やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３【回収？】

1 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2020/10/31(土) 23:27:57 ID:S/GLJ4MO: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　【安価】　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３　【回収？】

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　・：民兵が占領す沿岸砲台の一つ。

　当スレは、ＡＡなんか弄ったこともない初心者がやっております。
　そのため、色々と不足な点も存在するかもしれません。
　皆様もの力をお貸しください。

　※なお、リアル都合のため、不定期更新です。
　このスレは安価スレです。ですが、内容が内容であるため自由度は狭いかもしれません。
　このスレでは議論はＯＫですが、喧嘩腰はトラブルの元です。一歩引いて対応しましょう。
　最近忙しくてアニメ見てなくて……作者の知識不足でごめんなさい。

　前スレ：ttp://yarufox.sakura.ne.jp/test/read.cgi/FOX/1538487515/l50
3437 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 00:31:50 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f⌒　_＿
　　　　　　　　　　　　　＼　　　　 . . . . 　　　ノ　／⌒＾
　　　　　　　　　　　__　　　)＞: ´: : : : : : : : : :.｀: :(Tフ⌒ヽ
.　　　　　　　　　 ⌒＞ ´: : : : : : : :'⌒丶_;_;_;_;_ ｨﾍ: : : : : .,
.　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : ＼_彡'ﾉ ;ﾊ : : : : i
　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: :ノ: :}: : : : :|
.　　　　　　　　　 / : : : : : : : : ｉ : : : : : : : : : : : :.ヽ:. ;/}: : : : :|
　　　　　　　　　/: : .: .: .:.i: : :ﾉ| : : :/ ＼: : : : : : : :V: ;}i : : : :|
　　　　　　 / : : : : .:.i┼く　| : :/-― ヽ : ｉ : : : : V八: : : :|　　――民兵が多すぎるから云々……
.　　　　　 , : :　イ: : :|ｯミ　 | :/　　_＿,Ⅵ : ｉ.:.:.:.:. :. ヽ: :｜
. 　　　　ノ:／　人: : l ｛::心j/　　´ ん心Ｙ : |:i:ｉ:.i:ｉ:. :. :.iヽ{
.　　　　　　／　　　 )､|代;ソ　　　　弋_ソ | : :|从从:. :. .|　＼
.　　　　／　　　／い从　　　　　　　　ノ : ﾉうﾉ:.:.:.:.:人
..　　　、　　　　／、　ヽ人　　　　　　 ⌒'r个=介: :／:.:.:.＼　　――結局職場と学校が足りてないって事ですよね？
..　　　　＼　　　　　＼　 ) :＞: .｀_,　　＜: :.Ⅵ::＞r‐=＝≠7 :ヽ　　　でもって、職場は『財閥』たちが用意しているけど
.　　　　＼　　　　く _厂ヽ_／): : : : .　 /´ｉ:ｉ:i|:::::::::〈i:i/（⌒　　　　その関係で今度は『財閥』たちが制御出来ない
.　　　　　　　＼　　　　ｿ:::::::/i:i;′ 　　 /ｉ:ｉ:i:i:i:l:::::: ｢⌒い＼　　　　ってのが状況だと見ました。あってます？
　　　　　　　　丶　　　）::::/:i:厶ヘﾉヽ_/i:i:i:i:i:i:i|:::::: }　　V: : :＼
　　　　　　　　 /＼　〈::::/:i:i:{　{　　 /ｉ:i:i:i:i:i:i:i|::::;ノ　　　 : : : : ＼
　　　　　　　 i : : :＼Ｖｉ:ｉ:i:i:}　}　｝{/:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i｛:（　　　　　丶: : : : ＼
.　　　　　　　　｜: : : : :)′i:ｉ:人_{_,{,/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼)､　　　　＼: : : : : .　　　　　　「「「…………せやな」」」　＞政権与党幹部ズ
　　　　　　　 |: : : : /ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｢＼　　　　　＼: : : : .
　　　　　　　 |: : :.:ｉ{ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: :.:.＼　　　　　ヽ : : : .
　　　　　　　 | : : 八ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| : : : : ＼/　　　　 : : : i
　　　　　　　 {: :/: : :ヾi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: : : : : : ｛ﾉ⌒　　｝: : |
　　　　　　　　　　 V : : : : : Yｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:.: :. : :.／　　　　丿: :｜
　　　　　　　　 |: : : : .: .:.|ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|: : : ／　　　　／: : : :｜
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3438 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 00:35:38 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　　　/　　 }j: : /:／: : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: ＼: : :ヽ _／: : : :/⌒`
　　　　　　　　 {､__ ノ: : /': : : : : : : : /: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: :ヽ: : ､: : : : : :/
　　　　　　　　　｀フ: : : /: : ／: : /: : :|: : :/: : : :/ : : : /: : : : :1: : : : : :ヽ: : :ヽ: :',: : ＼: : :/,/
　　　　　　　 /: : : :/: ::/: : : :/: : :.:|: :.:|: : : : |: : : :/ヽ: : : : |: :|: : :|: : : :ヽ: : ',:.',: : : :｀¨´/
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　　　　　　　　　乂: /: ::/:/: : ::|: : : |:.:ｉ',: :|: : :;　!: : ; 　　　, : :ハ1: : ' : : : : :!N: |:.|: 厂´
　　　　　　　　　､__)i: ::/:/: : :ｌ:.|: : /|:.:| ',: !: : l　|: : ;　　　｜:/　 |: /|: : : : : |: |: ! l/
　　　　　　　　　｀¨| : |:.|: : :,-､!: :;　' :! ﾊ:ｌ: : |　丶:| ヽ _　|:/　　|/ ,' : : : : /: }/〃
　　　　　　　　　　　レ--‐'´　八:.{-‐ヽ　‘: : |　　　　　　/' ‐- /　/ : : /:/: /:/:!
　　　　　　　　　／　　ヽ-‐'´i＼＼､ ,　　ヽ:、　　　　､ ,　　 /: : :/:/⌒V: :|し'く⌒ヽ
　　　　　　　　 /　　　ヽ〉: : :',　　 ○　　　＼　　　　○　　/: :／´⌒l　}: :ヽ.__ノ: :ﾉ
　　　　　　ヽ　_>　|ノ } ＼:丶._　　　　　　　　　　　　 _.／:／＼　　／: : ト--‐'
　　　　　　　　 /|└‐r'￣ X　/｀￣´　　　　　　　　　　｀￣ ´　　　 r}ヽ: :l: : : 丶---―‐- ､
　　　　　　 / j　／| ｰ/ﾆ>｛　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:|: |: :|: : : :ヽ--‐'´￣｀ヽヽ
　　　　　〈 - ' 　 |　　 /: :丶　　　　　　 /^ ヘ　　　　　　／: :jノ: :丶: : : : ＼　､＿ﾉ:ﾉ
　　　　　　　＼　　| 　 /: : : /: ＞ ..　　　￣￣　　　　 ,. イ/ : :.:|: : : : : ﾊ: : : : : ヽ丶-‐'´
　　　　　　　　　|　　 |　 ': /: :/: : : /⌒ヽ≧ｧr------‐=≦.: : :/: l: : :|: : : : : : :!: : : : : : l
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　＞　お姫様「なら学校増やしてベンチャー支援をすれば良いのでは？　あと、倒産した時の失業補償」

　＞　やらない子「せやね」
3439 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 00:43:31 ID:wfKoijIh: 　　　　　 ,⌒ﾊ　　　　　　　　　　　　　,ﾊ⌒　、
　　　　 ,'...::::::ヽ、,_r　-　－¨⌒`へ　_,、_-_:.:::ヽ
　　　　ﾉ....:::::::.ｨ〃:::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ヽ`ヽ::::::::ﾊ
　　　i...:::ｨ::::∧::::::::　　::´::::,::::ﾊ:::::::::::::::::ヽ ´丶/:i
　　ﾄ..:::/::/::|/:::　　:/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::i
　　ﾙ.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/l/::::::/|　l:::::l::::::::::::丶::ヽ::ﾘ
　　{　/jYyﾉ::/::::ｲ::::/::l::::::/|/　l:::/l:::/l::::::::i:::::l:::〈　　――でも、それをする、実働部隊。つまり官僚がたんないの。
　　）　　　|/|/:::;/l;::/.:::l/ 　　 l:/ ,l;/ !:::::::l::::l ﾙﾘ:::、　　今、官僚たちを育成して増やそうとしているけど
　　　　　　　ﾚ::l;::/.ﾚl/.,　　　l/_ _l;.　l:::,:/:::l:!　　ヽ）
　　　　　　　 l/∧|'｛厂``　　 '{厂``ﾚ::i::l:::l
　　　　　　　　|::::ハ'''' 　　　.　　　 '''/::l::::l:/
　　　　　　　 |/::::.｀ﾄ.　　　___　　　,':::/|::::i:|　　――なかなか増えねえ。官家どもに命令して色々官僚育成コース
　　　　　　　　,':::::i::::::ｌ:`r　、_　イ/::::/:::|::::i:|　　　的なものを用意させているけどなんでなかなか増えないかねぇ
　　　　　　　,/::::::l/:l;;;l::::l 　　　　|l::从:::ﾉｌ::.:.V
　　　　　ィ:::;;;;;-‐l/:/l:{ヾ,　　　　ｿ/￣/'ヽ、ヽ
　　　　　　:.:./-‐/　　ゞヽ、　　ｨｲ/　　　／ヽ
　　　　　　,/　|　＼　ﾞ⌒`Ｖ＾¨＾Ｖ⌒"　 /　i/　',

