ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:      ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\\
        三 ,:,;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:三二\\
           =‐ =                            `ー'
                                            (⌒ ヽ  _
                                            \_)/ l
                                                    /   |
                                               |   |
                                               ゝ─'
━━━━━━━━━━━━━━━────────────────━━━━━━━━━━━━━━━
            :,:              (/)
            ノ霜斧ミx,゜      '´          _ノ(
           (圭圭圭{!'                (圭{
           寸圭圭イ :';'''                 '´⌒
           τ'{{7⌒∴:
            )/
         。∴{!                       _,ィ(。
        _,ィ(                       `'''´⌒'・
     ,ィ圭||ア '’    __                 ,ィ(____,ィ∵               ,ィ(_
     炸圭(       ,ィ升彡               ノ圭圭圭圭そ          。  佳圭心、_
      ⌒`寸ト、   ,{抄'⌒    ノ斧ミ、 o    ∴炸圭圭圭|iて ',∴ ・         _ノ佳佳佳て。          がぁっ・・・・・・!!
       ゜     ノ/        ⌒∴   ・ ノ(_ノ圭斥⌒',寸ミ、        ',.:,:・'`¨∵¨¨⌒´
     ,,、    //   ノ(          /少'⌒ `       ..,, _,.。x≦少"・       ,ィ(_∴_,:・・
  π_ノ心、_ノ(,炸||(   ,,.,⌒ ・っ  ∴ ・                 ;,,ィ炒⌒;.    c=≠二,ィ炸圭圭(;''
   )圭圭圭圭圭ア  ∴:¨'`   `                     ',∴ ・     ⌒ 寸筵τ'⌒``
 τ`[:圭圭圭圭(_ノ廴 τミx。、∴__            ノ廴_,ィ炸廴ィ
   )}圭圭圭圭圭そ `⌒'・    __,ィ圭掛x、∵      ,ィ炸圭少⌒'・
 _,ィ炸圭圭才寸圭廴。x:≦少"´⌒''''⌒¨∵¨´      ⌒¨¨∵:・
   ⌒`寸ト、∴`寸ミ、 ∵:・
      `寸そ:¨'`沁っ

4019 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:18:19 ID:f3GHpuUf

              .  -ヾ:、,.:ュ.,_
           ,.ィ,´‐,    -、 `ヽ、
          _.ィ/イ'  l!、._  、 \ ヽ
       -‐''7 /  i' l! `iニ、‐ュz`ー、!_
        / ,イ j' ! jl、 'ii、ヾ-、ヾ二i ̄                ぐうぅぅぅ・・・・・!
.         j /j゙i、゙i,Λ'i\ i、{'ー| ! /       ,
.       j!' iΛ { ヾ `ミ`゙/ / /\  ‘   ;.
           ,,゙、 ヽ、-‐= '.イ,/ヾ二  j,;m.... .j         (・・・・!・・・!ッ・・・・!)
            r':i:::\{::::>-<;;::!'::::::::::: ̄!ヽ、;溺眦;;. ba”`
         /;:::!::::::`::::_:::||::_::::::::::::::::i`_翊軈軈駭c_
    ブシャッ!  ,r'':::::::i、::::::/'/:/,ィ:::::::::::::::/:::: a襖樂a'` `   '    (・・・・・ありそうな、話だな・・・・・)
       ;.;.;. /::::::::::::゙i、_j " `二 つ::::::i:::::::::::::c'`  ~
     ;;鑾m;;. ::;ィ:´:::{ヽ、  ゙ニニ⊃::::i::::、:::: `'c :::::ヽ           (竜に攫われたが戻って来た、『竜の花嫁』に対しては)
      '滯a' :´:::::::::::::\,,>:''ー`ニ'::::::::::}_;r\::'” ::::::::::::ヽ
    /':´: ” ::::::::::::::::::::::;イ::::::::||:::::::::::::::::::/   \::::::::::::::::\        (相応しい、対応だろう・・・・・)
   i!:::::::::::::::::::::::::;:イ´,r'、;::::::}}::::::;;:::/::;i′   \;::::::::::::::ハ
   l!:::::::::::::::::;:イ   ノ::::ヾ:{:i'‐:'::::/:::::/      {':::::::::::::::::'!
