【R-18】あなたたちは運命の扉の先で稼ぐようです　32扉目【安価・あんこ・ＲＰ】

1494 ：名無しさん＠狐板：2023/09/01(金) 23:02:27 ID:S+Hbzz/k

『………………ヨコシマさん……ゆりかご島での後始末が終わったら、少しだけ時間をくれないかしら』
『まぁ、ケジメみたいなものね。避けて通るものでもなし…………今後の、貴方との関係性には必要な事』
島全体を管理できる城の中枢部。時代遅れの魔導具など一つもない、然し古めかしい機器が立ち並ぶ一室
各々が様々な目的で探索中。極少数の者たちが残る頃合いを見計らい、純粋無垢なる宇宙よりお誘いの言葉
過去の因縁は断ち切れて、此処に在るは一人の恋する乙女。イヴは、ヨコシマと本当の意味に向き合うとして
二人っきりの時間を下さいと、お願いする。彼が何を思うのは分からない。ただ、了承の意志のみは確認できた

『別に緊張する必要はないわ。キャラバンを離れる〜、とか世迷言の類ではないつもり……気楽に、よ……ふふ♪』
不思議と初々しいやり取りを何処かの夫婦が懐かしそうに見守る光景。白猫めいた獣の少女も此度は邪魔をせず
一頻り、会話を楽しんだ後に幼い少女も探索へと移行する。溜息を付いて頭を掻く彼の目に見えるのは覚悟か或いは