.　　　 l~￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ﾞl
　　　　l　　 , '⌒ﾞ'''ｰ-----‐ ''⌒ヽ、　 |
　　　　|　 /::　　　 ` ｰ--‐ '´　　　ヽ、 |
　　　 | ./::　　　 ` ｰ----‐ ''´　　　ヽ│
　　　 | レｰ- ､.._　　　　　　 _,,. -‐.､.| |　　――良い意味でも悪い意味でも官家が優秀で頼りすぎただけだ。
　　　 | |￣｀`''‐ .二ll　　 ll二 -‐''"￣| |　　　彼ら自身、教師役をやれるほどの暇と人数がいるわけではない。
　　 r‐､|:: ==＝｡＝~　　　l＝｡＝==　| r‐､
.　　 |l＾|.|::　` ｰ--‐1::　　　l ｰ--‐ ´　|.|､l l
　　 !l._||:::　 ` ｰ-‐ｌ:::　　　 lｰ-‐ '　　 ||ﾉ,ﾘ
　　　ヽ.|!: / , 一'　ｌ:::　　　　l　ー､ヽ. |!ノ　　――彼らが持っているノウハウを解放しようとしても
　　　 / |　/　　　└‐^ー^‐┘　　 .ヽ. | ヽ.　　　それについていける人間たちが少ないのが実情だ。
　　 /　│.!　￣￣￣￣￣￣￣￣　 | |　ヽ.
‐'''~|.　　| |　　　　　ｰ─‐　　　　　　 |　　 |~`ｰ-
. 　 !　　ト､ ,.. -─rr─‐rr‐┬- ､, イ.　　 |
　　|.　　 |r''´　　　　＿＿　￣,ﾉ /|　　　|
　　|　　 l　''　 ,r=ﾆ二「~|　　￣.／ .|.　　 |
　　|.　　 |　 ⌒　　 "　|　!~`'''‐-,､　 .| 　　 |
3440 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 00:48:51 ID:wfKoijIh: 　　　　　..＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　｢　| | |　 | | |.　 | | | 　 | | |　 | | |　　///　///＼
　　　　　＼ | | |　 | | |　 | | |　 | | |__,-‐､|　 ///　///　/.|
.　　　　　　＼,ﾍ、. | | |　 | | |　|_l-'　　:::::＼/// /// .///|
　　　　　　　/　ヽ、| | |　|_l l-'　　　　U　::::＼./// .///.│
　　　　　　/　　　　` ‐-‐'　　　　　　　　　　:::::＼ ///　　|
.　　　　/l＼　　　ヽ､ __, -‐' ￣　　　__,-‐ll´＼::::〉＿＿_│
　　　　＾l＼lｌ＼　ヽ､＿ , -‐'　 __,-‐ll　_ll-'´￣::/ ──‐ |
.　　　　|　　＼ｌｌ＼　　　　 _,-‐'　ll _- '　　　::::/ ￣￣￣│　　――何しろ、時間も人数も足りない以上
　　　　 | _二二＼ll||　　　||l＿ll二二二＿　 ::::| 　/⌒i.＿|　　　　育成コースは地獄のレンジャー教習にならざるおえん
..　　　　| ￣￣￣o >.......≡￣￣￣o￣￣　　:::|:ミ|ｌ⌒:|─|
　　　　｜｀ ‐--／.:::::::::　　｀ ‐---‐ '´　U　:::|　|l⌒l.|￣|
　　　　｜　､＿/,::::::::::::::::　､_　　　　,ノ　　　:::|: ||⌒l.|＿|　　――ついていける人間が増えてくれぬのだよ。　
　　　　｜　　 /,::::::::::::::::::::　　￣￣￣　、　:::::|ﾐ||ノノ ─|　　　そもそも我が国の官僚機構は官家が支えることが前提だから
　　　　｜／./,::::::::::::::::＿:::）　　 `‐--- ､＼ ::::|.|`‐'￣￣|＼　　様々な部分がマニュアル化されていない。家が持つノウハウが
　　　　│v　Ｌ　　　　　　　　　　　＼　 ::|| l、＿＿|:::::＼　　そのままマニュアルだからな
.　　　｜　 -----======ﾆﾆﾆﾆﾆ⊃　　　ヽ::::|： ::l、─.|:::::::::::＼_
　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::|::l:：　 ::l､ﾆ|::::::::::::::::|:::‐-
　　　　_/:l　　　　　━━━　　　　　　　　::::::::;/:：　　 :|,|::::::::::::::::::|::::::
.＿ ─/:::::::l　　　　　　　　　　　　　　　 ::::::;／：：　　／|:::::::::::::::::::::|:_:
::::::::::/:::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　:::;／:：：　　／　.|:::::::::::::::::::::::|::
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3441 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 00:53:27 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ　　――おかげで、大宰相やる夫閣下って言われてる人が
　 {::::::/:::://｜'::::::l-/-ｰ-　_　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　　　なんで身分制度を破壊できなかったかよくわかったよ。
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'　－ｰ.　　　　　ｰ　 |:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧`-ｰ=-"　　　｀ｰ=-‐/|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ　　　　,　　　　u.ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、u. 　　　　　 ,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　　⌒　　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l　　――あの人は憲法を導入したりと色々やってたハズなのに
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　　　このざまだもの。身分制のメリットに甘えすぎていたデメリットだよね
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ
3442 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 01:03:24 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
　 {::::::/:::://｜'::::::l::/ｌ_∟､　　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　――って、訳で箇条書きにすると
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'ｌ { ﾄ;ﾊ` 　　 '´‘;!iﾒj }|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ　　　『なんでこの国また内戦起きてないの？』って
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ` vｿ　　　　　Ｖノ /|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ,,,, 　　　,　　　　,,,;ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　　　 u　,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　ゝ￣,ﾌ　　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　――国なのはそうだよ。
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ　　　　　　　やっぱり馬鹿では？　＞お姫様
　　　　／　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ
　　　／￣　　〃 j::/￣￣｀　 ´￣￣　　ヾ.j　　　　　 }
　　　 /　　　　　{{　　　　　　　　　　　　　　ヾ.j

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　・：今日はこの辺で！　また明日！
3443 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 22:54:21 ID:wfKoijIh: 今始めます
3444 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 22:55:45 ID:wfKoijIh: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　前日の続き（５月２１日　2/12）

　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ　　――おかげで、大宰相やる夫閣下って言われてる人が
　 {::::::/:::://｜'::::::l-/-ｰ-　_　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　　　なんで身分制度を破壊できなかったかよくわかったよ。
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'　－ｰ.　　　　　ｰ　 |:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧`-ｰ=-"　　　｀ｰ=-‐/|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ　　　　,　　　　u.ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、u. 　　　　　 ,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　　⌒　　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l　　――あの人は憲法を導入したりと色々やってたハズなのに
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　　　このざまだもの。身分制のメリットに甘えすぎていたデメリットだよね
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ

　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
　 {::::::/:::://｜'::::::l::/ｌ_∟､　　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　――って、訳で箇条書きにすると
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'ｌ { ﾄ;ﾊ` 　　 '´‘;!iﾒj }|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ　　　『なんでこの国また内戦起きてないの？』って
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ` vｿ　　　　　Ｖノ /|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ,,,, 　　　,　　　　,,,;ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　　　 u　,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　ゝ￣,ﾌ　　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|　　――国なのはそうだよ。
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ　　　　　　　やっぱり馬鹿では？　＞お姫様
　　　　／　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ
　　　／￣　　〃 j::/￣￣｀　 ´￣￣　　ヾ.j　　　　　 }
　　　 /　　　　　{{　　　　　　　　　　　　　　ヾ.j
3445 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 23:03:09 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 f⌒　_＿
　　　　　　　　　　　　　＼　　　　 . . . . 　　　ノ　／⌒＾
　　　　　　　　　　　__　　　)＞: ´: : : : : : : : : :.｀: :(Tフ⌒ヽ
.　　　　　　　　　 ⌒＞ ´: : : : : : : :'⌒丶_;_;_;_;_ ｨﾍ: : : : : .,
.　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : ＼_彡'ﾉ ;ﾊ : : : : i
　　　　　　　　　　 / : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: :ノ: :}: : : : :|
.　　　　　　　　　 / : : : : : : : : ｉ : : : : : : : : : : : :.ヽ:. ;/}: : : : :|
　　　　　　　　　/: : .: .: .:.i: : :ﾉ| : : :/ ＼: : : : : : : :V: ;}i : : : :|
　　　　　　 / : : : : .:.i┼く　| : :/-― ヽ : ｉ : : : : V八: : : :|
.　　　　　 , : :　イ: : :|ｯミ　 | :/　　_＿,Ⅵ : ｉ.:.:.:.:. :. ヽ: :｜
. 　　　　ノ:／　人: : l ｛::心j/　　´ ん心Ｙ : |:i:ｉ:.i:ｉ:. :. :.iヽ{
.　　　　　　／　　　 )､|代;ソ　　　　弋_ソ | : :|从从:. :. .|　＼　　――いや、あの私の国も自慢できた国では無いんですけど
.　　　　／　　　／い从　　　　　　　　ノ : ﾉうﾉ:.:.:.:.:人　　　　　　人がいないって言うなら、今いる人達の作業を出来る範囲で自動化に
..　　　、　　　　／、　ヽ人　　　　　　 ⌒'r个=介: :／:.:.:.＼
..　　　　＼　　　　　＼　 ) :＞: .｀_,　　＜: :.Ⅵ::＞r‐=＝≠7 :ヽ
.　　　　＼　　　　く _厂ヽ_／): : : : .　 /´ｉ:ｉ:i|:::::::::〈i:i/（⌒　　――投資しては？　その人達を同一カテゴリの別業務にも活用出来るようにと
.　　　　　　　＼　　　　ｿ:::::::/i:i;′ 　　 /ｉ:ｉ:i:i:i:l:::::: ｢⌒い＼
　　　　　　　　丶　　　）::::/:i:厶ヘﾉヽ_/i:i:i:i:i:i:i|:::::: }　　V: : :＼
　　　　　　　　 /＼　〈::::/:i:i:{　{　　 /ｉ:i:i:i:i:i:i:i|::::;ノ　　　 : : : : ＼
　　　　　　　 i : : :＼Ｖｉ:ｉ:i:i:}　}　｝{/:ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i｛:（　　　　　丶: : : : ＼
.　　　　　　　　｜: : : : :)′i:ｉ:人_{_,{,/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:＼)､　　　　＼: : : : : .
　　　　　　　 |: : : : /ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:｢＼　　　　　＼: : : : .
　　　　　　　 |: : :.:ｉ{ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: :.:.＼　　　　　ヽ : : : .
　　　　　　　 | : : 八ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:| : : : : ＼/　　　　 : : : i
　　　　　　　 {: :/: : :ヾi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: : : : : : ｛ﾉ⌒　　｝: : |
　　　　　　　　　　 V : : : : : Yｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|:.: :. : :.／　　　　丿: :｜
　　　　　　　　 |: : : : .: .:.|ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|: : : ／　　　　／: : : :｜
　　　　　　　　 | : : : : : : |ｉ:ｉ:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:|:.:／　　　　／: : : : : :｜
3446 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 23:08:49 ID:wfKoijIh: 　　　　　 ,⌒ﾊ　　　　　　　　　　　　　,ﾊ⌒　、
　　　　 ,'...::::::ヽ、,_r　-　－¨⌒`へ　_,、_-_:.:::ヽ
　　　　ﾉ....:::::::.ｨ〃:::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ヽ`ヽ::::::::ﾊ
　　　i...:::ｨ::::∧::::::::　　::´::::,::::ﾊ:::::::::::::::::ヽ ´丶/:i
　　ﾄ..:::/::/::|/:::　　:/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::i
　　ﾙ.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/l/::::::/|　l:::::l::::::::::::丶::ヽ::ﾘ
　　{　/jYyﾉ::/::::ｲ::::/::l::::::/|/　l:::/l:::/l::::::::i:::::l:::〈
　　）　　　|/|/:::;/l;::/.:::l/ 　　 l:/ ,l;/ !:::::::l::::l ﾙﾘ:::、
　　　　　　　ﾚ::l;::/.ﾚl/.,　　　l/_ _l;.　l:::,:/:::l:!　　ヽ）　　――その自動化を誰が研究するのよ
　　　　　　　 l/∧|'｛厂``　　 '{厂``ﾚ::i::l:::l
　　　　　　　　|::::ハ'''' 　　　.　　　 '''/::l::::l:/　　　　　　　　　　　あっ、そっか……　＞
　　　　　　　 |/::::.｀ﾄ.　　　___　　　,':::/|::::i:|
　　　　　　　　,':::::i::::::ｌ:`r　、_　イ/::::/:::|::::i:|
　　　　　　　,/::::::l/:l;;;l::::l 　　　　|l::从:::ﾉｌ::.:.V　　――だから、にっちもさっちもいかないから、地道にやっていくしか無いの
　　　　　ィ:::;;;;;-‐l/:/l:{ヾ,　　　　ｿ/￣/'ヽ、ヽ　　　本当の問題は地道にやってく間、色々と時間が待ってくれるのかってとこ
　　　　　　:.:./-‐/　　ゞヽ、　　ｨｲ/　　　／ヽ
　　　　　　,/　|　＼　ﾞ⌒`Ｖ＾¨＾Ｖ⌒"　 /　i/　',
3447 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 23:16:12 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　　　　　　 ,ハ　/＼　　　　　 /::::::ﾍ
　　　　　　　/´ヽ　　,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
　　　　　　 /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
　　　　 ,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
　　　　　i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
　　　　 /::::::::′/:::::::::/:::丿　'.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
　　　／:::::::/::::〃::::::/:::::|　　　ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
　 , '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、　　､::|　＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
　 {::::::/:::://｜'::::::l-/-ｰ-　_　　ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ　　――特になんだかんだで勝手に動く連中が
　 l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'_＿＿ _　　　'＿＿ _}|:::ﾚ'::!ヽj/　）ヽ　　　　尽きない国だからね
　｀/,'　　l:||::l:::ヽ∧ヾ` vｿ　　　　｀Ｖ,ソ/|:::l丿::ﾘ::|　　`丶
　（ l　　ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ,,,, 　　　,　　　　,,,;ｌ|::::|::/ｲ|::l　　　　）
　　　ヽ　ｌ/　Ｖ｜トrﾍ、　　　　　　 ,ｲ.|::::|:::i|| ﾘ
　　　　　＼｜::| |｜::::ﾄ､　　(⌒ヽ　ｨ:::ﾚ':::::jl:::l　　　　　　　あーなんかわかるわー　＞姫様
　　　　　　　 |::::j人!::::｜「ト　 __ ,　´｜ ′ｲ八|
　　　　　　　 |::/　 i:::::::ｌ l! |　　　　　　∨/::∧::丶
　　　　　　 |/　　|:::::::l !ﾚ　　　　　//::∧ ﾄ､::::＼＿,
　　　　　 / 　　ｌ:::::::川　　　　　／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ
　　　　／　＿厶ィ'::::/　　ｰ一' _／∠_ヽヾ. 　　￣｀ヽ
　　　／￣　　〃 j::/￣￣｀　 ´￣￣　　ヾ.j　　　　　 }
　　　 /　　　　　{{　　　　　　　　　　　　　　ヾ.j
3448 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 23:22:02 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　　　　　{／: :／｀: : : : : : : :丶: : : : :＼: : : : :ヽ
　　　　　　　　　／: ／/:/: : : : :＼: : :＼:＼: : :ヽ:ヽ: : : : |