.   `''''''''"´  _,..ィ'´:y::::::://::::::::::::::::{        V:::: _______________________
______________________// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                       / \
                   / / \
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                 /|:.\ |     |
             __    /:.:|:.:.:.| |     |  ___/
           /:.:./\ /:.:/|:.:.:.| |     |/:.:./
         /:.:./\:.:.:.:V/ .|:.:.:.|_   Υ:.:./
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      /:/ /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./:.:.:/:.:.:. ∨:.:.:/:.:.:.:.∨          ・・・・・・ッッ!!
     /:./  /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:./:./ :.:.:.:.:. ∨:.:.:.:.:.:.:. ∨
     |:/  /:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:/{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.}
     |′./:.:.:.:. / :.|:.:.:.:/:.:Λ:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:|/:.:.:.:.:/:.:j__          (・・・・・修道院長は、僕を慮ってくれて・・・・・)
      / :.:.:. /|\|Λ:.:/:./  _/ .:.|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:/:.:./
      ,:.:.:/|:.:.:.:.灯ぅ:.:/ ァ斗ゃうY:|:.:.:.:.:|⌒V:.:./\___    (秘奥である筈の知識を明かして、竜玉の狂気に侵される
      ,:.:./八 :.:| cVリ/    乂ツ 〇 |:.:.:.:.:|  厂/ |:.:.:.:.:.:.:.:.: |.:
     {:./ :.:.: \ハ           。゚ .:.:. |イ/  |:.:.:.:.:.:.:.:.: |.:.:     僕の症状を、和らげる術を伝授してくれたよ)
     /:.:.:.:.:.:/ 八丶       /:.:.:ノ:. 厂.    |:.:.:.:.:.:.:.:.: |.:.:
     /:.:.:.:.:.:/     、 - っ   厶イ:.:./Λ.   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:
    /:.:.:.:.:.:/     / \       /:.:.:./  ノ 、  |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:   (アレが無ければ、僕は廃人になっていたかもしれない)
   /:.:.:.:.:.:/      { | | ー=≦__/:.:.:./   ノ} \ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:|.:.:
  /:.:.:.:.:.:/:|        | |  |┌ /:.:.:./___,. ィ゙ /  ´^''〜.:.:.:.:|.:.:
  {:.:.:.:.:.:.:.: |      丶| |厂| /:.:.:./    / /
  \:.:.:.:.:. |       //  /:.:.:.:.:/    / /

4020 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:20:17 ID:f3GHpuUf

       / ̄ ヽ  ィ::7、
    -‐ ´     ',/::::/:::',    _
 /         }::::/ ';:::i  イ:::::::::\
/              i::::! .',:://  `ヽ:::\
           ノ:::::丶//      ヽ:::ヽ
    _ -‐   }::::::::::::::::`ヽ_      ヽ:::',
  /        ヽ::::::::::::::::::::',       ヘ::!
 /           ;:::::::::::::i::::::::',       }!
               ,::::::::::::::i::::::::::i       }
{           ,'::::::::::::::i::::::::::i         ノ    (・・・・・術の開発者は、僕と同年代の少年だと、院長は言ってた)
\           i:/ {゙`.i::::::::::::!
