やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３【回収？】

1 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2020/10/31(土) 23:27:57 ID:S/GLJ4MO: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　【安価】　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３　【回収？】

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　・：民兵が占領す沿岸砲台の一つ。

　当スレは、ＡＡなんか弄ったこともない初心者がやっております。
　そのため、色々と不足な点も存在するかもしれません。
　皆様もの力をお貸しください。

　※なお、リアル都合のため、不定期更新です。
　このスレは安価スレです。ですが、内容が内容であるため自由度は狭いかもしれません。
　このスレでは議論はＯＫですが、喧嘩腰はトラブルの元です。一歩引いて対応しましょう。
　最近忙しくてアニメ見てなくて……作者の知識不足でごめんなさい。

　前スレ：ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1538487515/l50
3563 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 00:39:15 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　 _,,　 -―…― -- ､ , へ,へ
　　　　　　　　／` へ:. ／:.　　　　＼:.＼ >　⌒Y　>＿
　　　　　＿＿__く　(⌒)　<:.:.　　　　　　　　く　乂ノく:.／
　　　　＼:.　　く　　 _　／:.　:/i:. 　　 |: }ヽ: ヽへ　／＜
　　　　＜:.　_彡イ＾ '{:. ∧//|:ｲ:.　 /}://∧/:.　､:. {:i￣
　　　　　　７:/:.　:|:.　 ∨/////|:.／/////∧:.　∧从
　　　　　　／/_:　}:　　 |////////////////,Ⅵ:.　Ｖ: >
　　　　 ――=彡へ:.　|／　￣- ￣￣￣￣　ヽli:.　小
.　　　　　　　ｲ:.八 {:.　　ド　 c/:::=-- 　 _ヽ o 　八:.　|ヽ　　――お家騒動だ！！
　　　　　　　　l:. 　 :.､　 :∧ 　 {::::::::::::::::::::::V　イ:. / : j　　　　この泥棒猫！
　　　　　　　　￣￣∨:. :　个ー　---- ‐=彡ﾍ:／:.　/
　　　　　　　　　　　　＼:.　＼:＼―=彡:. / ∧ ﾉ:彡'
　　　　　　　　　　　　 / ＞―＼:＼V:.／ｨv,__∨　　　　　　　使い方違うだろ！　＞
　　　　　　　　　　　　０　{　-V}/// '⌒ヽ rヒVヽ
　　　　　　　　　　　 /　ｲﾊ　彡〔{ {/r､/ﾘ}〕ﾋノV ﾊ
　　　　　　　　　　　 ` ﾊ ) 乂ｲ　ト幵彡　乂=彡ｲ
　　　　　　　　　　　　 i へ　_ノ__///|:|Ⅵ込ﾍﾊ　 }
　　　　　　　　　　乂_,ノ o{==彡'|:|∧____o人ノ

　　　　　｀ヽ〉ﾆoﾆﾆﾆoﾆX＿＼
　　　　　　　 {ニﾆ{　ｏ }ﾆﾆ｝≠､ヽ_､
　　　　　　　　ゞﾆoゝ-ィoﾆﾏ　　ヽ　】
　　｡z≦三三三三三≧s＜　　　 V(
≦斗〔 /: : : j{ : : : : : |` マム　　 V]
: : : : : :/ :／　l: : : : : : !: :l: :l｀ヾ_､　 l_｝
: : : : : '∠_　！: : : : : ; : !: :l : : ﾏ_ノ
: : : : :l '＿_｀ヽV: !: : :/∨__」: : : ﾑ
: : :}l :ｌ衍兀ﾐ　Ⅵ: : '.≦ｪ､/ : !: : ﾍ
: : : Ⅵ 弋zソ　　 У 匀ミ》 : l : : :l
: : : :.ゞ,　　　　　, ヾソ .': .ｲ ∧ l
: : : .'　　　　　　_＿　　/´: ﾑ.'　リ
: : :/丶　　　　（　У　　´: : : :}l
: :.j{∧}lヽ　　　　　　イ : : : : /
ﾏｊ{ γ丶　｀ ,--　　l: / : : '
｀ヽ.人　＼〈､　　　 l/7／
､／ヽ＼ γ ヽ） ,._ 　 "
::::::::::}ｌ　｀ゝィ、　｀ヽ｡z_ ム
:::::::::::7=∠,　ハ　＼　　i!::::::::::::｀斗il〔
:::::::::::::::::::/V 　 V¨¨从y::::::::::::::::::::::〈
:::::::::::::::::::7≧==≦ '::::::::::::::::::::::::::::::::≧s｡
::::::::::::::::::::＞マ^マ」:::::::::::::::::::::::::::::::::::＜

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　＞　いもうとさま「とにかく、出荷されるにせよされないにせよ、あねさまもいい加減自分のこれからを
　考えないと本気でやばいことになるよ！」

　＞　いもうとさま「内戦時代に子供だった僕らは立派な適齢期なんだから！　このままだと家の威信が
　どうとかこうとか以前に、ニート姉妹とか言われちゃう！！」
　＞　あねさま「いや、一応ボク働いてるし、どっちかって言うとに――――
　＞　いもうとさま「――シャラップ！！」
3564 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 00:50:04 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　 У　　　　　　　　　　`　、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　k　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　/　　ヽ　(
　　　　　　　　　　　　　　　　　〈　　　 }　ﾉ　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　_,,. -‐'l::l　　／o::::::::＼
　　　　　　　　　　　_-''´- ｲ　　{::::∨::, '　ヽ:::::::::i　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　／, ' ／: : : : :::ヽ:::::::{　O　}::o::::l_r -- 、　　　　　　　　　　　ヽ
　　　　　　　　　l／ /: : : : : /: : : ﾑ::八　ノ::::::::::l＿
　　　　　　　　　　 i: : : : : /::＼ /: :ヽ:::::o::::::::::ノ　　＼
　　　　　　　　　　/: : {: : /／　l＼: : :＼::::::::::<　　　　　＼　　　　　　　　　　　　l
　　　　　　　　　/: : /i: : :i/入　l: : : : : /ヽ:::::::::＼　　　　　　＼　　　　　　　　　　l
　　　　　　　　　: : ://: ::/ん;;;;〉l: : : : /＼:＼:::::::::＼　　　　　　＼　　　　　　　　/ )
　　　　　　　　 i: : ::l 从/ ゞ-'　 l: : : /　　{:＼: ＜::::::ヽ　　　　　　＼　　　　　 / :l
　　　　　　　　 l: : N　i　　,　　　iﾊ:/ ｲkﾐ i: : :i: : : `　,:::::::::....、　　　　　-=-、＿r ┘
　　　　　　　　 ' .::l　　l　　　　　　　 lん;;;;入:/l: : : : : : :ﾄ ,::::::::::::　=--y--　='
　　　　　　　　　ヾ　ﾊ　丶　　　　ゞ- '／: :l: l: : : : : l: : : : : : ---＜
　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　_　-彡　／∧: : : : /: : : : : : : : :ll: :l
　　　　　　　　　　　　　　 ≧=r 　--　': : : ／ィ: : : ::/: :/l: : : : : : / l: l
　　　　　　　　　　　　　　＿-=l ゝ　_: : : イ- '/: :/::/:ノ　l: : : : ／　 l:i
　　　　　　　　　　　　　´　　`　-=　￣　　≧イ／　　 /: : , '　　　ｿ
　　　　　　　　　　　 /　　　　　　ヾ;,、` ＜ /_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';;;,　　　 l;lヽ
　　　　　　　　　　　 l　　／:l　　　＿';;;,　　 l;;i　 l　,ｨ　 _......,,,
　　　　　　　　　　　 l　/::::::::lィ:::::::::::::::7 　 //　ル::::::::::::::::/
　　　　　i:::::::::::.....、l::ヽ':::::::::::::::::::::::::::::/;;, ,;;/ //:::::::::::::::::::::/ _
　　　　　ヾ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ l;;;;/ /./:::::::::::::::::::::::::::::::≧

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　＞　いもうとさま「……あねさま。そんなにＮＯＢＩＴＡが嫌ですか」

　＞　あねさま「ＮＯＢＩＴＡは絶対やらかすからね」

　　　　　　　　　　　　 ,. . : :――: : : . .
　　　　　　　　　 ,. : ´: : :／￣ : ＼ : : : ｀ヽ
　　　　　　　 __,:´: : : : :/: : : : : : : : ＼: : : : : ＼
　　　　　 __/ '' L_ : : : ': : : : : : : : : : : :_｢￣＼__ヽ
　　　 /= (__)　= 〉: : | : : : : l : : : : ｢=　 (__)　=}: .
　　　｀7 r,　＿/: : : | : : : : |: : : : :L＿　　　r-': : .、
　　　／廴__/:,: :/: : /| : : : : ﾄ､: : : : : |:廴＿_|: : : : :＼
　　／イ: :/: :|:{:_:|＿/ノ : : : ､|＿､: : l: |: : : : :∨: : : :＿:＼
　　　/: イ: : :|: V| ､{　 ∨{: : :| 　 V:∧|: : : :|: :∨: : 、: :＼｀
　　　　/: : : l : : lィて雫V}＼{,ィて雫ミ: : : :|:＼〉: : : 、⌒ ＼
　　　／: : : ,:从: :{　Vzソ　　｀弋zソ |: : ﾊ:}: :､ : : : : ＼
　　ー＜{ /|: : VI:.　:.:.:　,　　　:.:.:.:.:.:　|:イ: |': : :＼: :｢ ⌒＼
　　　　　 |: : : l込、　　v‐､　　　　,ｨ|: : : |}:∧: :|＼〉
　　　　　 |: : : |　 }:＞　.｀_´. 　イ:/:|: : : |/　＼　　――わかってる地雷に飛び込んで
　　　　　 l: : 从⌒＼ r ┴---┴ ､ ': : : :}-､r ､　　　　　どうにか出来るほどボクは器量よしじゃないよ
　　　　／|∧: : 〉:/7__｀ー―‐_ﾟ-'/ : : : ∧　}= ＼
　　　　 / = }'　＼{://　　｀　　´　 /: イ: ∧:|イ=　　}
　　　　 {　 -=-､　∨＿_　　＿_／ ' ／イ=- ´　　　,
　　　　乂　｀-=-､'，-､∨,／　, -==-´　　　　イ　　――北のお姫様に引き受けて貰おう。
　　　　r┴､＞　r､-=＼:::| |/ -==　＿＿＿,..　´ r'-､　　　この時期に来たあげく、下院議長なんて
　　　　|_ﾉﾉ　 | |::|￣＼l}∨イ´|:::｢　　　 |　　　{ /ﾊ　　　政治手腕はたぶん確かなんだろうね。お姫様
　　　　| |｢＿,./ |::| /´r､r-、ヽ |:::|　　 /￣|　　乂_ﾉ　　　仮に議会政治家たちの陰謀だったとしても
　　　　|_|､＿/　|::| {　{:,､:::::}　} |:::|　　{l 　∧＿＿_| |　　　　悠然と落ち着いている。アレは怪物か怪物候補だよ
　　　　　 / 　 |::| 乂´ ｀´ _人|:::|　　|l　/ ∧＿__｣-'
　　　　〈＼_r'-'､_//｀T´＼､|:::|＿_j{＿/　〉|
　　　　　　｀r┴┤／:::::| |:＼｢￣}＿＿＿,／　.
　　　　　　　{　o , :::::::::: | |::::::｢￣￣}::::::::{ 　　 |
　　　　　　　|＿/ ::::::::::: | |::::::|＿o__|:::::::: ＼　 |
　　　　　　 /:::::::::::::::::::::::| |:::::::｀ー:::´::::::::::::::::ヽ |
　　　　　 ,::::::::::::::/〉:::::::::| |::::::::〈＼:::::::::::::::::::::::::＼
3565 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 00:56:47 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　,. . : : ―――: . .
　　　　　　　　　　　　　　,. : :´: : : : : : : : : : : : : : :｀: : .
　　　　　　　　　　　　 ,:＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　／∨r〉/: : : ／: : : : : : : : : : : ､: : : : : : ヽ
　　　　　　＿＿,. :> () r/ 〉: :/: : : : : : : : |: : : ｢｢〈ヽ'､＿: : : : 、
　　　　　　＼ : : <ｰ/＼_/: :/: : : : : : : : : ': : : _V〉 r-､ = V: : ､:.
　　　　　　　＞:/: : : :|: : : |: : : : : : : : : :|: :｢ﾑ==　ｰ'　rﾏ: : : :＼:.
　　　　　　／:-7: :/: : |: : : |: : : : : : : : :.∧: :V二ヽ {_〉|:､: : : : : : :＼
　　　　　　 --:,|: ｨ: : : !: ､:∧: :|: : : : : :/　': : : |: :V二/:､:＼: : : : : : :＼
　　　　　　　／|:八: : :|VI｀ｰ',:.V : : |/　　V: : !,: : : : : : }＿_＞: : :＜￣
　　　　　／⌒'!: :∧: :}芹≧､{:∧: : |｀ー‐l:イ|: :, : : /: |: : : :＼＿＿＼
　　　　　　　　　|:/|:∧｣　Vzり｀　＼| ≦ﾃ芹ｧ|:/: : ∧: |: : :､: : :＼
　　　　　　　　　}　|'/:∧　　　　,　　　弋zソ /: :／: :|V:＼: :＼---'
　　　　　　　　　　 | : 圦　　　　　　　　 /:イ: : : :.|､: : :| ￣
　　　　　　　　　 ,-|: : |公 .　　　っ　　　イ-|: : : :.:| ＼ |
　　　　　　　　 ,:　|: : |: {／＞　__ 　　＜{ヽ_ /: : : : ,:　　｀　　――それに……北の蛮族たちが
　　　　　　　｛　}: : :V/../、 { └―― ´ ﾉ,:': : : : /｀ヽ、　　　　自国のお姫様を目の前でやられるのを
　　　　　　　　 /|　 |:∧: ∨　＼｀ー--ﾟ--' /: : : : :/　/.| ヽ
　　　　　　　 ,:　乂 /､..}＼〉　　ヽ r '´￣／: :イ: :/ ／./ 　:.
　　　　　　／　　　＼＼、}､_　　　　　￣／7: :／..´.／　　}　　――黙ってみていると思うかい？
　　　　／.|　　　　 /7:､＼＼〉 r--- ／　/イ....._／　　　 /　　　　ＮＯＢＩＴＡの身の安全保障という意味では
　　　 | V..､　　　 {/::/＞-＼}/:::::／-----　´　　　　イ|　　　　　北の蛮族の後ろ盾が作って意味にもなるから
　　　　∧ ＼r-､__/⌒ーつ､--､ヽ､＿_r-,＿＿,. 　　´　　|
　　　 /--＞' /〉/　　　｢´ 〉　｀ヾ}　}-､ |:::|　|　　　　 /⌒V}
　　 , 　　＼ {'　{　,　/ '／　　／⌒}　|:::|　|､　　　乂()ﾉ∧
　　 {　　　/_乂 ∨ / ´　　　 /-'／￣／　,|､＼＿＿|} ||'_,.|
　　乂＿__, 7／{／,ィ /', r＜{　,'　｢￣｀＜＼＿＿_jj_jj／
　　　　　　〈__// (／／イ'/:::||:乂＼_〉　　　｀¨¨ ヽ､　|
　　　　　　　￣　｀　　　/:::: ||::::＼ｰ＞　　　　　　　ﾉ
3566 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 01:04:21 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　 {ﾆ=-　_　　　　 {二｛　　　｝二}　　　 _　-ﾆﾆ｝
　　　　　　　　　　　　　　/:　‐-=ﾆ二=-　.,,_〉二≧=≦二〈__　-=二ﾆ=-: : |ヽ,
　　　　　　　　　　　 ,: : : :.ｉ{ | ⌒T ‐-=ﾆ二二二二二ﾆ=-‐: :.「 : : : |: : |: :.′
　　　　　　　　　 ′: : :ｉ{ | : : :|: : : :/Ⅵｉ: : : : : : |: : : : :{ : : :| : : : :|: : }: :￤
　　　　　　　　　　　　 |: :,|: :八{: : :.:|: : :/　 Ⅵｉ: : : : : |: : : : :{ : : :| : : : :| :/ : : |
　　　　　　　　　　　　 |.:/|: : : |＼:.:.|.:_/_ ....,_}[_: : : : : |＼:_:_:{__:_:.| : : : :|/ : : : |
　　　　　　　　　　　　 |'　|: : : |: : :.:.|:/　___ ,八: : : : :.:「￣＼{＼}ｉ| : : : : | : : : :|
　　　　　　　　　　 |: : : | : :＼(圻う气ｉト＼{、:.:扞う气ト､}ﾘ : : : : |: : :}:￤
　　　　　　　　　　 |: : : |:.: : : :}ｉ　V rク　　　＼| V rク／: : : /.:￤; /|/
　　　　　　　　　　　　　　！: :.ｉ|:. : : :圦 , , , ,　　　　　 , , , ,⌒ア: :/: :///　　――なんでも良いですが、
　　　　　　　　　　　　　　＼八:. : : : : :.　　　　 ′　　　 // : :/: :/ｲ/　　　　最近の議会政治家や宰相府は
　　　　　　　　　　　　　　　　＼l＼: :{: :个: .　　 ^^　　 . :く/: : /: :/ /'
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼: :,xくi:うぅo｡..,｡r≦i:i〉/⌒/: :ｲ　　――宮中を軽視しすぎてますね。
　　　　　　　　　　　　　　 _,,.彡'＼i{　＼i:i(（__）)i:i／ }i´'/＜,_　　　　いえ、一番我々を軽んじているのは……
　　　　　　　　　 r…‐-}:.>'"´ 　　　j{=‐-／i:/^Ⅵi＼-‐}i　　　 ´'く⌒7_,,.　 -ｧ　　『軍部』でしょうか？
.　　　　　　　　 r::..,,_}:.:.:.:.:.:.,′　　　 j{　／i:i:i/ 　 Ⅵi:i:i〉　}ｉ　　　　　 Ⅵ:.:.:.:.:.:./
　　　　　-‐…‐-〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′　　　　 j{　 ⌒Ⅳ　　　Ⅵ⌒　 }i　　　　！:.:.:.:.:.:-‐…==ァ
　　　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r:.､:|　　　　 j{_　　　　　　　　　　_}i 　　,　　 |_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
　　　　　__〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:＼_}＼ }／二＼_　　　 :　　　 _／二＼/　　／ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く
　　　　　_}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈＼|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.V⌒{二二≧=- :.-=≦二二二-〉_／:.:.:.:|^7:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼

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　・：今日はこの辺で！
3567 ：名無しさん＠狐板：2023/06/05(月) 13:10:19 ID:IGENbFwn: 乙
3568 ：名無しさん＠狐板：2023/06/05(月) 19:14:50 ID:q01kEBY8: 乙
3569 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 22:42:50 ID:UyI6jxrj: もうちょっとまってね
3570 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:04:20 ID:UyI6jxrj: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　昨日の続き（６月５日　10/12）

　　　　　　　　　　　　　　　　　,. . : : ―――: . .
　　　　　　　　　　　　　　,. : :´: : : : : : : : : : : : : : :｀: : .
　　　　　　　　　　　　 ,:＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　　　／∨r〉/: : : ／: : : : : : : : : : : ､: : : : : : ヽ
　　　　　　＿＿,. :> () r/ 〉: :/: : : : : : : : |: : : ｢｢〈ヽ'､＿: : : : 、
　　　　　　＼ : : <ｰ/＼_/: :/: : : : : : : : : ': : : _V〉 r-､ = V: : ､:.
　　　　　　　＞:/: : : :|: : : |: : : : : : : : : :|: :｢ﾑ==　ｰ'　rﾏ: : : :＼:.
　　　　　　／:-7: :/: : |: : : |: : : : : : : : :.∧: :V二ヽ {_〉|:､: : : : : : :＼
　　　　　　 --:,|: ｨ: : : !: ､:∧: :|: : : : : :/　': : : |: :V二/:､:＼: : : : : : :＼
　　　　　　　／|:八: : :|VI｀ｰ',:.V : : |/　　V: : !,: : : : : : }＿_＞: : :＜￣
　　　　　／⌒'!: :∧: :}芹≧､{:∧: : |｀ー‐l:イ|: :, : : /: |: : : :＼＿＿＼
　　　　　　　　　|:/|:∧｣　Vzり｀　＼| ≦ﾃ芹ｧ|:/: : ∧: |: : :､: : :＼
　　　　　　　　　}　|'/:∧　　　　,　　　弋zソ /: :／: :|V:＼: :＼---'
　　　　　　　　　　 | : 圦　　　　　　　　 /:イ: : : :.|､: : :| ￣
　　　　　　　　　 ,-|: : |公 .　　　っ　　　イ-|: : : :.:| ＼ |
　　　　　　　　 ,:　|: : |: {／＞　__ 　　＜{ヽ_ /: : : : ,:　　｀　　――それに……北の蛮族たちが
　　　　　　　｛　}: : :V/../、 { └―― ´ ﾉ,:': : : : /｀ヽ、　　　　自国のお姫様を目の前でやられるのを
　　　　　　　　 /|　 |:∧: ∨　＼｀ー--ﾟ--' /: : : : :/　/.| ヽ
　　　　　　　 ,:　乂 /､..}＼〉　　ヽ r '´￣／: :イ: :/ ／./ 　:.
　　　　　　／　　　＼＼、}､_　　　　　￣／7: :／..´.／　　}　　――黙ってみていると思うかい？
　　　　／.|　　　　 /7:､＼＼〉 r--- ／　/イ....._／　　　 /　　　　ＮＯＢＩＴＡの身の安全保障という意味では
　　　 | V..､　　　 {/::/＞-＼}/:::::／-----　´　　　　イ|　　　　　北の蛮族の後ろ盾が作って意味にもなるから
　　　　∧ ＼r-､__/⌒ーつ､--､ヽ､＿_r-,＿＿,. 　　´　　|
　　　 /--＞' /〉/　　　｢´ 〉　｀ヾ}　}-､ |:::|　|　　　　 /⌒V}
　　 , 　　＼ {'　{　,　/ '／　　／⌒}　|:::|　|､　　　乂()ﾉ∧
　　 {　　　/_乂 ∨ / ´　　　 /-'／￣／　,|､＼＿＿|} ||'_,.|
　　乂＿__, 7／{／,ィ /', r＜{　,'　｢￣｀＜＼＿＿_jj_jj／
　　　　　　〈__// (／／イ'/:::||:乂＼_〉　　　｀¨¨ ヽ､　|
　　　　　　　￣　｀　　　/:::: ||::::＼ｰ＞　　　　　　　ﾉ

　　　　　　　　　　　　　　 {ﾆ=-　_　　　　 {二｛　　　｝二}　　　 _　-ﾆﾆ｝
　　　　　　　　　　　　　　/:　‐-=ﾆ二=-　.,,_〉二≧=≦二〈__　-=二ﾆ=-: : |ヽ,
　　　　　　　　　　　 ,: : : :.ｉ{ | ⌒T ‐-=ﾆ二二二二二ﾆ=-‐: :.「 : : : |: : |: :.′
　　　　　　　　　 ′: : :ｉ{ | : : :|: : : :/Ⅵｉ: : : : : : |: : : : :{ : : :| : : : :|: : }: :￤
　　　　　　　　　　　　 |: :,|: :八{: : :.:|: : :/　 Ⅵｉ: : : : : |: : : : :{ : : :| : : : :| :/ : : |
　　　　　　　　　　　　 |.:/|: : : |＼:.:.|.:_/_ ....,_}[_: : : : : |＼:_:_:{__:_:.| : : : :|/ : : : |
　　　　　　　　　　　　 |'　|: : : |: : :.:.|:/　___ ,八: : : : :.:「￣＼{＼}ｉ| : : : : | : : : :|
　　　　　　　　　　 |: : : | : :＼(圻う气ｉト＼{、:.:扞う气ト､}ﾘ : : : : |: : :}:￤
　　　　　　　　　　 |: : : |:.: : : :}ｉ　V rク　　　＼| V rク／: : : /.:￤; /|/
　　　　　　　　　　　　　　！: :.ｉ|:. : : :圦 , , , ,　　　　　 , , , ,⌒ア: :/: :///　　――なんでも良いですが、
　　　　　　　　　　　　　　＼八:. : : : : :.　　　　 ′　　　 // : :/: :/ｲ/　　　　最近の議会政治家や宰相府は
　　　　　　　　　　　　　　　　＼l＼: :{: :个: .　　 ^^　　 . :く/: : /: :/ /'
　　　　　　　　　　　　　　　　　＼: :,xくi:うぅo｡..,｡r≦i:i〉/⌒/: :ｲ　　――宮中を軽視しすぎてますね。
　　　　　　　　　　　　　　 _,,.彡'＼i{　＼i:i(（__）)i:i／ }i´'/＜,_　　　　いえ、一番我々を軽んじているのは……
　　　　　　　　　 r…‐-}:.>'"´ 　　　j{=‐-／i:/^Ⅵi＼-‐}i　　　 ´'く⌒7_,,.　 -ｧ　　『軍部』でしょうか？
.　　　　　　　　 r::..,,_}:.:.:.:.:.:.,′　　　 j{　／i:i:i/ 　 Ⅵi:i:i〉　}ｉ　　　　　 Ⅵ:.:.:.:.:.:./
　　　　　-‐…‐-〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:′　　　　 j{　 ⌒Ⅳ　　　Ⅵ⌒　 }i　　　　！:.:.:.:.:.:-‐…==ァ
　　　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:r:.､:|　　　　 j{_　　　　　　　　　　_}i 　　,　　 |_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
　　　　　__〉:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:＼_}＼ }／二＼_　　　 :　　　 _／二＼/　　／ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く
　　　　　_}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〈＼|:.:.:.:.:.:.|:.:.:.V⌒{二二≧=- :.-=≦二二二-〉_／:.:.:.:|^7:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
3571 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:09:37 ID:UyI6jxrj: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：ノイエラグーネ王国憲法

　１．基本的な国家体制　『君主制』『寡頭制』『立憲制』『自由主義』
　２．基本的な社会文化　『武装社会』『身分制社会』
　３．中央政府の権限　『議会制』『統治二論（執政・立法）』
　４．中央政府の制限　『議会制』『王室への忠誠』
　５．その他の事項　『上下二院制』『元帥府による統帥大権管理』『自由主義』

　以上。細かい条文とかやっても扱えないため。

　・『君主制』……体制の根源は王室である。
　・『寡頭制』……王国政治の決定者は一部の特定階層・階級・身分的集団にゆだねられている。
　・『立憲制』……法秩序の土台は憲法である。すべての者に憲法擁護義務がある
　・『自由主義』……資本主義で民主主義的な国家体制、社会文化である事が前提。
　・『武装社会』……すべての者が自存自衛のため、武器を持つことが許される。
　・『身分制社会』……我が国にはたとえ、ただの飾り、称号でしかなくても身分階級によって人が決まる。

　・『議会制』……議会で物事は決まり、承認がないものは許されない。
　・『統治二論』……権力は執政権と立法権に分かれ、並列している。
　・『王室への忠誠』……王室への忠誠心を持たない者は権力者とはなり得ない。
　・『上下二院制』……下院と上院の二つの議会を設置する。
　・『元帥府による統帥大権管理』……我が国の統帥大権は元帥府のもとで機能し、活用される。
　・『自由主義』……資本主義で民主主義的な国家体制、社会文化であることが前提。
3572 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:15:42 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. : : : : : : ￣￣￣: : : : .
　　　　　　　　　　　　　　 ,. :´: :／: : : : : : : : : : : : : : : ｀: .､
　　　　　　　　　　　　　　_/: : : /: : : : : : : : : : : : : ｢￣|: : : : :＼
　　　　　　　　　　　　__/　L: : :|: : : : : : : : : : : r--' 　 --､: : : : ヽ
　　　　　　　　　　　〈_ ()　__]: ,:|: : : : : : :/: :/: :L__ (_)　＿} : : : : : .
　　　　　　　　　　／廴_/: : ∧: : : : : : ' : ∧: : : : 廴__〉: :∨: : ､: : :.　　――軽んじてるつもりは無いと思うよ。
　　　　　　　　-=: ／: : /:|:_:/　{: ∨ : : |_:/_,ム--､/: : : : : :∨: : ＼＿:、　＿　　単に何もしないと思っているだけだね。
　　　　　　　　＜: : /: :{∧/ー 'V:∨: :.|/　 ∨: :,ｲ: /: : : : : :＼: : : : : : :￣／
　　　　　　　　／:イ:/:∧ {ｨ≦雫V:、: :|　ｨ≦雫ﾐ}/: : : : : }: : : :＼＿＿／:＼
　　　　　　　　　　/:ｲ: /∧{ {:::::(_ 从＼{　ﾊ::::::(_/: : : :,: :/｀:ー:-＜: : ＼----
　　　　　　　　／:イ|:/: : ,}　Vzり　　　　 Vこ／ : : イ:|∧: : :＼: : : ＼￣
　　　　　　　　　 /: |: :／::　　　　 ,　　　　／--＜: : /: ∧: : :_: ＞== ｀=-ミ　　――……でも確かに。一度軍部には
　　　　　　　　　, : : イ: : 叭　　　　　　　　　　　/: : : : : /=≦´　　　　　　　　｀ヽ　　　思い出して貰うべきか。ココが『王国』
　　　　　　　／´: : : : :イ:_: : ､　　 Vヽ　　　 /:イ￣=- ´　　　　　　　　／　　　､　　王権の国であると。
　　　　　　,: : : : : :／}／ /: :ｨ: : .　　　　／／=- ´　　　　　　　　　イ　　　　 }
　　　　　 /: {: : : /　　　〈:／|: : / ＞--=／／=-　　　　　　　　　＜＿＿____ノ　 /
　　　　 {／,: :./ 　　　　 }／|／⌒／／=-　　　　　　　／　(二二)､　｀　＜
　　　　　　　 ∨　　　　　　　　/ 　 Уイ=-　　　　　　　イ　　　乂､　　＞ ´￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　｛{　| /=-　　　　　　　／　　　　　　　｀＜＿＞￣￣｀ヽ
3573 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:24:54 ID:UyI6jxrj: ／　　　　　　　　　　〈　＿/ /…‐/　.: /.: .:　　　　　　　　/.: 　　　|　|〔_〕 (○ 〔二〕|
　　　＿　　　＿　／＼__ / /　/ .: .:/.: .:　　　　　　　　/.:.　　　|＿＿_ 〔__〕 r―/
　　　　＞　　.:／　　　― ､'＿__／ '.: .: .: .:　　　.:　 .: /: /　　／ .: .: .:| |＿＿|　　＼
　　　／ .: .: .: .:'　　／　　-〈　　 '.: :. ト .: .: :　　 .: .: .:／∨　　 /　.:i .: .: |＿＿_/　ヽ　＼
　　 / : : .: .: :/　／　／　ノ　 / '　　|.: .: .:ヽ　　 .:／　　:|＿_:/'　　|.: .: .:.:　　　　　　＼
　　'　　≠　/／　／　／|　.:/　　　 |.: .: .:　／／　　￣|　.:/￣￣|.:＼　　.: .:|:.:　ｉ.:　　＼＿
　/ _ノ￣￣￣i ／　／.:∧.: /,ｨｆ苳芯ミ.: .: / '　　　　　　|　'　　　|:/　　　.:.:/:j|.:.　 |.:.:.:.:　　＼
　 /　　　＼　:　　/　.:/.:/V〃ん ⌒ 心:.:/　　　　　 j/ 　　　 /　　 .: ／.:从.:　 |.: .: .: .: .: ..
. /　_ 〕ﾍ　　|　|　/{ ／￣ヽ{　ｈ :::::::::刈/　　　　　　 _,,,.......,,_　　/ 　 .:／ .: /.: :.|.: 人　　＿＿
,　　　　〉 /／　''" 　　イ　ヽ乂 ⌒　ｿ　　　　　 ''"¨¨¨` ミ/　.:／　 .: .:|.: .: |.: 　＼:〈￣^
　　　　（ /　　　　／:|.:从　　　｀¨¨´　　　　,　　　　　　 / :／　　　.: .:| : .: .: .: .: :　＼
　　　　/　　　　　ノ　.: /ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒7.:. ／　 .: .:|.: .: .: .: .: .: .: .: ＼
　＼　　 _　　 '" 　 .:./.: .:.:∧　　　　　　､　　　　　　　　　　 /.: /　　　 .:. :|.: .: .: .: .:＼――一
　　　￣　〕'　　　　.:./∨`/.: . ､　　　　　　　　　一　　　　　 /.: /　　　　.: . |.:＼.: .: .: .:.:＼
＼　　__ /　　　　 .:/　　/.:.:／ |ヽ　　　　　　　　　　　　　　ノ.:.:/　　　　　.: ,.: .:　＼ ――一
＿　/　 '　　　 .:/ ≠ ' 　￣ |／　､　　　　　　　　　　 ≦:／　　　　　 .:/: |＼.:. |
／　　 |　　　 .:/　　　　　　 __＞- ｉ　　 __,,　　≦ ヽ＿__/　　　　 .:./ ＼　＼
　　　 |　　 .:./　　　　　|　　 |　|　ヽ|　　　　　　 / 　}　.:/　　　　 .:./ ＼

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　あねさま「でもそのために執れる手段は限られている。確実性が高いのは結局、一つ」