　　　　　　 //: /: :〈: {: :{: :.:ﾄ､ : ',: : : l＼:＼: : l: :!: : : :|
　　　　　　　　//: /: : :∧:Vﾊ : |　ヽ:|:ｨ : |: : :ヽ:l : |:.:|: |: : |
　　　　　 //: /: : :ｨﾆ:lヽ:、ヽ!ニﾆXl: :ﾊ: : : ::}:V|:.:|: |: : |
　　　　　　　i/!: :|: : /l |/ﾍ : ＼　､__ l |/　|: : :∧:|:!:/ｲi: : :し/
　　　　　　　| | : |: : : |　__, ヽ: { ＼＿,ノﾆl:: :/ﾍj:| : : |:ト-‐'　　――ウチの国の場合、長年戦争を続けてきたせいで
　　　　　　　| | : |:､:. :|､＿,ノ｀＼ ´￣　ノイ　〃: : :|:|　　　　　　今、外務官僚がでかい顔しているんだよね。
　　　　　　　l ‘. :l: {＼｀￣ﾉ　　　＿＿　ﾘ彳:l: : : !:!
　　　　　　　　　｀ヽ　l`　　　　ﾍ丶--､＼: : |: : : ぃ._ノ
　　　　　　　　　人　　　ｧｰ1 　／｀ヽ}　|: :/:.l: : :ヾ、　　――軍部に頼れない。賠償金交渉もなんとかしなきゃいけない。
　　　　　　　　　　　｀ ¨|:＞　. _ﾆ´_/￣`　　､ ∨.:.:|: : : : :＼　　　って事でもう頼れるのは戦時中必死にラインを維持してた
　　　　　　　　　　　　 |: : : :ｌ: r｢ |､￣`　　　 l |ｰｧーｧ‐､: : :＼　　外交官僚たちしかいないじゃないか！　って
　　　　　　　　　　　　 |: :_: :|:〈[　し兀i　　　　ﾄ､／ヽ　ヽ:ヽ: ＼　……なので、外務省内部に国内綱紀粛正をうたった
　　　　　　　　　　　　 /:{///＼]_／/∧　　　｣∧　　＼｜: :＼: l　秘密部隊があるんだよ。まぁ、最近は普通に他国にバレてるけどね
　　　　　　　　　 l / ///ｰ{_{////∧ 　 /　 ∧　　　 l｜: : : l: |
　　　　　　　　　 |:{r―一:水´￣｀〉_}>‐' !　ヽ∧　　ｌ | : : : |: |
　　　　　　　　　 |人__,／∧＼￣∨　　 |　／　|　　　｜: : : |: |
3449 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 23:26:09 ID:wfKoijIh: -‐ｧ/: :〃　　. : //　　　/　/　　|　　ハ: . 　 : l　　',:..　レ‐＼: ￣　|:＼: ヽ　　　 ',
／:': :.:/　　. :／: l　　 /　/-=ﾆ:l二Ａヾ:.,: . ::{ |　　 ',:.:./| '´￣ヽ:￣ |￣＼ ',:　　 ',
　 | : /　 . :/ : {: :l　　 ,'　/ 　　 '; : l｀',ヾ::､ : ',:!　　 ',:　|　　　　ヽ: .| 　　ヽ';.　　｜
　::!.:/　 .::/　: :',: |　　 ! /　　　-‐',: l￢．　ヽ: :', 　　 ':, |　フ冖￢ﾍ|‐　　　　l:　　｜
: : |/!　 ::/　 : :.:',:l　　 |/　　　　ﾍl 　 ',　　i＼:、　　 'j /　　　　　l 　　　 |:　　 !
／l' |　.:/　　: : :ﾊ:.　　l　＼ _｣＿＿＿＿．　'　＼　　　 _ ＿＿＿＿＿ﾉ_／: :　 ;'　　――で、こっちだと軍部が
　　 l!　:l　　 .: :;'　:.、　',　ｰﾍ　い｡_,ノ;;;;ﾉﾊ　 ',　　　　　ノ　い｡__,ノ;;;;;;ﾉ　ﾉｰl: :　,'　　　　『憲政の番人』って名乗ってて
　　 |',　|　　.:.:,'　 / ＼:.',　　　｀ニﾆ ´　　、、　　　　　　｀ニﾆﾆ ´ 　　 ':　∧
　　 l∧:!　: :.:;′/　／ヾ:.　 ,　,　 ,　　　　　＼ヽ　　　　　 ,　,　 ,　　　 /.: /　‘,
　　 |　 ' . .:.:/　,'　〃　 .l　＼　　　　　　　 j}　　＼　　　　　　　　　　　 /: 〃_,ノﾊ　　――びっくりしちゃった。議会とかじゃないんだって
　　 l　. : : :/　/ 　′ . ::|　　　　　　　 "　　　　　　　　　　　　　　 /／//　 i
　　,'　: :/:/　:'　/　　: :.:.',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / ／:/　 ./
　 ,'　:.:/l/　.:′l　　: : : :.:',　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ : /　 ./ :
. / :／　| : :; 　 |　 : : : : /ヘ　　　　/⌒　ｰ-―-―-‐　⌒ヽ　　　／/: :_/　 ./ . :
/イ　　 :| : :| 　ヽ : : : :/ﾆ二＼　丶-―…‥　‥…‐--‐'　　 .／　/'´ /　／ . : :
　:|　≧=≡:!　　　 : : :::{三三三＞　　　　　　　　　　　　　イ　　｛　/　　　. : : :
3450 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 23:32:46 ID:wfKoijIh: 　　　　　　　 /＾ｰヘ,　 __　　／:、 .:ヘ
　　　　　　 __／::::::::::ﾍ{／⌒^Ｙ:::::::::∨:::::::＼　/⌒:.
.　　　　｢::::::＾⌒::::::／:::::::／:7⌒::::::j{::丶::::::Ⅵ:::::::ﾄ
.　　　　 |:＼:::::::::／:::::::::::::／:::::::彡ｲ:ヽ:::::＼::ヾ:::::::､::＼
.　　　　 l::::::ﾊ::〃::::／::::/::::::::／:::::ハ::::'::::::::::::::::､::::::Ⅵ{
　　　／:|::/::j从!:::::|::::::/':::::::/:::::::/ 　 Ⅵi:::::::::::::::::::::::ヾ;
　　　〈::::i::|::::::::j/:／:j::::〃::／|::::::/　　　|:::|ヽ::::::::ヽ:::i::::::::＼
　　　 Ⅵ:|:::::::／:!::::i|:::!j／　 |:::/　　　__l::_l:::::':::::::::Ⅵ::::::::::::::..
　　　　 j从／::/::|::::ｉl:::i{‐_ 二|/　　　´__｣:_ﾊ::::l:::::::::|::＼:::::＼::i
.　　　／（Ⅴ::/{＼l:::l{ｨ爪＾ヾ　　　 'ｨ爪^} ﾄﾞl:::::::::|::|::l ＼:::::１
　　　／　　 l:Ⅵ:ヾ:!x个Ｖツ　　　　　 Vﾂﾚ ∧/::::|::|::l　　Ⅵl
. 　 ( 　　　 |::八::::|:::l:| ,,,,　　　　、　　　,,,, /Y }::::/::j八　　} ）　　――あ……。普通はそういうの議会なんだ。
　　　　　　　 jハ::i:::|:::l:ﾄ　　　　　　　　　　ｰr彡':::Y⌒:｛　／　　　　言われてみればそっか。
　　　　　　　　　|::lV:::从{＼　　 '⌒)　　／:::::|::|::i:::::!　　ヾ
　　　　　　　　　|:八V::::ヾ|　丶.　__　イi:::l:::::::|人|::::|　　ﾉ
　　　　　　　　/:::::∧::::､ﾉ　　　　 |:l:::l:::::::|　ヾ:|
　　　､_＿／:::／l::ﾊ::::{{　　　　　 Ⅵl:::::::|　　＼　　　　　　　　裁判所だったり、議会だったりそういう所じゃないの？　普通は　＞
.　　　 ( ￣＿〕tﾉ′ヾ::＼、　　　川:::::::|　　　　）
.　　　／　　 //　　＿ド_ヾ　　　　イ:::丶::ゞｰ-
.　　　/　　　〈/　　　　　｀　　 ´￣　＼{ヾ,　　　＼
　　　{　　　　　八　　　　　　　　 .:.　　　　 Ⅵ} 　　　 l
3451 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/21(日) 23:54:15 ID:wfKoijIh: 　　　　 {: ://: :|:l: : : l: : :l: : ＼:＼: : : ヽ＼: : ヽ:＼:＼_,ノ}
　　　　 ∨/l: : l:ヽ: : l: : :',＼ : ヽ:|＼: : : ヽ＼: :l:ヽ:＼:_:ノ
　　　　 //: |: : |＼＼l ＼ｋ‐ ｧハ≦、: : : :lヽ|: |: : ＼:＼
　　　　,: ': : l: : t:_:|メ＼´⌒ｨｆ代_,)Yl: : : :ﾊ: |: |: :|: : lヽ |
　　　　|:.|: : :ヽ:|y≦ﾆ、:':.　　　Vハｿ|: : :/ |: |: |: :l: : |　)'　　――なのに、そうじゃないって事は
　　　　|:.|: : : : :lﾊ｛rハ｀`　　　｀¨ / イ/ノ : : |: :Ⅳ(　　　　　軍部の権威の方が上って事になる。
　　　 ‘:|＼:_: :ヽ　ゞツ　j　　　　　 !Ｔ:|: : : | : Ⅵ ＼
　　　　　ヽ {: i｀:T`.　　　　_　　　　　 /: :!: : : !: : |｀＼_
　　　　　　 ‘ ｰ-|爪　　　ヽl＞　　　／l＞|: : : | : 卜、　　ﾊ
　　　　　　　　 | |: ゝ. _　　´　　／__,/　/: : :/:＼:＼＼__,ノ: }　　――例え、憲法って奴に議会優先が山ほど
　　　　　　　　 |: : :|: : l≧ｪ＜_｣　/　/: : :/: : : :ヽ: :＼: : : ﾉ　　　　書かれていたとしても人々の頭の中に
　　　　　　　　　　,: : :/: :/＼∨　∠∠/: : :/` ー― ,=-､ヽく　　　　　憲法を守らせるのは何時だって軍人でしょう。
　　　　　　　　　 /: :/:{三≧x-／ﾆ三/: : :/　　　　/　　 lヽ: :ヽ
　　　　　　　　　厂/: :j三ニ｛_{.二三/: : :/l　　　 ∧　　｜|: : : :',
　　　　　　　 l　,l: : {ﾆ=‐ /ﾊ｀ヽ./: : ://　 l　 /　l　　　 |: : : : ',
　　　　　　　 | /|: :∧_／/ |ﾆ:ー': : :/〉　　 l / 　 l 　　 | : : : : ',
　　　　　　 |　｣://7l　/ /|ニ∨: :/　　　　'(　　　　　　j:. : :|: : :,
　　　　　　 |　/'/7 l /./　|ﾆﾆ|: /　　　　　 V　　　　 {:.: : :|ヽ: :,　　　　　　　…………あーこれ、思ってたより深刻かも　＞
　　　　　　　　/l //７､ |/　／|ﾆﾆ!/　　　　　　 :.　　　　　| : : :|　 ',:!
　　　　　　　 / //７　 V／'　 |ﾆﾆ(　　　　　　　 |　　　　　',: : :l　　:|
　　　　　　　, 八|=|　　 l|　　　|ﾆニ',　　　　　　 |　　　　 ':. :'　　 j
　　　　　　 /　　|=|　　o|　　　|ニニ〉　　　　 ∧　　　　　∨　　/
3452 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/22(月) 00:01:47 ID:CxLdI0iE: . / ＼￣｀ヽ .　 -‐='´- 二二ﾆ=- ､l
十ｰ-､＼／　　　_　へ　　　　　　　｀丶、
｜　　 {/　　　／　　　　＼　　　　　　＼＼
八　　/　　　//　　　　　　＼　　＼　　＼＼
　 }　 l| /　 //　　　　　ヽ.　 | |　　　|　　＼ヽ＼
　ﾉ　ﾉ{/　 //　　|　　,|　ﾊ　 | | /|　∧　　 !　|　|
ｰ=彡ﾘ　 //　　/|　 /|　爪l くﾆノﾍ/ ∧　　|　ﾊ｜
´/　 ∧.//　　 l/l=ニブﾉ　}/ /|/ｨ示ﾅ「|　/}/　ﾘ
/　 /　 ll !　　 |八 |　|　／l /　ゞﾟ-' ﾉ | //　 /
|　　　从|　　　K卞示ﾅ　/'　　　￣　ノｲ
|　/　/∧ﾍ、　ゝゞﾟｰ'　　　 {:　　　ｕ |ﾊ　　――法を守らせるのが警察でも刑務所でも良心でもなく
∨　/　　ヽ＞-= ＞ｕ　　　　　　　_,　/} l|　　　軍人。
　)./　, ＜＼:::::＼＼　　　　　　,-┘／｜l|
／／/　 ∧　＼::::::ヽ丶-　ﾆ二　イ三} j/j
／　/　 / ∧　　ヽ::::| {三三三}ﾆ}ニ三{ |　　――そういう国なんだから、議会の意義って奴がどうしても
　　/　 / / ∧　　_}//>､三三ﾉﾍヾ￣｢　|　　　　小さく聞こえる
　厂　　　　／｝ / ／　∧ｰイﾊ∧∨ 　ﾉ
ノ　　　　　／ /ノ　　　　〉 //＼∧V／
　　　　／／{　　　　ノ //　　{　l |
3453 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/22(月) 00:13:16 ID:CxLdI0iE: 　　　　　..＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　　　　｢　| | |　 | | |.　 | | | 　 | | |　 | | |　　///　///＼