、 ヽ‐- _       /:i、」 .i:::::::::::::!            (「子供の作る術程度なら、秘奥といっても」って判断で、僕に教えたんだ)
ヽ 丶::::::::::::::::::::::::::::} !}   .i:::::::::::::i
 i  .i:::::::::::::::::::::::/ `  }:::::::::::::i
 ∨ ',::::::::::::::::::/      i::::::::::::::!           (救いをくれた院長にも、神にも感謝したけれど・・・・・僕は、僕はずっと――)
 -  i::::∧::::::/         !::::::::::::,
..! ∨',/ }/!/\ /   /::::::::::::!            (術を開発した、その少年にこそ、一番感謝して生きて来た)
..!  ', ヘ  }    \ー イ .}:::::::::::,'
ユ二 ∨',     /. /   '::::::::::,'
    ∨',    ./ ./   .,'::::::::::               (叶うなら、会いたかった。そして、恩を返したいって・・・・・ずっと、思っていた)
    ∨.',   ` {   .,'::::::::::,
     .∨ ,    \ ,'::::::::::/
      ∨ヘ  /二ニ=、::/
      ∨ ヘ{ /   ヽ }
       .∨ ヽ      ヽ
     / ∧  ',      ',
    / / .∨ ∧     }                  _______________________
______________________// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                      _,,..  -――‐-- ., |:、
              _,,.ィ''"´.,_   、      ヾ |r=‐
.         _,.ィ'"ィ'      `ヽ、 ヽ      ⌒ヽ
       ,,..ィ'7' / /   ヽ、  \.\ ヽ          ゙、
.    -='-‐'7'′' ,/i .i.   ヽ   ヽ、\ ゙、         ゙、
.       // /  i' !. l 、   ヽ   ヽ ヽ!、           ゙、
      ,/イ /,!.  l | .!、゙、.  ヽ     \  \        ゙、
.    / .i' /イ !  !.l!、 !、.ヽ、.  ヽ、、  ヾ、:=-`ー      ゙、
.      l ;/ ! |! .!!'!l|、 、lヽ.ヾ、  ヾ:、ヾ: 、,_\``        .リ
.       !/ .!.|!l l| '!::ヾ:! `i.ヽ`ゝ、.ヽl`ヽ}、``       /      (・・・・・アレは導師の『耐用年数』を、延ばすために開発した術だ)
       l'   .l! l| l! }:::::::ヾ、||. `ヽ//`l'ー.i'           /
      ′  ` ゙j>′  | ,!l  ,' / l! ,'        ,/        (実際、子供が考えた程度の、下らない術だった)
.           ゙、     ! ,/i  : / / ,'        /
   キラララ・・・・   ゙、    ! /il  ,'イ' ,/i ,/       ,/            (肝心要の用途には、相性が悪く無意味だったよ)
               !、⊃i/ / /'/ / |'/         〈
.  _j|_       '!゙、  // /'"  !′,    .   ヽヽ
.   ̄|! ̄       '!.ヽ ´ ,. -'、_|. /l /、 !、lヽ 'l ゞ          (・・・・・巡り巡って、見知らぬ誰かの役に、偶然立っただけの話だ)
           |   ヽ ゝ'´   i''r..':レ'::|/::ヽ. |:::`::!'ヾ
       __j|__ ヽ.|    l|::::::::::::::::::::::ヾ:::::::!
          ̄|「 ̄   ヾ    》:::;;;::::::-::‐::‐:‐:‐:ヾ、
          |! ,,,..................-‐:'':"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::`::.、,_
    十  /´:::: |::::ヾ:;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:::::ー:.、_
..  __j!__ :::::::::::::::::::::ヾ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`i:ヽ
     ̄|! ̄ :::::::::::::::::::::::::::ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::i

4021 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:22:14 ID:f3GHpuUf

 ┌─────────────────┐
 │   \\ 、ィ{∧-‐ 〉、 ミ、./∨-、       │
 │     /:i:/∨ヘ /  ', /∨∨:i:\      │
 │     ヾ:i/.: ∨ヘ'   i }/∨ ', ∨i:ノ     │
 │    _ノ/ , ∨{  l }i_/、 :.. ∨i:、     │
 │  /:i:i´:7  i {\マ  N/}  :.ヽ\:i:\    │
 │  _:i:i:/从 :.《伝 ヾ.ノィ仍》  }ノ⌒\i:i:> │   ・・・・・折角、血抜きのため銃撃で穿ったお身体を、
 │⌒/ノ:_: :ム沁   ,   ノル'jノ`:..、   ` 、   │
 │ ニニニミ 、:..心、 ー ィi{  (:i:i:\:_>:.._   │   いちいち魔法で、治さないでくれませんか?