　＞　いもうとさま「確実性？　そんなモノがあると？」
3574 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:27:05 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. . : : : 二二:_: : : . .
　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. : :´: : : :／: : : : : : ＼: : :｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　 ,.-く: : : : : : :': : : : : : : : : : :ヽ: : : : :ヽ
　　　　　　　　　　　＿,:/__　L＿_: : :|: : : : : : : |: : : : :V: : ｢￣＼＿_
　　　　　　　　　　　 |　　(＿)　　〉}l: :|: : : : : : : |: : : : :｢￣　(＿)　　 }
　　　　　　　　　　　 ,-,　　　, -__//' : |: : : : : : : |、: : : :廴__,　　　 r:く
　　　　　　　　　　／:,:廴＿//: : |: {: :∧ : : : : |: | ∨: : : |: : 廴＿_｣: : :、
　　　　　　 ,. :´:／: : :/: : : |: ,.:|-:V-､∨: : : |: |, -V:--:､:.|: : : : ＼: : :｀: . . . ＿_
　　　　＿／: ／: :,: : /: : : :.|: :∧: |　　 V:、: l :| 　 ∨ ∧:| : : : : :、: 、: : : : : :／
　　　　　￣／: : イ: :/: ,: : : :|: :|,ィﾁ雫ミ∧:＼: : ,ｨﾁ雫ミ: :| : : : : |:＼:＼: :T ´
　　　　／ ´　 /:／イ:|: :,: :从{　_)::::::ﾊ　＼{＼| _)::::ﾊ }V: : ∧: |:｀ｰ＼､ー'
　　　　　　　　／: : : :／|:∧: :|:|　 Vこソ　　　　 Vこソ　,|: :/: :V、: : : : :＼
　　　　　　／: : イ:イ: : }'|: :＼:}:.　　　　　　 ,　　　　　　ﾑ:ｲ: : |: : ＼: ､- _: ＼
　　　　　￣￣´/:イ|: :./ |: : : : |: . 　　　　　　　　八|: : : |∧: | ｀＼｀￣
　　　　　　　　　 |: /　|: : : : |: , : .　　　｀　　´ 　　ｲ: : |: : : |　＼
　　　　　　　　　 l/ 　 ,: : : : |∧: :|＞　　　　　＜|:∧: /: : : :}　　――宮中が好きに使える唯一絶対の
　　　　　　　　　　　　 __{: : : : :|-､∨r-_|＿｀´＿|_-､'　 V: : : :∧　　　　オプションがあるじゃんか。
　　　　　　　　　　　／ =∧: : : :＼r-乂＿＿＿＿oノr-/: : : :/: :|｀ヽ､
　　　　　　　　　 ,　{=〈 ∧: :＼: ＼--- ､　　 , --- V: :イ:∧ : }〉=　 .
　　　　　　　　　　 {　＼=- ＼: |｀､￣　　　　　　　／/´ j/　 ∨=／　}
　　　　　　　　　　 ∧　　　-==＼　＼＿＿　　＿__,／　　 -==- ´　　ﾉ　　――『大政商』。あいつ等を受勲させようか。
　　　　　　　　　r く　＼　　　｀ -=＼ ∨＿ ∨ __／　, -==- ´　　　 ∧　　　　ノブリス・オブリージュの檻に奴らを閉じ込めて
　　　　　　　　/ ﾉﾉ　　｀　 ..＿　　-=- ､__|　|_/　-=／´ 　＿　, イ　｢｀ヽ　　飼い慣らす絶好の選択肢でもあるよ
　　　　　　 /-イ　　　　　　|　　｀TT｀　-=|　/=- イ-r- 　´|　　　　　乂 ∧
　　　　　　　' /＼　　　　　 ,:　　　|::|　／´￣｀＼　,:::|　　 ∧　　　　｀_∧
　　　　　　〈_/＼＼＿　　/　　　 |::| ,:　/⌒Vヽ　V l::|　　 l ∧　　　／ ∧_〉
　　　　　　　＼＼＿＿__/　　　　|::| {　{:::::r､:::ﾉ　}} |::|　　 |　∧￣￣　,イ
　　　　　　　　/ ＼＿＿_/　　　　 ,:::| 乂｀ｰ　｀　乂l|::|　　 | / ∧--　´　 '.
　　　　　　　,.: 　　　 //＼＿＿/::/__/　7|　|:､. ＼ |::|＿_／ /　,〉　　　　、
　　　　　／　　　　　,　＼＿/￣|＿_,..／::|　|:::＼　｢￣} 　イ／　:.　　　　　 ,
　　　　 ,　　　　　　/　　　　|　　　 |:::::::::::: |　|:::::::::｢￣￣ }￣　　　:.　　　　 '.
　　　 /　　　　　,.:　　　　 ,:|　(,.)　|:::::::::::: |　|:::::::::|　(_,)　|::､　　　　 .　　　　　 ,
3575 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:33:38 ID:UyI6jxrj: 　: : : : : : : : : :: : : : :i: : : : : l: :／: : : : : : : : : : : l: : : : : : :i: : :ﾑ
　: : : : : : : : : : : : : : ﾊ: : : :;i/: : : : : : : : - 、: :/i: : : : : : :l: : : : : 、
　: : : : : : : : : : : : : : : :ヽ: : :l: : : : : : : : : :/: :>　l: : : : : : :i: : : : : ヽ
　: : : : : : : : : : : : : : : : : > : ,: : : : : : : : /:／　＼: : : : : :l: : : : ::lヽ:、
　: : : : : : : : : : : : : : : : : :/＼:,: : : : : : :〃⌒ﾐyﾍ: : : : : :/: : : : ::l
　: : : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : : : : : : :li ,/っi 　 Y: : : /i: : :/l: :l
　∨: : : : : : : l: : : : : : : i: : : : : : : ﾊ: : :l 弋:ｿ　　ん: : /::l: :/　l/
　l ',: :,: : : : : : i: : : : : : :l: : : : : : : : lヽ: l　｀¨　　 ' 、∨: :l:/
　:l ∨:ﾍ: : : : : li: : : : : :i: : : : : : : : l　ヾi　　　　　　 >: : : : i
　　　ヾ{ ＼l＼: :ヽ: : : ::l: ::k: : : : : :l　　　　　　　　, : : : : : :,
　　　　　　　　ヽ: :＼: : li: :lヽ: : : : l　　　　 _-,　/: : : : l ＼l　　――奴らが今時爵位や位階に興味があると？
　　　　　　　　　＼l∨::l ヽ:i ＼: : ::{　　　　　　ｲ: : : : : :l
　　　　　　　　　/ -=∨_　　　ヽ: : : _　　／',: : : : : : :l
　　　　　　　／　　　　＼　　/ ＼:l　￣　　∨: : : : /　　　　　　無いだろうね。でもついて回る
　　　　　　　‐ --　‐ - 、　＼ｲ　　　　　　　　 ∨: : /　　　　　　　　特権には興味を覚えると思うよ　＞
　　　　／　　　　　　　ヽ　{ r,y　　　　　　　　　',: /l
　　　／　　　　　　　　　　i>i ゞ'　　　　　　　　　　l::/
　 A/　　　　　　　　　　　l　 l iヽ　　　　　　　　　　　　　　それに国外との取引も私は○○伯爵である！　って
　/::::＼'　　　　　　　　　 ; l　l　lﾊ　　　　　　　　　　　　　　　　自慢できる材料があった方が相手が信用してくれるだろうし　＞
/:::::::::::::ヽ　　　　　　　　/ l∧l　l il
:::::::::::::::::::::＼　　　　　 /　　　　 l∧

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿、
　　　　　　　　　　　　　　／　 rv-v-､　 , ====､γ __　｀ヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　　／　 r ´　―　､У;o;;;;;;;;;oヽ´　￣ヽ入
　　　　　　　　　　　　　 /　γ´.／　　　　l;;;;;;;{ ⌒};;;;;;}＿　　 V
　　　　　　　　　　　　　　 '　f´ ／　　　　ゝ;;oﾆﾆ;;o;ﾉ;;;;;;;≧s｡/
　　　　　　　　　　　　　　 lf´　 '　　　　｡z≦;;;;;;;;;斗 "´￣￣ ` マ}
　　　　　　　　　　　　　　【　 /　　　／;;;;;;;;＞ ´､ : : : ＼ : : :ﾔ : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 l{　′　／;;;;;;. : ´: : l :∧: : : : : : ,. -l: :l : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　ﾚ､　 {;;;;／: : l : : ´￣｀､ : : : :N＼l: :l: :l: :ﾄ: :}
　　　　　　　　　　　　　　　　￣Y : : : : :ﾊ: : : l仍示ヾ＼l 伝犾l : !: l､:ﾔ
　　　　　　　　　　　　}＼　_」､l: :ｌ: : : :{ l : : :.乂ソ　　　　ゞ-'N: :l: :l N
　　　　　　 r ､　　　　 !:.:.丶l:.:.:.:.:ヽﾄ : : : ｀: : : : ＼　　｀　　ハノ: :!
　　　　　　 l　l 　　＿l:.:.:.:.:.:｀ヽ:.:.:∧ ＼ﾄ､从: : ､「　　ｎ　　,　/／从　,|
　　　　　　！ :.　 /;;;;;;｀ヽ≧＝､:.:.:.:.:.:γ ⌒　ﾐ : :≧　 ┬　´　´　lヽ／.:l/L
　（＼　 r ､j　丶;;;;;;;／ );;＼　＼:.:.:.:.￣ 7 　ﾔマγ ヾ〉＿　lｰ´:.:.:.:.:r､.:.从＿
　丶　≧圦　　｀y´ ／;;;;;;;;;ﾍ　　＼:.:.:.:/　　 lﾑ∠ゝｲ＞､｀ヽr-'¨´　ﾔ:.:.:.:.:/
　　　 {　vﾍ )　γ　 /へ;;;;;;;;;;;;l　　　{:.:.:.:.＼　 !ム l/ ヽl　ﾏ､　ヽ　　ﾔ:.:／
　　　＼} 　　 ′　j　　};;;;;;;;;;;}　　/:.:.:.:.:／　　l｀ﾏﾆﾑ　　　ﾏ ,≦三三三三≧
　　　　l;;;;;ゝ __ 　-　―/;;;;;;;;; '　＜:.:.:.:.:.:＞　∨　　｀マ≧=≦ﾏ{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾏ
　　　　l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;/　 ∠:.:.:.:.:.:ｌ∧／　　　　　｀マ^マ´};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾑ
　　　　＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__∠.__／....∨￣........､　　　　　　　ﾑ≦＝＝＝≧斗
　　　　　￣￣￣￣　　／...........／..............〉　　　　　＞＜{　|　　l.............l|

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　いもうとさま「……わかりました。あねさま。その通りにやりましょう。『大政商』の経営者ファミリーを
　１人残らず、受勲させてやりましょう。いらないと言っても何が何でも受け取らせる」

　＞　いもうとさま「宮中を舐めきった連中に、君主大権のなんたるかを教えてやるのです」
3576 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:41:34 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l l
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,i'::. .　.　　 .　. .::i、
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ‐l_　　_　　_　　_ .l‐'
-'''"i!"'''‐-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿ｌ｣＿l_l＿l_l＿l_l_l＿＿＿＿_
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　　.i!　:　　l''-ｭ . . .l　　　　ｌ_,,,､､-‐'''"ﾞｨｭ::::::「li!:::ｌﾆﾆ'ｉ'::::.rｌﾆi'､::::ｨlﾆi':: ::ｨlﾆｉ'::::::::ｌ'ﾆﾆl:l!::｢i:::ｨ|　　. : ::l　　 ,,､ -i――
　.　i!　:　:: l'''‐ｌ　.　l　　　　ｌｭ::::::「l::::::::::l l:::::::ｌ.li!:::l 　ｌ:::::::ｌ;;l l;;;l::::ｌ_l ｌ_l:::::ｌ_l ｌ_l::::::::l 　 l:l!::kｌ:::l.|　 . .:. ::'-‐''". . .:::|
::　. i! :　:: └-.!　 . ｌ .＿, 　 l,l:::::::l l::::::::::ﾞ:;',,､-‐i!ｰ!.　ｌ'―l;;;l ｌ;;;lｰｰl ｌ――l ｌ――l 　 l:l!ｪ､-'''　　　　　..　.: ::|
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..　..:　::i!.　.ｉ';;;;;;|　 |::.:　. .　.　,,､-'' 　 __ｉ┘.三三三三三三三三三三三三三三三三三三 └ｉ_､i'''"　　 .. .:: :::|
. .　 : : i!.　ｉ';;;;;;;|　 |:: : :. ,,､‐''　　__i┘三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 |　　　. . ..:: ::|
.. : 　 : i!. .ｉ';;;;;;;;|　 |―''". .　__i┘三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三|　　　　　.. : : |
　 :　 : i! .ｉ';;;;;;;;;|　 |: 　. __i┘三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 i_　　　..: :|
:　 ..　￣￣￣￣i! |　i┘三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三.└i　 . :: |
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【ノイエラグーネ王国：宰相府】
3577 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:43:11 ID:UyI6jxrj: 　――　政権与党「慣例派」基本政策ツリー　――
　　　┏３┳６
　１━　　┗７
　　　┗４┳８
　　　　　 ┣９
　　　　　 ┗１１

　【２】┳５━１０
　　　┗【１２】┳１３
　　　　　　　　┣１４
　　　　　　　　┗１５

　１．『憲政の常道』……今の憲法は、我が国の憲法にはふさわしくない。だが、慣例を部分的に採用している事は認めざる得ない
　　　消費：銀貨１枚　　効果：なし
　２．『慣例主義』……今の憲法は、歴史と伝統の大王国ノイエラグーネの物では無い。
　　　消費：銀貨１枚　　効果：無し【終了】
　３．『身分階級制度再考』……王国の身分階級制度についてもう一度考え直す必要も時にはあるかもしれない。
　　　消費：銀貨１枚　　効果：無し
　４．『改憲路線』……合法的に、クソ憲法の規定通りに改訂する方向で話をするしか無い……
　　　消費：銀貨１枚　　効果：無し
　５．『封建制的な司法体系』……大法官の権限と人事を見直そうか。
　　　消費：銀貨２枚　　効果：大法官人事、選べるようになったよ！

　６．『土地の私有』……土地の私有権を再度調べ直し、徳政しなければならない
　　消費：銀貨１枚　　効果：選挙資金に１２００コスト獲得
　７．『法服制度の見直し』……貴族制に関わる法服の慣例を復活、もしくは修正が必要である。
　　消費：銀貨１枚　　効果：政権与党慣例派の下院議席＋２％
　８．『民兵登録制度』……国民皆兵の理論に基づき、武装社会を個人登録制度を創設し統制する。
　　消費：銀貨１枚　　効果：憲法改正新ツリーへ
　９．『民主制の進展』……我が国は寡頭制国家であると言われている。これをより民主化するべきだ
　　消費：銀貨１枚　　効果：最大野党改憲派との新党構想浮上
　１０．『違憲立法審査』……憲法裁判所を創設し、現憲法体制を結果的に破壊するようにする。
　　消費：銀貨２枚　　効果：憲法裁判所創設

　１１．『社会福祉』……守りたければ改革せよ。
　　消費：銀貨１枚　　効果：新ツリーへ、福祉政策
　１２．『三権分立の完全確率』……王立大審院を創設。三権分立を進める
　　消費：銀貨１枚　　効果：選挙資金１２００コスト獲得【終了】
　１３．『古き立法府の再建』……元老院と民会、身分制で上院優位なかつての時代をもう一度
　　消費：銀貨１枚　　効果：上院の元老院化
　１４．『軍閥政治の破壊』……軍関係者の政治介入を防がねばならない。
　　消費：銀貨１枚　　効果：議会による国軍監視委員会創設
　１５．『アンチ監視社会』……ＲＳＣ（王立治世安定化委員会）による監視社会を打破するべきだ。
　　消費：銀貨１枚　　効果：選挙資金２５００コスト獲得

　――　政権与党「回収派」基本政策ツリー　――
　　　　┏３┳６
　【１】━　　┗７
　　　　┗４┳８
　　　　　　 ┗９

　２━５━１０

　１．『歴史と伝統の大王国ノイエラグーネ』……我々の栄光の日々を取り返す努力を。
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し【終了】
　２．『民間自力回収』……民間主体で、少しずつ、あらゆる手でかつての属国・植民地を再び本国の手に！
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し
　３．『植民地の救援』……旧植民地だった地が今、侵略の危機にある。これを救援し再び栄光を取り返すのだ！
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し
　４．『属領回収』……旧植民地を軍事力を持って奪還する。奪還戦争の計画を立てよう！
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し
　５．『経済的侵食・民兵輸出』……経済力で、民兵で、あらゆる手で侵食し、再び手に入れるのだ！
　　消費：銀貨２枚　　効果：選挙資金１２００コスト獲得

　６．『派兵と撤退』……敵軍を撃破した後に、すぐに撤兵する方針で
　　消費：銀貨１枚　　効果：遠征軍を派兵。戦争に参加する。
　７．『軍事介入の圧力』……艦隊を派遣し、停戦を勧告し、休戦協定を仲介しよう。
　　消費：銀貨１枚　　効果：遠征軍を派兵。紛争の行方を注視する。
　８．『侵攻』……シンプルに行こう。軍を進めろ
　　消費：銀貨１枚　　効果：金貨１０枚獲得
　９．『警告』……軍事介入も辞さない覚悟を諸国に見せつけ、我が国の栄光の日々を形だけでもモノにするのだ！
　　消費：銀貨１枚　　効果：金貨２０枚獲得、選挙資金２５００コスト獲得
　１０．『緩やかな国家連合』……最終的に王国を中心とする緩やかな国家連合体を創設するのだ。
　　消費：銀貨２枚　　効果：国家連合の新ツリーへ

　――　政権与党「地域主義者」基本政策ツリー　――
　　　　┏３┳６
　【１】━　　┗７
　　　　┗４┳８
　　　　　　 ┗９

　【２】━【５】━１０

　１．『地方分権の道』……地方に必要な権限と資金を！
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し【終了】
　２．『権益の確保』……まず、地方に利益がある環境を作る。
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し【終了】
　３．『南西部の巨大化』……元気な南西部に資金を投入し、地方をさらに活性化する。
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し
　４．『沿岸部再整備計画』……沿岸部の地方に資金を投入し、港湾施設を整備しよう。
　　消費：銀貨１枚　　効果：無し
　５．『南西部への交付金』……南西部に一括交付金を投入する。
　　消費：銀貨３枚　　効果：金貨２０枚獲得【終了】

　６．『知事の権限拡張』……各地方の知事たちにさらなる権限を提供する。
　　消費：銀貨４枚　　効果：与党系知事が１人増える
　７．『中央分散』……中央に集中する国家機能を一部分散する。
　　消費：銀貨３枚　　効果：地域主義者が絶頂する。
　８．『北内陸部の発達』……北部、北東部、北西部へ必要な資金を提供し、工業化を促進するべき
　　消費：銀貨１１枚　　効果：北部、北東部での団体が与党系になる
　９．『南方の拡張』……南部、南東部、南西部へさらなる資金を提供し商業化を拡張する
　　消費：銀貨１０枚　　効果：選挙資金１２００コスト獲得
　１０．『南西部の強大化』……政権与党地域主義者は力を持ちすぎた！
　　消費：銀貨２枚　　効果：新ツリー、地域主義の行方
3578 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/05(月) 23:59:32 ID:UyI6jxrj: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　--- ､, ----
　　　　　　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : , :,: --: : : : ＞.､
　　　　　　　　　　　　　　／: : ---: : : :､: ／￣￣＼: : : :＼
　　　　　　　　　　　　 .:'／: : : : : : : : ＼{': : : : : : : : ＼: : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　 /:/: : : : : : ,ｨ==ﾐ､: : ,ｨ====ミ､: : :ヽ: : : '.
　　　　　　　　　　　　.':/: : : : : : /-----｀´-----＜}: : : : V: : :'.
　　　　　　　　　　　　l:': :, : :| : /　　　　　　　　　 j': : : : :}: : : :'.　　――　外務大臣：政権与党地域主義者　――
　　　　　　　　　　　 ':|:/: : :|: ｛　　　　　　　 /: : : : :/: : : : :'.
　　　　　　　　　　　/: }': : : ,: : ﾊ　_ノ　　　　｀ー |: : : : ｛: : : : : : :'.
　　　　　　　　　／: /: : : /: : : :|´　　　　　　　　　{ : : : : ∨ : : : : : ＼
　　　　　　　／: /: |: {: : |: : : :ﾘ ⌒　　　　　 ⌒乂_ : : : ∨: : :|: : : : ＼
　　　　　　　/: : :/: : {: ∨:{ : : /ｨ==‐'^　　　｀''ー≠' ﾊ､: :}: : : |: : : : : : :ヽ　　――さぁ、『１０番：南西部の強大化』に
　　　　　　 ,: : : ,: : : :乂: :∧:∧ :.:.:.:.:　　 :　　　:.:.:.:.: ム: }:/: : : |: :∨: : : : :|　　　予算を請求しますわ。
　　　　　　 {: : /: : : :{: : ＼:从:込　　　　｀　　　ｰ=彡イ: : : : /: : ﾉ: : : : : |
　　　　　　 |: /: : : :从: : : :}: : } : 个　　　｀こ´　　イ:／:/: : : : :': : /: : : : : :/
　　　　　　／: : : :/: : :}: : ｛: :/: : ﾉ : rf＞　__ 　〔､:{/: :/: : : イ: : :｛: : : :|: :/
　　　　／:/: : : /: :∧:V／V T¨¨¨/{　＼　　／ V:从{: :／ノ⌒ヽ: : : : ∨
　　　イ: : :{: : : /: :/: :|:/ 　　 |.......{{ |　　 >ｰ< 　 /: : : l:｛..{　　　　∨: : ｛　　　　　　「「「ひっこんでろ」」」　＞別派閥
　/: : :{: : : |: ／: :/: : :,　　　 |.......|| | 　 /}:::::∧ ｛: : : :从..| 　　　 }: /: :＼
,: : : :八: : :V : : ｲ : : ｛　　　　 |..,'...|| |　ｲ　}::::{　V|: : : ｛......|　　　 / j:/: : : : :'.
{: : :/: : ＼/:／: { : : : |　　　 l/... || |/　∨:::::∨人: : : ヽ.., / 　 /　/: : : : : : }
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: : : /: : /: ｲ: : :,: : : : : |　　　　 }..................{:〈∨〉:}..............{/　　　 ,: : : : ＼: : : : : : : : ＼
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3579 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:16:23 ID:85htkrFR: .　　＼　　　　　　＼　＼　　　　 | ,,,--'''''￣　 | //＿,,,,,,--┐　..|　／　　＿,,,...---
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　　 ||　 ||　 |　|.／　／　 .|　|　|　　　　　　　　　　　　　＼|　＼ |,,,,....--- |----
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　＞　？？「た、たいへんです！！」
3580 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:23:35 ID:85htkrFR: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〈(⌒＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿__ﾉ〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀`丶、
　　　　　　　　　　　　　　／ ⌒Y∠　／∨　　　＼＿　 /廴／
　　　　　　　　　　　　　　　 / 〈廴ノﾞ｀YΝ⌒ |　　　　ﾔ⌒ 　厶
　　　　　　　　　　　　　／　｀7ゝ彡/,'⌒Y.|　　/⌒　　　　⌒
　　　　　　　　　　　 ∠　　　 /　　　{ 乂_ﾉ厶／⌒Y　 |
　　　　　　　　　　　　　　厶　　〈　　八　　　　乂ﾉﾉ　八　　――　宰相補佐官　――
　　　　　　　　　　　　　　　 }／　＼　　冫　r‐ .､　　幺　∧＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 ⌒Y／￣￣＼〈___丿　./　}/　｀⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　＼＿＿／ト _,,..　＜　丿
　　　　　　　　　　　　　　　＿＿_／: : |　|　乂⌒>＜二＞　　――いま、と、とんでもない通知が王宮から来て！！
　　　　　　　　　　　　　　/: : : : : : : : : |　|⌒＼／＼ |　|_
　　　　　　　　　　　〈: : : : ／￣￣V八　／＼　V八:＼
　　　　　　　　　　　　　　∨／／￣￣＼＼⌒⌒⌒∨ﾊ_/　　――新たな！！　あらたなぁぁあ！！
　　　　　　　　　　　〈_／ﾆﾆ＼／⌒＼ヽ⌒T⌒∨ﾊ＼
　　　　　　　　　　 _/ﾆ＼ニ／ﾆﾆﾆニﾊ　∨:|: : :i:∨ﾊﾆ〉
　　　　　　　　　　　　　 |ﾆﾆニУﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|ﾞ〉 ∨: : :| :|　|_{　/⌒^＼＿　　　　　おちついて、ゆかりん　＞ない子
　　　　　　　　　　／ﾆﾆ／ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/┘　∨: :| :|　∨〈匸_＼ﾆﾆﾆ＼
　　　　　　　　　　　　 |ﾆ=彡ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ├＝| ├=汞|　 ∨.＼i:i:i:i∨ﾆﾆ/
　　　　　　　　　　 /ﾆニ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|: : :.|　|く(人|　　∨ﾆ.＼_丿二j
　　　　　　　　 ∨ﾆ/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/⌒ﾘ: :／　|:〈{ l厶　　∨ﾆﾆﾆﾆニ/
　　　　　　　　　　／}ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ／ﾆﾆ.{∠　　/ : : |: : }∧　|ﾆﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　　／／∨ﾆﾆﾆﾆニ／ﾆﾆﾆﾆﾘ: :}　/: : : :.|: : :i: :l　|ﾆﾆﾆﾆ/
　　　　　　　　 /ﾆ/: : :∧ﾆﾆニ／｝ﾆﾆﾆﾆﾆ|: 厶/|: : : : |: : :|: :∨ﾆﾆﾆ/
　　　　　　 V/: : :/　＼_／　/ﾆﾆﾆﾆニ|: : : : |: : : : |: : :|: : :∨⌒´
　　　
3581 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:28:17 ID:85htkrFR: : : : : :..;ム､,ハ: : : : : ヽ : : : : : : : : : : : : : : . .
: : : :../　　　　'; : : : : :.‘．: : : : : : : : : : : : : . .
: : : :i　　　　　 i: : : :i : :.:i: : : : : : : : : : : : : . . .
: : :..l　　　　　 .| :i: : l: : :.! : :.i: : : : i: : :: i: : . .
.i: : i!　　　　　 l.i |: : !: : :| : : |: : : : l: : : .!: . .
:|: :.l|　　　　　 |,ﾚ!: .;|: :./!: : ,i: : : :.i|: : : : . .
ﾘヽ|!　　　　　ﾘ .レ.i :/ .| :/.|: : : :ﾘ: : : . .
_,ｘｧ　　　　　　ﾏミｘ､_.iﾑ　.ﾚ|: : :./: : : . .
=ｲ　　　　　　　≧＝三ミ:x .i: :./: : :: . .
　　　　　　,'　 ´ 斧气｀ヽ　/ ,ｲ: : ;': . .
　　　　 i　　､!辷シ　/ .{:i´,i: ./: . .
　　　　 |　　　￣￣　　ﾘ i!:/: . .
　　　 .///!　　　　　　　　 i|: :!': : . .
　　　　　 i　　　　　　 .i|: : : : .::　　――は？？？　新たな官位、爵位、位階の贈呈？
　　　　　　i!　　　　　　 .l|: : : : ::　　　　『大政商』のトップ連中に？
　　　rx_　,z》　　　　　　　 i!: : : : ::
　　　｀￣´　　　　　　　 ji: : : : :::
　 _,, -=＝x､　　　　　　 /|: : : : :::
匕三二二二)　　　　　/! |: : : : :::　　――それ、つまり、どういうこと？
　　　　　　　　　　　 /: |:.|: : : : :i::
　　　　　　　　　　　/!: :.|:.|: : : : :|::
　　　　　　　　　 , '　:i: : ! |: : : : :i::
　　　　　　　　, '　　 .|: :.|:.|: : : : :';:
＼　　　　　／　　　　i: :.! |: : : : : :';
　｀　￣　´　　　　　　'; : .!: : : : : : :';.
　　　_ 　 .i
　　f´ ｀i　|r=x
　 .弋_丿 |!　 i|　｡｡｡
3582 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:33:56 ID:85htkrFR: 　　　　　　＿＿＿＿＿＿_,,,,,､ ---―‐'''''!!!"／　／.〃〃/
　　　　　 fミヽ　ヾ　ヾ　ヾ　 !!!　 !!!　 !!!　!／ .／　〃〃/
　　　　　|　　 i''"""""'''''''‐‐-､!!__!!!___!!!／ .∠,,,,_〃〃/　　　　　　　　　　　うおっ・・・・・・！
.　　　　 | 三 ! 　 | ,～　　　　　　､／／　　　.＼"/
　　　　 |　　 !　　Ｕ　　ヾ.＼　｀'-／.／-､,___､-'´　＼
.　　　　| 彡 !　　　　　　　＼＼'／／'-､,＿＿__､-'´　.ﾉ'ｯ　　　　　　　　　　　ぐうっ・・・・・・！
　　　　|　　 ! 　　| ,～　|j.　／／｀''-､.,＿＿＿､-'´ /./.＼
.　　　 | 彡 !.　　　Ｕ　　／／＼＼　　　　　　　　 /./　　＼
　　　　|　　!､.　　　　　／／＿__.＼》　　　　　　 i!./＿＿＿.ヽ,
　　　　|　彡`''‐- ､,,／／,､-´￣￣ヾ　　　ｕ　　　　〃´￣￣/　}　　　　／　バカなっ・・・・・・！
.　　　 |彡　　彡／／　ヽ　　　　ヾ.　　　　　　/　　　　 /　 !　　／／
　　　 | .ｒ''""'',､-´／!　　　＼　　　　〉　　　ヽ.ｏ　／/ｕ|　／／
　　　 | |. ,､-´,､イ　 i　　ヾﾐヽ､　ｏ　 / 　 |.| ｕ　　 |三彡／　,!-'´.／　　　　どうして「奴隷」っ・・・・・・！？
　　 ,､-´ ,､-´ ヽ|三|　　ｕ＼ゞ三三（　　 .|j　　　　|--‐´,､-'´,､-'´
,､-´,､ィi´ |/⌒ヽ|　 |　　 _＿ ` ‐--‐´}　　　u　ｕ　.|ヽ,-'´,､ﾆ'_|
,､-´.　| ヽ,ヽ,　　.|ミ|.　／　 __`　　ﾉ　 !　　　　　.,､-'´,､-'｀‐-､ !　　　　　　　　どうしてっ・・・・・・！？
　　. /|彡.i　i ⌒ |　|.　／￣　￣｀´　 /　|j　 ,､-'´,､-'´ ＼　　　 'i
　　/:::| 　 |　'i　　|ﾐ|　＿＿　　　Ｕ /　 ,､-'´,､-'´　　ｕ　ヽ　Ｕ　ヽ,
　 i::::::::|彡 |　ゝ-''| |　{ .|　　|￣.T''‐i,､-'´,､-'´　　　　　　　ﾉ　　 ,､-､ヽ,　　　　どうしてっ・・・・・・！？
.　|:::::::::| 　ゝ-ｧ'´Ｖ　 !_|　　|　　|､-'´,､-'=ﾆﾆ=､＿_,,=ﾆﾆ´i-‐T´ |　_D .!
／:::::::::::| /〃/　　{　 i'__￣`,''-'´,､-､'__|___|＿|＿|＿|＿|＿|_,,､!-‐''"＿} |
:::::::::::::::::|.〃 i.　　　|　{,,､-`´,､-'二!二!ﾆコﾆコﾆコﾆコﾆコ二!二!二!__.ﾉ {
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,､-'´,､-'´::|/　　　　 ';';';ゝ＿＿＿＿＿　　　　　　　　　　ｕ　　　／:::::::::
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3583 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:34:53 ID:85htkrFR: 　――　大政商（政治に力を持つ巨大財閥）の皆様　――
　１．ＭＩＣ（軍需）　　　　　　　
　２．ソイレントグループ（加工食品）　
　３．ハールマンデンケ（食料商社）　　
　４．765/346（芸能）　　
　５．デュークオブ・グロヴナー（南西貴族系：不動産業）　　
　６．トライセル（製薬企業）　　

　　　　　　　　　　　　　＿＿　　 __
　　　　　　　　　　 ,. :´／: , --≧､´--≧=-､
　　　　　　　　　／:／: ／: : : ,ｨ=､:}: , -､: : : ヽ
　　　　　　　　 ': : 〈 : 〈 : /: : :{⌒ヽ-=≦〉: : : :｝
　　　　　　　 /: : : :ﾊ : ∨: :／　　　｛: : : :く
　　　　　　　 |: : : /: |: /: :/ ´￣　　￣V: : ､: ヽ
　　　　　　　 |: : /: :／: : {,イ笊ﾐ　　ｨ笊ﾊ: : :} : }
　　　　　　　|: ∧: {: : : :人 vツ　　 vﾂ{: }: /: :/
　　　　　　 /: : : 〉:乂 : : : } 　　　 '　ﾑ'イ:／
　　　　　 , : : イ:/: : }: : 込、　　' '　ｨ: :｛: (　　――……グロヴナーが強くなりますか。
　　　　　／ : : : V{ : /: : 从　≧=r＜: |: : 从ｰ'　　　素晴らしいこと……？　ですね。
　　　／: :/: : : : ﾘV:{: :/: {　￣/∨}: : |: /:ｲ
　　　' : : /: : : : :/: /,∨从〉　/{:::::V-､j:〈: 〈　　――……えっ？　なんで？　今南西の一番強いの
　　　{:／: : : : :/: ／⌒＼....V　〉-〈V..}ヽヽ: ヽ　　　あいつらにいきなりなるの？？？　これ
　　／: : / : : /: :｛　　　　}....∨{:::::::}.V|　}: }: : }
3584 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:36:48 ID:85htkrFR: 　 l::::::::::::::::::|＿!::lヽ::::::::: ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::i､::!　ノ
　 !:::::::::::::::::l-‐ｪ!;ﾄヽ:::::l ´!:::::::::::::::::::::::::::::l ｀　ヽ　　幺ク　亡月　|　　┼‐　.|] |]
　 l:::::::::::::::::「（;;;)ヽ､__､::ﾚ'´ｌ:::::::::/l､:::::::::::::l　　 /　　小巴　三l三. ヽ_ﾉ / こ　o o
　　!:::::::::/l:::l＿_,,,rﾀ"ﾞ､;!)､__!::::/ノ〉､::::::::l　　＼
　　 l::::/　lヽ!　　　　_　_　　 l;/´　 !　>､::l　　／　　○○○○○○○絶望した！！
　　ﾉノlヽ､_!　　　 r――‐┐　　 /_ノ:::|　　／
　　　　l::::::>､　　ﾚ,二二ェ!　　/i:::::::::::l　　￣￣|＿　　　　／ヽ、　 /＼　　 /＼　　　／
　　　　l:::/ /::ヽ、 `ｰ-―-'　,ｨ'::::!＼:::::l　　　（ヽ､/／＼／　　　＼/　　＼/　　＼／
　　　　ﾚ' ム-''´lヽ､　　_,,.／! ﾞヾ!＿_ヽ!　　　　ヽ´ヽ、ヽ
　　　　　　　 !　￣　　レ;'´　　|　　（,ゝ、　＼ヽ　l､
　　　　　　　　／|　＿,,.-／´　 ;;　.,,,-!　　ヽ､ヽ、　|　|　! l
　　　　　　　/ 斤'"〇 /´　　　 ,;;:''" _,l_　　　ヽ　ヽ/　 l　| l
　　　　　　/;　l､」＿,,/　　　　 '' ﾞ;;／　ヽ､　　〉　｀ヽ　 l/
　　　／!,r''´!/　 /　　　　　';,/"ﾞ''':;,,,,;;'' ＼ /　　　　　,!
　　　/　l ,;;　 |l　 /`'';, ,,　　 /　　 ,;;''"ﾞ''　　 l　　　　　/