　　　　　＼ | | |　 | | |　 | | |　 | | |__,-‐､|　 ///　///　/.|
.　　　　　　＼,ﾍ、. | | |　 | | |　|_l-'　　:::::＼/// /// .///|
　　　　　　　/　ヽ、| | |　|_l l-'　　　　　 ::::＼./// .///.│
　　　　　　/　　　　` ‐-‐'　　　　　　　　　　:::::＼ ///　　|
.　　　　/l＼　　　ヽ､ __, -‐' ￣　　　__,-‐ll´＼::::〉＿＿_│
　　　　＾l＼lｌ＼　ヽ､＿ , -‐'　 __,-‐ll　_ll-'´￣::/ ──‐ |
.　　　　|　　＼ｌｌ＼　　　　 _,-‐'　ll _- '　　　::::/ ￣￣￣│　　――なるほど、面白い視点だ。
　　　　 | _二二＼ll||　　　||l＿ll二二二＿　 ::::| 　/⌒i.＿|　　　　だが、本来、この国の政治中枢は
..　　　　| ￣￣￣o >.......≡￣￣￣o￣￣　　:::|:ミ|ｌ⌒:|─|
　　　　｜｀ ‐--／.:::::::::　　｀ ‐---‐ '´　　 :::|　|l⌒l.|￣|
　　　　｜　､＿/,::::::::::::::::　､_　　　　,ノ　　 :::::|: ||⌒l.|＿|　　――『元老院』だ。今の議会上院だな。
　　　　｜　　 /,::::::::::::::::::::　　￣￣￣　、　:::::|ﾐ||ノノ ─|　　　　それを中途半端に議会として成り立たせた
　　　　｜／./,::::::::::::::::＿:::）　　 `‐--- ､＼ ::::|.|`‐'￣￣|＼　　　今の憲法と称する法典が間違っていただけのこと。
　　　　│　,_Ｌ　　　　　　　　　＿、＼　 ::|| l、＿＿|:::::＼　　それを破棄してしまえば、軍部の権威とやらは失墜する。
.　　　｜　￣￣￣￣￣￣￣￣￣　　　ヽ::::|： ::l、─.|:::::::::::＼_　　だから、奴らは憲政の番人なんぞ名乗っているのだ
　　　　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::|::l:：　 ::l､ﾆ|::::::::::::::::|:::‐-
　　　　_/:l　　　　　━━━　　　　　　　　::::::::;/:：　　 :|,|::::::::::::::::::|::::::　　　　　アンシャンレジーム
.＿ ─/:::::::l　　　　　　　　　　　　　　　 ::::::;／：：　　／|:::::::::::::::::::::|:_:　　――　政権与党：慣例派　――
::::::::::/:::::::::::::ヽ　　　　　　　　　　　　　:::;／:：：　　／　.|:::::::::::::::::::::::|::　　　　　　成文憲法廃止派
:::::::/:::::::::::::::::::::＼＿＿＿＿＿＿＿;／：：：　　／　　 |:::::::::::::::::::::::::|:
::::/::::::::::::::::::::::::::|＼：：：：：：：：：：：：：：：：　　／　　　 .|:::::::::::::::::::::::::::|
3454 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/22(月) 00:38:49 ID:CxLdI0iE: 　　　　　　　　　　　　　／　　＿　―　　　　　　　　　　∨　　　　　　　　｀　　　　　　　　　旧南西の反乱軍
　　　　　　　　　 /　　　厂/　＞、__｀　　　　　乂/　　　　　　　｝　　――　政権与党：地域主義者　――
　　　　　　　　　　　　/／　　{. l{／／　＿}　　　　　　　　＼　　　　　　　∧　　　　　　　南西部地方勢力
　　　　　　　　　　　／　　 __} {{／´￣　　∧、　　　　　　＼　　　　{　.:∧
　　　　　　　　　　/　　／ __　　　､__　――乂　　―――‐　、　｀ヽ、　:{　　　＼
　　　　　　　　　ｊ{:　　〈／ -}　　　　 /　　　　￣｀ヽ　　　　　　 }　 {/
　　　　　　　　　〈.∨､　∨:ｰ{　　　　　　＿＿,rf{　　 ∨ 　　　／　　{/
　　　　　　　　 .∨〉/　乂_ｊ{ 　 _　　　　厂￣¨´　　　.}　　　.／{　　　:{/　　――は？　いや、軍部が憲政の番人を名乗っているのは
　　　　　　　 ∨〉/ 　｀∨⌒　　　　　　　　　 /　　／ノ .}　　　:{/　　　いかれている事には賛同しますが、その憲法の利益を得ている
　　　　　　　　 ∨〉　}　} .} _,/　　　　　　　　　　　/　､／/　_彡{〉、　:∨
　　　　　　　　　 ∨ ,/　i八if{.〈　　　　　　　　　 / .／　/_/´ 　 ∨.　　∨
　　　　　　　　　　　　∨　 :{l/∧　　　　　 __　　　 {　{　　.{　＼_　　∨.　　∨　　――我々が軽々しく言って良い言葉ではありませんね。
　　　　　　　　　　　 /　　:｛//人　　　 t　¨´ 　　｀　　_　　　 .} 　 /＼　　∨
　　　　　　　　　 /　　　｀¨ミニ=－､　　　　　　 ,rf､　＼__/　./　　.} }　 }／
　　　　　　　　　｛　　　＼　　　　/ト.　　　　.イ :{ {. ＼　}ﾉ　/　　 {/ ／　　　　　／: : : : :./⌒
　　　　　　　　　　　｀　ｰ┐　＿__　　./　　 }≧f{ .八 .{､＼ _}メ　/_　　_厶'’　　　　,. -=: : : : : : /
　　　　　　　　　　　　 }　　　　}　 {　　 { ./l／: ∧乂　｀ﾄ､}ﾉ⌒ト/　　　　　／: : : : : : : :〃
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　 {　　　{ {/: : : : : :＼{　 {　{､__/{/　　　　／{: : : : : : : :､/
　　　　　　　　　　　　 }　　　 {　乂___//: : : : : : : : : }　从.}､_.ノ{　　　／　/}: : : : : : : /::
　　　　　　　　　　 /　　　 /{＼＿/.〈: : : : : : : : /: Ⅵ.{/{!∨:人　　/　. /｜: : :／: :〈
　　　　　　　　　_／/　　 ./ :{　　　　　｀ト､: : : :.:/: : : :{.｛人 `ト-{＼{ 　 :{:.｜: :/: : : :.:}､./
　　　　　　　　　／/　　　　./　 ∨　　 {　八　｀Y{:/}: : : : }. {乂} {.:.:.:.:.:.{}　　{　{: :/: : : : : ∨
3455 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/22(月) 00:43:18 ID:CxLdI0iE: 　　　　　　　　　 ,′ 　　　 {／　　〃//////////////////////////////／
　　　　　　　　　　　　　l l　′　　´　　 ,.ｲ//////////////////////////////／
　　　　　　　　　　　　　l　｜　　　　ｌ///////////////////////＝＝‐-ｆﾞ´
　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　 l‐-＝=ニ二＿//＿///二ニ=≠≦//ｲ
　　　　　　　　　　　ｵ　　　　　　　 !ﾊ/////////￣//////☆/////／/ﾉ＞..... _
.　　　　　　　　　 /::!　　　　　　　　 l_ﾉ/ミ≧ｭ///＿_/////////__彡/／.∧::::＜´.＿,　　　　　　　旧保守過激派
　　　　　　　　　 /::::i!　　　　　　　　 |:＼//ミ////////77777/////彡///∧::::::r-‐ ´　　――　政権与党：回収派　――
　　　　　　　　ﾊ:;:::l　　　　　　　　 |:::::::Ⅵ///≧＝=====＝≦/////////∧:::ハ　　　　　　　　対外戦争強硬派
　　　　　　　　　 {;刈::!　　　　　　　　.ｵ::::::::::＼////////////////////////㌢:::::::ヽ
　　　　　　　　　 i!::i! 　　　　　 /､i!:::::::::ﾄ|i!ﾐ､//////////////≠;孑:::ﾞ゛´:::::::::::::::::＼_ .,
　　　　　　　　　　 i!:ﾊ!　　　　　　 /　ﾄ!:::::::杙≧ミ＜////////≦く:ﾂ　）:::::::::::::::::::::ﾐ..‐-‐ ´
　　　　　　　　　 {/　'，　　　　　 '， Y 刈::::|　ゞ= ' ｀ヽﾐ￣|!￣ｆ.X=ヾ ´　}:::::::∧｀ヽ:::}
　　　　　　　　　　 i　　　＿＿ '，ヾ　!|:::|_ｆ　￣￣ ´　｝i!⌒({ ヾ　＼才:}＼:ﾍ　｀ﾞ′　　――ですが、一つの味方としては合っているでしょうね
　　　　　　　　　　　ｒ=≠ ￣　　　　￣ l 　 !::i!´ヽ　＿_ 　ノゞ'　 l　｀￣ ´ ﾊ/≧ｭヾ}
　　　　　　　　　　　|＿＿＿　　　　　　}ハ_|i!　　　　　　　　 _　〉　　　ハ圭圭圭≧ｭ､
　　　　　　 ,.≦|三三三三三三三三≧ミﾊ　　　　　　　　　　　　　/圭圭圭圭圭圭l｀ヽ
.　　　　 ,x≦圭圭!三三三三三三三.≠ヽ!圭!　　　ｒ==‐- -‐ ｦ　／圭圭圭圭圭圭圭|iⅨ
　　　 ,x≠圭圭圭 |三三三三三三三弋_ ,ｵ圭㍉､　｀　‐-= ´　ィ圭圭圭圭圭圭圭圭圭i∧
3456 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/22(月) 01:04:48 ID:CxLdI0iE: 　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　 `　､:￣:::::‐-:.........＿
　　　　　　　　　　　　　＞:::::::::::::::::::::::::::｀:::...、
　　　　　　　　　　,....::'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　　 ,...:::':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　 .´￣￣＞:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
　　　　　　　 .／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;::::::::::l
　　　　　　 .／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/l:::::::::::!
　　　　　／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ:::::::::::/´!:::::::::;'
　　　　￣￣.フ::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ヘl:::::::::/,___l::::::::;'　　――軍部がイケイケどんどんなのは憲法と称する
　　　　　　／:::::::::::::::::::::::::;ィ::::∠,,,ィ::::::ム'￣ﾚ',）/　　　　法律の本が原因です。
　　　　　　￣￣7:::::::::＜´ /ｲ´（＿/:::/￣ヽ'¨7::/
　　　　　　　　ム'イ1::::::`Tヽ　　 /／　__ ´ ｨ::/　　――法律という物は皆が守ろうという努力を払わない限り
　　　　　　　　　　　l:::/.＼',　＼　'　 ∠ィ.／ﾙ'、　　　　その本質はただの紙切れにすぎない。。
　　　　　　　　　　　ﾚ′　/〉　　＞　 _ イ／.王'、　　　　　＿ _　　守る努力を払う為に求められるのは利益と良心と
　　　　　　　　　　　　　 /.,' .',　　　　　./　　　　ヽ-､ -‐' ´　　　　　守らせようとする力です。
　　　　　　　　　　　　 ,'+l　∧　　　　 /　　 o　 ./　王　　 o
　　　　　　　　　　　／/　ﾚ'　 ',　　　/　　　ﾟ.o..ﾟ/l　　　　ﾟ.o.ﾟ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はここで終わります。
3457 ：名無しさん＠狐板：2023/05/22(月) 13:31:52 ID:xHup8XQv: 乙
3458 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/23(火) 23:05:57 ID:EDP93AVW: 遅くなりました。始めます
3459 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/23(火) 23:15:35 ID:EDP93AVW: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３