 │ 「「:i:「「:i:i:i:i:ム マ;:.. _}`¨/il ヽ:.._)i:i:i‖i:\:::::>: │
 │ i:」」:i」」:i:i:i:i:l l`只 \l:i:l {◎只¨ ヾ:i:i:i:i〉、::ー │
 │ ニニニニミ 、.liiil ー云斧云ヽ: : .:\〈:i:i\ │   面倒といえば、面倒なんですよ
 │  l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l .i.ヽ ⌒` ´⌒{!!!}:.、   ノ,:^\:i│
 │  l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:l .|=、}      !il .}=-.::´ ::::::: │   致命傷にならない程度の銃創を、制御して付けるのは――
 │r ニニニニ ミ 、  〉: : . . . : : !il .ノ\¨`::..._ノ: │
 │| l:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:il .l マ: : : : : : : ノ,'./:ヾ:::\:..   │
 └─────────────────┘
───────────────━━━━━━━━━━━━━━━━───────────────
                                      /|
         , _____ ____ ; ̄''ー、 ∧( ;          /:::レ{
             ’   ゛    V  V'{,      ゙  トj:::::::::`ー‐‐
              ̄'''ー、        じ{'イ"'、     |:::::::::::::::::::::::::
        '一ー一━━≠≧z、、,         レ!  'イ"''   i:::、 、:::::::::::::
           ̄―,,,_            , _,.. -‐━━━≧:::::::::::::::::::::::::
                ̄'''ー、____ ノ!fj j }'" ̄、_、_、 ..:::::::::::::::::::::::::::::::
 _几__[[]             二二´  ゞ’{_シー------ .:::::::::::::::::::::::::::::::
└l r┐|      ,   -= ̄ ̄ ̄ ̄ヾ r,  、ヘ-=== ィーーベ、ィVゝァト,:::::::::
  Ll .Ll._几__[[] 'ー=ァ _____,..--イ t,O乂________ヾ  : ,  〃::::::::
.    └l r┐| ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ イァ    j!∴ ̄ ̄≫'"”,    ̄/:::::::
        Ll .Ll _几__[[] ′    ∧   ;」 ゙  /  ,’ ;   ハ::::::::
        └l r┐|          7 ハj″  ーァ_/  /  イ::::::::::::
          Ll .Ll           V/     / ̄ ̄ ̄⌒¨´:::::::::::::::
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       .l;;i′      /     .!;;/ .イ、;;;;;;;;;;;;;;./ |;;;;;; /         .r' /     ,イ゙ .,〃     ../; /
       .|/       ノ      .l;;; !  l;;;;;;;;;;;;;;;;ゝ !;;./           ,,ilr'"     ,i'./        ,./ ,/ .,.
       :l゙                 | !  /;;;;;;;;;;;; /  /./         '″      .,l./        ,,ノン"  .フ;;
              _,,          !゙.,,.,i";;;;;;;;;,./  .iУ                             ,i'/ .,..r'";;;;;
   .i}′        / ;;,! .,      /;゙;;;;;;;;; /   .l″            ,ν         / /_..-'";;;;;;;;;;;;;;
   `           i";;;,/ /      /;;;;;;;;;;;;/                   il l′         _..-";;;;;;";;;;;;;;;;;;;;;;;;_,,.
           l /  ."、    / ;;;;;;;;;;/               _    ,,i!!″     .,..r'";;;;;;;;;;;;;;;;;;.,,,r‐ー'″
          /./    l「    .../ ;;;;;;;;; /              ,,il″   .´     .,,./ ゙;;;;;;;;;;;;;;;;;_ン'"
     .,i''l   .,〃    .〃 /  ./ ;;;;;;;;;./    .,.     _ /″           _/;;;;;;;;;;;;;;;;;,./ ´        _ン'
    ,lゾ  .〃   .,〃 ./  ,i";;;;;;;;./     ./     ,r'./     .,    ._/;;;;;;;;;;;;;;,,,./ ゛       . _,,-へ.iii
   .〃   ./l   、〃 ,ir / ;;;;;;; /    .,〃    .,ノン′  .,,ir'"  _/丶;;;;;;,ン'″    ,, ;;二二r‐''''、;;;;;;;.