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　回収派「みなさん！！　い、、、今時は名誉くらいしか特典がありませんよ！　爵位なんてててて！！！
　とにかく、おお、落ち着きましょう！！」

　＞　他「「「いや、おまえが一番落ち着けよ」」」
3585 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:41:42 ID:85htkrFR: 　　　　　　　　　　　　　／　　＿　―　　　　　　　　　　∨　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　 /　　　厂/　＞、__｀　　　　　乂/　　　　　　　｝
　　　　　　　　　　　　/／　　{. l{／／　＿}　　　　　　　　＼　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　／　　 __} {{／´￣　　∧、　　　　　　＼　　　　{　.:∧
　　　　　　　　　　/　　／ __　　　､__　――乂　　―――‐　、　｀ヽ、　:{　　　＼
　　　　　　　　　ｊ{:　　〈／ -}　　　　 /　　　　￣｀ヽ　　　　　　 }　 {/
　　　　　　　　　〈.∨､　∨:ｰ{　　　　　　＿＿,rf{　　 ∨ 　　　／　　{/
　　　　　　　　 .∨〉/　乂_ｊ{ 　 _　　　　厂￣¨´　　　.}　　　.／{　　　:{/
　　　　　　　 ∨〉/ 　｀∨⌒　　　　　　　　　 /　　／ノ .}　　　:{/
　　　　　　　　 ∨〉　}　} .} _,/　　　　　　　　　　　/　､／/　_彡{〉、　:∨
　　　　　　　　　 ∨ ,/　i八if{.〈　　　　　　　　　 / .／　/_/´ 　 ∨.　　∨
　　　　　　　　　　　　∨　 :{l/∧　　　　　 __　　　 {　{　　.{　＼_　　∨.　　∨
　　　　　　　　　　　 /　　:｛//人　　　 t　¨´ 　　｀　　_　　　 .} 　 /＼　　∨
　　　　　　　　　 /　　　｀¨ミニ=－､　　　　　　 ,rf､　＼__/　./　　.} }　 }／
　　　　　　　　　｛　　　＼　　　　/ト.　　　　.イ :{ {. ＼　}ﾉ　/　　 {/ ／　　　　　／: : : : :./⌒
　　　　　　　　　　　｀　ｰ┐　＿__　　./　　 }≧f{ .八 .{､＼ _}メ　/_　　_厶'’　　　　,. -=: : : : : : /
　　　　　　　　　　　　 }　　　　}　 {　　 { ./l／: ∧乂　｀ﾄ､}ﾉ⌒ト/　　　　　／: : : : : : : :〃
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　 {　　　{ {/: : : : : :＼{　 {　{､__/{/　　　　／{: : : : : : : :､/
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　乂___//: : : : : : : : : }　从.}､_.ノ{　　　／　/}: : : : : : : /::
　　　　　　　　　　 /　　　 /{＼＿/.〈: : : : : : : : /: Ⅵ.{/{!∨:人　　/　. /｜: : :／: :〈
　　　　　　　　　_／/　　 ./ :{　　　　　｀ト､: : : :.:/: : : :{.｛人 `ト-{＼{ 　 :{:.｜: :/: : : :.:}､./
　　　　　　　　　／/　　　　./　 ∨　　 {　八　｀Y{:/}: : : : }. {乂} {.:.:.:.:.:.{}　　{　{: :/: : : : : ∨

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　地域主義者：外務大臣「……基本的にはただの名誉職とはいえ、活用出来る人が活用すれば
　あっという間に権力構図が変貌しますね。これって……」

　＞　地域主義者「……宰相府はこれを妨害できます？」
　＞　宰相補佐官「む、無理ですぅ。栄典授与は王室の専権事項。そして宰相府は王室に忠誠を誓う
　事になってますから、全力でこれを配慮しないと」
3586 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:46:48 ID:85htkrFR: 　　　　　　　　　　　　　＿＿　　 __
　　　　　　　　　　 ,. :´／: , --≧､´--≧=-､
　　　　　　　　　／:／: ／: : : ,ｨ=､:}: , -､: : : ヽ
　　　　　　　　 ': : 〈 : 〈 : /: : :{⌒ヽ-=≦〉: : : :｝
　　　　　　　 /: : : :ﾊ : ∨: :／　　　｛: : : :く
　　　　　　　 |: : : /: |: /: :/ ´￣　　￣V: : ､: ヽ
　　　　　　　 |: : /: :／: : {,イ笊ﾐ　　ｨ笊ﾊ: : :} : }
　　　　　　　|: ∧: {: : : :人 vツ　　 vﾂ{: }: /: :/　　――というか、あなたは何をしていますの。
　　　　　　 /: : : 〉:乂 : : : } 　　　 '　ﾑ'イ:／　　　　宮中の掌握はあなたの仕事では？
　　　　　 , : : イ:/: : }: : 込、　　' '　ｨ: :｛: (
　　　　　／ : : : V{ : /: : 从　≧=r＜: |: : 从ｰ'
　　　／: :/: : : : ﾘV:{: :/: {　￣/∨}: : |: /:ｲ
　　　' : : /: : : : :/: /,∨从〉　/{:::::V-､j:〈: 〈
　　　{:／: : : : :/: ／⌒＼....V　〉-〈V..}ヽヽ: ヽ
　　／: : / : : /: :｛　　　　}....∨{:::::::}.V|　}: }: : }

　　　　　　　　　＿＿
　　　　　 ,.ｨ''".::.::.::.::.::ヽ｀ヽ、
　　　　／.;:':/,'.::.::.::.::.::_::.ヽ::.＼
　　　.,'.::.:;'::.l.:l.::l.::i.::.i.::}.:Y:i::i.'.,:ﾑ
　　　l.::i.::l.::.:ヽ/i__i__lVノ::.l､l::. ';::',
　　　.､ﾊ::iゝ.v￣V､l-‐V､l::.i::.: i::.l　　――いや、まぁ、マジで私の失態だよな
　　　,'､;;;l'ﾞ'ﾓzr　　　TZZ|::.:l.::. l::.|
　　 l i.::ﾊ　ﾏﾘ ,　　　ﾏリ::.::l.::!:l::.|
.　　 |.:l.::.i::i　　　　_,.､　u |::.;'::l.:i.::.|
　　 l:;､::.l,;ヽ　｀､:::ノ　,ｨl.:/:/i/､::.|
　　　､!.ヽlヾ::}｀i＞-‐''ｱ;;l/ｨ::.l;;;;;ヾ|
　　　　　　l::f ´　　 '"l:::::;/i.::.l.:￣｀ヽ.
　　　　　 ,':､:}　　　 ./::/,'.:|.::.:l.:.:.:.:.:.:.ﾑ
　　　　 ./.:.:/　　 r''l y ,'.:.l.::.::.l.:.:.:.:.:.:.:.ﾑ

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　・：【組閣】
　・宰相府：宰相「やらない子」……ここは当然。
　・宰相補佐官：「結月ゆかり」……信頼できる人間重視。
　・宰相補佐官：「一条聖也」……財閥ＭＩＣのご意見を聞けるように
　・内務省：内務大臣「ペルフェクティ」……国家憲兵の指導者が内務大臣じゃだめなのか？
　・外務省：外務大臣「ナナリー・ランペルージ」……外国を見てもらおうか。
　・財務省：財務大臣「利根川」……これ以外に当てはまるのあるの？
　・国防総省：国防大臣「幸子」……幸子には泣いてもらおう。
　　――大陸軍府：
　　――兵器廠：
　・産業省：産業大臣「糸色望」……他の大臣職当てたらやばそう。
　・社会省：社会大臣「ちっひ」……君ならインフラ整備が出来る。頑張って儲けられる国にしてくれ。
　――【設立準備：社会保障庁】【設立準備中】

　追加
　・無任所：特命大臣「マリー」……特別な任務を頼む

　・【政府外統治機構】
　・元帥府：統帥大権
　・枢密院：宰相選任及び君主大権の輔弼
　・大法官：
　・王立大審院：新設
3587 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 00:51:39 ID:85htkrFR: 　　　　　　　　　　 . : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　　　／: : : : : : : : ヽ: : : : : : : : : : :.ヽ
　　　　　　　 /: : : /!: : : : : : l !: : : : : l : : l : : :.ﾊ　　――　特命大臣：宮中政治家　――
　　　　　　　.: : : : ﾍヽ:＿:_:ノﾉ: : : :| : :!: : :l : : : ﾊ
　　　　　 ! : l: : : : l｀:￣: :l: : :|／lヽ:.|!: :.l: : |: :.ﾊ
　　　　　　 l: : :l: :_|: :|ﾍ: : : :| ,X| ヽl.ｬVﾍ:.l:l: :.l; : :ﾊ　　――だが、まぁ、言い訳の一つくらいさせてくれ
　　　　　　 |;ｲl:ﾍ:.:|弋!ヽ: :l､!.　イ{:;:;:ﾊ　|/:.l: :.|l: : :ﾊ
　　　　　　　 l:ヽ:ﾍ|=ｔ ‐､ヽ　　　ヾ:ン　l: :.l: : ﾘ: : :.ﾊ
　　　　　　　 ∨!:.ﾍ.　ヾ:;）　　　　　''　　l: /: :.l: : : :l:ﾊ　　――こいつは、突然持ち上がったんだ。
　　　　　　　　　V: ﾊ ,,　　'　　　　J /ｲ: : /: : : :.l:.ﾊ　　　根回しって言うスピードじゃない。
　　　　　　　　　 V:.:ﾊ　　　 _ ノ　　　ｲ: /!: : : : :ﾍ:.ﾍ　　何かのごり押しでいきなり決められた話さ
　　　　　　　 V: :.ゝ､　　　　　　∠､ |/: |＜: :＿ヽ_ﾍ　　ＮＯＢＩＴＡでさえ、ＮＯを言う暇が無かったくらいさ
　　　　　　　　ヽ:､:ヽヽ＞ -‐ '", イ//!: |;:;:;l;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ　　つか、今ＮＯＢＩＴＡは北のお姫様とのＯＭＩＡＩで忙しいからな
　　　　　　　　　　＞;:|　￣　ｲ）　// |: :|;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ　　その隙を狙ったかのような物だ
　　　　　　　　　　 /;:;:;:;:||　　　　ﾘ､//　l: :.!;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ﾍ
　　　　　　　　　　ﾊ;:;:;:;:;|ﾍ　　　／'/　 .!: :.|;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;/ﾍ
　　　　　　　 /;:;:l;:;:;:;| /　　,イ V/ 　 l: : :|;:;:;:|;:;:;:;:;:;:l;:;:;:;:/;:;:;:
　　　　　　　　　l;:;:;:;:l;:;ｒ{/　　/ |　/　　 l: : : |;:;:;|;:;:;:;:;:;:l!;:;:;/;:;:;:;:
　　　　　　　　 l;:;:;:／;:/　　/! .|./　　　l: : : :!;:;:|;:;:;:;:;:;:l|;:;/;:;:;:;:;:
3588 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 01:00:06 ID:85htkrFR: 　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿___
　　　　　　　　　　　　 . . : : ´: : : : : : : : ｀: : . .
　　　　　　　 . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :｀: .
　　　　　　　／: : : :／: :./: : : : : ／: : : : : : : : : : : : :＼
.　　　　 /: : : : :/: : : /: : : : : 〈〈: : : : : : : : : :ヽ:.＼: : ＼
　　　　 /　: : : / : : :/: : : : i: : : ヾ､/: : : : : : : :i : : 〉i: : :.ヽ
.　　　 /　: : : / : : :: : : 从:∧: : : : ＼: : : : :＿＿／/: : : : : :.
.　　　 ,′: /: : : : : :/: /|: /ヽ:ヽ: : /ﾞ|: ＞------- ' : :.|: : :: : ::.
　　　 ′: /: : : : : :ﾑイ､|/:::::::＼∨ ::　: : : :/:::l: : :∧: : |:.: :|: : : :.
　　　 ′:./: : : l: : /::⌒7斧ぅトﾐ::＼.:.＼∧/::::::|: /／! : |:.: :|: : :ﾄ:i
　　　′:/: : : : :: : |:::::::んJ:i:i:iJ ::::::::::::::::::::::r≦|/::::::::|: ∧: :|: : :|
.　　/ :./: : : : : : Ⅵ:::::弋廴ノｸ:::::::::::::::::::::::::::::斧ぅトﾐ.ﾚ::::从:!: : ;
　 / : : : : : : : : : :| 〃〃`ー ' ::::::::::::::::::::::::::::んJ:i:i:iJ:::::/::Ⅵ: /
. /: : :ｌ:.: : : : : : : :| :::::::::::::::: 　　　　　ﾞ::::弋廴ノｸ:::/: : : |/
/: : : :|:.: : : : : : : :|　　　　　　　　　　　 .......:::〃　: : : |　　――間違いねえ、王族が仕掛けた政争だ。
: : : : :|:.: :: : : : : : |　　　　　　　　　　　　　　　　　 :::::′: : : |　　　意図的にわざと仕掛けた政治闘争だよ。コレは
: : : : :|:.: : : : : : : :|　　　　　　　　＿　　　　　　　 | : : : : |
: : : : :ﾚｌ: : : : : : : ﾄ　　　　　　 ´　　　ヽ　　　　　　从: : : ::
: : : : : ∧: : :ﾄ.:: : |　＼　　　　　　　　　　／.: : : : : |　　――標的はどいつだ？　いや、何処だ？
: : : : /::::::.:: :|::|:＼r‐t/＼　　　　　　　　　　　イ:::: : : : : :/　　　正直まだよくわかんねえぞ。こいつら
: : : /:::::::::＼|::|／iﾄ　{　　｀　　＿__,,,....　　＜:.::|: : : : : : /　　　次に何をしでかすかわかったもんじゃねえ。
: : /:::::r≪|: ::::|　 |l　　　　　　　　 /:::::: : : :|: : : ::|: : :／ﾚ'　　　　『大政商』の側だって、これに反発をする奴らは　　
≪i:i:i:i:i:i:i:i|: ::::|　 |l　八　　　　 / ハﾄ､: ::|: : : ::|／　　　　　　　必ず出てくる。寝耳に水だからな。そいつらは間違いなく反撃に出る
i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i|: ::::| 　　　ヽ.　　　/ /　 |i:i:Ⅵ: : : ::|
i:i|:i:i:i:i:i:i:i:i|: ::::|　　＼　　＼／ / 　八i:i:i:|: : :.:.:|
3589 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 01:06:52 ID:85htkrFR: 　　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　/: : : : : : : : : : : : : : :ヽ、: : : : : : : : : : : :.
　　　　　　　 /: : : : : : ; ; : : :/: : : : : ﾍヽ: : : : : : : : : : : :.
　　　　　　 /: : : : : : { { : : /: : : : : : ﾉ: }: : : : : : : :i: : : : :
　　　　　 /: : : : : : : ヽヽ､': : : : :.／;ノ: : : : :i: : :i |: : : : :i
　　　　 /ｲ^i!: : : :ｉ: :|: `ｵ‐--='-:´ﾊ: : :i: : :|: : ｉ |: : : : :.i　　――どうする？　宰相さん
　　　　　　　　|i: : : lﾄ､ｉ!: :ﾊ: : :ﾊ: : :/ .}:_:,'l_;:ｲ: :/: : : i: : : i　　　　積極的に関わるにせよ関わらないにせよ
　　　　　　　　|:!:ｉ: ハ:.|∀‐ ∨　}-ﾃ‐'｢/ };/!: /: : : : |: : : ｉ
　　　　　　　　|:lﾙﾊ　`　 __　　 '" __ '"　　 }/!: : : : :| ): : l
　　　　　　　　|: i : :',　＝==　　　　 ===＝　.,': : : : :.|,': : :.|
　　　　　　　　|: ﾊ: :.', 〟　　　　　　　　　〟,': : : : : :!: : : :.|　　――ゴングは鳴っちまった。
　　　　　　 !'　l: :.:',　　　 ‘　　　　　 ,': : : : : :.|: : : : :|　　　関わるって言うなら、今から何かしなきゃいけないぜ
　　　　　　　　 l :.:.:ヽ、　　　__　　　　,' ;ｲ : ;ｲ:,': : : : : :!
　　　　　　　　　　 ',: :.:.:.:.i丶､　 `‐` 　 ..イi/ }: /:.|ﾉ:.:. : : : :.',
　　　　　　　　　　 ',: :.iヽ!:.|:.:.:.＞‐r ' ´ 　 //ｲi:.:.ﾄ､:.:.: : : : : ',
　　　　　　　　　　　ヽj ,':.:.i三/ {　l} 　／／　,':.:.l三ﾐｧ､: : : : :',
　　　　　　　　 ,.:'三,':.:.:,'ﾐ:/　ｌ l ／／　　,': :,'三/三ミヽ､: :',
　　　　　　／三ﾐ,':.:.:,'ﾐ:/　　.l ;'／　　./,': :,'ミ/三三三三ﾐヽ、
　　　　　 ,..___ﾑﾐ|三ﾐ,':__ 'ﾐ:/ |　　 /　　./ﾐ,': :,'ﾐ7三三三三/三ﾐヽ、
　　　　／_, -‐'‐r‐r‐^‐‐'ﾐ:i __l＿./___､‐-､,':_:,'ﾐ/三三三三/三三ミヽ
　　／　´　　／ /三|:.:/ミ| |｀¨¨¨¨¨´iゝ-､　＼三三ミミﾐ/三三三ﾐ`､
　　 }.　　￣ ..／/三|ﾐ'三:| |ﾏ二ニア|三ミ〉　　｀ヽ三三/三三三三ﾐi
　　 {　　　￣　_/三ﾐ|三ニ| | : : : : : : |:ミﾐ/´　　　 }三:/三三三三三i

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　・：今日はこの辺で！
3590 ：名無しさん＠狐板：2023/06/06(火) 08:39:21 ID:a31zeBu9: 乙
3591 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/06(火) 23:26:58 ID:85htkrFR: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【お知らせ】
　　次回は、明日明後日１１時過ぎより！
3592 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/08(木) 22:40:50 ID:GxV6Xjn8: もうちょっとまってね
3593 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/08(木) 23:21:09 ID:GxV6Xjn8: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (.◎.)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }ミミ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }ミミ{
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }ミミ{
　　　　　　　　　　　丶.、　　　　　　　　 .}ミミ{　　　　　　　　　 ,ｨ'
　　　　　　　　　　　　ヾ:､　　　Y´o三三三三三o｀Y　　　　//
　　　　　　　　　　　　　Vﾊ　　　弋ンﾄ､ }　　{ ,ｲ弋ン　　　 /ｖ'
　　　　　　ﾄ､、　　　　 .vﾊﾄ､.　　　ﾉ/ﾉ .ﾊ　ｖ/{　　　　,ｲﾊ:'　　　　　_ ノ'
　　　　　　　　＜≧z..､　Vﾊ V≧､　/r〈 .〈::〉. 〉ｨﾍ　,z≦ｿﾊV _....z≠＞'"
　　　　　　　　　　　`　＜//ﾍヾ(＾ヽ/ ト'i}_ji!_ {iイ//ｲ＾)ｲﾉヽ＜≠'"´
　　　　　　　　　　　＼＼￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣／/ハﾊ
　　　　　　　　　　　　　 V.ﾊ　(ﾄ､,z=　　ィ´ｿ`ぐ　､､vｿ)　ﾊﾉトミ､}i} ﾊ､
　　―==zx､　　､　＿　＞/,| ト､. ヾく.,.´_)　　ﾐ　ｲ　ノ＾=|.ノヽ≧'　{ }i!
　　　　　｀＜≧x＜//ゝ｀)| ぐご　:,~＾ド'　　　ﾐ_(´...ご＞|　　ﾄ＼ヾｿｲ
　　　　　　　　 `＜ﾆ≧=.≦|　≧',　,＾~　　　ﾉ ,　､、ヾぐ |　　　ｖヾ丶'/ }!
　　　　　　 x≦≠二二ヾ|　'⌒ﾚ〈ﾝ )　、 ({i{ヾﾄ.ヾ.ゾ |　　 ,ﾍヾY. ﾉｿ
　　　_　z≦彡'" ≦=＜辷ｲ|　　　＾ｲｩぐ='　　　ヾ≦-).)..|　　 { ヾヽﾚイ,ｨ
　　　　　　　　　　　　　　7/{　　　　` '〈　r (　　バ辷,.イ }　　　l　l} .／ /
　　　　　　　　　　　　　ﾉ//.ﾊ　　≦＞'ン 7ｰ　~7　　　　ﾊ　/ﾊV }' _ノ
　　　　　　　　　　　z≦イz≦ヽ　　⌒´　ぐｰ'　ン　　／ ,ィ/ }i} ヾ"-ｩ
　　　　　　　　　z　≦彡ｨ7 /／＞　　　ﾚｲｨ＾´　　＜／ﾉ i .ﾉｲ´ .ノﾉ
　　　　　　　／ィ´　　　ﾊv ﾊイ　　 }≧x､`.,x≦＜　ノノソ'≦==-'"
　　　　　　 '´　　　　　 .ﾊｖﾚ'　　　　}//ｲ v ﾄ＜　＞､＜≧==フ
　　　　　　　　　　　　 .ﾊ/　　　　　ﾉ／ l　i　l　　　＜≧x￣´
　　　　　　　　　　　　ﾉ/　　　　　　'´　　.i :i: i　　　　　￣｀
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　・：【国章】
　　ノイエラグーネ王国の国章は鉄の剣１６本が並ぶ物である。
　初代国王とともに戦った１５人の勇士たちを象徴しており、暴君と戦う事を約束した初代国王の

　権威の源を象徴としている。ノイエラグーネ王国の始まりは南東部の農村の武装蜂起であり、
　当時の暴君に対する反逆であった。
3594 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/08(木) 23:22:28 ID:GxV6Xjn8: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　これまでのあらすじ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀　　 /｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　／　./｀ ‐　_/　　　＼ _
　　　　　　　　　　　　　_.､ `｀　 /　　　 /~''‐- ._/ ` ~､‐
　　　　　　　　　　　　 /　￣‐_.､-''「￣｀ト　_　　/~''‐--＼＼
　　　　　　　　　　　　ﾉ_.､-''~　　 /　　 :|　 ', }ｉト､　　　/ ／:/
　　　　　　　　　　　〈./ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　＼ ./　{: :/
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i :}ix==ｖ'
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ　|_　　――王国最大の軍需産業ＭＩＣにこいつで挑む！！
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　斥忝灼 :|　「｀`'､: :＼
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」乂リ /}/_ノ　ｒ; :ｉ: : : :＼
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀＿__　 /´／_ 乂_彡' ￣￣｀｀
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　乂__ノ　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼　　――　王国のベンチャー企業　――
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　ｊ{　　　　 /／　／　　 .／　　　　　　　　　　 |　／ :|　　Ｖ/
　　ｊ{　　　　　/　／　　　／　　　　　　　　　　__,　∨　 /　　ﾔ
　　ｊ{ 　　　　＼＼　 .／　　　　　　　 _.､-‐''~/　 /_ ／　　　 |
　八　　　　　　 }｀`ｰ乂　 _　　　.／￣｀` 、　　／　　　　　　|
　　＼　　　　.「/`-=＞`｀_＞ｧﾆ|　　辷;　「＞'､　　　　　　　|
　　　　＼　　　/ |　　// ／::::/乂=､　　}i{ .ﾉｒ'/ ,　Y　　　　　 |
　　　　　`､　 ′|

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿、
　　　　　　　　　　　　　　／　 rv-v-､　 , ====､γ __　｀ヽ__
　　　　　　　　　　　　　　　　／　 r ´　―　､У;o;;;;;;;;;oヽ´　￣ヽ入
　　　　　　　　　　　　　 /　γ´.／　　　　l;;;;;;;{ ⌒};;;;;;}＿　　 V
　　　　　　　　　　　　　　 '　f´ ／　　　　ゝ;;oﾆﾆ;;o;ﾉ;;;;;;;≧s｡/
　　　　　　　　　　　　　　 lf´　 '　　　　｡z≦;;;;;;;;;斗 "´￣￣ ` マ}
　　　　　　　　　　　　　　【　 /　　　／;;;;;;;;＞ ´､ : : : ＼ : : :ﾔ : :｀ヽ
　　　　　　　　　　　　 l{　′　／;;;;;;. : ´: : l :∧: : : : : : ,. -l: :l : : : ＼
　　　　　　　　　　　　　　ﾚ､　 {;;;;／: : l : : ´￣｀､ : : : :N＼l: :l: :l: :ﾄ: :}
　　　　　　　　　　　　　　　　￣Y : : : : :ﾊ: : : l仍示ヾ＼l 伝犾l : !: l､:ﾔ
　　　　　　　　　　　　}＼　_」､l: :ｌ: : : :{ l : : :.乂ソ　　　　ゞ-'N: :l: :l N
　　　　　　 r ､　　　　 !:.:.丶l:.:.:.:.:ヽﾄ : : : ｀: : : : ＼　　｀　　ハノ: :!
　　　　　　 l　l 　　＿l:.:.:.:.:.:｀ヽ:.:.:∧ ＼ﾄ､从: : ､「　　ｎ　　,　/／从　,|
　　　　　　！ :.　 /;;;;;;｀ヽ≧＝､:.:.:.:.:.:γ ⌒　ﾐ : :≧　 ┬　´　´　lヽ／.:l/L
　（＼　 r ､j　丶;;;;;;;／ );;＼　＼:.:.:.:.￣ 7 　ﾔマγ ヾ〉＿　lｰ´:.:.:.:.:r､.:.从＿
　丶　≧圦　　｀y´ ／;;;;;;;;;ﾍ　　＼:.:.:.:/　　 lﾑ∠ゝｲ＞､｀ヽr-'¨´　ﾔ:.:.:.:.:/
　　　 {　vﾍ )　γ　 /へ;;;;;;;;;;;;l　　　{:.:.:.:.＼　 !ム l/ ヽl　ﾏ､　ヽ　　ﾔ:.:／
　　　＼} 　　 ′　j　　};;;;;;;;;;;}　　/:.:.:.:.:／　　l｀ﾏﾆﾑ　　　ﾏ ,≦三三三三≧
　　　　l;;;;;ゝ __ 　-　―/;;;;;;;;; '　＜:.:.:.:.:.:＞　∨　　｀マ≧=≦ﾏ{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾏ
　　　　l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／;;;;;;;;;/　 ∠:.:.:.:.:.:ｌ∧／　　　　　｀マ^マ´};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾑ
　　　　＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;__∠.__／....∨￣........､　　　　　　　ﾑ≦＝＝＝≧斗
　　　　　￣￣￣￣　　／...........／..............〉　　　　　＞＜{　|　　l.............l|

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　いもうとさま「……わかりました。あねさま。その通りにやりましょう。『大政商』の経営者ファミリーを
　１人残らず、受勲させてやりましょう。いらないと言っても何が何でも受け取らせる」

　＞　いもうとさま「宮中を舐めきった連中に、君主大権のなんたるかを教えてやるのです」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：１．王室の政治力
　２．王侯貴族暗躍
　３．『大政商』への枷かそれとも？

　の３本です。
3595 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/08(木) 23:42:27 ID:GxV6Xjn8: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　６月８日（11/12）

　　　　　　　　　　　　　_　 -―-　 _
　　　　　　　　　 ,.　＜//////////,＞､
.　　　　　　 ,ｲ///////////////////ヽ
　　　　　　　 //////////////////////,∧
　　　　　　 '///////////////////////∧　　――　ノイエラグーネ王国：王室ランド・スチュワート　――
.　　　　　　ｌ////////V//ｌ＼'//////////∧
　　　　　 '///////＿V'∧　_＼'////////∧
　　　　　　　 l//////＿__∨∧ _＿_＼'//////∧
.　　　　　 }///// 乂ソヽ'∧乂ソ　.l////,＜//77 ‐- ､
　　　　　 , イ/////l、　　　　ヽﾍ　　　 j////,l　　￣｀`"ヾ）　　――なんか色々と大騒ぎになってる……
　　 ,.イ/＞'"/////l,＞　　－＼､.イ/l////＼　　　　ｿ
　 /'"　　　 //////l//ｲニｌ,;;;;;, ｌ二ヽ'//l//////＼
.　　　　 ,ｲ////////ﾆ<=l ';;;;'.!=>ニV/////∧＜/＞-‐ノ
.　　　, イ/／//////ﾆニヽl.;;;;; !/ニニV//////＼　￣´
　 ,ｨ＞'" ／//////ﾆニニヽ;;;;;/二二ﾆV///////ﾊ
　（'　 .,ｨ//／///,〈ﾆﾆ二二ｌ;;;;;ｌ二二ﾆﾆ〉/∧////ｿ
3596 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/08(木) 23:47:48 ID:GxV6Xjn8: 　　　　__／.:::::::::::::::::::::::::...ヽ
　　　x｀.:::::＞-'''''''''''''''ｰ＜.ゝV
　　＞　 fナーヽ　ナーヽ∨; i
　　＼　 |ｌ　・　 }{ 　・　 } ｝::!!　　――　摂政：ＮＯＢＩＴＡ　――
　　　｀h/ゝ __ ノcゝ __ノ＼, ､!
　　　 |;{　　　　　　　ヾ ! ﾉ
　　　　｀ﾍ　　　ー-./＼　ｊﾞ　　――君の所で止めておかないからだ。
　　　　　ゞ､　　　ﾉ　　ゝﾞ__
　　　　＿　イ｝｀ｰ｛, ーイf::. ヽ､
　　　　ゝ＿､（　　ﾅ´.:.:.:{.:.::. ゝヽ
　　　　　,ﾍ´.:.:ヽｲ´.:.:.:.:.:i!.:.:.:::..＿（
　　　　ﾒ.:.:}.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}.:.:／　∨
　　　／.:.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i∧

　　　　　　　　　　　　　　　 _　 -――-　._
　　　　　　　　　　　　 ,.イ////////////＞、
　　　　　　　　　　／//////////////////＼
　　　　　　　　　　／/////////////////////,∧
　　　　　　　　　　,/////////////////////////,∧
.　　　　　　　　 ////////////////////////////∧
　　　　　　　　 /////////////////////////////,'∧
　　　　　　 ///////////,/.!///////////////////i　　――３つが断絶した四大王室公爵家
　　　　　　 //////////／- V////////////////∧'!　　　その最後の一つ、彼女たちが一生懸命走り回りました。
　　　　　　 ///!//////,'了::ﾃ ∨///,∧､/////////∧!
.　　　　　 i//!.!////// 　￣　　ヽ'///∧＼'////////∧
　　　　　　 l//! ｌ/////∧　　　　ｉ＼///ヽ ,ヽ///////∧
　　　　　 l//! .l/////// 、　　　　｀＜/,＼'////////∧　　――私は黙認していただけで、何も触ってはおりません。
　　　　　 l//{　l////////＼　　｀｀　　ｲ＞/＼'///////∧　　　黙認を罪だと言うのでしたら、仰ってください。
　　　　　　ｌ//∨//////////,l. 　 _　　　ｌ//////////////∧　　王室のやるべき仕事、栄典の授与を彼女たちがやったに
.　　　　　 l///////////// <.　　　　 ! ヽ/////////////ﾊ　　すぎません。そう判断したまで。
　　　　　　　V///∨//＞〈　　＞､　　ノ　.!//////////////!
　　　　　 , -=ニニニニニ,　　　/>ーヽ　　l二=- ＿///////,l
.　　　　 /ニニニ､ﾆﾆ二二,　　 ' V///lヽ　lニニ!ニニ=＜///!
　　　　　 {ニニニニヽニ二二, _/　∨//l　ヽ!ニニ!二ニﾆﾆV//!
　　　　　　lニニニニニ,ヽﾆﾆ二,　　　l'/∧　 lニニlニニ,二ﾆl//,!
　　　　　 lニ二二二二ｉﾆﾏニニ,　　 .!//ﾊ　ｌ二/ニニﾆ,ニ=ｌ//l
　　　　　 |ニ二二二二lﾆﾆﾏﾆニ,　　ｌ//∧　lニ＼ニﾆﾆ,ﾆﾆｌ//l
　　　　　 l二二二二二lニニ/ﾆﾆ,　　 !'//∧. lニニl二二lﾆﾆl//l
　　　　　　lニニ二二二ｌ'二/ﾆﾆ二, 　 .!////!. lニﾆlニﾆﾆｌﾆﾆi'/,|
.　　　　 }ﾆ二二二二iﾆニヽﾆﾆ二,　 .!////!. ｌﾆﾆ!二ﾆﾆl二ﾆ}/!
　　　　　 lﾆ二二二二,'ﾆﾆ二ヽニ二,　l////,ｌ　lニlニニﾆlニﾆi/l
　　　　ｉﾆニニ二二,=ニニニヽﾆニ, l'////,!　ｌ=!二二ﾆlニﾆ}/!
　　　　 |ﾆニニニニｉﾆ二二二二,二,.l/////l　l/二二二!ﾆﾆ{/l
　　　　　 lﾆニニニニ,ﾆﾆニニ二二,ﾆl.!/////l. l二二ニﾆ}ﾆﾆl/l
3597 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/08(木) 23:54:40 ID:GxV6Xjn8: 　　　　　　　　　　　　　　／////////////////////////////////,＼
　　　　　　　　　　　　　　／/////////////////////////////////////ヽ
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.　　　　 ,ｲ/／　　　　.//////////,/'了￢ヽ,/////// 　 ,.ィｆ冖卞ヽ'///////////ﾊ
　　　 ///'　　　　 ./////////// 　乂::::ソ/////,/　　　乂::::ソ　'l////////////ﾊ
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　 //,/　　　　　,ｲ////////////∧　　 /////ハ　　　　　　　 !/////////////l
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'//　　　／/／　 ///////////////////　　　　　　　／ .ｌ//,|/////////////l
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'　　,ｲ/／　　　,ｲ'///////////////////,l.　＞　 _　　　　　ｌ///l////!V/////!//!
　,ｲ/／　　／///////////////////,/｀}　　　　　　　　　　／｀V/!'///l/V////,l!'/,l
./// 　　／///////////////////／/　、　　　　　 ,.　'"　　　ｌ/l'///,!/,l////,ｌl//l
'//　　 .／/////////////////＞'"ﾆ./　　ｰ- ､ _,.　 '"　　　　　トl//////l//l'/,!|//l
//　／//////////////,＞'"ニニニ/　　　./⌒'"ヽ　　　　　　　 /////'＜/l//ｌ'/l.l//l
/ ／///////////,＞''"ニニニ二二/　　 ./―‐- ､ ', 　　　　 /////ニﾆﾆ!'/,!/l l//l
イ/////＞'''"ニニニニニ二二二二l　　　/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,　　　　　 /////ニニﾆl//lﾆ-＜,!
////／ﾆニニニニニニニニニニ二l、　./.!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾊ　　　／////二二二l//l二二ﾆ=-__