　　＞＜
　　i{≧''"´,
　 .|;;;;;;;;　 ;;;;　　　　,ｲ´　｀ｨ,_,。─ 。
　　i;;;;;;;;;　 ;ﾉ __,,.。.i;;;｀" . ;;i　　}　丿__
　　.iゝ.==ｲ　iヽヽ .i;;;;;;;;;;　;;|。‐'"´/-‐ヽ,
　　 .i　　　　.i::::}.}ﾉ､;;;;;;;;;　.ﾉi　　 |　　　.i
　　　i　　　　.i｀´　| ｀"""´ .|.　.　.|　　　 i
　　　.i　　　　.i 　 .| 　　　 |.　.　.|　　　 .i
　　　 i　　　　.i 　..| 　　　 |.　.　.|,ｨ'二｀ヽ　　＞'''ヽ
　　　 .i　　　　.i　. | 　　　 |.　.　.{､ゝ.ｲﾉ　/'''''''＜.}
　　　　i}､＿＿}i　 | 　　　 |　　　　｀""´　/　　　　}i
　　　　｀'''''''''´ 　 | 　　　 |　　　　　　　./　　　　./
　　　　　　　　　　.ゝ,＿＿_ﾉ　　　　　　 ./　　　　 /
　　　　　　　　　　　｀""""´　　　　　　./　　　　 ./
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/､､､､.　　/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　./￣￣ヾｯ,/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ, (___)　 }
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.｀'.-- イ