   〃  .,ノ~;/  .,/./ .,ノ/ / ;;;;;;;;;;;;l  .,.. |″    ,i'ン"   ,ii'" .,..-'";;;;;;;;;;;,/゛  _,,,,,__ ,ir!'"       `'''″
  .il″ / ;;;;;/ ,ノ゙''゙,i彡'゙i/'";;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐''"./     ,-/'" ,.. ;;/!"._./ ";;;;;;;;;;;.,./ _..-、., />'"゛
. ,i|′ ,/;; | ;;;;l/  ;;;;;;";;;;;;;;;;;;;;;; |;;;;; /;;; , ;;;;;;;;'|  ,.il!ン''/...-彡 '',゙..-'";;;;;;;;;,..;;二―'",,/'!'"                    ぐああああああ!!!
/ ,\__ノし// ;;;;;;;;;;;;;;;;\__ノし// ;、 ;; / .,. |/‐ンン'∠゙‐'゙´;;;;;;;;;;;;,i;;iU゙‐'''^゙゙''″         _..i
 / '";; )/⌒ヽ(_;;;;;;; __)/⌒ヽ(_ ; ', ;;>'";;゙´,iテ '´;;;;´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;フ"      _,,,...i;;;;iv=ゞ´
  ̄ ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ;;;;;;; ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /   __..;;メ`-ー'"゛            _,,.. -ー'''''゙゙''゙ ̄,゙/
 ´ ;;;; /⌒|「⌒\;;;;;;;;;;;; /⌒|「⌒\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i 彡‐''゙,゙.. /               ,..-''゙´;;,,..、;;;;;;;;;;;___,,,,,,,
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4022 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:23:28 ID:f3GHpuUf

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 │         ´:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i`ヽ        │
 │      /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i\      │
 │    /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:`¨:i}    │
 │    / i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|    │
 │   ノ:i:i: |:i:i:i:i:/i:i:i:i:}V/:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i:i:i:iλi:i:i:V/i:i:|    │
 │ {¨:i:i:i:i:i:i:|:i:i:i:i{:i:i:i:i:i| ∨:i:i{:i:i:|:i:i:i:i}:i:/__';i:i:i:i}:i:i:i:|   │
 │ |i:i:i:i:i:i:i:i|:i:{:i:iヾ:i:i:i |___V:i|i:i:i|:i:i:/}/´  }:i:i/:i:i:i:i|    │
 │ |:i:i:i:i:i:i:i:{:i:i\:i:i:\:!  \:i:i|:i/ ''斧竿ミ/!i:i:i:i:i|    │      ・・・・・巴。枢機卿に吸われるように、微風が流れてる
 │ V/:i:i:i:i |ヾ:i:i:`¨¨jI斗竿雫`'{/  乂_ソ'' {:i:i:i:i:i|   │
 │ V/:i:i:i !:i:i:`ー-`′乂_;ソ  ´    ¨ ¨´ !:i:i:i:i:i|    │      これ、明らかに自然風じゃあないね
 │   V/:i:i:|:i:i:i:i:i:{ヤ `¨¨     :.       √:i:i:i:i|!   │
 │   V/:i:|:i:i:i:i:i:|'ヘ           '     /:i}:i:i:i:i:|!   │
 │   }:i:i:iV/:i:i:i|:i:i:\     _ . -  /ヾ|i:i:i:i:i|!   │      ・・・・・コッソリと、風を『縮める』事で魔力を回復させて