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　『使用人の王（ランド・スチュワート）』「摂政宮陛下、この国における王室は、軍隊から離れた時点で
　それまでの王のあり方とは別の物が求められるようになりました」

　＞　ランド・スチュワート「かつて、国王とは最前線に立ち、様々な外敵を撃ち、暴君とされた人々と
　戦う役職でありました。今は違います。貴族を生み出し、選ぶ。それが今の王権の権威中枢でございます」
3598 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 00:05:13 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　 ......::::::::::::::::::::::::::......
　　　　　　　　　　　／..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...
　　　　　　　　　ﾌ.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼
　　　　　　　　　　つ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
　　　　　　　　　　ﾉ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
　　　　　　　　　　ゝ.::/｀ﾞ´ゞ¨ヾﾞ´￣￣``¨´ﾞ}::::::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　∧::}､＿　　　　　　　 |::::::::::::::::::::::::ﾞ
　　　　　　　　　　 j /´　｀,{　,ノ /　　　　ｊ::::::::::::::::::::∨
.　　　　　　　　　　　　　｢l{｀fｯﾐ｝ ,{ﾑx<Z二｢｀ヽｿ.:::, -　､.:.:/
　　　　　　　　　　　｀ゝ¨ﾆﾅｰﾊi^ｆ¨tチ,.ヌ l}:::ノ⌒} |::.ﾞ
　　　　　　　　　　 ∧　〈､_,..　`．ﾞ￣　..ノ.V_)　ノﾉﾞ　　――今の陛下はそれが出来ぬ。
　　　　　　　　　　　　　　 ',　＿　　　￣￣　 /(__,ノ´　　　　床に伏せられている今は……。
　　　　　　　　　　　ｉ　‐-｀丶　　　　　/　ﾚﾍ
　　　　　　　　　　　　　ﾊ　　　　　　　　／　／　ゝ,
　　　　　　　　　　　　ゝ＿＿__ .. ＜　／　ｊ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　厂＼＿＿＿ノ　　 ,ノ　 ⌒＼__　　――……何かあれば小娘２人を
　　　　　　　　　　　　 .　-‐/}V｀7⌒｀ヽ　く.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:/／⌒＞､　　　生け贄にすればよし。
　　　　　　　　／.:.:／ﾉ｀i/　ゝ＿人/ ＼:,/.:.:.:.:.::,/／.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ　　小娘たちの青果物で
　　　　　　　／.:.:／／.:.:.:i／　　　 } ,／.:.:.:｀.:.:.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V　王権の権威を修復するか……。良いだろう
　　　　　　　　　ｊ.:.／.:.:.:.:＼.:.:,!　　．　＜.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:::／.:.:.:.:.:／.:.:.:.:
　　　　　　 {.:.:{.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ ¨´.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞.:.:＜´::/.:.:.:.:.:／.:.:.:.:.:.:.:.:i
　　　　　　　　∨.:.:.:.:.:／_＿＿＿＿＞.:.:.:.:.:.:/ .::: /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　 /.:.:.:.:／´¨.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　　　/.:.:.／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ゝ.:.:い.:.:.:.′.:..::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　　　 /,／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.::::｛.:..::.:: ′.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
　　　　／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／..:....:.:.:.:;}.::.:.:/.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
.　　　＞.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:⌒ヽ.:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ {
3599 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 00:11:34 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　　　　　　|/
　　　　　　　　　　　_,.-'''"￣￣"'- ､　　――どのみち、四大王室公爵家など、
　　　　　　　　　／　　＿＿　　　　＼　　　　ただの過去の遺物だ。
　　　　　　　　 /　／,_,.．、,｀-、i⌒!ヽ,
.　　　　　　　 .i　 /　i"　　`;　　　 ´ヽ‐'>:'´￣:|ｨｰ､
　　　　　　　　　ヽ/i"丶__, -'　　　　.／　　:／　　＼
　　　　　　　　　　｀ヽ__o　　　　　　,ｉ/　／／　,. -―　　――それが王権の為になってくれるというのなら
　　　　　　　　　　　　　ヽ､._'´　　,/〃　/:/　.／　　　　　　　　好きにさせてやるべきだな。何時だって首が切れるのだから
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ ´.'ｰ:ﾄ/:/ ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 λ/,.ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 /,r:'´
　　　　　　　　　　　　　　　　　 V 　ヽ　　　　　　 ,..
　　　　　　　　　　　　　　　　 /´ 　 i　 |　　 /　／
　　　　　　　　　　　　　　　.l,´　＼　＼.　 ∠-‐′
　　　　　　　　　　　　／ l、　　　　ヽ/　　　／
　　　　　　　　　　　 /　　　,> ､_ r'" ´　　　／
　　　　　　　　　　　 / 　 .i. l　 /.〈　 ‐- ､／
　　　　　　　　　　 /　　ﾉ .} 〈 l´
　　　　　　　　〈　　/_. 〈　/ヽ
　　　　　　　　　ﾊ　 '.λ | ,）ヽ
　　　　　　　　 |└‐'ﾞ,ｨﾞ |ｲ　　＼
　　　　　　　　　　　｀[｀`くヽハ　　　 'ｰ､ __
　　　　　　　　　　　　 |｀ﾄ､.)､　ヽ　＼
　　　　　　　　 _,. ‐'´｀´　 | ＼.　　　＼

　／ｨ////////////////////////////////////////////
／´/////////////////////////////////////////////
　 //////////////////////////////////////////////
. ///////////////////////////////////////////////
/////////////∧/////////////////////////////////
/////////////　∨////////////////////////////////
////////////　　 ∨///////////////////////////////
'///////////　　　 V//////////////////////////////
///////////―‐-　､V/////////////////////////////
////////ﾊ　、＿＿_,. ∨/,∧////////////////////////
'////////∧　￣￣´ 　 V//∧＼/////////////// ,ヾ///　　――殿下、いえ摂政宮陛下のお考えのままに
'//ﾊ'/////,∧　　　　　　＼'/∧.　＼///////////∧;ヽ.〉/
//l　!///lV/,∧　　　　　　}　＼/ﾍ　　 V//////////∧,ｲ//
//!　ｌ///ｌ V/,∧　　　　ﾉ　　　＼,ﾍ　　∨//////////////
'/,l　 l///,! ∨/∧　　　　ヽ　　　　＼ﾍ　 ∨/////////////
'/,!　 ∨/∧ l'//,∧、　　　　　　　　　＼､　V///' V///////
'/,l　　∨/////////＼　　　￣　　 " 　＼､V//!　l///////
'/,l.　　 V////!V///!//＼　　　　　　.／ヾV/,ｌ　{///////　　　　　　……ふん。報告は欠かすな　＞
//!　　 ∨//ﾉ V//,l'////,＼　　　　／　　 V/!　!///////
l//!　　　 V/∧ ∨/,l///////＞-‐ "　　　　 V,!　l///////
.l/,ﾊ　　　///∧. }'/,l'//////////,}　　　　　 V! , V//////
. V,∧.　/,/　V∧ｊ//!//////＞ '",l　　　　　　,　'ﾘ　 ∨/////
　∨∧/,/　　ヽ∧/l//＞'"　　 /.l　　_,　-‐"　ﾉ　　 V/////
　 ∨/,＼　　　＼///ハ　　 ./　　/ヽ　　　　 '　　　 ∨////
.　　ヽ/＞-- ―==＝/.:::::ヽ　 /　　/.::::::ヽ　　　　　　／l////
. ＿-ニニニニニニ/.::::::l/∧/--､/, ＜'∧ 　　　／ﾆﾆ!////
ﾆﾆニニニ二二二/　,.イl//////∧///／l　　　／ﾆニニ!////
3600 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 00:13:44 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.　- ‥‥ -　.
　　　　　　　　　　　　　　　／::::::::::::::::::::::::::::::::::｀　､
　　　　　　　　　　　　　　　 , .:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ
　　　　　　　　　　　　 /::::::::::::::::::::::::ｉ::::::::::::::::::::::::::::::.‘,
　　　　　　　　　　　　　　　,::::::::::::::::::::::/{::|::{::::、:::::::::::::::::::::::}
　　　　　　　　　　　　　　 ;:::/::: i:|::j//八乂＼＼､、:::::::::::::ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　 |/:从从'⌒ヾ　〃　⌒ヾ＼::::/＾Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　 jﾊ/'Ｙ弋佗>}ー{　ィ佗ア}⌒ﾘ）{ ｝
　　　　　　　　　　　　　｛人　　　ﾉｉヽ. 　　ﾉ　,､_ ノ
　　　　　　　　　　　　　＼ﾊ｀¨¨´　j　　｀¨¨´　　ﾘ/
　　　　　　　　　　　　　　　八　　　^ｰ^　　　　ｲ′　　――ボクは何時だって『知る』だけだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　 ´￣｀　／　ト､　　　　そして、必要があれば『知らせる』だけだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }ヽ　＿／　／　/＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 . -‐/｝　　　　／　 /: . 　 .
　　　　　　　　　　　　　　　／ : : /｛　_＿彡　　　 /: .　　 . :，　　――それだけで今まで生きてきた。
　　　　　　　　　　　 /: . ,　/ﾍＶ＼　　　　 . : 　　 . : ‘，　　　これからもそうやって生きていく。
　　　　　　　　　　　　　 /: . / /　 `¨´ハ　／ : . 　　　 . : ‘.　　　私の絶対王政を確立するまでは
　　　　　　　　　　 /: . /　　　　　 }／: .　　　　　　 . : ，　　故に、絶対に報告をかかすな
　　　　　　　　　　　　 /: . / 　　　　／: .　　　　　　　　　 . : ；　　私は何時だって、『知っている』ぞ。
　　　　　　　　　／: . .:′＿ -―＜: .　　　　　　　　　　　 . : i　　『知る』為に手段は選ばぬからな
　　　　　　　　 __,／: .　　j>―- ､＼＼_>　　　　　　　　 . : |
　　　　 /¨¨’⌒ヾ: .　 /　彡- ､_)ｰ'￣　　　　　　　　　／　 . : ,′
　　　　 /＾　　　　｝＿/／: .　　　　　　　　　　　　　／: .　　. :,
　　　　｛.　　　　／¨¨⌒　　　　　　　　　　　　　 .｡＜ : . 　 . : /　　　　　それが摂政宮陛下のお考えとあれば　＞
　　　　 ;＼　　 /: . 　　　　　　　　　 .｡＜: .　　　　　. : ,
　　　 i 　￣　＼: .　　　　　　　　　.｡＜: .　　　　　　　 . : ,’
.　　　　乂　　　／＼: .　　　　.｡＜: .　　　　　　　　　　　. : ′
　　　　　　｀¨¨´　　　｀¨i¨¨´　　　　　　　　　　　　　　 . : i
　　　　　　　　　　　　 |: : . .　　　　　　　　　　　　　　　. :{
　　　　　　　　　　　　 |: : . .　　　　　　　　　　　　　　 . : ',
3601 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 00:35:54 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,､-‐'ﾞ"ｰ-､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ｒ'::. .　.　. .　.:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.,i'::. .　.　　 .　. .::i、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l＿,,,,,,,,..........,,,,,,,＿l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾞ‐l_　　_　　_　　_ .l‐'
-'''"i!"'''‐-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿ｌ｣＿l_l＿l_l＿l_l_l＿＿＿＿_
　.　i!　.　 .　"'''‐-､,　　　　　　　　　　　,,,､､-'' i!::.l.ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!ｌ! ''-､､_,,､ -‐'''!￣￣￣
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　　.i!　:　　l''-ｭ . . .l　　　　ｌ_,,,､､-‐'''"ﾞｨｭ::::::「li!:::ｌﾆﾆ'ｉ'::::.rｌﾆi'､::::ｨlﾆi':: ::ｨlﾆｉ'::::::::ｌ'ﾆﾆl:l!::｢i:::ｨ|　　. : ::l　　 ,,､ -i――
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【ノイエラグーネ王国：宰相府】
3602 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 00:41:26 ID:H8GMW3Ju: 　　　 ,' ⌒ﾊヽ、,_r　-　－¨⌒`へ　_,、,ﾊ⌒　、
　　ﾉ....:::::::::.%〃:::::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::ヽ`ヽ:::::::::::ﾊ
　　i...:::ｨ::::∧::::::::　　::_::::::::,::::ﾊ:::::::::::ヽ:ヽ ´丶:/:i
　ﾄ..:::/::/::|/:::　　:/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::::::i
　/.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/´::::/::/|　l:::::l::::::::::::丶::ヽ::::::ﾘ　　――おきたことはしゃーないわ。
　{.: 〈jYyﾉ::/::::ｲ:::::::::::::::::/|/　l:::/l:::/l::::::::i:ヽ::l:::〈
　）　　　|/|/:::;;/l;::/.ﾚl/,. j　 l::/l;:/　!:::::::l::::l ﾙﾘ:::、
　　　　　　l:/::::l;::/.ﾚl/,.　　　 l/ ,l;_　l:::,::::l:::!　　ヽ）　　――手を考えましょう。
　　　　　　ﾚ∧:j:l"弋ラ``　 " ﾋラ``ﾚ::i::l:Y　　　　　　　　ようするにこれ、『官打ち』でしょ？
　　　　　　　|/::ハ''''　　　　.　　　''',!ﾉ:l:::l:/
　　　　　　　!/:::::｀ﾄ　　　　,、　　, ':::/|:::i:|
　　　　　　 l:::,':::i:::;;ｌ:`r 、_　, イ/:::/:::|:::i:|　　　　　　　　まぁ、そういった要素があるだろうな　＞
　　　　　　:l::l/:::::l/:l;l:::l 　　　　|l::从:ﾉｌ:.:.V
　　　　　:::/ ...;;::::l:/l::l:{ヾ、　　_ ｿ/￣/'ヽl:.::ヽ,
　　　　　/'l..,ｨ'´‐∧　ゞi ﾍ-‐-ｲ/　 /　　｀ヽ、
　　　　/:.::{ ゝヽ　 '⌒`Ｖ＾~＾Ｖ⌒ヽ　 /　i/ 'ヽ
3603 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 00:46:41 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ　　――……私たちにとって
　 {::::::/:::://｜'::::::l::/ｌ_∟､　　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　　　邪魔な『大政商』への嫌がらせになるけど
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'ｌ { ﾄ;ﾊ` 　　 '´‘;!iﾒj }|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ` vｿ　　　　　Ｖノ /|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ,,,, 　　　,　　　　,,,;ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　　　　 ,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　 ‐―- 　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l　　――たぶん、それは目的じゃ無い。大政商を通じて
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　　　誰かを攻撃している。なら私たちが大政商を
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶　　　『助けた』場合、誰が得をする？
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ
　　　　／　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ

　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ　　――いくらかの勢力が思いつくけど
　 {::::::/:::://｜'::::::l-/-ｰ-　_　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　　　どれが仕掛けたかなんて今はどうでも良い
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'_＿＿ _　　　'＿＿ _}|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ` vｿ　　　　｀Ｖ,ソ/|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ,,,, 　　　,　　　　,,,;ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　　　　 ,ｲ.|::::|:::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　　(⌒ヽ　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l　　――逆の場合、私たちが大政商を助けずむしろ攻撃側に
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　　　回った場合、何が起きる？
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ
　　　　／　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ
　　　／￣　　〃 j::/￣￣｀　 ´￣￣　　ヾ.j　　　　　 }
　　　 /　　　　　{{　　　　　　　　　　　　　　ヾ.j
3604 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 00:52:44 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　＿　　　＿
　　　　　　　　　　　｀フ　　　　　、　　、
　　　　　　　　／　　　　　　　,. -.x ＼＿
　　　　　　　　　 /　| |.　　 /　　r ゝ__ﾉ.　ヾ/　　＿＿
　　　　　　　　 / /||､!、　/| l　l !Y　i　、　ト／:／=x＼　　――彼らはこの国の経済に巨大な存在です。
　　　　　　　　　　(_l.込｀ ′ｪ､ﾙﾘ　 !　　ﾄ,ｲ／:／￣＼＼＼　　　助ければ、より盤石になるでしょう。
　　　　　　　　　 .rﾐ|　´ 　　叱( ､/ﾉ从i/＿:／　、　　.＼＼＼
　　　　　＿＿／ .八　r　 ,　x=(ﾆﾆｿ: : : :＼＼　 /　　　　￣ヽ」
　　　　/　＿＿_ノ　〉..二イ　|￣＼_: : : ::ヽ」／＿
　　　./／/　　　　　.l:::l: :/ .! 　ゝ、　　￣　　二二　￣＼　　――そして、私たちはともかく次の政権は
　　〈/　 l　　　　 |:::!:/_,,」_／　|＼ー＿ｪ二ﾆ＝-　、　l＿＿＿　　彼らに逆らえなくなる。
　　　｀　　　　　 |:::l´」ﾐx_＼_/:／三二ﾆ＼￣￣￣´ヽ/=======＼
　　　　　　　　　　　 |::〈 il. .il ﾐx/:/三三三三ﾆ＼＿＿＿＿　　-　、　＼
　　　　ry　　　_／!::::',il. .il. .ill:〈三三､三三三ﾆ＼三＼　　　　　ヽ　ij　〉
　　　　　fi ト=＜:::／!／トx.il._.il|::l三三ﾆ＼三三三ﾆ＼ﾆ.＼　　　　　ゝ-.ｲ
　　　､j .l三＞ｲﾆ/／ヽ. 八..ｌ八三三三/＼三三三ﾆ＼ﾆ＼　　　￣′
　　　　￣／/二/　／iヽ. il. il .＼三ﾆ/ニﾆ＼三三三ﾆ＼二＿
　　　　　　/　/ニ/　 /rト /. .i!. il . . ＼三三三三＞三三三_)二二ト、

　　　　　　　　　　　　　　 r　　　　　_ 　-　",,_
　　　　　　　　　　　　　　　　廴=-": : : : ─ - ,,,: : ＞、
　　　　　　　　　　　　　　　, <-": : / l: : : : : : : : : : : : > 、>、
　　　　　　　　　　　　　　/:/: : : : :i: : i: : : : : : : : : : : : : : :>- 、
　　　　　　　　　　　　　/:/: : : : : :{: : :}: : f: : : : : : : : : : : {i:i:/ヽ;;i
　　　　　　　　　　　　 // : : l: : : :l: : : f: : :},: ､: V: : : : : : i!:il::::::}i!>
　　　　　　　　　　　 /:i!: : : l: : : :ﾊ: : : f: : :}: V: : V: : : :i!i!rヽ::::}i!:>、
　　　　　　　　　　 /: l : : : l: : : :l:V: : : ヽ: }: lヽ: : V: : :i!i!乂i!i!i!}: l"＼
　　　　　　　　　　　i! i:l: : : : l ∨ li ∨,: : : : : :l ∨i: ∨: :＼i!i!i"~: :l 　　~"
　　　　　　　　　 i! Vi: : : : l: :_ -''""''-、 : l" -''"~~"'': /: : : :l: : :l
　　　　　　　　　 rア:::l:l V: : : iﾘ,＼f　＼"'V　　 ,ｭｪｧｮ、 : : : l: : :l
　　　　　　 /ﾆ::::::::/,rl:＼: :i!ｨｩ芹或　　　　 " {::u::} /l/: : :/: /:l
　　　　　　　 /ﾆ:::::::::"~::l: : : ＼ヽ乂::ン　　　　 ~'''"　/: : :/l:/　'
　　　　　　 /ﾆ:::::::::::::::::::}: : : :l i i"'　　　　 , 　　　 /: : i/: lﾘ　　――攻撃に参加すれば、うまくいけば
　　　　　　i!ﾆ:::::::::::::::::::i!: l: : :l:i'∧　　　　　　　 /: : :/: : l"　　　　停滞している経済の起爆剤となるでしょう。
　　　　　/ニ::::::::::::::::::::i!: i : : ﾘ::l::＞、　　ｰ‐一　 /:{: :/: : : }ﾆ、
　　　 /ニﾆ::::::::::::::::::::{: :i: : : :∨:":ヽ:::: ﾄ- 、　 _ <{: l: :i!: : : :}.ﾆ∧
　　　＼ニﾆ───'''廴i: : ;/っ::::::::::::ﾘｌ　　~　　 l>:l　i: : ／ﾆ/ /　　――彼らは強くなりすぎた。誰も真っ当な手段では
　　　　 i!三三三ﾆ＜" ===ヽニ＼::::く　　　　　＼-,二二,＞三}　　　　彼らに商売で勝てない。
　　　　　 V三三三＞＝＝---"'''寸　:::>、　　　　ｌ~""~~~三三}　　　　それが終わります。ですが失敗すれば
　　　　　　＼ﾆ＞": : : : : : i!　　"ヽ､i!ﾆヽ｛　　　　ｊ: : : :i!ﾆ三三　　　　我が国の産業は壊滅。
　　　　　　ｒ／: : : : :／: : / i!　,,_"'ヽi!三ﾆ{~"''　　/: l : ∧三三寸
　　　　　 ∧: : : ＞": : :／ﾆ｝ｒ- 、~ヽi!三三{"~"''/: :j: : : ∧ﾆ三ﾆ｝
.　　　 /: : : >": : : ＞"三三三三＞,ヽ三ﾆ｝"／: /: : : : : :}三/三
　　　　i! : ／: : >-/三三三三三三三~三ﾆ／: : :/: : : : : ∨ iV三.｝
　　　　i!:/: :>":i!ﾆi!ﾆ/三三三三三三ﾆ＞": : >": : : : : : :/　 } }三ﾆ,
　　　　i!: >":::::i!ﾆ"ﾆi三三三三ﾆ,＞''"~: : : : : : :＞ ":> "　　}　i!三ﾆ、
　　　　ﾘ∨:::::::l三三i三三三ﾆ./- "~三ﾆ/~l > ''"~　 }　　　 i! .}三三ﾆ,
　　／ﾆ}ﾆ＼:::ヽ_三i!三三三ﾆl:::{三ﾆﾆ./＝""~~~/O＼''=,,,,,l　{三三三、
.／三ﾆi!三三ﾆ＞i!,i!三三三ﾆ＼{三ﾆ/　｝　　ｒ;;;;/ i;!;;;}　　 ~"三三三ﾆ、
三三ﾆi!三三三ﾆ/ﾆ{三三三三三ﾆ/ 　　}　　/;;,,;;/,　　　　}　i!三三三三,
3605 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 01:01:59 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　 /＾ｰヘ,　 __　　／:、 .:ヘ
　　　　　　 __／::::::::::ﾍ{／⌒^Ｙ:::::::::∨:::::::＼　/⌒:.
.　　　　｢::::::＾⌒::::::／:::::::／:7⌒::::::j{::丶::::::Ⅵ:::::::ﾄ
.　　　　 |:＼:::::::::／:::::::::::::／:::::::彡ｲ:ヽ:::::＼::ヾ:::::::､::＼
.　　　　 l::::::ﾊ::〃::::／::::/::::::::／:::::ハ::::'::::::::::::::::､::::::Ⅵ{
　　　／:|::/::j从!:::::|::::::/':::::::/:::::::/ 　 Ⅵi:::::::::::::::::::::::ヾ;
　　　〈::::i::|::::::::j/:／:j::::〃::／|::::::/　　　|:::|ヽ::::::::ヽ:::i::::::::＼
　　　 Ⅵ:|:::::::／:!::::i|:::!j／　 |:::/　　　__l::_l:::::':::::::::Ⅵ::::::::::::::..
　　　　 j从／::/::|::::ｉl:::i{‐_ 二|/　　　´__｣:_ﾊ::::l:::::::::|::＼:::::＼::i
.　　　／（Ⅴ::/{＼l:::l{ｨ爪＾ヾ　　　 'ｨ爪^} ﾄﾞl:::::::::|::|::l ＼:::::１　　――リスクをとらないなら、放置。
　　　／　　 l:Ⅵ:ヾ:!x个Ｖツ　　　　　 Vﾂﾚ ∧/::::|::|::l　　Ⅵl　　　　やばくなるまで放置。ノータッチ。
. 　 ( 　　　 |::八::::|:::l:| ,,,,　　　　、　　　,,,, /Y }::::/::j八　　} ）
　　　　　　　 jハ::i:::|:::l:ﾄ　　　　　　　　　　ｰr彡':::Y⌒:｛　／
　　　　　　　　　|::lV:::从{＼　　 '⌒)　　／:::::|::|::i:::::!　　ヾ
　　　　　　　　　|:八V::::ヾ|　丶.　__　イi:::l:::::::|人|::::|　　ﾉ　　――リスクをとるなら、今から決めなきゃいけない。
　　　　　　　　/:::::∧::::､ﾉ　　　　 |:l:::l:::::::|　ヾ:|　　　　　　『救援』か『攻撃』か。或いは第３の選択肢か
　　　､_＿／:::／l::ﾊ::::{{　　　　　 Ⅵl:::::::|　　＼
.　　　 ( ￣＿〕tﾉ′ヾ::＼、　　　川:::::::|　　　　）
.　　　／　　 //　　＿ド_ヾ　　　　イ:::丶::ゞｰ-　　　　　　　　　　第３の選択肢？　＞
.　　　/　　　〈/　　　　　｀　　 ´￣　＼{ヾ,　　　＼
　　　{　　　　　八　　　　　　　　 .:.　　　　 Ⅵ} 　　　 l

　　　　　/＾ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　, _
　　　　/:.:.:.:.:.',ヘ -‐　=‐‐--　､　　　　 /:.:.:.ヽ
　　　/:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`　､　/:.:.:.:.:.:.｀
.　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ/.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.x:.:.:.:.:.:.:.:. ﾞ,
　〈:.:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.∧ﾍ<:.:.:.:.:.:.ヽ
　　∨:.:.:.:./:.:.:.:./| 7ﾊ:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.}ﾍ:.:.:.:.:.:., :.:.:.:.:
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　 /:.:.ｌｌ:.:.:.:.ｌ:.:.|:.: :|　　/　|:.: /:.:./ 　|:.:.ｌ:.:.:.:./:.|:.:.:.:.:.:　　――救援も攻撃もしない。ただし、放置は面白くない
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　　　　〈 ,／　　j　ヽ　　／　　　,ゝ li::〈　　　　ヽ:.:
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　・：今日はこの辺で
3606 ：名無しさん＠狐板：2023/06/09(金) 13:28:30 ID:awg54SN4: 乙
3607 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:04:15 ID:H8GMW3Ju: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　昨日の続き（６月９日）

　　　　　　　　　　　＿　　　＿
　　　　　　　　　　　｀フ　　　　　、　　、
　　　　　　　　／　　　　　　　,. -.x ＼＿
　　　　　　　　　 /　| |.　　 /　　r ゝ__ﾉ.　ヾ/　　＿＿
　　　　　　　　 / /||､!、　/| l　l !Y　i　、　ト／:／=x＼　　――彼らはこの国の経済に巨大な存在です。
　　　　　　　　　　(_l.込｀ ′ｪ､ﾙﾘ　 !　　ﾄ,ｲ／:／￣＼＼＼　　　助ければ、より盤石になるでしょう。
　　　　　　　　　 .rﾐ|　´ 　　叱( ､/ﾉ从i/＿:／　、　　.＼＼＼
　　　　　＿＿／ .八　r　 ,　x=(ﾆﾆｿ: : : :＼＼　 /　　　　￣ヽ」
　　　　/　＿＿_ノ　〉..二イ　|￣＼_: : : ::ヽ」／＿
　　　./／/　　　　　.l:::l: :/ .! 　ゝ、　　￣　　二二　￣＼　　――そして、私たちはともかく次の政権は
　　〈/　 l　　　　 |:::!:/_,,」_／　|＼ー＿ｪ二ﾆ＝-　、　l＿＿＿　　彼らに逆らえなくなる。
　　　｀　　　　　 |:::l´」ﾐx_＼_/:／三二ﾆ＼￣￣￣´ヽ/=======＼
　　　　　　　　　　　 |::〈 il. .il ﾐx/:/三三三三ﾆ＼＿＿＿＿　　-　、　＼
　　　　ry　　　_／!::::',il. .il. .ill:〈三三､三三三ﾆ＼三＼　　　　　ヽ　ij　〉
　　　　　fi ト=＜:::／!／トx.il._.il|::l三三ﾆ＼三三三ﾆ＼ﾆ.＼　　　　　ゝ-.ｲ
　　　､j .l三＞ｲﾆ/／ヽ. 八..ｌ八三三三/＼三三三ﾆ＼ﾆ＼　　　￣′
　　　　￣／/二/　／iヽ. il. il .＼三ﾆ/ニﾆ＼三三三ﾆ＼二＿
　　　　　　/　/ニ/　 /rト /. .i!. il . . ＼三三三三＞三三三_)二二ト、

　　　　　　　　　　　　　　 r　　　　　_ 　-　",,_
　　　　　　　　　　　　　　　　廴=-": : : : ─ - ,,,: : ＞、
　　　　　　　　　　　　　　　, <-": : / l: : : : : : : : : : : : > 、>、
　　　　　　　　　　　　　　/:/: : : : :i: : i: : : : : : : : : : : : : : :>- 、
　　　　　　　　　　　　　/:/: : : : : :{: : :}: : f: : : : : : : : : : : {i:i:/ヽ;;i
　　　　　　　　　　　　 // : : l: : : :l: : : f: : :},: ､: V: : : : : : i!:il::::::}i!>
　　　　　　　　　　　 /:i!: : : l: : : :ﾊ: : : f: : :}: V: : V: : : :i!i!rヽ::::}i!:>、
　　　　　　　　　　 /: l : : : l: : : :l:V: : : ヽ: }: lヽ: : V: : :i!i!乂i!i!i!}: l"＼
　　　　　　　　　　　i! i:l: : : : l ∨ li ∨,: : : : : :l ∨i: ∨: :＼i!i!i"~: :l 　　~"
　　　　　　　　　 i! Vi: : : : l: :_ -''""''-、 : l" -''"~~"'': /: : : :l: : :l
　　　　　　　　　 rア:::l:l V: : : iﾘ,＼f　＼"'V　　 ,ｭｪｧｮ、 : : : l: : :l
　　　　　　 /ﾆ::::::::/,rl:＼: :i!ｨｩ芹或　　　　 " {::u::} /l/: : :/: /:l
　　　　　　　 /ﾆ:::::::::"~::l: : : ＼ヽ乂::ン　　　　 ~'''"　/: : :/l:/　'
　　　　　　 /ﾆ:::::::::::::::::::}: : : :l i i"'　　　　 , 　　　 /: : i/: lﾘ　　――攻撃に参加すれば、うまくいけば
　　　　　　i!ﾆ:::::::::::::::::::i!: l: : :l:i'∧　　　　　　　 /: : :/: : l"　　　　停滞している経済の起爆剤となるでしょう。
　　　　　/ニ::::::::::::::::::::i!: i : : ﾘ::l::＞、　　ｰ‐一　 /:{: :/: : : }ﾆ、
　　　 /ニﾆ::::::::::::::::::::{: :i: : : :∨:":ヽ:::: ﾄ- 、　 _ <{: l: :i!: : : :}.ﾆ∧
　　　＼ニﾆ───'''廴i: : ;/っ::::::::::::ﾘｌ　　~　　 l>:l　i: : ／ﾆ/ /　　――彼らは強くなりすぎた。誰も真っ当な手段では
　　　　 i!三三三ﾆ＜" ===ヽニ＼::::く　　　　　＼-,二二,＞三}　　　　彼らに商売で勝てない。
　　　　　 V三三三＞＝＝---"'''寸　:::>、　　　　ｌ~""~~~三三}　　　　それが終わります。ですが失敗すれば
　　　　　　＼ﾆ＞": : : : : : i!　　"ヽ､i!ﾆヽ｛　　　　ｊ: : : :i!ﾆ三三　　　　我が国の産業は壊滅。
　　　　　　ｒ／: : : : :／: : / i!　,,_"'ヽi!三ﾆ{~"''　　/: l : ∧三三寸
　　　　　 ∧: : : ＞": : :／ﾆ｝ｒ- 、~ヽi!三三{"~"''/: :j: : : ∧ﾆ三ﾆ｝
.　　　 /: : : >": : : ＞"三三三三＞,ヽ三ﾆ｝"／: /: : : : : :}三/三
　　　　i! : ／: : >-/三三三三三三三~三ﾆ／: : :/: : : : : ∨ iV三.｝
　　　　i!:/: :>":i!ﾆi!ﾆ/三三三三三三ﾆ＞": : >": : : : : : :/　 } }三ﾆ,
　　　　i!: >":::::i!ﾆ"ﾆi三三三三ﾆ,＞''"~: : : : : : :＞ ":> "　　}　i!三ﾆ、
　　　　ﾘ∨:::::::l三三i三三三ﾆ./- "~三ﾆ/~l > ''"~　 }　　　 i! .}三三ﾆ,
　　／ﾆ}ﾆ＼:::ヽ_三i!三三三ﾆl:::{三ﾆﾆ./＝""~~~/O＼''=,,,,,l　{三三三、
.／三ﾆi!三三ﾆ＞i!,i!三三三ﾆ＼{三ﾆ/　｝　　ｒ;;;;/ i;!;;;}　　 ~"三三三ﾆ、
三三ﾆi!三三三ﾆ/ﾆ{三三三三三ﾆ/ 　　}　　/;;,,;;/,　　　　}　i!三三三三,