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【国家備蓄】
　　弾薬や非常食、そして燃料を初めとする戦略資源などは国家が戦略的に備蓄しておかないといざというときに
　危険な状態となり得る。

　何故ならば必要な時に慌てて作っても絶対数が足りないからである。そもそも生産設備そのものが
　足りないと言う事態に陥る。何しろ、生産設備は維持費が膨大になりやすく、かつ物や時期次第では
　需要なんて無いから、生産設備を維持していくだけで最悪国家破産するためだ。
　なので、完成品を常に一定数保管する方が効果的になる
3460 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/23(火) 23:19:30 ID:EDP93AVW: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　これまでのあらすじ

　　　　　　 /:/:.:/.:.:.:.j/. : :/: : : :/／／: : :.／: : : : : : :}: }: ＼
　　　　　 l:/:.:/.:.:.:.:/. : :/: : : ／／: /: :./: :, イ: : /: ,': ハ: : ヽ
　　　　　 /:.:/.:.:.: /: : :/.: : :/／: : :/:／!: /　': : /: /:/:l: |: |: : l
　　　　　 l.:/.:/:/｀!＿＿ : //: : : : l/ーj:/-/: ∠l:/:/:/:/: :|: :l:|
　　　　　　 /.:/.:／　＿__ﾉ://{: :{:ｰf{￢ｧﾐx/／￣｢ｲ:/l/l: :.;: : l:|
　　　 /{_ ノ.:/.:/ ／ >-､ /l lヽ: :|: :ﾊ｛し.:j Y　／: : //=|､/: :.:l:|
　　　丶-/:/:.:/ ' ／／⌒lN　|ﾍ{: {　弋ン　　 /:／ /-/ｲ: : : ;ﾘ
　　　　　|/ |:〈　　　´　ノﾉヽ. |　‘:.、 , ,　　　 ´　　ｨ气yﾘ: : :/'　　――　北の大国：第２王女　――
　　　　　l'　|:.∧　　　ヽｲ＼_|　　＼　　　　　〈　 ''//: ／/
　　　　　|　,:/.:∧　　　　{: :|:./| 、∪　　　r--　、'　 ∠／　/　　――えっと……今より、今期開会式を始め
　　　 /{_／/.:/: ﾊ　　　〉:l/八＼　　丶 _／　　/ﾘ　　　　　　　歴史と伝統あるノイエラグーネ王国議会下院を
　　　｛:_:_:./.:/. /: }　　　/: :|　　　丶　　 -　　　イ /
　　　　／.∠二 /￣｀丶:.: :|　　　　　　{＼__,. イ: : :!　　――開きたいと思います
　　／r='ノ　　/　　　　＼',　　　　卜､:l:: : :|_: : |
　 /: : {´ |　　 /　　　　　　/:',ー- 、　　＼',: : :', ｀ヽ
　,': : : :） |　　/　　　　 /: : ヽ　　＼　　　l} : : }　　＼　　――　下院議長　――

　　　　　　　　　　＿＿_
　　　　　　　 ,.ｨ'XXXXXXXt,　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿.........._
　　　　　　／,ア'lXXXXXXXt,　　　　　　　　　　　　　 ,.ｨ''"￣.:.:.:.:::::::::::::::::::::｀::...、
　　　　　 ,'X,<　 VXXXXXXXli　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:.::.::.::.::.:::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　ﾚﾞi7j｀　ﾆ､ＸＸＸＸＸXlj　　　　　　　　　　／. : .:.:.:.:.::.::.::.::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　｀ｯ='~{ﾞ_'ﾋlXXXXXX/　　　　　　　　　　 /. : .:.:.:.::.::,:イ:::.:::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
　　　　　｀i､r-,｀ﾉXXXXX/　　　　　　　　　　 /.:.:.:.::.::.:;ｧ'´　!:::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
　　　　　　 //｀ァ/XX/lXX:l　　　　　　　　　　 ,'.:.:.:.::.::／　　 l､.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ
　　　　　　,ﾚ-‐‐ｬ=‐'" .l;;;'､;l　　　　　　　　　　;:.:.::.::.:/､　　　 l ∨:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
　　　　　 i　　　　ｬﾐt.　 V ヾ、　　　　　　　 l::.::.::,ｲ　ヽ　　　|.　V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
　　　　 l　　　,　ｬﾐt　,.ｶt､　　　　　　　　　 l::.:::,';l ｨ'ﾍ　　　 l　,,.V::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　　 ,.ｲ　　.l::.　 jiﾐﾞﾁoア゛ヽ　　　　　　　　　l:;z'ﾐl ./ｩﾘ. 　　l　 ,ﾑ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
　　　 ,';:;:|　　 l,,.ｨ'"oﾐi.r'´　　 .i　　　　　　　　　|l.; .ﾉﾞﾋ_/__　　　', 'ﾞ"ｨV:::::::::::;::::::::::::::::::::;::::::::::::l
　　　 ;｡;;|　　 l;;;;o;;;;;;ol.l ,-.､　 l　　　　　　　　　ヾt{､.　ﾉ~ﾞfﾞ''ｰ-- {;ﾁﾐV:::::::;'::::::::::::::::::;:::::::::::::;'
　　　 l;;｡l　　 |;;;;;;;o;;;;;;y'｀､　 l　　　　　　　　　　ﾞiﾊ｀ﾞ´　 l、　　　ヾ三l:::::::;::::::::::::::::::;::::::::::::/
.　　　l｡;;'　　 l;;o;;;;;oｱ'.　　l　　l　　　　　　　　　　 l::::、､.＿｀　- ..＿/ l:::::;':::::::::::::::::;:::::::::::/
　　　,;;;;'　　 ,';;｡;;o;/　　　　l.　　l　　　　　　　　　　|::::∧ヾ'´｀ヽ　　　 l:::;:':::::::::::::::::;:::::::::/
　　 ,'｡;'　　,.'o;;;;;;｡ﾊ　　　 ,ｲ"　 .}　　　　　　　　　 l::::::;ｲﾍ、　‐'　 ,...　,':;:':::::::::::::::::;:::::::::/
　　,';;;' 　 ,'o;;;;;;o;;;;;;;＼,.ｨ´　 .,. '´　　　　　　　 ,::::://::::::｀￢''":::::l./.'::::::::::;ｨ::::::;:::::::::l
.　 ;;;;'　 ,_'≧t=====≦　,. ｨ'´　　　　　　　　　　 /:;ｲ/::::::::::;ｨ:::::::::;: '〉:::::::::／ l:::::;'∨;::::l
.　ｿ　./ｿｿｿ=‐''､‐'tｷt'"　　　　　　　　　　／'´/:::::::／/:::;: '´／:::::／ ,:'　l::::;　!::|､::l
　/　./´　　　　　:,　￣ヽ.　　　　　　　　　　　　 /:::／　/／　,/:::;／} ／　　ヾ;!　ヾヾ;,
./　 f_　　　　　　 l　　　　∨　　　　　　　　　　 /／... -'´―-'＜ー≦ﾞ=､　　　｀　　':,　｀
l　ﾞ;:.　｀、　　　 l,. 　　　 ∨　　　　　　　　　 " /´　　　　　　　｀ヾﾞiﾐｪ∧　　　　　 .',

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　侯爵様「良いこと言うじゃない。その通り、これは『隠密軍事作戦行動（ブラック・Ｏｐｓ）』よ。
　それも正規軍が関与していない完全非正規のね」

　＞　侯爵様「だけど、今この国であなたのような貴族階級がいきなり大金を得ようと思ったらこの手の
　作戦に従事するのが確実なのよ。あっ、安心して。王国の国境警備隊が動かないようにあれこれ手を回すから
　よっぽどのイレギュラーでも無い限りはこちらの指示通りにしている限り何ともないハズよ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：１．敵国のハズの王女様、王国の政治指導者の１人に
　２．ブラックオプスを民間がやってるダークサイド
　３．「「「本当はいつ内戦が再開するかわからない。けれど内戦だけは皆嫌」」」