 │   |:i:i:i:i:V/ i:|:i/{ ` .        / {=-}|i:i:i:i:i|!   │
 │   |:i:i:i:i:i:} :i:i:|{.-=} :.,  ゙  -  ´ ,.:{=_/!:i:i:i:i:ヤ   │      形勢逆転が狙いかな?枢機卿さん
 │   |:i:i:i:i:i:|:i:i:i:| \'  ゛.,      _.。s≦ /i:i:i:i:i: ヤ  │
 │   |:i:i:i:i:_|:i:i:i |ニニ=ー‐┬‐=ニニニ/i:i:i:i:i:i:i:i:}≧  │
 │   .。s≦=|:i:i:i:iヤ 、ニニ} .{ {ニニ= /:i:/i:i:i:i:i:i/ニ │
 │ /ニニニ√:i:i:i ヤ=`¨T'' ┴┴=ニ¨{:i:/:i:i:i:i:i:i:i/ニニ │
 │ =ニニニ√:i:i:i:i: }ニニ!ニニニニニ}/:i:i:i:i:i:i:i/ニニ  │
 └────────────────────┘






 ┌────────────────┐
 │     r‐‐‐ミ   \            │
 │    |- {::::::::::::\  |、      /⌒\ │
 │    |ニ/::、丶`.7---| \ / /      │   ・・・・・前言を撤回します。何度でも、お身体の傷を治して下さい
 │   '-_/. ::  /  -| ',⌒\/      │
 │    '-_. .: /⌒ヽ/-|: 〉::::::::::〉\  / │   その分だけ、魔力を消耗して下さいね?
 │    ∧ニ、/:.  }/ニ∧/}::::::/--==ニ  │
 │ 、. .:イ\ニ{: .  }ニ/ \::::::::〉    _ -│   そうしたらまた、何度でも風穴を開けて差し上げます
 │ :::):::::|  {\: . /ー '/  }⌒  /⌒V _  │
 │ :::::::八(八:::)/::○━━━━━━…──│
 │  ⌒Y____込    イ  /-ニ/:::::::::::::::::\「:: │   貴方が失血で気絶するか、魔力を回復して逆転の一手を打てるか
 │   /⌒\>< ノ丶{-ニ{::::::::::::::::::::::/:::: │
 │  //////\ (⌒)/⌒ヽ{::::::::::::::::::::/:::::: │   一つ、勝負と行きましょう?枢機卿
 │ _\//^{////////{______}\::::::::::::/:::::::  │
 └────────────────┘

4023 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:25:24 ID:f3GHpuUf

   ___00       __     ∩
   |    _,n__ └┘/7  ∪
   |_厂  └ワノ  <ノ   ○
                         、        ___00       __     ∩
                    ,. -‐ '_.二、 ̄ `ヽゞ:、 __     |    _,n__ └┘/7  ∪
             , ィ,´ ,. イ'´   `  _,._` ´=´、     |_厂  └ワノ  <ノ   ○
            ,. ィ'',/,/     ,.: ヽ       \   ヽ
.      -='--;:イ ,/   ,イ´ ,イ ヾ、 ヽ   . \  ヽ
        /,/ ,/    //  /i  |lヾヾ、  ヽ. \ ',ヽ
       /_,./ i′  ,//,'  / !   |'! \ヽ、  \ \'!ヽ
..     // / ,/|   |/ |  ,i  !i  l 'i、 `'、t.ニ;ュ_ \ `,_:、
.      /′ ,/ //l!   |! ,| ;'.l | l!  '! ヾ'、  ゙:、ヾニ:;; ._\.| `
        / /イ! !   l!,!」 亘 ハ !、 .|゙、'i__\ ヽュ;ヽi`'¬┬'          が・・・・・はっ・・・・・!!
.        i / } 〉    |!_,V,__.|!`'l.!ヽ. l ヽ{二_,.ュユ.;_ .!` i.リ
        i,′ i /' l  ヾ::::::::::::::::::::::::::ヽ.:::::::::::::::::::::,》' i   ,'.i′
.      ′ /' '、 i   |゙i:::::::::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::/ イ   |,/ / ,           (・・・・・空気では・・・・・!僅かでも、露見するか!)