　　　　　　　 /＾ｰヘ,　 __　　／:、 .:ヘ
　　　　　　 __／::::::::::ﾍ{／⌒^Ｙ:::::::::∨:::::::＼　/⌒:.
.　　　　｢::::::＾⌒::::::／:::::::／:7⌒::::::j{::丶::::::Ⅵ:::::::ﾄ
.　　　　 |:＼:::::::::／:::::::::::::／:::::::彡ｲ:ヽ:::::＼::ヾ:::::::､::＼
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　　　／:|::/::j从!:::::|::::::/':::::::/:::::::/ 　 Ⅵi:::::::::::::::::::::::ヾ;
　　　〈::::i::|::::::::j/:／:j::::〃::／|::::::/　　　|:::|ヽ::::::::ヽ:::i::::::::＼
　　　 Ⅵ:|:::::::／:!::::i|:::!j／　 |:::/　　　__l::_l:::::':::::::::Ⅵ::::::::::::::..
　　　　 j从／::/::|::::ｉl:::i{‐_ 二|/　　　´__｣:_ﾊ::::l:::::::::|::＼:::::＼::i
.　　　／（Ⅴ::/{＼l:::l{ｨ爪＾ヾ　　　 'ｨ爪^} ﾄﾞl:::::::::|::|::l ＼:::::１　　――リスクをとらないなら、放置。
　　　／　　 l:Ⅵ:ヾ:!x个Ｖツ　　　　　 Vﾂﾚ ∧/::::|::|::l　　Ⅵl　　　　やばくなるまで放置。ノータッチ。
. 　 ( 　　　 |::八::::|:::l:| ,,,,　　　　、　　　,,,, /Y }::::/::j八　　} ）
　　　　　　　 jハ::i:::|:::l:ﾄ　　　　　　　　　　ｰr彡':::Y⌒:｛　／
　　　　　　　　　|::lV:::从{＼　　 '⌒)　　／:::::|::|::i:::::!　　ヾ
　　　　　　　　　|:八V::::ヾ|　丶.　__　イi:::l:::::::|人|::::|　　ﾉ　　――リスクをとるなら、今から決めなきゃいけない。
　　　　　　　　/:::::∧::::､ﾉ　　　　 |:l:::l:::::::|　ヾ:|　　　　　　『救援』か『攻撃』か。或いは第３の選択肢か
　　　､_＿／:::／l::ﾊ::::{{　　　　　 Ⅵl:::::::|　　＼
.　　　 ( ￣＿〕tﾉ′ヾ::＼、　　　川:::::::|　　　　）
.　　　／　　 //　　＿ド_ヾ　　　　イ:::丶::ゞｰ-　　　　　　　　　　第３の選択肢？　＞
.　　　/　　　〈/　　　　　｀　　 ´￣　＼{ヾ,　　　＼
　　　{　　　　　八　　　　　　　　 .:.　　　　 Ⅵ} 　　　 l

　　　　　/＾ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　, _
　　　　/:.:.:.:.:.',ヘ -‐　=‐‐--　､　　　　 /:.:.:.ヽ
　　　/:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`　､　/:.:.:.:.:.:.｀
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　〈:.:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.∧ﾍ<:.:.:.:.:.:.ヽ
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3608 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:05:19 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　　　　　　. . : : : ´￣｀: : .
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　　　　　　　　　　／: :／: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ
　　　　　　　　　　 /: : : : : : : :}）: : : : : : : : : : : : : : : :.
　　　　　　　 ′/: :/: : ::/':从:. : :| : : l: : : l: : : : :.i
　　　　　　　　 ′{: : :|: :／⌒7ﾊ: :人 : |l: : : l: : : : :.|　　――どうする気だ？　栄転儀式の日時を
.　　　　　　　 /: : :`ｰ＜ﾊ: :/斗-リ､ヽ:ﾘ : : :l: : : : :.|　　　　引き延ばす？
　　　　　　　　 /:ィ: l: :∨_　ﾚ' 　.iJ,ﾊ }　ﾚ : : : :ﾄ､::: : ::|
　　　　　　　／ l: :|:/Yぃ　　　乂ソ　.|: : |: : |. }: : : :|
　　　　　　　乂::{ﾄ}ヾ'　　　　〃　 |: : |: : |/: : : : |　　――それとも、いちゃもんをつけるのか？
　　　　　　　　　　　 iﾊ. ′　　　　　　′: : ..:|:::: : : : |
　　　　　　　　　　 V}　　､　　　 /: : :::∧|:::::..: : ::|
　　　　　　　　　　　　　 |: ＞　　＜厶ィ: /: :lﾄ､::::.: : :|
　　　　　　　　　　　　 j: ::八:｀¨::::::ﾍ　　|/1::::|　〉､:::: ::l
　　　　　　　　　　　　　へ{:::::ハ::／{{　〃 .|:::::!./}i:i:i:x: :l
　　　　　　　　　　　　　　 j: :{／/　.{ﾚ/　　|: ::| /i:i:i:i:i|i:≫
　　　　　　　　　　　　　　 /: :|i:i/|.　 ∨　　 !: ::|'i:i:i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i≫
　　　　　　　　　　　　　,ｨ/: :/i/ .|　 / . 　 /l: : |i:i:i:i:i:i:i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:ム
　　　　　　　　　 /i:i/: ://　 .! /　　 /　}: :}i:i:i:i:i:i/i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:ﾑ
　　　　　　　　　　　/i:i/: ://　　.У　　 / 　 |: :|i:i:i:i:/i:i:i:i:i:i:i:/:i:i:i:i:i:iﾑ
　　　　　　　　 {i:i:{: : {/　　 /　　　/　　/: /i:i:i:i:|i:i:i:i:i:i:i:i{i:i:i:i:i:i:i:i:ﾑ
3609 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:23:04 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　 ,⌒ﾊ　　　　　　　　　　　　　,ﾊ⌒　、
　　　　　　　 ,'...::::::ヽ、,_r　-　－¨⌒`へ　_,、_-_:.:::ヽ
　　　　　　　ﾉ....:::::::.ｨ〃:::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ヽ`ヽ::::::::ﾊ
　　　　　　i...:::ｨ::::∧::::::::　　::´::::,::::ﾊ:::::::::::::::::ヽ ´丶/:i
　　　　　ﾄ..:::/::/::|/:::　　:/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::i
　　　　　ﾙ.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/l/::::::/|　l:::::l::::::::::::丶::ヽ::ﾘ
　　　　　{　/jYyﾉ::/::::ｲ::::/::l::::::/|/　l:::/l:::/l::::::::i:::::l:::〈
　　　　　）　　　|/|/:::;/l;::/.:::l/ 　　 l:/ ,l;/ !:::::::l::::l ﾙﾘ:::、
　　　　　　　　　　ﾚ::l;::/.ﾚl/.,　　　l/_, l;_　l:::,:/:::l:!　　ヽ）　　――大政商に私たちの方でお祝儀を出そう！
　　　　　　　　　　 l/:ｌ::i "￣``　　 "￣``ﾚ::i::l:::l
　　　ｆﾍ　　　　,ｨｧ_ |::::::ﾍ'''' 　　　.　　　 '''/::l::::l:/
　　.ｲ） ,彡／)ﾉﾉ::|/::::.::ﾄ.　　 r‐‐ｧ　　 ,':::/|::::i:|　　　　　　　おいおい……。また鬼畜な事を　＞慣例派
ｼ　| } ヽ、 /＾) l/ ,､,':::::i::::::ｌ:`r　、_　イ/::::/:::|::::i:|
　　ﾍヽ、/　′}/ /::::::l/:l;;;l:::l　　　　　|l::从:::ﾉｌ::.:.V
　　　∨,/　ヽ　 /;;;;;;::l:/l/l::{ヾ、　　　　ｿ/￣/'ヽ、ヽ　　　　　　　？？？　＞補佐官
　　　 { {　　　} /ヽｨ-‐/　　ゞ　ヽ　　　ｲ/　　　　／ヽ
　　　　ﾉ　　 /::::::::|ゝ＼　ﾞ⌒`Ｖ＾¨＾Ｖ⌒"　　/　i/　',
3610 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:30:22 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　::::::ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l:::::l- -!:::::::::::::、:|---イi::::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
　 {::::::/:::://｜'::::::l::/L_:;ヽ:::::::::::::ヽィl二,_ j:::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'ｌ {::::::ﾊ}:::::::::::::::{{:::::::j }|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ　　――私たちも『大政商』相手に
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ`;;;;;ｿ::::::::::::::::ﾊ;;;ノ /|:::l丿::ﾘ::|　　`丶　　　「官打ち」事態には参加するわ
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ , 　　　 ,　　　　　 ;ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　　　　 ,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　　ｒ　フ　　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　――でも、ご祝儀と称して、助けもする。
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶　　　最終的な目的地は、大政商の分割よ。
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,　　要するに企業法を変えましょう
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ
　　　　／　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ
　　　／￣　　〃 j::/￣￣｀　 ´￣￣　　ヾ.j　　　　　 }
　　　 /　　　　　{{　　　　　　　　　　　　　　ヾ.j
3611 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:34:25 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　　　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　　　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　　　　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　　　　　　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
　　　　　　 {::::::/:::://｜'::::::l::/ _＿　　　　 _＿__j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ
　　　　　　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'ｌ代.　ノ　　　弋　ﾉ|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ　　――ご祝儀は企業法改定の為の
　　　　　　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ`￣　　　　　　￣　/|:::l丿::ﾘ::|　　`丶　　政治工作だと誰の目にも見える形にする。
　　　　　　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ　　　　　,　　　　　ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　　　　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　 _　_　　 ,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
　　　　　　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　　￣　　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l
　.　　　ｸｲｯ　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　――受け取らない奴が出たら、折角の栄転を受け取ったのに
　. 　　　 _,rｰく´＼　 , --､　 ─────────::丶　　　　うれしくないって表明になるから、うまくいけば
　（（　,-くヽ.＼ヽ Y´　／　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,　事を企んだ王室の何者かが喜んで出てくるでしょうね。
　　　{　-!　l _｣_ﾉ‐′三≡=-::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ　　そいつらが釣れれば最良。釣れなくても
　　　ヽ　ﾞｰ'´ ヽ　　/:　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ　　　隙になるでしょう
　　（（　ゝ、　　ﾉ_ 三≡=-:ノ! j::/￣￣｀　 ´￣￣　　ヾ.j　　　　　 }
　　　　　　ヽ　　　 |　　　{{　　　　　　　　　　　　　　ヾ.j
3612 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:44:46 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　/＾ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　, _
　　　　/:.:.:.:.:.',ヘ -‐　=‐‐--　､　　　　 /:.:.:.ヽ
　　　/:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`　､　/:.:.:.:.:.:.｀
.　　/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾊ/.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.x:.:.:.:.:.:.:.:. ﾞ,
　〈:.:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.∧ﾍ<:.:.:.:.:.:.ヽ
　　∨:.:.:.:./:.:.:.:./| 7ﾊ:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.}ﾍ:.:.:.:.:.:., :.:.:.:.:
　　 !:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.l j.　|:.:.:ｌ:.:.: :|:.:.:.:.ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:.:
　　!:.:.:.:.:.:.:.ｌ:.:.ｌ:.: :| l　 l/│:.: :ｌ.:.:./ | : :ｌ:.:.:.:.:. }:.:.:.:.:.　　――お祝儀を払うだけで混乱が起きるんだから
　 /:.:.ｌｌ:.:.:.:.ｌ:.:.|:.: :|　　/　|:.: /:.:./ 　|:.:.ｌ:.:.:.:./:.|:.:.:.:.:.:　　　安いモンでしょ
. /／ｌ:.:.:.: |ﾊｨ_i一-　　/ｌ_/_./l｀ヽﾘ:.:.〉:.:.l.:.:.]:.:.:.:.:.:.
/　　　〉:.:.:.l.ヽｲ:'f'ﾊﾞ　　 /´t; ﾊ}ヽｌ　∧　| /:.:.:.:.:.:.:.
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　　 /　ﾉ＼{∧l　　　　'　　　　　　ｲメ│ﾚ.ｌ.:.:.:.:.:.:.:.:.〉
　　　　/:.:.:ﾉ} 八　　　　　　　 ,∧||i ::::|:::::|_:.:.:.:.:.:.:.:.
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　　　　　　　　／ : : : : : : : : : : : γ⌒ﾆﾆﾆﾆﾆ|
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　　　　　　 |// Λ芹芋芋八: :｜芋芋芋 : : ＼|: : : :|
　　　　　 /: : :.:∨ヒ::ソ　　＼|　ヒ:::ツ : : : : : : : ::|:乂
.　　　　 / : : : : ハ'''　　　　　　　ι'''| : : : : : : : ::｢⌒
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　　　　人 : : : : : ノ二≧=--‐=≦ﾆﾆ{ : : : : :ノ : ﾉ
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. 　　　　八: : Νﾆﾆﾆ|┼(兀）┤ﾆﾆﾆﾆ|: : :人|
.　　　　 /ニ＼{ﾆﾆﾆﾆ|｜ |　| ｜ﾆﾆﾆﾆ|／ﾆﾆ＼
3613 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:49:31 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　　 _
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.　　　 ′/: ｉ|: : : 八:(　‘:, : .: 　＼:＼ Ⅵ: : : : :.ﾔ: : : : : :，
.　　 /: :/ : 八: :/〕ｉトミ　＼」　.jI斗七　| : : : : : ﾔ: : : : :. :，
　　/: :/ : /: : ｘf笊ぅぇ　　　　　ｘf笊ぅぇ|: : : : : : ﾔ:. :. : :|N
　　⌒レ.:′.: :込乂__ｿ　　　　乂__ｿ |: : : : : : :|: : :|: :八
..　　　|ｉ |.: : : : :. 　 "" 　,:　　　 """ 　 : : : : : : .:| : 人(⌒　　――でもご祝儀って何をどれだけ出す気で？
.　　　八l: : : : : :.　　　　　　　　　　乂:_:_:_:_:人(⌒
.　　 ⌒乂:_:_:_込　　　　　　　　　 (ﾆﾆﾆﾆﾆ=-
　　　　(ﾆﾆﾆﾆﾆニ- _ 　～ー-　　　イｰ=ﾆ=-イ　　――まさか、国家予算から凄い額をぽーんと出すなんて
　　　　　ー=ニ=-ｲ儿}i::...　　　 ≪　　 /: : : : : :| ＿_　　　言わないでしょうね。
. 　　　　厂: : : |i　　　う升　　　 .:/: : : : : ／ﾆﾆニ=-
　　　　　 .: : : : :| ||　_ -=ニ∧　　 . : : : : :／-=ﾆニニニ=-
　　　　 |: : : : :| ||-ニニニ/∧ ／: : : :／-=ﾆ=-　-=ﾆニニ
.　　　　　 |: : : : :| ||ニニ=-/:/／: : : :／- ＜ﾆニニニニニニ
.　　　　 _|: : : : :| ||ニニﾆ-／: : : :／=- -=/ニ=----------
　　　 -ﾆ|: : : : :|:八ﾆニ／: : : :／-=ニニ/ﾆﾆニニニニニニ
.　　 -ﾆﾆ:|: : : : :/ニ∨/: : : : :/-=ニニﾆ.′ニニニニニニニ
　　 |ニニ|: : : :/ニニ八 : : : /-=ﾆニニ/ﾆﾆニニニニニニニ
3614 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/09(金) 23:51:55 ID:H8GMW3Ju: 　　　　　　　　　　　　　　　 . へ、　/￣　　｡
　　　　　　　　　　　　　　／　　　 V′　　　　　ﾟ　。＿_　　　　 . へ
　　　　　　　　　　　　　／　　　 ┏=ミ　　　　　　　＼: : .､＿_／: : : :｝
.　　　　　　　　　 /⌒／　　. :厂　 |　　　　　　　　　　　　く.: : : :. :.｝＿
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　　　　　　　 |: : :| : : :八 : : : И￣` 　＼　　汽筏竿ミ、|: :「ヾ: 八.:.:.:|　|: : |: : ＼
　　　　　　　 |: : :|: : : : : ﾟ.｡: : rｔ=荐ミ、　　　　　′ う/j/| 狄_ |ﾂ }: : :.|＼|　|: : |＼: : 〉
　　　　　　　 |: : :ﾄ､.: :. :. .:.＼弌 _うj/|　　　　。℃　V/ノ　册 |_ノ| : : |　 |　|: :/　｝/
　　　　　八: .:| :＼ : : : : : 。℃V'ノ｀Yf气《　　　　　　ノ￣ |: : |: :　　丿｜/　丿
　　　　　　　　ヽ| 、 :＼ : : 《　　　　 .ノ　,　　｀¨¨¨¨¨¨゛　〈 :|: : |: :/ 　　丿
　　　　　　　　　　|　＼ : 丶: :｀¨¨¨¨¨゛　　　　　　　　　　 . : Ν: :.| /
.　　　　　　　　　　 /＼ : :≧:仝 .　　　　　 ‐-　　　　ィ :/ : |: : :.И
　　　　　　　　　　 /: : ::≧=-- ---≧　　　　　　　八/: : :|: : : : |
.　　　　　　　　　 /: : : /: : :＼: ＼: :_:ノl 　〕T爪　 / : : : : Λ: : : :|
　　　　　　　　　 /: : : /: : : : ノ＼: ＼　　　　　　 : : : : : /: :}: : :八
.　　　　　　　　 /: : : /: : : 厂＼　＼: ＼　　　　　/ |: : : : /＼ﾉ⌒ー―‐┓
　　　　　　　 ′: : ′: /＼＿_＼　): : :〉　　　　 |: : : /　　〉　ｿ　　卜、
.　　　　　　　 / : : : |.: : :.|__＿¨¨　／: ／　｀ヽ　　 |: : :.|＿_ノ／　　　＼|/ ﾟ｡
　　　　　　　/ : : : : |.: : :.|￣￣＼　⌒＼＼＿_______.|: : :.|二／　　　／　　〉
.　　　　　 /: : :／人: : :|　　　＼　＼＼＼二二人: : |／　　　　　　　／＼
　　　　　 /: : ' 　〈￣＼:|￣＼　　＼__]__｝　|ﾆﾆニΛ:ﾉ　　　　／　　　　　　〉
　　　　｛ :/　　　|　　　　　　　丶　　　　＼__人ﾆﾆ７＼＿＿＿／＼＿/　　 /
.　　　　｛ :　　　 |　　　　　　＼　　　 |＼_」=７　　[__]⌒　　　　　} 　　 |
　　　　　乂. 　　 |/　　　　　　　 |/＼　 /=〈　厂＼ /Μ|　　　　　　 } 　　 |
　　　　　　　 /　　　　　　 /　 └┘　 V　　　＼￣　　　　　　　} 　　 |
　　　　　　　　　〈　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　 } 　　 |

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　やらない子「さぁ？　何が一番良いと思う？　なんか貴族っぽくて商人には困る感じの奴かきれいに
　その真逆がいいと思うけど」

　＞　宰相補佐官（ゆかりん）「えー」
3615 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/10(土) 00:01:37 ID:3Dmrss76: 　　　　　　　　＿__
　　　　　　 ,. :´: : : : : :｀: .、
　　　　 , ': : : /: : : : : :ﾍヽ:＼
　　　　 /: : /: ; : ;ｲ: ゞ__;ﾉノ: : ;＼
　　　 ,': :,' {,ｲﾚfzミく{: : ﾑｰl､: ﾍﾞ`
　　　 ,': : i: : | 仡:ri`　　,ｨ示.{:ヽ:j
　　　,': :( |: : |弋zｿ　　　ﾄ:ﾘｉ: :|
　　 /:┌┐: :! ″, - .. _　¨,, l: :.!　　――宰相府の資産を渡せば良い。
　 ,ﾉ: :｜ |!: : i 　i　　ｿ　ﾉ: :.|　　　　超安価、無金利、長期間で貸し出す形にすれば
　｛: : : O |^ﾋﾍﾄ､_`ｰ‐'_. イﾍﾊ;ﾉ
　ヾヽ(_,)｣ｲﾍ: ﾏ､ﾘ｢ヽ:::l:ﾑ､__
　 ( `ｯ'ﾑ,,.ノ:::i:ﾍ:j､ .|　,ﾍ{(　)ﾍ::.　　――いざって時に回収も可能だ
　（ (::::::::::::::::ﾉ::::::},ｿ　ﾉﾍ`f-ﾉ::ﾑ　　　そうだな。王都の宰相府が歴史的に管轄してた
　 /´:ゝ､__;:ノ:::::ｌ:::|.__;(⌒)ﾊﾚ'::::::;ﾉ　　　土地なんかどうだ？
　 },': : ;ﾉ /::::::::::|:::|ブ`rtf　 l:l:Y´
　　￣　/:::::::::::::l:::|ﾐ=====;ｲ||:|
　　　｛:::::::::::::/::,'　　 / 　 ,'i!:|
　　　　｀` rｰ'-'　　 ,′　{ `"
　　　　　　ﾉ＿,}　　＿, ｲ
.　　　　　　 (_／￣￣　｀ｰ┘
3616 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/10(土) 00:05:37 ID:3Dmrss76: 　　　　　　　/: : : : : : : : :/: : : : : : :/: : : : : : :/三≧=-､: Y: :,:-=ﾐ : ∨:ヽ
　　　　　　 .': : : : : : /: : {: : : : : : : }: : : : : : /- ￣￣￣ー ´⌒　V: |: : :'.
　　　　　　 |: : : : : : ': : : :､: : : : : :, : : : : : : }　　　　　　　　　　 |: :|: : : |
　　　　　　 | : : : : /: : : : : Y: : : :/ : : : : : : {　　　　　　　　　　　　|:/: : : :'
　　　　　　 | : : : /: : : ': : : ｝ : : ': : : : : : : : }　　＿__ノ　　　ゝ、_ } : : : /
　　　　　　 |:/: :/: : : /: : /: : /: : : : : : : : :/￣´　　　　　　　　ﾑ: : :/
　　　　　　 ': : :': : : /: : /: : /: : : : /: : : :/　　　　　　　　 ∧:{: :｛　　――それは少し反対しますわ。
　　　　　 /:／: : : /: : : {:/: | : : : /:/: ／　　　_　　　　　＿_,ｨ/: : :∨: :ヽ
　　　　／: : : :ｨ: / : : : 从: :{: : : :{: {: { ＿___,ノ^　　　　　｀￣ハ: : : ヽ: : }
　　／: : : ／:/:,: : : : : : : ヽ:ヽ : : : 从￣ ´　　　　　　　　　ﾑ:ﾉ: : : :ﾉ: :ｲ
　 /: : : : ,: : : {: {: : : : : : : : :}: :∨: : : :＼　　　　　　　　 '　 ,: :/: :}: :ｲ／: }　　――宰相府が歴史的に管轄していた
　,: : : : :/: : : :|八: : : : : : : /ｲ: :}: : : : }: :}　　　　　　,:v 　ｲ: :{: : |/: : : : :,　　　　土地にはその土地の限定的な管理権を
　{: : : : {: : : : ,: : :}: : : : : : :,-|: :从: : ｛／＞　　　　/^Y{: :{: : ＼: :＼: : /　　　　保持する貴族階級やその貴族たちから土地を
　| : : : : : : : /: : /: : :,..＜　从: : }＼:| ､　　 /｀ｰ｛　｛乂: ､: : : ヽ: :∨　　　　　借りた庶民が住んでいたりします。
　､ : : : : : /: : /, ＜　　　　　＼|　｀　＞ rく-､V { 　| 　＼: : : :} : ﾉ　　　　　彼らが怒り出せば、それはそれで面倒です
　　｝ : : ／: /⌒＼　　　　　＼＼　　　 lr- ┴､|　 | 　　 }: : /: ｲヽ
3617 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/10(土) 00:12:54 ID:3Dmrss76: 　　　　　　　　　 /:::: : :/ : :ヽ : : : :＼! : : ヽ: : ::::ヽ/´:.:.⌒`:.:.＼＿
　　　　　　　　　/／　/　ﾒヽ : : : : : : : : : : :　　　　＼〈 : : : : : : : :i}
　　　　　　　　／ : :, : :/　　i＼ : : : : : ヽ : : : : : : : : : Ｖ : : : : : : : :|
　　　　　　　/. : : : : .:ｌｨ　　　|: : : : : :.|.ヽ : : i: : : : :　ヽ : : : : : : :|
　　　　　　/. : : : : : : ｌ　　　　　| : : : :ィ/‐- 　:| : : : : : :ハ::: : : :　〈
　　　　　/. : : : : : : : :ｌ　　　　　| : :/-ｨ=ｪ.､　∧| : : : : : ! : :Y＼: : :＼　　――『大政商』がその人達を
　　　　　|　! : : : : : : |＼- 　　 | ::/〃　{心ﾞヾ|/　/ : : ﾘ : : :!＼丶: : : ＼　　　蔑ろにするってこと？
　　　　　|/ l:: : :∧　'┌=ﾐ＼　　　　　　V::!）|　/! : : / |:.:.:.i∧　｀　＜ : :ヽ
　　　　　ﾘ　l　ﾊ : :|::::|　　{心　　　　　　_..ﾂ |/ l! : :/ :|:.:.:./ヽ|　　　　　ヽ、 }
　　　　　　　| |　Ｖ::::∧　　､ﾂ　　　　　　　　'' / ／ : : : :/ 　!　　　　　　　/
　　　　　　　ﾙ　　|::::::∧'' 　　　　　　　　　　／ : : : : :〈!　　　　　　　　/
　　　　　　　　　　|: :/ﾊ人　　　丶⌒ヽ　　 / : : : : : : :丶!
　　　　　　　　　　|/　ﾉ　/≧､.　　　　／/ : : : : : :/∧ : :＼
　　　　　　　　　　　　　　/: :/:::::::｀Y´　 / : : : : :／::::::::＼ : :ヽ　　　　……少なくとも『デュークオブ・グロヴナー』は　＞
　　　　　　　　　　　　　/: :/:::::::::／|　　/／|:.:./￣´¨　　､丶:.ﾊ
　　　　　　　　　　　　/: :/／|::／ｨ　　'　__ |/　　　　　　ヽ : :|
　　　　　　　　　　　／: :「　　|/　〈　　´ 　/　　　　　　__ .,,　ﾊ
　　　　　　　　　　{　／∧　　　　/　　　 /　　　　≦'´　　　｀i}
　　　　　　　　　　／ /:.:.:.:ﾍ, 　　/--‐=≠《_　＞＜||　　　　　　!

　――　大政商（政治に力を持つ巨大財閥）の皆様　――
　１．ＭＩＣ（軍需）　　　　　　　
　２．ソイレントグループ（加工食品）　
　３．ハールマンデンケ（食料商社）　　
　４．765/346（芸能）　　
　５．デュークオブ・グロヴナー（南西貴族系：不動産業）　　
　６．トライセル（製薬企業）　　
3618 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/10(土) 00:21:35 ID:3Dmrss76: 　――　大政商（政治に力を持つ巨大財閥）の皆様　――
　１．ＭＩＣ（軍需）　　　　　　　
　２．ソイレントグループ（加工食品）　
　３．ハールマンデンケ（食料商社）　　
　４．765/346（芸能）　　
　５．デュークオブ・グロヴナー（南西貴族系：不動産業）　　
　６．トライセル（製薬企業）　　

　　　　　　　　　　　　　／　　＿　―　　　　　　　　　　∨　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　 /　　　厂/　＞、__｀　　　　　乂/　　　　　　　｝
　　　　　　　　　　　　/／　　{. l{／／　＿}　　　　　　　　＼　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　／　　 __} {{／´￣　　∧、　　　　　　＼　　　　{　.:∧
　　　　　　　　　　/　　／ __　　　､__　――乂　　―――‐　、　｀ヽ、　:{　　　＼
　　　　　　　　　ｊ{:　　〈／ -}　　　　 /　　　　￣｀ヽ　　　　　　 }　 {/
　　　　　　　　　〈.∨､　∨:ｰ{　　　　　　＿＿,rf{　　 ∨ 　　　／　　{/
　　　　　　　　 .∨〉/　乂_ｊ{ 　 _　　　　厂￣¨´　　　.}　　　.／{　　　:{/
　　　　　　　 ∨〉/ 　｀∨⌒　　　　　　　　　 /　　／ノ .}　　　:{/
　　　　　　　　 ∨〉　}　} .} _,/　　　　　　　　　　　/　､／/　_彡{〉、　:∨
　　　　　　　　　 ∨ ,/　i八if{.〈　　　　　　　　　 / .／　/_/´ 　 ∨.　　∨
　　　　　　　　　　　　∨　 :{l/∧　　　　　 __　　　 {　{　　.{　＼_　　∨.　　∨
　　　　　　　　　　　 /　　:｛//人　　　 t　¨´ 　　｀　　_　　　 .} 　 /＼　　∨
　　　　　　　　　 /　　　｀¨ミニ=－､　　　　　　 ,rf､　＼__/　./　　.} }　 }／
　　　　　　　　　｛　　　＼　　　　/ト.　　　　.イ :{ {. ＼　}ﾉ　/　　 {/ ／　　　　　／: : : : :./⌒
　　　　　　　　　　　｀　ｰ┐　＿__　　./　　 }≧f{ .八 .{､＼ _}メ　/_　　_厶'’　　　　,. -=: : : : : : /
　　　　　　　　　　　　 }　　　　}　 {　　 { ./l／: ∧乂　｀ﾄ､}ﾉ⌒ト/　　　　　／: : : : : : : :〃
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　 {　　　{ {/: : : : : :＼{　 {　{､__/{/　　　　／{: : : : : : : :､/
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　乂___//: : : : : : : : : }　从.}､_.ノ{　　　／　/}: : : : : : : /::
　　　　　　　　　　 /　　　 /{＼＿/.〈: : : : : : : : /: Ⅵ.{/{!∨:人　　/　. /｜: : :／: :〈
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＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　政権与党：地域主義者「グロヴナー公爵家が母体になっている不動産企業です。グロヴナー家は
　旧南西王族。かつては独立した小王国であり、ノイエラグーネ王国に最後に組み込まれた国。故に
　旧南西王族は、王室公爵家とは別に公爵」

　＞　地域主義者「……今のグロヴナー公爵家は南西部ならともかくその他の地域ですと南西部独自の
　防衛戦力確保のためにカネ転がしを得意としている家柄ですから、王都なんて間違いなく素晴らしい土地転がしの
　材料にしてしまうでしょうね」
3619 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/10(土) 00:42:44 ID:3Dmrss76: 　　　　　　　　　/`ヽ、.__　　　　　　　　　 _
　　　　　　　　「≡=_/.:.:＼＿_　　　　　/.:.:',
　　　　　　　 /:.:|:.､-.,|:「＼:.＼:.:.:`=-,./.:.:.:.:i
　　　　　　／.:.:.:i.:.:i.、:.:.:.゛.:＼.:.:＼:.:.:.:` ,.:.:.,|_
　　　　／/.:.:.:/:.:/ V＼.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:ヽ.:.:.:',.:.:.:.:`=,._
　　　／.:.:/|.:.:.:.:! i　　i.:.:ﾊ.:.:ヽ.:.:.:!.:.:.:.:i.:.:.:.:',.:.:.:.:.:.:/
　　 /.:.〈.:.! i.:.:-=,!ﾄ　　!:.|-弁:.,._.:.:!.:.:i.:.:|ノ/i.:.:.:.:.:.!
　　i.:.:/l.:.:i.:.:',.:.:ｨﾃi、　!ﾘｨfr'=ﾄ､`ﾃ.:.:!.:.:|:/:i.:.:.:.:./
　　!/ i.:.:.:!.:.:|ヾ|{ ﾘ　　　ﾋ少｝´|:ﾊﾘ:.i:./.:.:.:.:/　　――待った。南西部独自の防衛戦力？
　　　 !.:.:/ヽ|.:::}" 　 '　　　　　" ﾘﾉヽ:.|/:.l/,.:i
　　　 V　　 |:.:..ヽ、　　、　Ｕ　ﾉ:./ノ.:./|.:.:.:.:.ヽ,
　　　　　 ,.. ‐:.:.:.＼　　　_,.-=/:.:,'.:.:./lｌ i.:..).:.:.:.:〉　　　　　一応国境地帯ではあるので　＞
　　　　　,_／/:.:.:.:/.:.:`ﾏl´　　/ゝ/.／.ﾍi:::!(＼.:.:(
　　　　 ´　_ﾉｨ/:.,-=ﾘ/」--=ｲ)‐-,.⌒Y::::ヽi:.:.:.) ＼ヽ
　　　　　　,-'>､ .　　{_,_,／　　.:.:!:',　/)､／i: |ヽ:.　）
　　　　　（　/　｀＼ ! /　　ィ´　 i.:.:/　ヽｨ/　　l:.|
　　　　 / >i　　　｀`X＜彡¨　　　!/ 　　　＼., ノ
3620 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/10(土) 00:49:43 ID:3Dmrss76: 　　　　　　　　　　　　　／　　＿　―　　　　　　　　　　∨　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　 /　　　厂/　＞、__｀　　　　　乂/　　　　　　　｝
　　　　　　　　　　　　/／　　{. l{／／　＿}　　　　　　　　＼　　　　　　　∧
　　　　　　　　　　　／　　 __} {{／´￣　　∧、　　　　　　＼　　　　{　.:∧
　　　　　　　　　　/　　／ __　　　､__　――乂　　―――‐　、　｀ヽ、　:{　　　＼
　　　　　　　　　ｊ{:　　〈／ -}　　　　 /　　　　￣｀ヽ　　　　　　 }　 {/
　　　　　　　　　〈.∨､　∨:ｰ{　　　　　　＿＿,rf{　　 ∨ 　　　／　　{/
　　　　　　　　 .∨〉/　乂_ｊ{ 　 _　　　　厂￣¨´　　　.}　　　.／{　　　:{/
　　　　　　　 ∨〉/ 　｀∨⌒　　　　　　　　　 /　　／ノ .}　　　:{/
　　　　　　　　 ∨〉　}　} .} _,/　　　　　　　　　　　/　､／/　_彡{〉、　:∨
　　　　　　　　　 ∨ ,/　i八if{.〈　　　　　　　　　 / .／　/_/´ 　 ∨.　　∨
　　　　　　　　　　　　∨　 :{l/∧　　　　　 __　　　 {　{　　.{　＼_　　∨.　　∨
　　　　　　　　　　　 /　　:｛//人　　　 t　¨´ 　　｀　　_　　　 .} 　 /＼　　∨
　　　　　　　　　 /　　　｀¨ミニ=－､　　　　　　 ,rf､　＼__/　./　　.} }　 }／
　　　　　　　　　｛　　　＼　　　　/ト.　　　　.イ :{ {. ＼　}ﾉ　/　　 {/ ／　　　　　／: : : : :./⌒
　　　　　　　　　　　｀　ｰ┐　＿__　　./　　 }≧f{ .八 .{､＼ _}メ　/_　　_厶'’　　　　,. -=: : : : : : /
　　　　　　　　　　　　 }　　　　}　 {　　 { ./l／: ∧乂　｀ﾄ､}ﾉ⌒ト/　　　　　／: : : : : : : :〃
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　 {　　　{ {/: : : : : :＼{　 {　{､__/{/　　　　／{: : : : : : : :､/
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　乂___//: : : : : : : : : }　从.}､_.ノ{　　　／　/}: : : : : : : /::
　　　　　　　　　　 /　　　 /{＼＿/.〈: : : : : : : : /: Ⅵ.{/{!∨:人　　/　. /｜: : :／: :〈
　　　　　　　　　_／/　　 ./ :{　　　　　｀ト､: : : :.:/: : : :{.｛人 `ト-{＼{ 　 :{:.｜: :/: : : :.:}､./
　　　　　　　　　／/　　　　./　 ∨　　 {　八　｀Y{:/}: : : : }. {乂} {.:.:.:.:.:.{}　　{　{: :/: : : : : ∨

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　政権与党：地域主義者「それに私たちは、『旧南西の反乱軍』。軍部に常ににらまれてる手前
　大々的に大兵力は持てません。なので少数精鋭最新兵器で武装し、かつ大量の兵糧を備蓄」

　＞　地域主義者「これでいざって時に備えるスタイルをとっているので……。必然的に
　お金がかかるんですよね。まぁ、当たり前ですけど」
3621 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/10(土) 01:17:18 ID:3Dmrss76: 　　　　　　　　　　　　　 ,. :´: : : : :＿＿: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　　／: : : : ／: : : : : : ｀ : .､: : :,. : :￣: : : : ､: : : : : :ヽ
　　　　　　　　　　 /: : : : : / : : : : : : : : : : : ＼' : : : : : : : : : ＼: : : : : :'.
　　　　　　　　　　　' : : : : : ': : : : :.／￣＼: : : :}: :,. --- ､: : : : :＼: : : : '.
　　　　　　　　　　 ' : : : : /: : : : :./≧=--- ､ヽ: ／--==≦＼: : : : ∨: : : '.
　　　　　　　　　 |: : : : :|: : : : : :|_／´￣￣　｀´　￣￣＼ミ| : : : : ∨ : : '.
　　　　　　　　　 |:/: : : {: :|: : : ｛　　　　　　　　　　　 ∨: : : : : :l: : : : |
　　　　　　　　　 }': : : : :∨ : : : |　　 _,ノ　　　　＼　　 /: : /: :|: :,: : : : :|
　　　　　　　　　／: : : : : /: : / : }￣´　　　　　　｀ー|:|: :{: : :∨: : : : :}　　――というわけで……
　　　　　　　／: : : /: : /:/ : |: :/,ｲ笊芹ミ　　　　　　　　从: :V: : :ヽ: : : 〈　　　　土地はやめた方がいいかと
　　　　　　／: : : : /: : :イ: : : |: {〈 {:::::::::て　　　　,イ笊芹ﾐ　Y:|: : : : :∨: : '.
　　　　 , : : : : : ／: : ,..-{: |: : |:∧ 乂こ_ツ　　　　　{:::::::て　〉ﾉ:八: : :|: | : : : ＼
　　　 ,: : : : : イ: : :／　 | : : 八: : ＼:.:.:.:.　　　　乂こツ／イ : : : : 从: : : : : :
　　　 {: : :／:/: : :,:　　 |:､: : : :＼: : ＼　　　 ´　　　:.:.:.:.:. /: : : : /:イ: : ハ: ＼: :
　　　 ∨': : /: : :/ 　　 |∧:＼: : }:个⌒　　v::::y 　　　 ,/: : : : /': : :／　 ∨: :ヽ
　　　 /: : :/: /: {　　　　|　＼: : :|: j | |＞　__　　　＜/}: : /|:/ : ／　　　 ∨: : :
　　 ,: : : :,: : :{: ∧　　　　　 ⌒j/　| |l　／⌒＼／　/:j!／: }' : /　　　　　 |: : : :
　 ,.: : : : { : : |/: ∧　/ 　　　　　 ∨ V| ' ／⌒＼_〉 /{: : : : :/: : {　　-- ､　 |: : : :
　｛: : : : :|: : 人:/: :∨ /　　　　　 ∨/　' ／⌒ヽ〉ヽ.|: : : :｛: : 从__,　　　＼': : : :
　乂: : 人: : : :＼:〈　,　　　　　　 }'　　　／⌒ヽ)　从: : : ＼: : :く　　＼　): : : :
　　　＼: : :＼: : : }:∨　　　　　　　/　　　と⌒ヽﾉ　 | ｀: : : : }: : : }　　　 ∨: : : :
　　　　 }: : : : }: :/ : |　　　　　　 /　　　　　 ⌒ヽ　　 }　|: : : /: : :/　　　 /: : : : :

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　・：今日はこの辺で！
3622 ：名無しさん＠狐板：2023/06/10(土) 17:35:54 ID:XVPvPGRu: 乙
3623 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/12(月) 22:52:03 ID:9CktnoCs: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【お知らせ】
　　もうちょっとしたら、投下する。

　【1D3:3】
１．こっち
２．偉人
３．【1D2:1】
3624 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/12(月) 23:20:57 ID:9CktnoCs: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３

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　　　　　　　　　　　 .|　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　ノl l
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　・：【電子化】
　　皮肉な事だが、王国の電子化は内戦によって進んでいる。色々な記録が焼けた結果
　新たに紙媒体で作る手間暇なんぞ何処にも無かったからだ。

　ただし、電子データを破壊する手段は無数にある。よって、それに対する防護措置が王国の行政問題である。
3625 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/12(月) 23:21:13 ID:9CktnoCs: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　これまでのあらすじ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : : : : : : :｀_: . ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: -: : : : : : : : : : : : : : _:＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　 , -＜: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヽ: ヽ:＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /: ,: : : : : : : : : : : :､: : ∨: ､: : :∨: _ : ヽ::.
　　　　　　　　　　　　　　,:': /: :/: : /:| : lV∧: |: : : V: :V: : :V: ,x: ∧::.
　　　　　　　　　　　　　 /: /: :/: : :l|: |: :l| 　 |: }: : : :|: : | : |: |/_,}:〉:､|: l
　　　　　　　　　　　　　.': .': : : : : :|:|_:|: :l| 　 l: | : : ∧: :| : |: |: : |/ : |: .
　　　　　　　　　　　　　|: |: : : |: : :|:l: :＼|　从|: ,: |　|:_／:|: |: : }_: : |: : 、
　　　　　　　　　　　　　|:∧: ,: V: 从ィ雫≧､　|∧:| ｨ≦雫ﾐ:|: /-ﾐ,|:|: :V＼
　　　　　　　　　　　　　|:{　V､: ∨:l∧ Vzり　　　}'　 Vzりﾉ|/r､ﾉ|:|: : |: ､:＼
　　　　　　　　　　　　　ゞ　 }: ＼〉:∧　　　　　　　　　 ,､_／: |:|: : |: : ＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|: :| : ∧　　　　　'　　　　　 ∧: :|: : |:|: : |: : : : ＼: .
　　　　　　　　　　　　　 .': :|: :|: /:个 .　　　- ､　　 . 个:l: :|: : |:|: : |＼: : : :､ヽ}
　　　　　　　　　　　　　 /: : :|: :|:八: }: | ＞　. 　　＜|＼: : : ,: : |: : ∧: |＼: : }
　　　　　　　　　　　　 ,: : :/:|: :|: : :〉l从/.|＼::｀´-:／ |、＼- ､: V:/: :l :|　 ∨|
　　　　　　　　　　　　 {: :/__|: √/　{' /...|　＞＜　　|..V　＼｀7'＞､:|__　}/
　　　　　　　　　　 / ｢￣´　 |:/ ＼　 ,'......|　////∧ /....∨ ／| /　　　｀Y⌒＼
　　　　　　　　　　 '　 |´￣￣/ || 　 V....../|ｲ　〉-〈　 ,.........∨＼〉　　　 / 　　ヽ
　　　　　　　　　 / 　 ∧ 　／|/---/... /...|　////| ∧........∧￣￣＼　V　　　　 :.
　　　　　　　 /＿_/＿／｢￣　　 ,.＼/.....l　|/// |/...∨./.....∨ /　　∨　　　　　　＼
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　　　　　／￣￣￣￣　／　　　 ∧................ ∨...../..................>.....∨　＼＿＞----- 　、　＼＿＿_
　　　 /　　　　　イ＿＿＿/.....＼...............∨.,...............／............＼＿＿　　　　　　　　　＞￣　　＼
　　　／´￣￣￣￣￣￣.....{....................＼............V...........／.......................}､...............ー--　　＿＿_　　　　　＼
　／............................................人.......................＼........∨..／..........................人＼.....................................＼｀ヽ､
／.......................................／´　　ヽ:::::::::::::...........＼....∨................::::::::::イ　＼＼.....................................ヽ　＼　　　　＼

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　陸軍元帥「……。検討はしてやる。帰りなさい、下院議長。王国正規軍は何時だってこの国の憲政を
　支持している、守護している、庇護している。憲政の敵には我が軍の銃口が向く。議会の面々ならば
　わかっているハズです」

　＞　お姫様「うわぁ……。憲政の番人は軍部ってこういうことか」

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. : : : : : : ￣￣￣: : : : .
　　　　　　　　　　　　　　 ,. :´: :／: : : : : : : : : : : : : : : ｀: .､
　　　　　　　　　　　　　　_/: : : /: : : : : : : : : : : : : ｢￣|: : : : :＼
　　　　　　　　　　　　__/　L: : :|: : : : : : : : : : : r--' 　 --､: : : : ヽ
　　　　　　　　　　　〈_ ()　__]: ,:|: : : : : : :/: :/: :L__ (_)　＿} : : : : : .
　　　　　　　　　　／廴_/: : ∧: : : : : : ' : ∧: : : : 廴__〉: :∨: : ､: : :.　　――軽んじてるつもりは無いと思うよ。
　　　　　　　　-=: ／: : /:|:_:/　{: ∨ : : |_:/_,ム--､/: : : : : :∨: : ＼＿:、　＿　　単に何もしないと思っているだけだね。
　　　　　　　　＜: : /: :{∧/ー 'V:∨: :.|/　 ∨: :,ｲ: /: : : : : :＼: : : : : : :￣／
　　　　　　　　／:イ:/:∧ {ｨ≦雫V:、: :|　ｨ≦雫ﾐ}/: : : : : }: : : :＼＿＿／:＼
　　　　　　　　　　/:ｲ: /∧{ {:::::(_ 从＼{　ﾊ::::::(_/: : : :,: :/｀:ー:-＜: : ＼----
　　　　　　　　／:イ|:/: : ,}　Vzり　　　　 Vこ／ : : イ:|∧: : :＼: : : ＼￣
　　　　　　　　　 /: |: :／::　　　　 ,　　　　／--＜: : /: ∧: : :_: ＞== ｀=-ミ　　――……でも確かに。一度軍部には
　　　　　　　　　, : : イ: : 叭　　　　　　　　　　　/: : : : : /=≦´　　　　　　　　｀ヽ　　　思い出して貰うべきか。ココが『王国』
　　　　　　　／´: : : : :イ:_: : ､　　 Vヽ　　　 /:イ￣=- ´　　　　　　　　／　　　､　　王権の国であると。
　　　　　　,: : : : : :／}／ /: :ｨ: : .　　　　／／=- ´　　　　　　　　　イ　　　　 }
　　　　　 /: {: : : /　　　〈:／|: : / ＞--=／／=-　　　　　　　　　＜＿＿____ノ　 /
　　　　 {／,: :./ 　　　　 }／|／⌒／／=-　　　　　　　／　(二二)､　｀　＜
　　　　　　　 ∨　　　　　　　　/ 　 Уイ=-　　　　　　　イ　　　乂､　　＞ ´￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　　　　｛{　| /=-　　　　　　　／　　　　　　　｀＜＿＞￣￣｀ヽ

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　・：１．軍部の誇り、認識
　２．王権の国
　３．王族と軍部の政争開始。巻き込まれた大政商と宰相府

　の３本です。
3626 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/12(月) 23:32:32 ID:9CktnoCs: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　６月１２日（1/2）

　　　　　　　 γ^ヽス､
　　　　　　　 {..:::;;〃　＼>
　　　　　　　 `＜´　　　｀ヽ
　　　　　　　　　 `マ_　　// ＼
　　　　　　　　　　　　`＜≧　　＼
　　　　　　　　　　　　　　 ` マ　　　＼　　――＝ｔｔｔTコ　/￣￣ヽ　　　＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ` マ　　＼　　＿￣ゝ］］ |l　　　l ﾘ　〔||:::::l　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀‐､_　　ヾ´ﾏ＼ｨｵｵZZ 仁仁］　 F二二ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀ュノ　:〉　ヽ＿＿〉￣￣￣F――TェェRZｚｚｔ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 √ ｀マﾕ´　　/ ､＿￣７√――――――〈ヾおお〉
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　:｀ ‐-≦ ﾉ｀ヾ〃　　　　　　　　　　　ヾK　 /
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　 | 　:ヾｚ,ノ　 |　　　　　　　　　　　ヽﾚ］］￣二二ﾁ￢
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .ム＿_　　　_..ィ1ｚｚｚ―――|`- _　　　　　　　　　　　:ヽ｝　...... ／l　__..Ｌ_
　　　　　　　　　　　　　　　＿＿ --―ュ￣弐―::┴ｚｚｚｚｚｚｚヾ―p≧―――――――´ ｚュ√__ ‐ ´|_」
　　　　　　＿ --―― ￣＿....．‐　´　　　 (仁￣￣￣±＞　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ__±=√ |　　:|｝
　　　／´　　_ィ―Ｚ-￣　　　　　　　　　　　￣￣￣￣　　　＿ ‐´　　　　　　＿ ― ￣　|　　　l　　 l｝
　　ム_　rF()ゞｭ￣　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ ― ￣　　　　　　＿ ― ￣ |　　　　 l　　　l_ ‐´/
　 .ム￣=ゝ‐≦__＿　　　　　　　　　　　　　　_ ィ´＝-±＿　　＿―≦／　　　　| 　　　 l ._ォ:´ii :〃
　　　￣F<<＼　　　￣　―　＿　　「ミZュｨ/　　　　　　　￣／　__ - ´　　　　　 | 　　　_..‐´l　i　ゝ〃
　　　　ヽ__　〈＼　　　　　　　￣仁「ｰ〈〈ｸ/　　　　　　　 / _ ィ´　　　　　　　　 l　_ ィﾘ:l　:li　ﾉゞ／
　　　　　　　｀`－ミｭ_-±__　　　　　　　　/弐ュｚ＿　　　〃√　　　　　　　　　_レ1:ｌ　 l:l　ﾘゞ／
　　　　　　　　　　　　￣―ミｭ_-±＿　　ゞﾑ_￣ ―￣Zｭ/〈〈　　　　　　　._.ィ1　 :l:l　.ﾉゝ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　￣　￣ ― .＿ヾミュ-±_/ ﾐlヾ､　　　　 _,ィ´ :l l　　l　ゞ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀弐_　 {{　　 lﾚ|ヾ　._ィ´ l　　 l ヽ_ノ l／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｀　‐-ミ_　ヾ>＜´　　 il　　/_ィZ／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣―ュ√ミ‐ヾ_ノ√／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣―±／
3627 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/12(月) 23:48:40 ID:9CktnoCs: 　　　　　　　　　 _､‐''"　_､‐''/￣｀丶. ￣｀`～､、
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　　　　 /:.　.八.　{　沁.　　　　　　 -　　　　　　 / // 　　 {　　――……えっと、機甲連隊の贈呈？？？
.　　　　　 /. 　＼. 　| .]Iｯ｡,,　　　　　　 _､< / // : { 　八
　　　　 /　　ｉ　.＼: : :|: : : :]Iｯ｡,, 　 _,,､　⌒/./ //　　| 　|
..　　　　/　　.: :|: :ｉ : : : : : : : : ｉ :〕　　　　〔:// }　　}: |　 | 　'，
.　　　 / :ｉ　 .: ::|: :|: : |:: :ｉ : : : : 丿｀ｰ-《》-‐' // : } 　 {: |　 |　 /'，
　　　/／|　.: : :|::: :: ::|:: :|: :_ - ￣　　　　　 {: {､ﾉ　　{: }　 } ィ　 '，
.　　/ 　 :|　.: : : : : : ::|_ //￣　　　　　　 {　|〉　　八ﾉ　ﾉ: :|　i
...　　　　八　 _ -=ﾆ￣//　　　　　　　 .八.iﾊ　,ｲ Уr'ﾞ- _ |　|　i　　　　　　はい、宰相府よりご祝儀として
　　　　/ ≪{　　　ｰ-//　,,_　　　　　　　　　　ﾄ､ﾘｲ:{,ノ}:.　￣|　|　}　　　　　　機甲連隊を授けると。ちゃんと我が社の最新鋭
.　　 /　 |.八　　　　{ {　　　￣ｰ　　　　／:ﾄr廴{_〉ノ}　　　|　|　}　　　　　　　正規軍に納品されている戦車たちです　＞
...　　′. /i:i:i:i｀~"''　{ {.　s｡､　　　　　　　　　　廴Y __ソ　　　 V.　:}
.　　ｉ. 　/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i::.｀~"''～ s｡､　　廴Y_ソ　　　 V :}
.　　|　/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i｀~"''((⌒)) 　　 ,,.､+.V}　　　　訓練もちゃんと行われた兵士たちですね　＞
　　 /|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:（(>X<))i:｀~"i:/∧ }
.　　〈..|i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{　∧i:i:i:i:i:i:i:i/∧
　　 |i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{　 ∧i:i:i:i:i:i:i:i:/∧
3628 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/12(月) 23:58:12 ID:9CktnoCs: 　　　　　　_＿＿／／　　　　　　　＼　＼　　＼
.　　　　　＼_＿／　　　　　　　　　＼　＼　　＼
　　　　　　　　／ ./　　　　　　　　　　　　/,　　＼　　＼
　　　　　／/　 |　　　、　　　　　　　　　/, 　　＼　　 ,
.　　　　／　/ :ｉ　|, 　　 |＼　　　　　　　　 /,　　　　＼　 ′
　　　　／　 / :/ｉ ∧, 　｜　＼＼　　　　　/,　　　　　　＼i
　　　 ⌒´　/ :/ :| {｀∨,　 |　-―＼＼　　 /i　＼､＿＿＿＼
.　　　　／_ノｰ}≧ミ∨　|　ィ乞竺７｜　　　:|＼　＼　　 |￣　　――何がどうなってこうなってるの？
　　　　　⌒７　　｜},,:| ∨ | 　 }..,,.:::/ヽ| ｉ　　　|:/⌒ト一　　 |　　　　そもそも民兵を削減しようって頑張ってたよね？？
　　　　　　７　　i:l弋ﾉ　Ｖ|　弋_ソV/| | 　 :} |:|ノﾉ　　　　 |
.　　　　　 }i 　从　､　＼　　　　 } | 　 :} |从｢　　}　ｉ　 |
.　　　　　 }|　/　:}　　　　　＼　　　ﾉ}　 /} |　ｉ　　:}　|　 |
.　　　　　 }|:∧　〉,　　　-　　＼　　 /　/ :}/　｜　 :}　|　 |　　――えっ？　どういうこと？
　　　　　　　|{　＼/{＼　　　　　 /　/ 　　 ,:′／ｉ |　 |
　　　　　　　|{　　}{/　　ｰ=チ　　　厶イ　　／／　ｉ :| |　 |
　　　　　　　|{ 　 /｛　{　　　ﾉ互三三{_,| 　 / イ　ｉ　| :| :　人
　　　　　　　|{ // :｛　乂　　:}　　　／乂 :{　｛　 |　| :l　　　＼
.　　　　　Ｖ/ ／乂_}/　,ノ　　　/　 / 　　丿　 |　| :　　人　＼
　　　　　　 / ｛　　 }　,ノ、　　 { 　 {　　 ∠、　 |　:　　　　＼＼＼
　　　　　｛　｛　　 }_ノ＼＼　　＼　 .／⌒ヽ＼　　　　　人　＼＼＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}///＞: : : : : : : : : : : : : : ＼/∧ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 r,{!|/／: : : : : :/: : : |: : : : : : : : :∨ﾊ∧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ.}／: : : : : : :./: : : : !＼: : : : : : : :∨}: ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　 ∠二/: : : : : :.|: ハ: : : :{　 ∨_: : : : : :ﾊ!}: : :＼＿
　　　　　　　　　　　　　　　　r‐_二ﾐ）: : : : : : _!:{- ∨:＼´￣}:∧: : : : : |/ヽ＼ｰ‐'
　　　　　　　　　　　丿　 rｭ ): : : : :!: ∧{　　＼:..{ `,ィ==∨.:: : :.| ｏ＼＼
　　　　　　　　　　　　　　 /　　 '　{ﾉ:./: :./|: |,斥!う　　ヽ' 弋::ｌ::ﾘ}: :.:./:.!ｏ .∧ ｰ-　　――　ＭＩＣ経営幹部の１人　――
　　　　　　　　　　　　　／　　　ノ /:/.!:./:..: :ﾄ弋zﾘ　　　　　`¨´/: :./: :}O人:{
　　　　　　　　　　　 /￣＼／　　}/-|/＼:∧　　　　　'　　　／/: /: :}:: '|　 {＼
　　　　　　　　　／ｏ　　人　　　　＞}: :|＞　　 r　　ﾌ　／／: :∧:..|
　　　　　　　　＜　／　.／　　　　　　 /: :.!､ｰ‐⌒ｌ､ ` __　,イ//: : ∧.〉､＼
　　　　　 /´ ＞´/　　/　　　　　　　　ノ: /ﾘ〉ｰ-イ／､／:／/: : :人＿　￣　　――案外、政権与党の民兵をあちこちに
　　　　 / '／　/　　 .}　　　　　＿／: :/-――,／-(彡}∨／: ＜　　　ヽ　　　　　ばらまいて、軍縮した！　って言い訳じゃないですか？
　　　　／　./ , イ´　＿＿__, -‐／: :/_ ／￣イｰニニ.／＜　　　　　　ﾊ
　　　　/　　　　　/´￣　　　＿.／＜}ニ　／　　＿>　 ∧　　　　　　　　　 ∧
　　　./　　　　　/　　　　　　〉､__　ヽ,＜´＜￣　　　　　∧　　　　　　　　　∧　　――それに……王国の価値観からすれば
　　 ./　　　 _／　　　　　　 ,　　￣◯)}　　　　　　　　　　∧　　rｰ∨　　　　∧　　　喜ぶご祝儀ですし、私たちだと一応維持できますよ。
　　廴＿　　--――　　´{　　　　　 /　　　　　　　　　＼　　〉　　　　 ∧　　　……つまり、そういうことでしょう。コレは足かせ
　　　　　　　　　　　　　　人　 -‐ ./ｰ-　　ヽ　＿＿　__ ノ　 ` ｰ'/∧　　　　　　　　維持費を垂れ流す足かせ
　　　　　　　　　　　　　　　　〉´　／､　　　　　＿＿　　　　　　 /　　ヽ　　　　∧
　　　　　　　　　　　　　　〈--/　　`ｰ‐'´ ￣　　　ヽ　　　　　}´　　　＼　　　∧
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽｌ　　　　　　　　　　　　　＼　r ￣　　　　　　ヽ　　　ヽ
　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　　　／}/　　　　　　　　　　'.　　　　＼
3629 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:03:42 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　 ,，: ´: : : : :,ィ＞≠=ミ:ヽ
　　　　　／ｘ≠=ミｘ≦{{{:::::::::::::::::}}}ｘ≧く
　　　　　　 /:〃::::::::::j}}}:'⌒寸≧≠彡'弌ﾊ:〈⌒
　　　　　　,:.〃:::::::ｘ彡′: : : : ｀¨¨´: : : : Ⅵ: :.
　　　　　 ,:ｨ{戈彡': :ﾄ､: : ｉ: : : : :ト＜⌒: : :.ﾘ: :.i
　　　　ノｲ彡': : : : :レヽ:トミ: : ﾍｘ=ミヽ:.: |{トミ
.　　　　　 |:Ⅵ: : : ｉ:.:| 　　＼｀　ｲ:f::ｉﾊ゛ |:.八　ト､　　――ああ、知ってます？　取締役全員
.　　　　　|{:ヾ: : : Ⅳｘf斧ﾐ　　　ゞ‐ﾟ'　 j/:.:.|　 |: : ゝ　　　明日には準男爵様ですよ。
　　　　　八: :ト､: { {!弋うﾘ　　,　　　　 !| トイ: : ‘，
　　　　　　　}: ゝ.ヾゝ　 ´　　　＿　　　八{ : |: : : :i
　　　　　　　|: : : :|: :ﾍ　　　　く'⌒ } 　ｲ: : : :.:|.:.: :.!|　　――ＣＥＯは男爵様になります。
　　　　　　　|: :/: | : i:.:＞. .　　｀　／:.:.:.ｉ: : : |: : :八　　　　ふざけんな。貴族の名義を使って
.　　　　　ノイ:./:!:.:.|: : : : / | 　￣　Vヽ: :| : : :|{ :/　　　　　　やりたい放題出来なくなるじゃねえかよ
　　　　　　 }/ｉ:.|.: :|: : ; ｲ　{　　　 ! 　 Y: : :.|乂　　　　　　自分の地位があるんだから、他人の名義を借りるなって
　　　　　　　 / ﾉ |:.:.:|f´ /　 ‘，　　 ,　　 |: : : |　｀ヽ　　　　なるじゃねえかよ
　　　　　　　〃 |: : |{ /　　　‘，　/　　:!:.: :.:|　　 ‘，
　　　　　　 /　 :| : :|{{　, イ＼_ヽノ＼　　| : : :ﾄ､　　　:.
　　　　　　　′ , '!:.:.:|ﾄ､　{ {　Y⌒Y / ハ |: : : |.:.:>　　 i
　　　　　　 ,　く:.:| : :|{ ‘，‘，弋oﾉ/ /　ﾉ:| : : :|'´ 　　 !
3630 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:10:55 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 -―-
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ´ 　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　. : : .｀ヽ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 '　　　　　　　　　. : : : :　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　　　　　　　　: :　　　　　.:,^ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,:′　　　　　　　: |: :ｉ　　 {、　　　､
　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　　　　. | ｉ|, '|　　 { ＼　　　　＼,
　　　　　　　　　　　　　　　　 / 　　 . イ : : {　ｉ |斗-ｔ　　 {　 -ヽ　　 }ｰ｀ﾆ=‐
　　　　　　　　　　　　　 '′ ; : ´: : :j　: {　| |＞=ミ　 {　f汀ﾞj､　 }ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 :´／,　　. : ' .'　{　圦辷ﾘ　＼ヽゞ'　ﾊ　}　＼　　――……それだけじゃない。
　　　　　　　　　　　　　　 :／／/　. :　 .　 ∧ { {　　　　　｀^＼ .:　}/ｰ-　. ｀ﾆ=‐　　我が社の労組の委員長も準男爵様になる
　　　　　　　　　　　 ' ／ :./　. :/ .'　 .:　∧ { 　　　 _ _　 ,＼ }
　　　　　　　　　／〃　 /　. :/ 　ィ　　{:∧{　　　　　　／　＼
　　　　　　　　　　／　//　 /　. :厶イ八　　｀: .{＼　　Ｔ ´: :{ 　　 }!
.　　　　　　　　　　 //　 /　 /　!　i|: :, '⌒ヽ、　　}　　Ｖ : :{　　ノ' 　 /ヽ、　　――貴族様にしなきゃ労働者の保護にならないと
　　　　　 ,　 ′　 ,　{　.:'　　′ |　il: :{＼　　｀ｰｔ_⌒j ､　＼⌒)｀!　　 j YY^ｰ-､
　　　　　　 / / 　　 {　{　{　 :{　　 |　{: :{三ﾆ=-　　＼｀ヽ.}-　｛｀r､-､　｀'{ { { { r: ヽ
　　　　　 / ,　　　　　､ヽ{　 :{　　 |　{: :|ﾆ三三ﾆ=-　ヽﾉ　　　`j' }　ヽ　ヽ＾^ '　　 :.
　　　　　,　　　　　　＼　＼ /|　{: : ,三三三三三.⊂⊃ﾆ=.{　｀　　}、　｀ｰr ､　 i　　　　　　　　クソがっ　＞
　　　　ｉ　{　　　　　　　　ヽ: : ./　|　{: : 三三三三{ﾆ=} } }ニﾆ∧　　 { ﾊ　　 l　　 |
　　　　 {　{　　　　　　　　 >/　,:'|　{ : : :,三三三 }三ﾆ} }三三ﾆy' 　 lﾆ{　　　 ;　　 |
　　　　 {　{　　　　　ｰ-=彡/　 '　}　l : : :三三ニﾆ|三ﾆ} }三三./　　,:ﾆ〈　　　,′　！
3631 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:19:37 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ト､
　　　　　　　　　　　　　　　　´￣アﾆﾆ=‐ｧ＜
　　　　　　　　　　 ´　　　 ´ 　　 }｀ヽ　ヽ、
　　　　　　　　　 /　　　／　　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　′　／　　　　 /　 {　　　 }　　ヽｰ=‐'
.　　　　　　　　 ,′／　 //　/ /{　/ } 　　 }　　:.　 '.
　　　　　`ｰ-=ﾆﾆ´ ／　{ {　 {/‐-ミ､ }　　　ﾊ　}　:.　 .　　　　　　　他の『大政商』にも続々機甲連隊が搬入されております　＞
　 {､　　　　　　 {／　 r‐{ {　 {　j.ﾍ{　 } 　 / _} ﾊ　 :.　}
　　ﾞー--=ﾆ二´　^ｱ { i ; {　忙茫¨ヽ}:i / 　 }｀ヽ　 :. }
　　　　　　 / ／　,:{ //{　弋_ﾂ　 jﾊ{ ,ｨ笊ﾐｘ}､　} }　　――……ご祝儀名目か。
　　　　　／　　/　冰{{　　{　　　　　{ {:ツ 'ム｝∧!
.　　　　／　／　　/ /ﾊ{＼ {　　　　　{　　ハ　:}ヘ}
　　　 ,/　／　/　,　/　 ∧　ヽ　　ﾟ　ヽｲ　 }　}　 }ヽ　　　　　　　　　　はい。我々の監視できる範囲だと何処も困惑しております　＞
　　／{　 {　　′　/　 / } } ,.ｨ}}≧z　＜i: ＼　ｲ　　､＼
.　／　八　∨ 　 , ' 　 '　/ﾆ〈_〉三ﾆ}　: 　｝　 j}　 }　'. 　＼＼
'´　／　＼Уノ'　　／￣ '′　 __＞=┴-､'　 ,ﾊ　}､　　｀　ヽ　　――……でしょうね。
.／　　　／ｲ＼＿. ｲ ‐-､　, -‐ /　 ∠.ｨ=―’｀ヽ　 }　｀　 .　　｀　､　　我々の貰った連隊は我々の企業軍隊に編入するしか無いか。
　／／/／:ﾉ　 }::::::::::'.　　　　　.⊥../ 　 }　　　　　: ﾉヽ　　｀　 . 　　 …‐-
´／　 {'._У　 /:::::::::::::.`ヽ､　 /　ム -‐'　　　　 }＿　＼　　　　　　 …‐-　｀ヽ､
　　　 {　{　, <:::::::::::::::::::::::::::｀:{　/ 　 }―{}‐{}‐:::'^´:::::::{_　　＼　　　　　　　　　　｀ヽ
.　／:＼{'　　}::::::::::::::::::::::::::::人｛　ノ:::::::::::::::::/.:::::::::::::::}｀ヽ、　、
　 {::::::::::ハ　ハ :::::::::::::::::::::(二二二):::::::::::::::/-‐::^´:::::::.＼　＼　＼
　/＼::::{　＼　〉::::::::::::::::::::::::::/.:::::::::::::::::::::::{:::-‐:::::^´::::::::::.ヽ　　、　丶
/　　｀7｀ｰzxﾞ／＾ヽ:::::::::::::＿{{＿＿＿::::::::.＼＿＿__.:.ィ::´/ 　＼＼　＼
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./　 /　 /:::::＼/｀ヽ:::::{{:{{::::::::::ヽ:::::::::::::::::/.::::::ィ’＼　　 :′　　　　　｝　＼　　｀
3632 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:21:30 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　乂__
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　　　　　　　　　　　 /.／-=ﾆニﾆ∥:|　,:} }ニ=-_-=ﾆ／.{ {　　 :{ 乂 ∨ﾆﾆ=-|./∧∨/
　　　　　　　　　　　　　 //-=ﾆニニニ{{:.:|　' } }ニニニﾆ∥　{.{　　 .{ﾆﾆ} .}ニﾆ=-|　 /ﾍ :.
　　　　　　　　　　 / :ヽ-=ﾆニニニl　| .{..} }ニニニﾆi{　 .从　　 {ニ,' /}ﾆ/ﾆﾆ{　　　　 :.
　　　　　　　　　　　　/ ./://:.-=ﾆニﾆ从.:l :|..}ﾉニニﾆ〈乂＼__∧ {　∨ /-|/ﾆﾆ=-_　　　 }:,
　　　　　　　　　 / ./:// : : / ｰ=ﾆ|_∧l :|ﾆニニニﾆ＼_〉ニニヽ:　 Vニ√ニﾆ=-_ 　　 :.′
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　　　　　　　 /./: ∥..′:　j{　: ｢-ﾆ||ﾆ|ニニニニニ| ｢　ｰ=ニニニ=-‐ニ//ﾆ-_:.　　　　　 lﾉ

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　ＭＩＣ取締役Ａ「あっ、まって、編入まって」

　＞　取締役Ｂ「……なんでです？」
　＞　取締役Ａ「これって、何もわからない外部のお花畑からは、貴族としてやっていけるように宮廷から
　戦力が与えられたって見えるよね。その戦力でいつも通り、ライフル労働争議にゴム弾とガス弾をボコボコ
　撃ち込ませたら……私たち王国臣民的にやばくない？」
　＞　取締役Ｂ「……暴君の所行ですね。倒されるべき」
3633 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:26:44 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／-:-: 、z=＝={｀ゝ: : : : : : : : : ノヽ　　　　　｀ヾ .、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,: ´: : : : ノ /　　　　＞-----zzzzz彡ﾊ｀ヽ　　　　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /ゝ-＜/＞'　　　　　　　　　　　　　　　 ∨∧　　　 |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ=彡'´　　　　　〃　　　∧　　|　　　　 ∨∧　　 / ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　 /- = 彡'/|　　//　∨ /　 /　　　∨∧| |/ ./
　　　　　　　　　　　　　　　　 /　　　　　 /　/|/!　/ .!　.//　 /／／　　　　 }rゝ ! ! ./
.　　　　　　　　　　　　　　　〃　　　 /ﾙ'　{ .乂　从/　　 ´.}／＿l_　　　 l. 　 ! !K
　　　　　　　　　　　　　　　,/ {　　　从{　　　　　　　　　 , ' ´ 　　　.| ｀　　 .! 　 | |　l
　　　　　　　　　　　　　　　{　l!　　　　N　＿　　　　　　´　x=＝=ミ、　　　　|　　| |　|
　　　　　　　　　　　　　　　　、　　 ∧´　 __｀ヽ　　　 .ｲ　ぅ::rｿ} 　　　 | 　ﾍ、 !
　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　　　　ｲぅ｀ヾ　　　　　　　弋::::ﾘ　　　 |　　　∨
　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ｀ヽ　〈{ ヽ:::rﾍ　　　　　　　　´ﾞ´ l 　/　　 .|　　 / ﾍ
　　　　　　　　　　　ｨ　　　 ./ /　ヾ｀ﾞ　　_｀ -'　　　　　　　,,,,,| ./　　　 |_.／
　　　　　　　　　　　 {{　　　 .〃　　　　　∧ ,,,,　　　　、　　　　 |/　　　 |、
　　　　　　　　　　　ゝ=＝彡'　　　　　　　、　　　　　　　　　　　./　　　　 ! ヽ　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 / /　　　　||　　ﾄ　　　　ー=＝' 　　 /　　　　　 !　ﾍ　ﾊ
.　　　　　　　　　　　　　　　　 / /　　　　/||∧.　　　　　　　　　　　 } / ∨　　　 |　　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　/}/　　　　/ .Ⅳ　＼　|　＞　　　　イ | {／.∨　　　ﾊ　　 }　/
　　　　　　　　　　　　　 { |　　　　 {　 Y　　｀ヽ　∨　 F ´ヽ、 .! |　　 ∨　　　}　　レ′
　　　　　　　　　　　　　　l |　　　　 l 　 ∨ |＿ヽ|＿.}ノ}／　　Y／ﾍ　　＼　　|　　|
　　　　　　　　　　　　　弋　　　从 ' ´=ミ、　　　ノ　 .-―イ´｀ヽ　　　　　∨ ! 从|
　　　　　　　　　　　　　　　＼　　　　ヽ　ノ/　ー 7´/γ:::::::::::::::ヽ　∨　　　 /　 / .|.}
　 r-=ﾐ　　　　　　　　　　　　 }　　　　　　ゝｲ　　 /　.{:::::::::::::::::::}! イﾍ　　 / / /　ﾘ
　｀ヽ　丶　　　　　　　　　　ノﾘ＼　＿　＿ﾉ　　/　　ゝ:::::::::::::ノ　　/ ＼./ノ／!
　　　＼　＼　　　　　　　　　　　、　　 /　　/　　／｀¨ ´　　 /　　 .＞　 |
　　　　　＼　＼　　　　　　　　　　ﾍ. 　　/　　/|　／　　＼　　／　／　　　 !