              ヽ.!   |、゙、:::::::::::::::: ;::::::::::::::::::::::/  \__ノし// 、
.     ;;,. j '    ヾ   !ヽゝ        u  __)/⌒ヽ(_ ',         (地面や瓦礫の縮小は・・・・・もっと早く、露見しそうだ)
   j,;絲m '     ゙、 |、 ゙、  u  ,_―_、  ,.イ/  ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄
    ;;鑾驫鑾a    ゙、.!、ヽ`、;、       ,ィ'' /ノ /⌒|「⌒\
 ''j灘軈軈眦此   '.  ;、.|i`>`>|_`ヽ、. .:イ´」,_ lヽ!ヾ、  j,;m.... .j       (・・・・・彼奴等に、露見せぬモノを、縮小せねば・・・・・ッ!)
    ..';灘軈欟眦k'  _;'” ゙、!' |,:〒:=:┐|┌:=:〒、!     ;溺眦;;. ba”`
 _,,;..;.;瀟軈欟刪ma    ゙| ′,|:::::::::l | |::::::::::|、`   `_翊軈軈駭c_
  '”  ~“滯瀟刪彬‰ ,    ,〈:::!、:_:::| | |:::_;:::':::ゝ.、   a襖樂a'` `   '
    .“ ~“j眄弊a  ,..  |':´ / :::,:::::`| | |´::::::::::::::::::`:‐:..,__ c'`  ~
     ,  ”  “%” \__ノし// :、 :::::| | |::::::::::::::::::::::::::::::: `'c ー:、
.        ,i:´:::__)/⌒ヽ(_ :',::::::| | |::::::::::::::::::::::::::::::::: '”::::::::::;`i、
        i:::::i:::::::  ̄)ヽ__ノ( ̄ ̄ ̄  | |:::::::::::::::::::::::::::::: _______________________
_______  /⌒|「⌒\ _________// ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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                  ,:/⌒\//`\
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         | \/⌒\/://⌒\ }:}   \|
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          ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|「      }\     ノ
          /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ.      /:.:.:.`、
.         /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ \   / :.:.:.:.:.i       (・・・・・だから僕は、聖俗戦争に身を投じたんだ)
        /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.\_,/〉:.:|:.:.:|:|
.       /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ 「|:.:|:.从|        (修道院と、その荘園を抵当に入れて、その金で傭兵団を作って・・・・・)
      /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ΛVハVt rく |:.:レ  j
.     /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/  」___,.トノ|:.:|
      :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.   |     | |:.:|            (僕を救ってくれた、神の恩寵に報いたかった)
     :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |/'⌒ `¨¨¨¨¨¨´\j__
     |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|         /     `ヽ       (僕を支えてくれた僧侶の人達に、聖庁に・・・・・恩返しがしたかった)
     |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|      /       |
     |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:||         ヽ     |:\      (僕を救ってくれた、術の開発者を・・・・・今度は、僕が救いたかった・・・・・!)