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　取締役Ｂ「……これを考えた王室も宰相府も連中も性格が悪いです。本気で」

　＞　取締役Ａ「返納……駄目だ。ご祝儀名目で来ているモノを返納なんて。お返しと称して嫌がらせ……
　良い物が思い浮かばない」
3634 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:34:36 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,... . . .x‐==‐- .,,_
　　　　　　　　　　　　　　　ｘｰ=ﾆミr━-/{ﾆﾆﾆﾆﾆﾆミﾄ，
　　'"　　　-=[_　　　　　　∠ﾆﾆニア}==-{ ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾆハ＼
　｛　　　　　　　”“ -=[_ /ﾆﾆﾆﾆア /: : : : `: . ＼ﾆﾆﾆﾆﾆﾉ v ＼
　 ,　　　｀`､　　　　｛ゞ==≦ ／: :j: : : : : : :`: .≧==彳 /7ヽ:ヽ､
　 ′　　　　＼　　　　 j}_,,.. . :'7 /: /',: : : : :i: :､|: :´7≧ｰ｛ {__ﾉ: :j｛
　　’　　　　　 ‘ ，　 /7: : : _/:/: /　',: : : :｣L斗‐/ミ: : : :] 　[: :/ !
　　 ‘　　　　　 ‘ ,　 /j: : : 7ｱ:ﾍ′　',: : .:八ハ/Ｖ: : : :/]__/.:/ /
　　　　,　　　　　　 ‘.　∧:／j /Lミ､　Ⅵ/＾厶≠ミ７ :/.:]ﾚ=く_/',　　――……我々にはすぎた物ですと
　　　 ′　　　　　 j/: : Ｖ.:仏ﾏrﾊ　　　　　爪r:ﾊ＾〉/:ﾚﾆﾆﾆ}: :‘,　　　軍部に寄付するしかありません
　　　　 ‘:,　　_,,...　ィ: : : ∧ハ　Ｖﾘ　　　　弋^ソ/: Ｖﾆﾆ/７: : :‘,
　　　　　‘:，　／: : :／//]/∧　　　, 　　　　 / : :j|ﾆﾆレ: : : : ‘＞‐,
.　　　　　　　／:／／　 {ハ{ {:込、　　　 _　　　/: : 刈ﾆア: : : :.　'"　｛
.　　　　／:／／　　〈／ゞ<ﾆﾆ〕ﾄ . ｀ｰ ´　/: : / :i{イ: ＼／　　　_〉
　　　　 /:／}:/ ‘，　　　　＞／⌒]ぅｰ=コ : : : : j[_/ヽ '′　　　 _〕
　　　　 V　 /　　‘:., 　　.,，'’／　　］ }　　∧: :j: :八　/ 　　 _,,..　'"
　　　　　　　　　　　　〉， '’ .／　　　 ] 　／　:).:}:/　]／　　 . く
　　　　　　　　　　／　　／　_,,..　-‐=ミ＜＼ｰ彡/　ﾞ　　　 /　　.　　――尤も我々の経済力なら
　　　　　　 r-‐　´ ＼　　 T⌒7　｛ r勹人／⌒>V､ '′　　　/　　 }　　　維持も運用も出来るだろと
　　　　　　.　　　　＞　,'　｛_,,..]ｰ＜　　／､｀　　　　　/　　　 ′　　　言われたらＮＯと言えません。
　　　　 ′ 　　／'　　{　　 ⌒ヽ　_,,..　'′､`　　　　 /
　　　　　 {　　　　 ∨ /　れ、　　　　_,,..　' ､`　　　　　 /　　　'′
　　　　　　　　　　 ∨ /　}_う≧-‐　.／｀`,`　　　　　 ′
　　　　人　　　_∨　厶..,,_ 　_／　　/　　　　　　　, 　. '′
　　　　　　　＼　　人__)j｣-‐⌒￣　　 ,　　　　　 /／
　　　　 / 　〕ト .,,_-｛__ 　　　　　 { 　　　　 ./
　　　　／　　　 '⌒＼　　　　　　　　　　　　　／
　　　｛　　　　　　　 ‘:.　　　　　　　ﾊ　　　. '′
.　　　 /＼　　　／⌒}　＼　　　　]≧彡
　　　/ 　 _≧≠彡　　｛　　＞　..,,__,,..　＜
.　　〈　　　　　　　　　　＼　　　　　　　　⌒ヽ
3635 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:39:19 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　-ー=''"
　　　　　　　　　　　　　　　/ ／_　-― -　、
　　　　　　　　　　　　　ィ　|/　　　__　　　　　｀　､
　　　　　　　　 . ／　　　-　　　　　｀　､　　　　ヽ
　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　　　　｀　､　　ヽ
　　　　　　　　/　／　　　　　-　､　　　　　　　　｀＜　ﾊ
　　　　　　　 '　,'　　　　　　　　 :::ヽ　　　　　　　　　　　 -　 _
　　　　　　　' ./　/　　　　　　　　　 ::::＼　　　　　　　　　ﾊ_ー　￣
　　　　　　　|/　/　　　　　　　　　　　 ::::ヽ　　ヽｰ　　　　　　ｰ-ﾆ__　　――まだあるよ。
　　　　　　　i'　 l　　　　　　　　　　　　　　::::ヽ　　ヽ　　￣　',　￣　　　　　　これだけ有力な戦力があるんだ。
　　　　　　　　　l　　　 ::::!　 ::::ヽ、　　 __　 ::::＼　 ',　　　　 V
　　　　　　/　　 |　　　 ::::|ヽ　 ::::斗　､　　　　　:::: 　　　　　V
　　　　　 ∥ 　ハ　　　_::::--ヽ　 :::ヽ　　ィ笊示ﾊﾞ　　　　 ', 　　V　　――今、戦争が起きている。
　　　　ノ/ ／!　 ',　　　::::|　　＼　.::＼'"　辷シ　　　　!　　, 　 V　　　是非に『出征を！』という世論が出てごらん。
　　　　／イ　 |　 ! ,　　ｘ笊示ﾊ　＼ :::ヽ　　　　 ',:::.. 　!＼::＼　V　　もう止められない。
　　／　　　　 |　| ::|、∧　辷シ　　＼　::::､　　∧::.　|::　＼:: ｰ‐-‐ミ
　　　　　　　　 |　! ::!　､　　　　　　　、 `　､＼ .ｲ　',::　!:::..　 l l::l. 　　　ヽ
　　　　　　　　/　| ::|､　ヽ :::ゝ　　　　　__　　　＼//　 ! ',:::.　l l::l　　　　ﾊ　　　　　　あっ！！　＞
　　　　　　 r'　 | ::| ヽ　ヽ　..::＞　　　__ ／　//ｲ }: !　.!:::　l l::l　　　　 l
　　　　　　　|::ト　! ::!　 ',　　::::＼　　ミ--| L_イ/ｲ　'::: |　 !:::.　! !::!　　　　|
　　　　　　　|::::::＼:::! 　 ',　　　::::＼　　ー-i_|-‐''　.'::　|　 l:::　 ! !::!　　　 |_
　　　　　 .|:::::::::::, ::,　　,　　　::ﾊ::::＼　　　　 ,':::　|　,':::　 | |::|　　　　|::〉
　　　　　 !:::::::::::, ::丶 .}　　　::::}　　　　　　　　/　　　,':::: 　 ! l::lｲ　　 /::,
　　　　　　　 |:::::::::::' ,　::y　　　::::}}　　　　　　　　l l { ::lｲ::::.　　l l l　　／:::::!
3636 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:44:47 ID:dM21tq8K: 　　　　　　_＿＿／／　　　　　　　＼　＼　　＼
.　　　　　＼_＿／　　　　　　　　　＼　＼　　＼
　　　　　　　　／ ./　　　　　　　　　　　　/,　　＼　　＼
　　　　　／/　 |　　　、　　　　　　　　　/, 　　＼　　 ,
.　　　　／　/ :ｉ　|, 　　 |＼　　　　　　　　 /,　　　　＼　 ′
　　　　／　 / :/ｉ ∧, 　｜　＼＼　　　　　/,　　　　　　＼i
　　　 ⌒´　/ :/ :| {｀∨,　 |　-―＼＼　　 /i　＼､＿＿＿＼
.　　　　／_ノｰ}≧ミ∨　|　ィ乞竺７｜　　　:|＼　＼　　 |￣
　　　　　⌒７　　｜},,:| ∨ | 　 }..,,.:::/ヽ| ｉ　　　|:/⌒ト一　　 |　　――……軍部に泣き付くしかない。
　　　　　　７　　i:l弋ﾉ　Ｖ|　弋_ソV/| | 　 :} |:|ノﾉ　　　　 |　　　　何が何でも軍部が部隊を引き取ってくれるように。
.　　　　　 }i 　从　､　＼　　　　 } | 　 :} |从｢　　}　ｉ　 |
.　　　　　 }|　/　:}　　　　　＼　　　ﾉ}　 /} |　ｉ　　:}　|　 |
.　　　　　 }|:∧　〉,　　　-　　＼　　 /　/ :}/　｜　 :}　|　 |　　――維持費を出せる。運用費も出せる。
　　　　　　　|{　＼/{＼　　　　　 /　/ 　　 ,:′／ｉ |　 |　　　でも我々にはすぎた力です。
　　　　　　　|{　　}{/　　ｰ=チ　　　厶イ　　／／　ｉ :| |　 |　　　王国の平和の為にお使いください。
　　　　　　　|{ 　 /｛　{　　　ﾉ互三三{_,| 　 / イ　ｉ　| :| :　人　　　……軍部に直接献金しては駄目だから
　　　　　　　|{ // :｛　乂　　:}　　　／乂 :{　｛　 |　| :l　　　＼　　減税の貴族特典の返納して……。
.　　　　　Ｖ/ ／乂_}/　,ノ　　　/　 / 　　丿　 |　| :　　人　＼
　　　　　　 / ｛　　 }　,ノ、　　 { 　 {　　 ∠、　 |　:　　　　＼＼＼
　　　　　｛　｛　　 }_ノ＼＼　　＼　 .／⌒ヽ＼　　　　　人　＼＼＼
3637 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:49:48 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　 , '′　,:'::　　 ,.::　　　　ヽ　 :. 　ヽ、
　　　　　　　　 ./::　　 ,'::.　　/:::　　　　　　 :,　 :..　　:．
　　　　　　　　　,′　　 i　,:　/ 　 .:: ﾄ､　　　 |:　',　　　　 ',
　　　　　　 l::　 ,'　　 / ,ｲ　..:::　!._`v　　 i:　 ', 　　　 !
　　　　　　,′ ,'　-‐／-.l　 .::　 l ⌒∨　 i　　 y.ゝ,　　;
　　　　　　　 ,/　,.ｲ　　/　　 l!　 ,:!: l,f=-ｭV,y′　 } ',　` 、l
　　　　　　　/,／ .|　r＝tｪ､ ,′ﾉﾚ′{r':::::)' /　　::　',`ｰ=_≧
　　　　　　／ .,′l! 　 {r':::::},'／　　　　'v::ノ/′ i .:､　.',　厂
　　　　　　　　{ {! l:: .ﾄ.,`ー　　 .:　　　　　 .,'　　,'.l::.` 、'v′　　――……貴族になったのに
　　　　　　 'ﾙ ,l　|l ヽ,　　　`　　　　 / ,ｨ/ .l::　 ,'`y)　　　　　貴族の特権は使えず、貴族としての責任は求められる。
　　　　　　　　　`ｭ}　l　ﾊ.　　　 _　　　 / /　 :,': 　 {:.v',
　　　　　　　　／,' :,　 `､ }＞,ｬ'^r､｀　_,. /ｲ./　/ /　 l: ﾄ }
　　　　　　／ , '1| ::. ` ､`>'　 -､ .l<´　 / /　/:/,′ l:ﾘ-ﾘ、
　　　　 ,:'　 .,'~:ll:!　ヽ、 .l　　__　＾｀ｿ　{ {l /"~｀y/ /人__　',　　――王室か宰相府か、どっちかはわからないけど
　　　　 /　／{::::::`ｰ--==.}ィ'´:::｀::..､/ -‐f´￣　 :l/ｲ／'"￣~1､　　　考えて動いた奴は性格がほんと悪い。
　　　 ./:／/ .}:::::::ﾍ::::::::::::::l::::::::::::::::::〉　ｲ/ﾔ　　.|,'/　　　　　;ｼ
　　　,':/ ./::　ﾘ:::::::::::`::::::::::}:::::::::::::::/＼_//′　 .,'｢~} ｢:}　　　i,`:､
　　ﾙ'　/::　ﾊ::::::::::::丶:::::f::::::::::::ｲ 7::::〉.{;　___./_L/-Ll-.,_＿l_ヽヽ
　　{/　,′ ,ｲ }::`:::::::::::::::`}::::::::::::::| ﾊ::ﾄl.r''´:::::::::｀卞::::::::ﾄ::.,_二}　',. ヽ
　　}!　,'　　l/,'::::::::`::::::::::::}:::::::::::::::〕 /(　 'v:::::::::::::::|::::::::::L__￣7',　':.　',
　　l、.{:　　 /::::::::::::';:::｀:::∧::::::::::::t/:r､_ィ=l::::::::::::::{:::::::::::::::￣/、',:､',ﾍ }
　　l V　　./;;;:::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::,::::::=「 .!{::::::::::::i`､::::::::::::::/､:ヽ} 'ﾘ }/
　　l　', 　 {_:::,.::::=-冖!::|::::::::::::::::::::::l-┐l　}::,:::::::::::{;;;:ヽ:::::::/:::::::::::>/
　　 `, `､　 ` ｰ=::_:ﾍﾉ::{:::::::::::::::::::::::ﾄ､|::|　l l:',::::::::::;;;;:::::＼::_,.r '".|
　　　 l` `、　',､_　ﾄ,/ /}､:::::::::::::::::ﾘ:::::::l　l l:::',::::::::::::::::::::::ヽ |:,l　|
3638 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 00:56:37 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : : : : : : :｀_: . ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: -: : : : : : : : : : : : : : _:＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　 , -＜: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヽ: ヽ:＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /: ,: : : : : : : : : : : :､: : ∨: ､: : :∨: _ : ヽ::.　　　　　　　　元帥、面会申請です　＞
　　　　　　　　　　　　　　,:': /: :/: : /:| : lV∧: |: : : V: :V: : :V: ,x: ∧::.
　　　　　　　　　　　　　 /: /: :/: : :l|: |: :l| 　 |: }: : : :|: : | : |: |/_,}:〉:､|: l
　　　　　　　　　　　　　.': .': : : : : :|:|_:|: :l| 　 l: | : : ∧: :| : |: |: : |/ : |: .
　　　　　　　　　　　　　|: |: : : |: : :|:l: :＼|　从|: ,: |　|:_／:|: |: : }_: : |: : 、　　――……また『大政商』の関係者か。
　　　　　　　　　　　　　|:∧: ,: V: 从ィ雫≧､　|∧:| ｨ≦雫ﾐ:|: /-ﾐ,|:|: :V＼
　　　　　　　　　　　　　|:{　V､: ∨:l∧ Vzり　　　}'　 Vzりﾉ|/r､ﾉ|:|: : |: ､:＼
　　　　　　　　　　　　　ゞ　 }: ＼〉:∧　　　　　　　　　 ,､_／: |:|: : |: : ＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|: :| : ∧　　　　　'　　　　　 ∧: :|: : |:|: : |: : : : ＼: .　　　　その通りです　＞
　　　　　　　　　　　　　 .': :|: :|: /:个 .　　　- ､　　 . 个:l: :|: : |:|: : |＼: : : :､ヽ}
　　　　　　　　　　　　　 /: : :|: :|:八: }: | ＞　. 　　＜|＼: : : ,: : |: : ∧: |＼: : }
　　　　　　　　　　　　 ,: : :/:|: :|: : :〉l从/.|＼::｀´-:／ |、＼- ､: V:/: :l :|　 ∨|
　　　　　　　　　　　　 {: :/__|: √/　{' /...|　＞＜　　|..V　＼｀7'＞､:|__　}/　　――いいか、あの連中の口車に乗るな
　　　　　　　　　　 / ｢￣´　 |:/ ＼　 ,'......|　////∧ /....∨ ／| /　　　｀Y⌒＼　　　我らは『憲政の番人』。彼らに最低限配慮することはあれど
　　　　　　　　　　 '　 |´￣￣/ || 　 V....../|ｲ　〉-〈　 ,.........∨＼〉　　　 / 　　ヽ　　我らが従うのはこの国の憲政だ！！
　　　　　　　　　 / 　 ∧ 　／|/---/... /...|　////| ∧........∧￣￣＼　V　　　　 :.　　財閥政治とやらじゃない！
　　　　　　　 /＿_/＿／｢￣　　 ,.＼/.....l　|/// |/...∨./.....∨ /　　∨　　　　　　＼
　　　　　　　/´　　／ | 　 /　　　 /.￣.........∨///_/.........＼.......∨ /　　}、　　　　　　　＼
　　　　　／￣￣￣￣　／　　　 ∧................ ∨...../..................>.....∨　＼＿＞----- 　、　＼＿＿_　　　　しかし！　物が物ですぞ！！　＞
　　　 /　　　　　イ＿＿＿/.....＼...............∨.,...............／............＼＿＿　　　　　　　　　＞￣　　＼
　　　／´￣￣￣￣￣￣.....{....................＼............V...........／.......................}､...............ー--　　＿＿_　　　　　＼
　／............................................人.......................＼........∨..／..........................人＼.....................................＼｀ヽ､
／.......................................／´　　ヽ:::::::::::::...........＼....∨................::::::::::イ　＼＼.....................................ヽ　＼　　　　＼
3639 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 01:05:27 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__
　　　　　　　　　　　　　 _,. : '': ´: : : : :｀: : : .､
　　　　　　　　　　／⌒:／: : : : : : : : : : ＼:＼
　　　　　　　　　　 /: /: :ﾊ＼: : : : ＼:＼:＼: :＼:＼
　　　　　　　　　　　': /: : : :r==ﾐ: :|: :|:_|_:|_＼:＼: ヽ: ヽ
　　　　　　　　　　/: :|: : : ,:|{-- |: :|:´|: |: |: |: |//|∨|: :|
　　　　　　　　 /:|: :|: : : :八　|: :|: :|: |: |:_|: |//|〉〈|: :|
　　　　　　　／: :|:八: : : l ィ笊_ﾐ|: /^´笊_ﾐ|: : |∧|: :|　　――有力な戦力を保持する『大政商』に対して
　　　　　　／^Y: :|: |: ＼: ＼Vツ |/ 　 Vzﾂ': :/): : |: :|　　　　監視の目を強化せよ。
　　　　　　　 |: 八: ＼: ＼｢　　'　　　　 /イ:/ : / : |
　　　　　　　 |/　＼( ＼込、　 v:っ　　ｲ/ : / : : |
　　　　　　　　　　　　/ : /:＼: ＞　 __ 　イ: / : /､: : :.|　　――いざとなれば、すぐにでも連中の本社に
　　　　　　　　　 / : /＼-}＼: : | 　　 V: :イ../ﾊ : |　　　　殴り込んで全てを破壊する準備をしておけ！！
　　　　　　　　　／: イ＼...＼V}:从-､　 /' }∧.V..∧:|
　　　　　　　　／イ:/　　＼..}..ﾘ.}､　　　　　 |..|/ ∧
　　　　　　　　　　//　　　　　/......|...｀..----...´j...＼　＼
　　　　　　　　 {/　　　　　, ........|＼＿＿_／|..........＼ /.＼
　　　　　　　／＼＿＿_/...........| 　　　　 |...............}'....／
　　　　　　　　＼...................}.............＼　　 }::. |..............八´'.
　　　　　　　　　 /　---- r....................＼　 ,:　/.........../　　　'.
　　　　　　　 /　　　　 /...........................＼ ,:'............∧　　　 '.

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はこの辺で！
3640 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 23:11:49 ID:dM21tq8K: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　昨日からのつづき（６月１３日）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__
　　　　　　　　　　　　　 _,. : '': ´: : : : :｀: : : .､
　　　　　　　　　　／⌒:／: : : : : : : : : : ＼:＼
　　　　　　　　　　 /: /: :ﾊ＼: : : : ＼:＼:＼: :＼:＼
　　　　　　　　　　　': /: : : :r==ﾐ: :|: :|:_|_:|_＼:＼: ヽ: ヽ
　　　　　　　　　　/: :|: : : ,:|{-- |: :|:´|: |: |: |: |//|∨|: :|
　　　　　　　　 /:|: :|: : : :八　|: :|: :|: |: |:_|: |//|〉〈|: :|
　　　　　　　／: :|:八: : : l ィ笊_ﾐ|: /^´笊_ﾐ|: : |∧|: :|　　――有力な戦力を保持する『大政商』に対して
　　　　　　／^Y: :|: |: ＼: ＼Vツ |/ 　 Vzﾂ': :/): : |: :|　　　　監視の目を強化せよ。
　　　　　　　 |: 八: ＼: ＼｢　　'　　　　 /イ:/ : / : |
　　　　　　　 |/　＼( ＼込、　 v:っ　　ｲ/ : / : : |
　　　　　　　　　　　　/ : /:＼: ＞　 __ 　イ: / : /､: : :.|　　――いざとなれば、すぐにでも連中の本社に
　　　　　　　　　 / : /＼-}＼: : | 　　 V: :イ../ﾊ : |　　　　殴り込んで全てを破壊する準備をしておけ！！
　　　　　　　　　／: イ＼...＼V}:从-､　 /' }∧.V..∧:|
　　　　　　　　／イ:/　　＼..}..ﾘ.}､　　　　　 |..|/ ∧
　　　　　　　　　　//　　　　　/......|...｀..----...´j...＼　＼
　　　　　　　　 {/　　　　　, ........|＼＿＿_／|..........＼ /.＼
　　　　　　　／＼＿＿_/...........| 　　　　 |...............}'....／　　　　　　　海軍元帥から面会の要請が　＞
　　　　　　　　＼...................}.............＼　　 }::. |..............八´'.
　　　　　　　　　 /　---- r....................＼　 ,:　/.........../　　　'.
　　　　　　　 /　　　　 /...........................＼ ,:'............∧　　　 '.
3641 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 23:19:38 ID:dM21tq8K: 　　　　　<　　　　　　　 __　　　　　　　　　　≧s｡
　　　　＼　¨　￣／｡　＼:.:.:...　　　　　　　　　≧s｡
　　　　　　 V___　 /　十　　ヽ:.:.:.:.:....　　　　　　　　　 ≧s｡
.　　　　　　　 }///>V{　}{　　r‐ｧ.:.:.:.:.:.:.....　　　　　　　　　 >､
　　　　　　　,</////V/}{ ／>'≧s｡_　￣　　:........　　　　　　　　　 '，
　　　　　 ,ｲﾆ=-__////X//////////≧s｡__　￣　 :...... __　　　　}
　　　　 /ﾆニニニニﾆ=-_＿/////////////≧s｡ _＿＿__＞ ....ノ
.　　　　 {ﾆニニニニニニニニニニﾆ=-_＿/////////////ｱ ¨´
　　　　　丶ﾆニニニニニニニニニニニニニニﾆ=-笊笊Ｔ　　――　ノイエラグーネ王国：正規海軍元帥　――
　　　　　　｀≦ｱﾆニニニニニニﾆﾆ=-￣￣ j{三ミ､ミﾐミ{
　　　　　　　　 |::.　┃　　　　　　　　　　　　　j{ミミﾐミミミ「
　　　　　　　　 |::.　┃　　　　　 ┃　　　　 j{^ミ/⌒Yﾐﾐﾄ､
　　　　　　　　 |::.　　　　　　　 ┃　　　　　j{　ﾞﾞ〈＾i　}ミi {⌒　　――やぁ。急に住まないね。
　　　　　　　　 |::.　　　　　　　　　　　 j{　 r'_,ﾉ 'ミⅥ　　　　　実は引き取って欲しい案件があってね。
　　　　　　　　 |::.　|　　　　　　 l 　　　　 j{　　__,ノミi ﾊ{
　　　　　　　　 |::.　乂　　　　ノ　　　　 j{ 　/　 V从{
　　　　　　　　 |::.　　　　￣　　　　　　　　j{　ｲ　　 ∨{
　　　　　　　　 |::.　　　　　　　　　　　 j{´.:::　　　〉-- ､　　　　　　　　　は？　＞
　　　　　　　　ﾄ､...　　　　　　　　　　　　ｲ.:::　　ィi〔　　　 ∧
　　　　　　　＞-　　　---r‐‐　 ´ ,.ィi〔　　　　　 /　∧　　――まぁ、もうわかると思うが、財閥連中から
　　　　　　　　　　　　　　 V ィi〔　　　　　　　　　　/　∧　　　泣き付かれているんだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 {　　　　　　　　　　 /　 >､

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　　＼-: : : .　- ､＞-　 ...　　　　　　＼
　　　　V//{　　　}≧s｡.　_＿
　　　　 }//乂__,ノ/////////≧s｡ _
　　　ィi〔ﾆニニニニニニニニニﾆﾆ>､
　ィ〔ﾆニニニニニニニﾆ=- ￣「笊≧s｡>
└ ─ ==r==- ￣￣￣　　　　:| "㍉ﾐﾐミV　　――船が無ければ戦いにならない我々にとって
　　　　 |　 ┃　　 ┃　　　　::|　　ミミY＾Y　　　特にＭＩＣとの中が必要以上に拗れるのは
　　　　 |　 ┃　　 ┃ 　　　　::|　　ﾐi　}　}
　　　　 |　　　　　　　　　 ::|　　 " ﾉ
　　　　 |　　　　　　　　　 ::|　　　　ノ　　――軍艦の維持整備に関わる重大事項だ。
　　　　 |　　ｌ　　　　　|　　　..::|　　「´仆､　　　陸軍の方でちゃんと対応してくれないか？
　　　　 | 　乂_＿___ノ　　 .::|　　　}ﾊｉ{ｲ^
　　　　 |　　　　　　　　　 ::|　　 , 从{
　　　　 |　　　_＿＿＿　　　::|　 ...:: V
　　　　　｀ｰ‐＜ : : : : : : : ＞‐┘...:::　 {　　　　　　　　　……なるほど。搦め手で来たか　＞
　　　　　　　　　　｀ヽ: : : : : : : : : : .. 　 {
　　　　　　　　 r┴rｧ‐─　--　 ..__{
　　　　　　　　　 }　 }{
　　　　　　　　　 }　 }{
　　　　　　　　　ィi八　}{ 　　　　　 ..::
　　　　　　ィi〔　二ﾆ=ｧｧ‐ ‐‐　　　　 ´
　＿ィi〔　　　　　　//
/　　　　　　　　　<⌒>
3642 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 23:27:19 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　　　￣￣　　 .
　　　　　　　　　　　　　 ´　　　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　／　　　｡o≦　￣ヽ　　丶
　　　　　　　　　 '　　　／-=ﾆ{　　　 }=-､　　　＼
　　　　　　　　/　　　ｲ-=ﾆニ乂 _＿ノﾆニ>､__　 /
　　　　　　　〈　　　 /-=ﾆニニニニニニニニ=-X
　　　　　　　　｀ 7 r<ﾆ=-¨¨¨ ￣￣￣￣ ¨ 丶ﾆニ}
　　　　　　　　ﾉｨ从''|　　　 ┃　　　┃　　　|＞´
　　　　　　　 '⌒Y^ﾐ　|　　　 ┃　　　┃　　　|
　　　　　　　 {〈iﾐ　|　　　　　　　　　　　 |　　――うん。こちらとしては立場が弱いんだ。
　　　　　　　　从_ 　|　　　ｌ　　　ｌ　　 |　　　　このような案件は陸軍で引き取っていただければ
　　　　　　　　 ^7ｨ{　|　　　 |　　　 | 　　 |
　　　　　　　　　ﾉｨ从 |　　　　`　--- ´ 　　 |　　――君の邪魔になるようなことはしないと言おう
　　　　　　　　　　ﾉ¨Ⅵ　　　　　　　　　　　 /
＿___,r‐ｭ _ ｡o≦´{　 └ ── …ｧｧ…─‐ '≧s｡r‐ｭ __ ＿__　　　　あんたが言うだけやろ　＞
////V/∧//////>､　　　　　　//　　　　/{////{/{/{/{////{
////∧/∧///／　＼　　　　 {_{　　　イ　｀＜/V∧V∧//'}＼
￣￣ ¨¨¨¨¨ ´　　　　 --　 {￣　 ´　　　　　　￣￣￣￣　　ヽ
3643 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 23:36:20 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　　　　 ,........――――....、
　　　　　　　　　　 /:..:..:..:..:..:..:..:..::￣＼＼
　　　　　　　　　　　　　厂｀:..:..:..:..:..:..:..:..:＼:..:/Λ＼
　　　　　　　　　　　 /:..:: |ｖ､:..:..:..:..:|:..:..:..:∨ / |:..::|
.　　　　　　　　　 /:..:/:..|　`､ :..:..:.|斗‐|ミ|// l∨|:
　　　　　　　　　 /:..:/:..:イ ⌒|:..::|::|:..|:: L::|/ : lΛ|:|
　　　　　　　　 :..:..:..:..|::|ｆ竹うY:|::|::竹うﾞY:..:..|:..::|:|:　　――まっ、海軍の立場はわかるから
　　　　　　　　　　 ::|:..|:..::乂__ Ｖり |ﾉ:..ﾉﾋツ ||:..|:..::|:|:|　　　確かに引き取るで。
　　　　　　　　　 |:|l::|l::＼ト- ''' 丶　　 ''　八 :..:..|:|:|:
　　　　　　　　　 |八|＼:トミ人　ゝ　 ′イ|:..|::|:..::|:|八
　　　　　　　　　　　ﾉ八::厂＞　　-Λ:|:..|::|:..::|‐→　　――あんたが出てくるって事は
　　　　　　　　　　　ｲ|:::/Λ ィ｛___ /　八|::|:..::|／ Λ　　　空軍も遠からず出てくるかな？
　　　　　　　　　　　　　　l:|::′　} |__／ |　|　ﾉ人:..|　 / Λ
　　　　　　　　　　＿八|　／へ＼　|　|　　　＼　 / 人
　　　　　　　　　　／⌒７　 / |;;;;;ﾉ　／|　|　　 /　　　　￣｀
　　　　　　　 {／＼__／| /:..:|／:＼＼＼　｜　／　＿_　＼　　　　　だと思うよ　＞
　　　　　　　 :: :: :: ::|:: : |'⌒7:: :: ／: : ＼＼Ｌ (＞'´|:::::::＼　|
　　　　　　　　　人:: :: :: ＼::∨/:: ／:: :: :: :: :: Ｔ /Λ:: :..＼::::::::|/
　　　　　　　 /::＼:..: ＞:⌒i:: ::⌒＼:..:..:..:..:ﾉ///Λ:: :: :: ￣＼
　　　　　　　　　/:: :: ::厂 :: : c::|:: :: :: :: :: :: :厂/////Λ／:: :: :: ::|
　　　　　　 /:: :.. :..| :: :: :: :: :|:: :: :: :: :: ::_}/////////:: :: :: :: ::ﾉ
.　　　　　 /:: :: :: : j:: :: :: ::ｃ :＼ : : : :￣∨/////／:: :: :: ::／/Λ
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3644 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/13(火) 23:52:19 ID:dM21tq8K: 　　　　　　　　　　　　￣￣￣￣￣￣　　ヽ
　　　　　　　´　　　　　　　　　　　　　　　 }
　　　／　　　　　　　　　 _＿__　　　 '
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／　　　　　　　　　　｡o≦ﾆﾆ乂　　ﾉﾆ/
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｡o≦ﾆニニニニﾆ=-¨¨ ￣￣￣￣ ¨ヽﾆニニ〉
.ｱア彡彡ミミｱ'"|　　　　　　 ┃　 ┃| ￣￣´
ﾉｨ/ﾐミY＾ﾐﾐ/　　|　　　　　　 ┃　 ┃|
. Ⅳ}iミ{ 〈ﾐ{　　 |　　　　　　　　　 |　　――結局、この国でぬきんでて強い権力者の１人が
　V从ミV; ﾞ　　 |　　　　　　 {　　　　 |　　　　陸軍元帥であるきみだ。
　ﾉｨ彳{i:`　　　 | 　　　　乂 ___.ノ |
　　} ｨﾊⅥ　　　 |　　　　　　　　　 |
　ﾉｨ从}/込、　 |　　　　　　　　　 |　　――下手な議員より君が恐れられている。
　　　　7: : : : ＞＼__ ＞ ‐─── ､ |　　　　『憲政の番人』は良い意味でも悪い意味でも君がカギだ。君こそが番人だ。
　　　__{ _＿＿ __ : : : : : : : : : :＞─ ¨
　　「　　　　　　　　￣　7ｧ､´
. 　 }i　　　　　　　　　　 }{　{
ィi〔八　　　　　　　　 }{　 >､