     |:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:||         |   | \\
     |イ:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:|人         |   |  }:.:}
.      | :.:.:.:.: |:.:.:.:.:|  \       |   | ノ:.ノ
.      | :.:.:.:.: |:.:.:.:.:|  |ヽ_    __,,|   | /

4024 :かぎあな ◆okFxcPf1vY :2024/02/11(日) 21:27:10 ID:f3GHpuUf

                    __   /⌒ヽ
                   //⌒}/⌒\)::ノ
                    j´ ̄ ̄/::::::::::::___}  ̄ ̄ ̄}
                   /{  /:::::::::::::: ´ ::::}-<   }
               //{ //::::::::::::::/::::::/     ノ
                {  ∨//::: /::::::: 人    /     (だから――初めて会う前から、僕は君に好意を持っていたし)
                    //:::/:::::::::/| |\___/
            ――彡/:::/:::::::::/::::::| |/ |: |      (聖庁のため、賢明に努力する君を見て・・・・・益々、好きになったんだ)
           /::::/ ̄ /:::/ ::::::: ィい::从ノ |厶ノ:::|
        /::::/   /:::/:::::::::/__ノ二/イニ}:::::ノ
        /:::/   /:::/:::::::::/ヘニニ//ニニ`く_      (君とは、よく喧嘩もしたから――君は、知らなかっただろうけど)
       {::(  /:::// :::: /二二//ニニニニニ) )
       \/:::/ /:: /「ニニ//ニニニニニ-// 〉    (そりゃあ聖庁内で、僕の後ろ盾になってくれる人が欲しいって、打算もあったけれど)
        /:::/  .:// /{ニ/__/ニ`、ニニニニ//ニニ.|
      /:::/ / /  _/ニニニ/ こ`、ニニ//二/二|
    /:::/ /:::::/   |ニニニ./二二.`、_/ニニ/二-|    (・・・・・真っ直ぐ告白するのが怖くて、恥ずかしくて・・・・・言い訳を、沢山したけれど)
   /:::/ /::/::::/   _/|ニニニΛ二二ニニニニニ/二二|
/:::/ /:::::/::::/  厂 二二 / ∨二二二二二Λ 二二〉






.    ̄ ‐- _:::::::::::::::::::::\  .|:::::::::|
         ´~^''〜、:::::::::\_j::::::::ノ___
                / ̄ ̄::::::::::<:::::::::::::::::::::::二=- _
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         /::/:::::::::::::::::::::::::::::::/::::::: `:::::::::::`、:::::::::::::::__二
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       /::::::::::::::::::/:::::::::::::::/|::::八:| ::::::::::::::` =-‐:::::::::::::
.      /::::::|::::::::: /:::::::::::;;_/___|;;;/__|::|::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
     √::::::|::::::__|ノ:::::::::::::| ̄ |/_:|::| ::::::::::::::: |:::::::::::::/:::      (・・・・・僕は、最初からずっと――フェイトが、好きだったんだ)
      ;::::::::: | :::::: |__|::::::::::::| j/゙f⌒ヾ\::::::: |:::::|^彡‐く::::::::
      |::::::::::::::::::7 ⌒Y:|::::::|   {::::::::} }j::::::::|:::::| rヘ ∨::::       (あの夜の時も・・・・・君に愛されたかったのが、本当なんだ)
      |:::::::::::l:::Λ {:::::j::|::|八   乂::ノ ノ|::::::::|:::::| {__ j }:::::
      | :::: /:|::: |::::とッ八:! ,,;;;;; {r‐'~  |::::::::|:::::| j_ン //::/
      |::: /: 从::い} r′ \    }|   八:::::::::::| __ ィ从//      (・・・・・本当に、君には失礼な事をした。ごめんなさい・・・・・!)
      |::/ :::::/:ヘ:从丶      ij   /::::::::::::::::|´⌒  jく
.     ‖{::::/ :::::::: |ヘ  、__    //:::::::::/::::|   /ニ}        (後悔してるし、弁明したい訳じゃない。でも・・・・・)
      {{. ∨::::::/ :::| o   ヽ:::::)   イ/::::::/::::::j斗< 二{__
      { ‖:::::::::::: | ゚  ヽ `     /::::::/:::::::/ニニニニニ/二
     V‖::::::|:::::: | ゜  ハ _ ... -=/::::::/:::::::/ニニニニニ/ 二      (あの夜の僕の、本音だけは――誤解無く、知って下さい・・・・・!)
        ,::::::::/|:::::: |.  //ニニ{__/::::::/:::::::Λ二二ニ//ニニ
       ::::::||:::::: |  //二二ニ/::::::/::::::::/ ∨ニ/二二二
        |:::::::|八 ::| | |二二-/:::::::::::::::::/|\ ∨二二二二
        |:::::::|  \::\| |二二/::::::::::::::/:i:|  } }二二二 /
        |:::::::|    \::| |二-/:::::::::::/i:i:i:i:j / /ニニニ/ /
        |:::::::|      | |二/::::::::/:i:i:i:i:i:i/ / /二二/ /ニ
        |:::::::|.     /| |-/::::::::/:i:i:i:i:i:i:i/ / /(_ / /ニニ

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