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_＿＿___
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　／　　　　　　　　　　丶
　　　　　　　　　　　　　　　　'　　　　　_＿＿
　　　　　　　　　　　　 /　　ィi〔ﾆY ⌒Y≧s｡　　　 '，
　　　　　　　　　　　　　　/　ィi〔ﾆニﾆ乂__ノﾆニﾆ>､
　　　　　　　　　　　　〈　〈ﾆニニニニニニニニニ〉　 /
　　　　　　　　　　＼ﾆニ「` -========-<´ﾐV／
　　　　　　　　　　　　　　 ¨i{:｜　 ┃ 　 ┃ 　 |ﾐ^Y
　　　　　　　　　　　　　 i{〈| 　　　　　　 |ﾐ>}　　――ならば、君がうなづけば
　　　　　　　　　　　　从|　　　ｌ　　　ｌ　　 |/ﾉ　　　　宰相でさえ、何かせざる得なくなる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　　　` -- '　　 |´
　　　　　　　　　　　　　　　　　　| 　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　乂_＿＿＿＿___/　　――財閥連中にとって、君は今回の騒動における
　　　　　　　　　　　　　　　　　　r┴‐‐┬┬ ‐┴ｫ　　　　庇護者だ。庇護者にしなければいけない存在だ。
　　　　　　　　　　　　　　　＿} 　　 }　{　　　 {　　　　そういうことなんだね
　　　　　　　　　　　　｡o≦¨¨八　　 }　{　　　ｲ≧s｡
　　　　　　　　　｡o≦/////>´　　　}￣￣　　　　｀<////≧s｡
　　　　　__r‐＜　¨¨　￣￣　　　　 } ○　　　　　　　￣￣　¨¨ ＞o｡ _
　　　　 '　 V　　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　} >､
　　　/　　　V　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　　　　}　∧
　　 {　　　　V　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　　　　 ,　　∧
　　 ,:　　　　 '，　　　　　　　　 } ○　　　　　　　　　　　　　 /　　 ∧
. 　 /　　　　　 :.　　　　　　　　　　　}　　　　　　　　　　　　　　　 ′ 　　 ∧
3645 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 00:01:49 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-‐…‐-
　　　　　　　　　　　　　　　　　 _.､-''" .: .: .: .: .: .: .: .: .｀丶、
　　　　　　　　　　　／⌒: .:／.: .: .: .: .: .: .: .: .: .:＼.:＼
　　　　　　　　　　　　　／／⌒ヽ(.: .: .:.:＼.: .: .: .: .:.＼.: .:＼.:＼
　　　　　　　　　 /.:/.: .: : /∨＼.: .: .:.:＼ .: .: :＼.:＼.: .:＼:.ヽ
.　　　　　　　　　 / : .: .: : : | :i⌒ヽ : .:| : : |＼ .: .: :＼.:＼.: .: .: : .
　　　　　　　　　　 /.: .:.|.:.: .: .:| :|　　 |.:.:.|.:.:.／￣￣＼ :| .: 〈∨〉 : :.
.　　　　　　　　　 / .: | :|: : .: :／|⌒　|.:.:.| : : |　 |.:.: .: .:/|/〉〈∧〉.:.:.:|
　　　　　　　　　 /.:|.: :| :|.:.:.: .:.:|八　　| .:j||.: .:|　_|__|_.:/ ///:|.:.|: .: .: |
　　　　　　　　.:. .:|.: :| :|.:.:.: .:.:| xfて㍉.:ﾘ|.: .:|'⌒て（~"Y/.:.:|.:.|: .: .: |
　　　　　　　／.: .: :|.: :|八 : .: 八　_):刈　|.:.八　 _):狄ﾘ| .: 八| .: .: :|　　――そんなけったいなものになった覚えはない。
　　　　／⌒7.: : |.: :|.: .:＼.: .:.:ヽ乂少　j/　　　∨'少'.: .:/,ノ.: .: .: :|
　　　　　　　　 |: .:八.: .: .:＼:＼.:〈⌒, ,　　､　　　　, ,　厶ｲ.: .: .: .: .: :|
　　　　　　　　 | /　＼(＼: ＼:::込　　　　 _　　　　ｲ.:.:.: .: .: .: /.: |　　――……ただ誰よりも『憲政の番人』にたらんと
　　　　　　　　 |:　　　　＼⌒＼ .: 个　　　　　　／/.: .:/.: .: .: /.: : |　　　　頑張ってきたのは確かや。
　　　　　　　　　　　　／.: .:./r＜＼.: .: .＼:＞-＜　 /￣/ .: /.:./､.: .:.|　　　　やる夫閣下が作り出した平和を守る事が
　　　　　　　　　／:r＜＿_||"^＼＼.: .: .＼＿__／∧/／/.:./／＼:|　　　　私と私たちの仕事や。そうやろ？
　　　　　　／ : ／⌒＼八　　＼＼.: .:| ＼_／〈∧＼.:.://　／￣￣|
　　　　　　　 ⌒7 :〈　　　 ∨￣￣￣￣|.: |〉 /⌒＼　|:::::V/.／　　　∧
　　　　　　　　 {.: 八　　　/ ／　　　　.八∧∧:i:i:i:ｉ:|＼:::::: 〈　　　　　/⌒＼
　　　　　　　　／　　　　ｒ＜　　　　　 /:::::::::〈　＼:ｉ:ｉ|　 |＼::::〉　　　＼＼ |
　　　　　　　 /　　　　／＿＿＿＿／::::::::::/ :＼ |⌒ヽ |::::::＼~"''～､、　＼＼
.　　　　　　 /　　_.､-''":::::::::::::＼::::/＿＿__/::::::::::::|:|:i:i:ｉ:ｉ|::::::::::::￣|:::::＼:＼　＼＼
　　　　　　_.､-''"　/:::::::::::::::::::::::::V:::::::::::／::::＼::::::＼:i:i:i:|:::::::::::::::::厂〕:::::Y: ＼__|.　＼
　　　　／　　　 ./:::::::::::::::::::::::::::::}:/: ／:::::::::::::::::::::::::::〈⌒〕:::::::::::/￣:::::::::}::::::|　＼　　＼
　　／　　　ノ:::::::::::::::::::::::::::::::/::::::｀`～､、　:::::::::::::::＼|:::::::::/::::::::::::::::八::: ＼　＼　　＼
　　/　　　　　　〉''"ﾟ~~"''～､、:::〈::::::::::::::::::::::::｀`～､、:::::::::ヽ／::::::::::::::: /::::::---:L　　￣＼＼
.　/　　　　　　/''"ﾟ~￣~ﾟ"''::::::＼|:＼:::::::::::::::::::::::::::::::::｀`～､_|__／:::::::::/:::::＿::::::::∧　　　＼＼
　　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::∧:::::＼::::::::::::::_::::::::::-‐＝:::::|::::／ :: /〉／:::::::::::/::∧　　　　＼＼
3646 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 00:04:48 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　￣￣ヽ
　　　　　／　　　 _＿__　}
　　　／　　　ィi〔/(__)/{´
　　く　　　／-=ﾆニニニ>､
　　　 >ｧチｱ|¨-=ﾆニニニﾆ>
　　ﾉｨY'＾ﾐ |　　┃ ┃|
　　　ﾉﾊ:{ 　|　　　　 |
　　　　从ﾄ､ |　　乂_.ﾉ |　　――いや、まぁ、軍人としての道義的にはそうだけどさ……
　　　　_}:::`|　　　　 |
　　　　 { ≧sﾆ=---rｧ‐'
__　,. ィi〔`　　　　 __} ト--　__
　　｡o≦　　　　　 { o　￣ ¨¨≧s｡__　　――まぁ、いいや。とにかく色々とお願いするよ。
￣　　　　　　　　　'，　　　　　　　 } j{ >､
　　　　　　　　　　　V　　　　　　　j /　　L_
∧　　　　　　　　　　　　　　 ,　　　 }
　 '，　　　　　　 vo　　　　　　{　　　 ¨ヽ
　　〉　　　　　　　　　 i　　　　　　　} --　　　　}
,.イ/　　　　　　　　　　　　　　　　 : ' ¨¨ ￣　　丶
ﾊ/// 　　　　　　 }　　　　　　 jト .　　　　　　＼
　V//　　　　　　　　 } o　　　　　　＼ _ .ィ^::..　　}
　 V/ 　　　　　　 }　　　　　 i　　　〉' ¨¨　　 ′
　　v/　　　　　　 {　　　　　　l　　　　′　　　 /
　　 }　　　　　　　　 {　　　　　　|　　 /　　　　 /
　　,　　　　　　　　　 { o　　　　　　　 '　　　　 /
　 /　　　　　　　　　　{　　　　　　{ ／　　　 /
3647 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 00:17:03 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　　　　　　　　 __
　　　　　　　　　　　　 }__＼
　　　　　　　　　　　 {/∧ 丶
　　　　　　　　　 r‐=ﾆ{//∧　＼
　　　　　　　　￣≧s｡/∧　　　､
　　　　　　　　　 / /　/ ¨≧s｡　/
　　　　　　　　　　 / 　　/　 ^>ﾐミ}´
　　　　　　　　〈`ｰ' /　ｨ´ﾐﾐﾐﾉ
　　　　　　　　　　　　 ‐<.: :´ }二{"　　――ほんと因果なものだ。
　　　　　　　　　　　　　rくﾍ￣ __∧　　　　大宰相が巨大な軍を作って
　　　　　　　　　　 ,ｲ　￣>､-‐∧
　　　　　　　　　　　/ /o　　　　＼-‐〉､
　　　　　　　 / /　　　　／￣　'，　　――２０数年続いた内戦を終結させた。
　　　　　　　　　ｨi:i: ′　　　〉'　　　　: :}　　　　そして、今、軍部は大宰相が作り出した
　　　　　　　／i:i/　　　　 /　　　　. . /　　　　秩序を守る政治組織になった。
　　　　　　 'i:i:i:i:i{　　　　　 ′ 　 . : : :/　　　　さて、何時まで僕らは秩序を守る存在でいられるかな？
　　　　 /／￣>､ __ ＿__/　　. . : : : ′　　　いつの日か、使い道のないただの漬物石になってるかも
　　　　,ｨ'/　　　　ヾ}　､ :. }　. . : : :/
　　　　Ⅵ___　　　　ﾚし'し}ﾉ　. . : :/
　　　　 {i:i:i:i>､　　　ヽ}/ 　　ｲ
　　　　 `ｰ=={ ＼　　　　　ｲ: {
　　　　　　　　}　　` 　---＜: : : :{
　　　　　　　　}　　　　　丶_:_:_: :∧
　　　　　　　　{　　　　　 : : :/: :ﾊ
　　　　　　ﾉ　　　　　　　--: : : :_}
　　　　　　　ヽ斗 ‐‐ -==　 ¨¨ ￣∧
　　　　　　　　｀} 　　　　　　　　 / ∧
3648 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 00:24:19 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　　　　　　　　　　　-----
　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : : : ⌒＼: :＼
　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : :＿_ : : ＼: :＼
　　　　　　　　 ´: : : : : : : : : : : : : : : ＼: : :＼ : ＼
　　　　　　　 /: : , -: : : : : : : : : :-､: : : /＼=| ﾄ､: : '.　　――仮にその時代が来るとしてもそれはいまではない。
　　　　　／: : : |: : : : : : : : : : : : : ＼/ / ﾊ:| |: ∨: '.　　　あの内戦を直接、肌で知ってる人間たちが生きてる限り
　　　　 ,' /: : : :|: : : : :|: : : : : : :|: :|: ∨ /: ∨: : ∨:}_＼
　　　　 / /: : : : ﾊ: : : : |: : : : : : :{-:|-:|∨ : : | Y: :| ヽ=} }ヽ
　　　　,'　' : : : : |^^'､: : |: : : : : : :|ｨ≠=ミ、 : | )}: :|:ヽ　　ﾄ
　　　 |　||: : : : :| 　＼:_､: : : : : :|' _):心 }}: : |_/: :／　　　'　}　　――そこら中に火種と爆薬が転がっている。
　　　 |　{{: : i : 从　/ ｀ｰ＼: : |: { Vzツ　|: : }:/:/　　　　 /: ＼　　　最低でも政党連中が民兵を全部手放すまでは
　　　 |　 |: : |: : : :＼イ笊ミ:∧|　　　 |: / }: '　　　 ,ィ: : : : :}　　　その時代はこんで
　　　　　 l|: : |: : : : : :＼ Vツ}' 　　　　 |/ /: |　　　 | /: : : : /
　　　　从 : |､: : : : : :|⌒､　　｀　, 　- 　 / {: :.|　　　 |'､_,..-v'
　　　 /　＼| ＼: : : : ＞:込､＿＿__ 　ｲ　|: /} 　　 {／........ヽ
　　　　　　　　　/:｀: T: : : :八: : : : : }　　　 |/...l 　　 l...............∧
　　　　　　イ: : ,.-|: : : :|: : ＼: : ﾉ　　 / /.../{　　　 }.........／　 '.
　　　　　　　 |: :∧...､ : : |:／}∧/　　 r-/.....{..|　　　 |....／
　　　　　　　 |:/､ ..... ＼:j!..../ /＿＿_, /...... |..|　　　 |ｲ＿＿　　|
　　　　　　　 / /＼......./..../.................../......... | {　　　　＼..........＼|
　　　　　　　 /　　｀／......{---, -- /..............VI　　　 '.　＼..........〉
　　　　　　　　/　　/ ...........| 　/ 　 /....................{　　　　 }　　/＞ '
　　　　　_/　　　{ .............|　 {　　{......................|　　　　　　/
　　　　　　/...＼　人...........∧　　 /.................. 人　　　,:'
3649 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 00:35:07 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　　　　　 ----　　 .
　　　　　　　　 {　　 _＿__　　丶
　　　　　　　　　　＼//(__)//>､　　＼
　　　　　　　　　　　 }ﾆニニニニ> ___ >
　　　　　　　　　　∠斗-=ﾆニﾆ「ﾐﾐミ{
　　　　　　　　　 i ┃　┃ :| ﾐ^Yﾄ
　　　　　　　　｜　　　　|　ﾉﾊ　　――そうかな……そうかも。
　　　　　　　　　 l　乂_ﾉ　 |ィ {/^　　　　いや、海の上で生きる人間としては
　　　　　　　　　　　 `　--r‐‐'　__>､
　　　　　　　　　　　　　　 r┼＜　 __ }
　　　　　　　　　　ィi〔_/　　<//'∧　　――その辺に肌感覚で詳しいのはやっぱり君だよね。
　　　　　　　 r＜　 /o　　　 V//'∧　　　気を付けたまえ。暗殺を企む馬鹿が現れても
　　　　　　　　　　;　　 /　　　　／￣ヽﾊ　　　仕方がないほどの立場に今の君はいるのだから
　　　　　　　 /　　/　　　､ ' 　　　　 i
.　　　　　　　 /　　/　　　　v:.　　　　　　{
　　　　　　　　/{　 / o　　　　V}　　　　 .:}　　　　　　ふん。返り討ちにしてやるだけや　＞
.　　　　　 ,{i′/　　　　　　 :}　　　　 ..:::{
　　　　　〈i:i}　{　　　　　　　,　　　　.::　 }
.　　　　　ﾉ/　 }o　　　　　 /　　　　 /
3650 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 00:43:31 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　　 ,⌒ﾊ　　　　　　　　　　　　　,ﾊ⌒　、
　　　　　　　 ,'...::::::ヽ、,_r　-　－¨⌒`へ　_,、_-_:.:::ヽ
　　　　　　　ﾉ....:::::::.ｨ〃:::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ヽ`ヽ::::::::ﾊ
　　　　　　i...:::ｨ::::∧::::::::　　::´::::,::::ﾊ:::::::::::::::::ヽ ´丶/:i
　　　　　ﾄ..:::/::/::|/:::　　:/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::i
　　　　　ﾙ.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/l/::::::/|　l:::::l::::::::::::丶::ヽ::ﾘ
　　　　　{　/jYyﾉ::/::::ｲ::::/::l::::::/|/　l:::/l:::/l::::::::i:::::l:::〈
　　　　　）　　　|/|/:::;/l;::/.:::l/ 　　 l:/ ,l;/ !:::::::l::::l ﾙﾘ:::、　　――さて、後は様子見で。
　　　　　　　　　　ﾚ::l;::/.ﾚl/.,　　　l/_, l;_　l:::,:/:::l:!　　ヽ）　　　こっちは来季予算案を作るよー
　　　　　　　　　　 l/:ｌ::i "￣``　　 "￣``ﾚ::i::l:::l
　　　ｆﾍ　　　　,ｨｧ_ |::::::ﾍ'''' 　　　.　　　 '''/::l::::l:/
　　.ｲ） ,彡／)ﾉﾉ::|/::::.::ﾄ.　　 r‐‐ｧ　　 ,':::/|::::i:|　　　　　　　　　えー　＞ほさかん
ｼ　| } ヽ、 /＾) l/ ,､,':::::i::::::ｌ:`r　、_　イ/::::/:::|::::i:|
　　ﾍヽ、/　′}/ /::::::l/:l;;;l:::l　　　　　|l::从:::ﾉｌ::.:.V
　　　∨,/　ヽ　 /;;;;;;::l:/l/l::{ヾ、　　　　ｿ/￣/'ヽ、ヽ
　　　 { {　　　} /ヽｨ-‐/　　ゞ　ヽ　　　ｲ/　　　　／ヽ
　　　　ﾉ　　 /::::::::|ゝ＼　ﾞ⌒`Ｖ＾¨＾Ｖ⌒"　　/　i/　',
3651 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 00:50:01 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
　 {::::::/:::://｜'::::::l-/-ｰ-　_　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　――嫌がらせはしたし、追撃もしたいけど
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'_＿＿ _　　　'＿＿ _}|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ　　　やりすぎたら、王室の何者かの援護にしかならないから
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ` vｿ　　　　｀Ｖ,ソ/|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ,,,, 　　　,　　　　,,,;ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　　　　 ,ｲ.|::::|:::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　　―(　　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l　　――だから、様子見。情勢の変化次第。
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,　　　　　　　ない子ちゃん、ほんと性格悪いよね　＞
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ
　　　　／　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ
　　　／￣　　〃 j::/￣￣｀　 ´￣￣　　ヾ.j　　　　　 }
　　　 /　　　　　{{　　　　　　　　　　　　　　ヾ.j
3652 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/14(水) 01:24:02 ID:ODKl6mIX: 　　　　　　　　 ,⌒ﾊ　　　　　　　　　　　　　,ﾊ⌒　、
　　　　　　　 ,'...::::::ヽ、,_r　-　－¨⌒`へ　_,、_-_:.:::ヽ
　　　　　　　ﾉ....:::::::.ｨ〃:::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ヽ`ヽ::::::::ﾊ
　　　　　　i...:::ｨ::::∧::::::::　　::´::::,::::ﾊ:::::::::::::::::ヽ ´丶/:i
　　　　　ﾄ..:::/::/::|/:::　　:/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::i
　　　　　ﾙ.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/l/::::::/|　l:::::l::::::::::::丶::ヽ::ﾘ
　　　　　{　/jYyﾉ::/::::ｲ::::/::l::::::/|/　l:::/l:::/l::::::::i:::::l:::〈
　　　　　）　　　|/|/:::;/l;::/.:::l/ 　　 l:/ ,l;/ !:::::::l::::l ﾙﾘ:::、　　――単に唾つけているだけよ。
　　　　　　　　　　ﾚ::l;::/.ﾚl/.,　　　l/_, l;_　l:::,:/:::l:!　　ヽ）　　　始めたのは王室の誰かさんなんだから
　　　　　　　　　　 l/∧, "￣``　　 "￣``ﾚ::i::l:::l
　　　ｆﾍ　　　　,ｨｧ_ |:::::⊂⊃　　　　　　⊂⊃:l::::l:/
　　.ｲ） ,彡／)ﾉﾉ::|/::::.｀ﾄ.　　 r‐‐ｧ　　 ,':::/|::::i:|　　――次は誰かさんの出番だね！
ｼ　| } ヽ、 /＾) l/ ,､,':::::i::::::ｌ:`r　、_　イ/::::/:::|::::i:|
　　ﾍヽ、/　′}/ /::::::l/:l;;;l:::l　　　　　|l::从:::ﾉｌ::.:.V
　　　∨,/　ヽ　 /;;;;;;::l:/l/l::{ヾ、　　　　ｿ/￣/'ヽ、ヽ　　　　　　　そういう所が、性格悪いのよ　＞
　　　 { {　　　} /ヽｨ-‐/　　ゞ　ヽ　　　ｲ/　　　　／ヽ
　　　　ﾉ　　 /::::::::|ゝ＼　ﾞ⌒`Ｖ＾¨＾Ｖ⌒"　　/　i/　',

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はこの辺で
3653 ：名無しさん＠狐板：2023/06/14(水) 11:45:56 ID:gt9SgtU8: 乙
3654 ：名無しさん＠狐板：2023/06/14(水) 19:34:43 ID:/t7odIhj: 乙
3655 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/04(火) 23:09:47 ID:vUOJz8Rv: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【お知らせ】
　　次回は、明日、明後日の夜１０時半過ぎから！　おひさー

【1D3:3】
１．こっち
２．偉人
３．【1D2:2】
3656 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/04(火) 23:09:59 ID:vUOJz8Rv: って、こっちは来週からねー！
3657 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/14(金) 21:46:25 ID:j3gkqbi3: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【お知らせ】
　　次回は、明日と明後日の夜１０時半過ぎ！

おひさしぶりー
3658 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/15(土) 23:07:48 ID:Bw/ZQkGu: もうちょっとまってね
3659 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/15(土) 23:24:30 ID:Bw/ZQkGu: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３

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三彡"i!三三 i .ヽ＼.:.:. 彡ﾆ!i.||/　　　　　　}{.i　　 /　　 / /　∧ｰ-|　　|ﾆ=====＞──-イ　　　　　　｀￣iΞi

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　・：【名誉の戦死】
　　ノイエラグーネ王国は名誉の戦死を尊ぶ。ただし、それは英雄に足るだけの働きか、果たすべき何かを
　誰かに継承した上で。

　建国より長きにわたる戦乱によって、名誉の戦死単体では、何もなせないという身もふたもない結論が
　導き出した、王国の死生観である。
3660 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/15(土) 23:45:27 ID:Bw/ZQkGu: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　これまでのあらすじ

　　　　　　　　　　　　　'"~~~~~~"'　　 ___
　　　　　　　　　／: : : : : : : _〉---ミ: :_〉〉＼
　　　　　　　　. : : : : ／: : : : : : : : : ⌒＼人/,___
　　　　　　　/: : : ｢}{_〕: : : : : i|: : : : ､: : : ＾V〉〉ﾉ
　　　　_ -=ﾆ: ┌┘ └┐: : :j|: : : :.:.{＼: : {乂(
　　／: : : : ___:└┐ ┌┘: : 八: : : : __ ノ:.:{⌒ヽ
　　　￣￣ア/: : : L}{｣: /: : ____ノ: : : { ィｱ: : : ＼
　　　　　ノ/⌒¨¨¨. . /:／_　‐=: : :.人ﾋｿV: :i|⌒
　　　　　　′: : : /: : ／ :.|　Vソ)／ ,　　 }: :八
　　　　　　 }: : :ノ: ／ｌ: : :| """　..:､　　. : :/　　――信用出来る出来ないとか関係無いよ。
　　　　　　　 ⌒V(:..:从: : |ﾆ‐　｀ ´_ィ(}: :/　　　　　『北の蛮族』は僕らに人質を差し出した。
　　　　　　　　　　∨⌒ヽ: .((=== /ﾆﾆﾉV＼
　　　　　　　　　　／ﾆﾆﾆ=∧　/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ)
　　　　　　　　　　＼ﾆﾆﾆﾆﾆ∨ﾆﾆﾆ=‐　　＼　　――場合によっては血のつながりだって出来る。
　　　　　　　　　　ｌ　　 ‐=ﾆﾆﾆ〉=‐　　　　　　 `、　　　なら、僕らはそれに見合った配慮をしなきゃいけない
　　　　　　　　　　 |　　}　∥　　⌒ヽ　､　　　 `、　　　たったそれだけの話さ。
　　　　　　　　　　 |　　:.ノ　　乂:::::ノ　〉〉＼　　　　　　　　……なので、やっぱりＮＯＢＩＴＡにはあのお姫様が
　　　　　　　　　　 |／／　　　ｌ|　　//　　　 /　　　　　　適切でしょ
　　　　　　　　　　〈／　/, 　　　||　｢¨〉　　　.V /
　　　　　　　　　 / 　　ﾊ　　 .||　 }/ 　　 ⌒V /　　　.＼
　　　　　　　 /　　　　{ |　　 ||　　　　　{::::′V /　　　＼
　　　　　　 ./　　　 .::{_| 　　 ||　　　　　{_ﾉ　 V /　　　　＼
　　　　　　 /　　　 .:::{ﾉ　　　||　　　　　＼_＿.V /　　　　　　〉
　　　　　　《　　　 .:::{　　　　　　　　　　 V　　　　　　 /i:〉

　　　　　　　　 ,，: ´: : : : :,ィ＞≠=ミ:ヽ
　　　　　／ｘ≠=ミｘ≦{{{:::::::::::::::::}}}ｘ≧く
　　　　　　 /:〃::::::::::j}}}:'⌒寸≧≠彡'弌ﾊ:〈⌒
　　　　　　,:.〃:::::::ｘ彡′: : : : ｀¨¨´: : : : Ⅵ: :.
　　　　　 ,:ｨ{戈彡': :ﾄ､: : ｉ: : : : :ト＜⌒: : :.ﾘ: :.i
　　　　ノｲ彡': : : : :レヽ:トミ: : ﾍｘ=ミヽ:.: |{トミ
.　　　　　 |:Ⅵ: : : ｉ:.:| 　　＼｀　ｲ:f::ｉﾊ゛ |:.八　ト､　　――ああ、知ってます？　取締役全員
.　　　　　|{:ヾ: : : Ⅳｘf斧ﾐ　　　ゞ‐ﾟ'　 j/:.:.|　 |: : ゝ　　　明日には準男爵様ですよ。
　　　　　八: :ト､: { {!弋うﾘ　　,　　　　 !| トイ: : ‘，
　　　　　　　}: ゝ.ヾゝ　 ´　　　＿　　　八{ : |: : : :i
　　　　　　　|: : : :|: :ﾍ　　　　く'⌒ } 　ｲ: : : :.:|.:.: :.!|　　――ＣＥＯは男爵様になります。
　　　　　　　|: :/: | : i:.:＞. .　　｀　／:.:.:.ｉ: : : |: : :八　　　　ふざけんな。貴族の名義を使って
.　　　　　ノイ:./:!:.:.|: : : : / | 　￣　Vヽ: :| : : :|{ :/　　　　　　やりたい放題出来なくなるじゃねえかよ
　　　　　　 }/ｉ:.|.: :|: : ; ｲ　{　　　 ! 　 Y: : :.|乂　　　　　　自分の地位があるんだから、他人の名義を借りるなって
　　　　　　　 / ﾉ |:.:.:|f´ /　 ‘，　　 ,　　 |: : : |　｀ヽ　　　　なるじゃねえかよ
　　　　　　　〃 |: : |{ /　　　‘，　/　　:!:.: :.:|　　 ‘，
　　　　　　 /　 :| : :|{{　, イ＼_ヽノ＼　　| : : :ﾄ､　　　:.
　　　　　　　′ , '!:.:.:|ﾄ､　{ {　Y⌒Y / ハ |: : : |.:.:>　　 i
　　　　　　 ,　く:.:| : :|{ ‘，‘，弋oﾉ/ /　ﾉ:| : : :|'´ 　　 !

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　・：１．宮中発祥、政争のゴングは鳴り響く
　２．陸軍元帥動く
　３．宰相は次の手を考えて様子見

　の３本です。
3661 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/15(土) 23:59:18 ID:Bw/ZQkGu: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　７月１５日（1/6）

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.　　　　　　　 {　　 !　　　 ./ヽ　　　　　V`　､　　　　　 ! 　　 .!
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　　　　　　 ',.　|　　 ./.　　　＼　　　V　　　　`　、. !　　　!　　：
　　　　　　　 ',　i 　 /　＿＿＿__＼　　V　＿＿＿` i 　　 |　　 /
　　　　　　　ｆ', .!　.|　〈￣廴丿チ　＼　V チ廴ﾉ￣〉 i　　 i　　/
　　　　　　　　　 i.　|　|.　 ≧===彡　　＼V. ミ===≦　i　　i 　/　　――ふんっ。厄介だな
　　　　　　　　　ヾ|. !　　　　　　　 |　 .＼　　　　!　 !. /
　　　　　 >. -―‐'! |　　　　　　　　　　 |　　　.＼　　　　 !　i /‐-<
.　　　　 | .｀ー-，|!|.　从　　　　　　 | 　　　　从　 i i!/ ≧
　　　　　 Ⅴ 　　　!|≧=戔，盥 __　､　| 　_＿，爻多≦,i ! /　　――　『大政商』：ソイレントグループ（旧農林公社）
. 　　　　 Ⅵ　　　.i|　 | 　　 ┌――――――――一''' !|　　　　　　　　　経営幹部、現準男爵様　――
　　　　　　　Ⅵ　　 |.　 ! 　　 |　　　　　　　　　　　　　　　i|
　　　　　　　 Ⅶ　　 i. 　| 　　　|　　　　　　　　　　　 i　　　 /
　　　　　　　 Ⅷ　　　　| 　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/
　　　-‐=ニ三Ⅸ　　　 | 　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 /
.　　　　　　　 |　　　 | 　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　￣
.　　 --―‐= ユ　　　　| 　　　|
3662 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/16(日) 00:09:59 ID:QL5FpLBm: 　　 . . ./　　　　　　／: /　　　　　　　　 . : : :／　　 }: :　　　　　　 / : : : : : : : |
. 　 /: :/　. . . . . . ..／:..://　　　　　　　　 . : : :／　ﾞ ,　　 /　　　　　　　　　/:. :. :.|: : : : /
: . /: :/: : : : : : : ／: : :.// :　　　　　 . : : :／　　　ﾞ:,　/　　　　　　　 . /: : : : :|: : : /
: /: :/: :/.: .: .:／: : : : // :　　　　　　／／　ヾ､..　　　/　　　　　　　　: :/: : : : : :|: : /
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: :/: :/ :／: : : ／　//: : : : : : :. :.／ｘ芍うrト==ミ､ :::: /　　 . :　　　. : ／ : : : : : : : |/
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: :./: : : :.／　　..// : : : : : :／　　　　　　＿,,,..........　/:　 . : :　. : ／￢.|: : : : : : : : : ′
二=-.／　　　 //: : : : :.／　　　　＼:::::::ﾆ=‐ '''　/: : : : : :　rｔァミ、: |: : : : : : : : ′
二二二=-　 //: : : :.／ ./i　　　　　　　　　　　　/ : : : : : : :/､~ ノ^: :.|: : : : : : : /
　 -=二二二=- : ／　 /:i:i 　 ./:i　　　　　　 / : : : : : : :／::::::/: :. :.|: : : : : : /
　　　 -=二二二=- /:ｉ:ｉ:ｉ　 /:ｉ:ｉ　　　　　　　/: : :. :. :.／　{:::::/: :..／|: : : : : /
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　＞　経営幹部「……だが、仕方あるまい。早速だが、このご祝儀で出撃してくる」

　＞　部下「どちらに？」
　＞　経営幹部「旧植民地にだ。のぶりすなんたらを果たしてかえってくるさ。可能な限り全車両を
　戦いの果てに捨ててね」
3663 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/07/16(日) 00:12:57 ID:QL5FpLBm: 　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼
.　　　　 /　 /　　　　　　　　　　　　　　　　＼
　　　　　/　 /　　　　　　　　　　　 }　　　　　＼
　　　　　　 ′　　　　　 / 　　　 } 　 }i 　　　＼
　　　　　　 |　　　　　 /| 　　／:} 　 }i.　　　 ∨　丶
　　　　　　 |: 　　　　 / :| 　／　 :} 　 }i ＼　　 ∨　 }
　　　　　　 |　　　　 /ｘ=|ﾊ/＝ミ } 　/　　＼　 ∨ /
　　　　.＾＼|　　　　　/ ヽ r^笊ｧ_ ﾊ}／　　圦_ 丶　Y
　　　 {i⌒|:　　　 /　　　~＾~＾~　　　　〃ｨf_ｧ>〉　}　　――なに、１回勝って次は負ければいいのさ
　　　　∧.（| 　　 /　　　　　　　　　　　{=-｀＾~ / ∨
..　　　　∧_|:　　 /　　　ﾄ　　　　　　　　{ﾆ=-　/ /
.　　　 ______| 　 /＿_____|i:i＼,､＿＿__／-/i;} / 从　　――もちろん、予定された敗北だから
..　　　￣￣|　/￣￣￣￣￣￣￣| |￣￣|i￣￣￣￣〉　（⌒Y　可能な限り人的資源（兵力）は温存する。
.　　　　　　j /　　　　　　　　　　 | |　　 |ｉ　　　　　 /ー=(　　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　 | |　　 |i　　　　　/　　　乂_ノ
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　　　　　　　　　　　　　　　　 | |　　 |i　　　|＼
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