　の３本です。
3461 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/23(火) 23:28:33 ID:EDP93AVW: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　５月２３日（3/12）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ}
　　　　　　　　　　　　　　{ 　 . :'": : :￣￣｀`丶、
　　　　　　　　　　　　　　乂/: : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　　　　　　　　〃⌒: : : : : : : : : : : : : : :く｀　　　　　　　　財閥のスピーカー
　　　　　　　　　 /′: : : : /^､: : : ｉ|: : : : : : : ＼　　――　最大野党：変革派　――
　　　　　　　　　　　 /: : : : : :.:/‐- ＼: ｉ|＼: : : : : 〈⌒　　　　　憲法改正したい派閥
　　　　　　　　く: : : : : : :{ _^fぅト Ⅵ‐-}∧: : : ‘,　　＿＿__
　　　　　　　　　　 /.: :/^Ｙ/ 乂___ノ⌒i{ fぅ　i|: : :.r／　　　　｀`丶、／＼
　　「＼　　　　　　￣} :{　 {{.　　　　　　/乂__/|: :／　　　　　　　 .／　　／
　　r=宀冖冖￢=- .,,_⌒>i圦　　　　　　　 .ｲ_／　　　　　　　　 '′　ｘく
　　| 　　　　　　 ¨¨¨¨¨⌒≧=- ´ｉ77｢￣￣|　　　　　　　 /　　.　'′ ‘,
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//|　　 ‘,　　　　　　 { 　 /　　　　；
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//l=ミ　 ‘,　.,,_　　　　 }＼{　　　　 '′
　　{　　　　　　　　　　　　　　　　＿|//|//}　　 |　　]ﾆ=-　_ﾉ　ﾉヽ___／
　　＼＿__　　　　　　　　　　｢////|'/ﾉ　　｜　　　　 ´'く　　}´
　　　　｢￣￣￣　　　　　 .　　 |'////|¨ 　 __丿　　　　　　　‘,__ﾉ　　――へー。政権与党でそのような話を聞いたんですか
　　　　 |　　　　　　　／'　　　￣|//|　　 |　　　　　　　 ‘,
.　　　＼　　　　　　／　　　　　／￣￣}￣　, 　　　　　　 ‘,
　　　　　 /≧=--=ｧ '"　　　　　／　　　　/　　 ‘, 　　　　　　 ‘,
.　　　　 /　　　／　　　　／　　　　./|　　　 ‘, 　　　　　　 ‘,
.　　　 , 　　／　　　　　　　　　　　 /=|　　　　‘, 　　　　　　 ‘,
　　　 ′　　　　　　　　　　　 _-==|　　　　 ‘,　　　　　　　 ‘,
　　　;　　　　　　　　　　　　 _　-====|　　　　　‘,　　　　　　　 ‘,
　　 |　　　　　　　　　　　　　／=======:|　　　　　 ′　　　　　　 `、
　　 l／　　　　　　　　　　／ =========|　　　　　　　　　　　　　　　　 `、
..　／　　　　　　　　　／============|　　　　　　　　　　　　　　　　 `、
／　　　　　　　／==============:|　　　　　　　　　　　　　　　　　 `、
3462 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/23(火) 23:47:45 ID:EDP93AVW: 　/／ ./ : : : : : : : : :.:l: : : :./　　　l : : /／l￣l　ヽ.:. i: : : : : : : : : :
.〃　 /: : : : : : : : : : :.:i: : :.:i　　､､l_:,イ　　､: l.　　',:.:l: : : : : : : : : :
/　　/: : : : .: : i: : : : :.:.､ ,＋-　　ヾi: :i _　　ヽl.　　 ,:l: : : : : : : : : : .　　　　　　　旧革命過激派
　　 i: : : : .:.:. : :.､: : : :.:Ｋ :.l　　　　ヽl' ／￣｀丶〉: : : : : : : .:. : :　　――　最大野党：社会派　――
.　　 l: : : : :.:.:. :.:ヽ: : : :.i ヽ:l,二　　　　　　　　　　 /: : : : : : .:.:.:.: .:.　　　　　　　野党最大勢力
　　　､: : :.:.:i:.:. :.:.:＼: : ﾍ／ヽ. `　　　　　　　　u /: : .: : : .:.:.:.:.:.:.:./
　　　､: : :.:ﾄ、:.:.:.:.:.:＼: ﾍ　　　<　　　　　　　　/: .:.:.: : : .:.:.:.:/.:.:/
　　　　､: :.:.l　､:.:.:.:.:.:.:.:`iヾ､　　 , _-‐ ''' -ﾌ　／ , ィ:. .:.:.:.:.:.:/:.:.:/:,
　　　　　､:.:.l　､:.:.:.:.:.:.:.:.､　　　 `ー‐ '' ´ ／　'　 i:.:.:.:.:.:.:.:./i:.:./´　　――うーん。まぁ、あってるなぁ……
　　　　　　､:i.　丶:.:.:.:.:.:.:.:＼　　　　　　　　´　　 i:.:.:.:.:.:.:.:/'.l:./　　　　　軍部が『憲政の番人』を名乗っているのって
　　　　　　ヾ、　ヽ:.:.:.:.:.:.i:.:.l ヽ　　　　　　　　　 l:.:.:.:.:.:./　 / _,, -
　　　　　　　　　　ヽ:.:.:.:.:l､:.l　　`丶 __ ,, - ''　　l:.:.:.:.:./　 r '', - ''　　――憲政って意味じゃ実際には危険なのは確かだよ。
　　　　　　　　　　　ヽ:.:.:.l_､l　　　　　　.i　　　　l:.:.:.:/へノ f　　　　　　軍部が折れたら誰も憲法なんて守りたくありませんって
　　　　　　　　　　　 , ヘ:.:ﾋ.」ﾆヽ　　　_..l　, - ',´l:.:./ ´f　ノ　　　　　　聞こえかねないモン
　　　　　　　　　／ﾉ　<ヽl　　 `ー／ｰ',´- '　　l:/　 /　 }
3463 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/23(火) 23:51:45 ID:EDP93AVW: 　　　＿_
　　)　/ 〉　'7 z､　　　　　　　　　　　　,.ｨ　´ ￣ Y⌒ヽ
　　 V /　 /　/　ー==＝＝＝==　´　　　／　V　　{
　　 V　〈　/　　　　　　　　　　　　　〈　　./ハ从
　　　＼　　／　　　　　　　　　　　　　　　＼/
　　　　　 Y　　　　　 , ―= ＿　　　　　　　 {
.　　　　／)￣ー-=イ⌒ー=～ﾍ＿､＿,.ｨﾍ　ﾊ
.　　　 {／　/⌒´|　ﾊ从　　　ﾊ　!　/ 　ｰﾍ/　ヽ
　　　　〕／,　　　|/　　＼ /　}∧/!　　　 |￣〉/　　　　　　　　旧北西の反乱軍
　　　　 / 　　 | _ __ _ 　　 _ __ _ |　　　　|／'′　　――　最大野党：地域主義者　――
　　　　　{/!　　、| ｀¨¨´　　　｀¨¨´ |　　　　|　　　　　　　　　　　アンチ中央
　　　　　　|　　ヾゝ　　　、　 ""厶　　 / |
.　　　　　从　　ﾊ　　　　　　　　 /　,　/{ノ
　　　　　　　＼/　>､　　r‐　　,.イ　/ /
　　　　　　　＿)／＞=’≧=≦‘=＜＿＿
　　　　　イ: : : : : : ｀ <⌒)⌒>: : : : : : : : }ヽ　　――ふん。なんだかんだでこのご時世
　　　/ヽ　'; : : : : : : : : :｀ <⌒ヽ: : : : : : / /　　　　宰相やる夫が作った憲政という秩序で
.　　/　　ヽ ' ; : : : : : : : : : :｀ <⌒): : : :/ /{
　 /　　 / ヽ ' ;_:_:_:_:_:_:_:O_:_:ﾉ／: ／／,ハ　　――支えられている。軍部はそれを何が何でも
. /　　 /: : : :ヽ＿_,､＿,､＿,､ﾉ__／イ |　{　 !　　　守る事を己の最大の仕事にしている。
/　　　/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |　|　 |　　　そう、うるさいくらいに。
　　ヽ {_;.　 -‐=―― v ――x=- : : : :} .j　 .!
,.ィ'"´　　　 ///////|/////∧　｀ﾞヽ/　　|
　　　　　 ////////|//////∧ 　　＼ /
3464 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/23(火) 23:58:10 ID:EDP93AVW: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｘ＜￣￣＞ｘ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__ｘ＜　＼　　／　＞
　　　　　　　　　　　　＿_,.ィ´￣/　　　　　　ヽ／　　　　　＞ｘ＿___
　　　　　　　　　／￣　　 /_____/r‐　　　　　　　ｰ─､　　　┌‐‐┐　　）｀Y⌒ヽ
.　　　　　　　 /　　､　　　　　 /　　　　＼　＼　 __ ＼/　 |　＿レ'´ Ｌノ　　　',
　　　　　　　 /┐ 　 Y　／　 /　＿＿＿_〉　　＼＼ }￣￣　　　 |　l　　　 i
.　　　　　　 /　.|　　/　/　　厶ｨ´ : : : : : └───ヽ＼　　　　　 !　l　　　ｌ|
　　　　　　/|　 .l　,ﾉ　厶ｧ‐=ﾆブ:| : : : : : : ヽ: : :∨ : ＼）__＼　　　　弋_ｌ　　　ﾘ
　　　 r‐ｧ'　| 　 |__}　　　）: :l : : l |: : : : l: : : : :Ｖ:_:}ト､ : :ヽ厂!　　　　　　ヽi　 /
　　,ｲ（_,ィ´￣／＿_／:ｌ: :l : : l:.!:､ : : ﾄ､: : ／l､_:Ｌ:}:＼: :|,ノ　　　　　　　　 V
　 / 个ーﾍ.　（￣ |: |:l l: l:.┼‐=ト､;ﾊ : | ｌ＼xｆ竏r| l: : :|ヽﾄ､〉
　{　 l|　　l l}　　 Τ| :l ｌ l: N l ,ィｆﾃミ､ﾄ､l:{　　辷ソﾉ : ﾘ: : |/
　ヽ. l| 　 l ﾘ　　 l八: : 从l ｌ:l ヽ辷ﾌ　　｀　　　　イ／l: ｌ/　　――あまりにもうるさすぎて、
　　} ｌ　　j/　　　　￣ヽ{- ｿ!:|､:ミｚ_　　　ヽ　　　ィ__;ノｊﾉ　　　　色々な事柄の邪魔になるほどに
　　'＾}　l |　　　　　　　　 |:l l: ＼: Ｚ__　　ｰ　'　,ｨ /rﾜ
.　　 jﾊﾉﾘ　　　　　　　　ヽ:LZ´￣|ぅ､｀i　ー' ｒｈレ|　　　　＿__
　　　　　　　　　　＿＿＿_　　_| ｀ぇh_　_rﾜ´ 　ﾚァ ´￣/　/!
　　　　　　　　〈　 V 　￣に{　　ヽえく　　_rワ　　 /　/∧
　　　　　　　　 ∧　 ∨　　　 {こ{ 　｀寸Ｖﾜ┘ 　　 /　/　.∧　　――……まぁ、そういうことよ。
.　　　　　　　　　 /　 ', 　V　　　　｀込　Ｏに｢　　　　 /　/ ／　 ,　　　だから軍部にヘイトが溜まる。
.　　　　　　　　 ,'　　ヽ. ∨　　＿　込ゅrり´＿}ヽ　/　/､_　　　ﾊ　　でも軍部は自分が『憲政の番人』だと
　　　　　　　　　 /　　　　｀ハ'"´　／,. ─----─┘ |　ﾊ.　　　 ∧　　堅く信念を持って信じている。
　　　　　　　 /　　　／//|　　 / /　 _r‐‐ ､_　　　‐|　| }　　　　 ∧
.　　　　　　　　 i　　　　´　;│| ｰ-{-{=　弋＿ﾉ__ 　￣}　! |　　　　 ∧
　　　　　　　　ｊ　　　　ｉＬ|ｰ=弋＼＿＿＿__　　二}　| ﾊ　 /　　　 ∧
　　　　　　　　 /　＿＿　人ｌ｀V　　　￣￣￣｀ヽ｀Ｙ´/　//　∨　　　　〉
　　　　　　 _,厶ﾆ ---　〕　ヽ＼　　　　　　 / ／　|　ｉ´＿_Ｌ　=-‐　　{
　　　　　　〈　　　　　　｀￣￣￣に{ｰ一'Ｙー‐一に{￣￣　　　　　　　　ﾊ
　　　　　　/　　　　　　＿＿{ｿ{　＿│ ＿　ん{　　　　　　　　　　　　∧
　　　　　 /＼　　　　　　　くrﾉ　　　|　　　　辷〕　　　　　　　　　　　〉
.　　　　〈　　＼＿＿＿＿＿＿に{　　　|　　　　〔_{　　　　　　　　　　　 /
3465 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 00:11:35 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　 -‐‐ ‐ -　　.
　　　　　　　　　　　　　　_ ,　　 ´　　　　　　　　　丶、
　　　　　　　　　　　 ,　´_/ 　　　　　、　　　　ヽ.　＼
　　　　　　　　　　 / ∠/ 　　 /　/ // ﾊ　　、　、＼　ヽ
　　　　　　　　 .ｨｱｱ//　 /　/　/ // / ﾊハ　ヽ　ヽ　ヽ　ヽ
　　　　　　,ィﾌ/　/ /i 、　i　ｌ　ｌ　i i　i　i"´~ｌ　 i　　i 　 i.　　ﾊ
.　　　　　// /　/ //ﾄ､＼|　ｌ　ｌ　l l　l　|　　|　 l　　l　　ｌ　　ｌ |
　　　　　ﾚ' /　/ // { ､＼ｌ　ｌ　ｌ　i l　l　|　　|　 i　　l　　ｌ　　| |
.　　　　　 /　/ //　 V ＼!　 i 十ナi‐!‐i|　　レ'ｲﾘｌ「ｌ　 i　　| |
　　　　　/　/ //　　∧＼|　　Vﾘ仟! ｉ｀ﾘ　　　 ,.==ﾚl　　i　　ｌ |　　――まぁ、この国には山ほどたくさんの民兵組織があって
.　　　　/　/ /∧　 /　＼;ﾍ　　ヽ夊ソ　　　　　 |l.　 l　 ,'リ　　　あげくの果てに色々と物騒な事件事故に事欠かない。
　　　　i　/ //　 ∨ ＼ ff｀ヽ＼　＼　　　　　 '　　　ﾘ　 / /＿＿
　　　　| ｌ　l i　　　ヽ.　　.|　ｌ入＼.　ヽ┌‐‐ ｧ　／レ'レ' ￣￣｀ヽ
　　　　| ｌ　l |　　　　ヽ　|　 |ｲ1{ ＞ .　ー '　／ヽ.｀ヽ.ー‐‐ ､　　li
　　　乂_ i |__＿ _,　　`.|　 | i | ＼__　　- r 1　　　i　　 V　　＼　ﾘ
　　　　　　｀i|￣￣　 /´￣｀ヽ　>'´　iーｧｧ' __ﾄ、　 .|　　 i＼　＼　V
. 　　　　　 ||　　　/´￣｀ヽ　i/　　 /　//く　 Vﾊ　 | /　 }ヽ.＼　ヽiﾄ、　　――たくさんの犠牲とともにやっとの思いで
. 　　　　　ﾘ　　i´￣ヽ　 i　|　　, '､ｰ'/ 　 V´＼　ﾚ'　　|　ヽ. ＼ﾘ i　　　　この国を平和にした、その中心にいたと思ってる
　　　　　　　　 /| へ　ﾄ.__ﾉｰ'　./ 　＼　　i　＼　ヽ＼　.|　　 i　 /　il　　　　軍部からしたら、ねぇ
　　　　　　　　j .|　　ー!　　　/|　　　　ヽ　ヽ　ヽ　ヽヽﾄ　　.| /　 /j
　　　　　　　 /__} 　　.ﾉ　,.イ　 !　　　　　 ',.　ﾄ.　ｌ　　 i　N 　 |'　 / ∧
.　　　　　　 /´._/　　　 /￣＼ /　　　　　　ｌ　l l　|　　 |ーﾍ　レ'　/ .|i
　　　　　　//´/　　　 /￣＼ﾘ　　　　　|　i l　|　　 | j／　/ 　/　 ||
.　　　　　/〈 ./　　　 //￣ >､| 　　　　　 |　i i　|　　 | |　 /　 / 　　ﾘ
　　　　　＼/　　　 //ー '／j　　　　　　　 | // /!　　 | |　レ'´
　　　　　 , '　　　　i/ー‐'_／　　　　　　　/// / i　　　V
　　　　/ 　　　　.l￣i´ 　　　　　　　 ///　ｌ　ｌ　　　 j
　　　　/　　　　　　j　く　　　　　　　　　| i l　r'|　i　　　/
　　　i　　　　　　 i　/ ＼＿＿＿__＿/ ﾉﾉ ,.l ﾚへ _／
　　　| 　　　　/く＼＿＿＿＿＿＿／ j
　　　　ｌ　　　　／　　＼＿＿＿＿＿＿／
　　　　`ー‐‐'
3466 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 00:34:27 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿____
　　　　　　　　　　　　　　　　　　. . : : : ⌒V⌒ヽ : . (￣￣＼
　　　　　　　　　　　　　／: : : :/.: : : : : :. :. :.＼: ＼: : : : ＼
　　　　　　　　　　　／/:/.: :./　|: :M: : |.: :. :. :.＼人: : : : : : .、
　　　　　　　　　／〃/: :./⌒ |: :|｜ :|.: : :.|.:. :.:.V^): : : : : : :
　　　　　　　　　　　　(.　 /V . 汀拆八人ﾊ￣＼:.|: : : :.|/〉: : : : : : ￤
　　　　　　　　　　　　　　　|ﾊΛVツ　　抒芯、 |: : : :.|/〉: : : : : : ￤
　　　　　　　　　　　　　　　|: |　　｀　　　　Vツ犲:Λ.:.|/ : : : : : : : |ｌ
　　　　　　　　　　　　八: :、　r ､　　　""／: :/ノﾊﾉ : : : : : : : : |ｌ　　――だが、戦ったのは軍部だけじゃ無い。
　　　　　　　　　　　　　　　 |＼__　　　　 /.: .:./:.彡ﾍ|: : : : : : : : :.|ｌ　　　　内戦の時に頑張ったのは奴らだけじゃ無い
　　　　　　　　　　　　　　人＿个┬‐=≦｛／￣　　 |: : : : : : : : :八
　　　　　　　　　　　　 ┌‐ 　人___.....上＼　　　.人 : : : : : : /: : :＼
　　　　　　　　　　　　　厂ﾉl／`T^T　　　　　｛　　　 : :＼: : : :/: : : : : :＼
　　　　　　　　　　｝ノ八_＿厂|Ｚ厶=-‐ｧﾍ、　　＼: ＼:/: : : : : Y⌒)
　　　　　　　　　 *'”仏斗匕/　　　　/￣　　ハ　　　　＼/＼: : : :.｜
　　　　　　　　 i　 Y´　　　.:/　　　〈　　　/:　|　　　　 Λ: : :＼: : :
　　　　　　　　 |　.:|　　　 |　　　　 |＼　　　 |　　　／　｝: : : : : : |　　――連中は私たちの民兵組織の存在を理由に
.　　　　　　　八 . |､　　　 :|　　　　 | 　　　〈　　 (　　｝:| : : :|: :|　　　　巨大な軍団の存在を正当化しているけど……
　　　　　　　　　 Λ八＼　 :|　　　 :八、.　　　　　　　人|: : : |: :|　　　　こっちだって、いざって時、弾圧された時を想像したら
　　　　　　　　　　 /Λ:＼.、ﾘ　　 .:/　ﾊ＼___　＼〉　／　丿: : 八:|　　　　完全に手放すのはお話にならないってんだ
　　　　　　　 /Λ〈/:　.:Y　　　　 .:ノ人＿＿＿__〉　　　／:／:/　丿
　　　　　　　　　〈/∨〈.　　人:.　　　.:／　〈 V＾⌒T’　　／:／ : /
.　　　　　　　　　厂厶=-‐ｧ＼r――┬┘｝　　 |　／:／ : : /
　　　　　　　厂廴＿＿厂￣￣￣廴＿｝　　 |／: :( : : : :/
3467 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 00:47:09 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　＿┃　　_,　 -―-　､　_.┃_
　　　　　　／: : ::┃>'´／: :/`: ⌒ヽ:ヘ┃: :＼
　　　　　　━┿━━{/:／: : : ;': : : : : : : ＼ヽ}━┿━
　　　　　　　　|: : /: /:/: : :/: :|{:{ : : : ヽ: :＼:ヽＶ: :|
　　　　　　　　|: : ｌ: :l/: :/: |: /l:V、:卜､}: : :.:|: :＼: !
　　　　　　　　|: : |::/:/:.': /l/-|､∨､| , -l､!:.:| : lヽ＼　　　　　　　　現王国下院議長
　　　　　　　　|: : :/:/: :|: |/l 　　ヽ:|＼ | |: 八:|: l ヽ|　　――　北の大国：第２王女　――
　　　　　　　　|: ::/ｲ: : :!::j　○　　　　 ○ﾚ|: :jﾉ: |
　　　　　　　 /: : :八:t: :{ , , ,　　　　　　, , ,}ノ}: 八
　　　　　　 //: :/: :.‘Tﾊ　　　　　　　　　´ﾃ´/: l:.＼__,
　　　　　_／´l／: : : | |: ゝ　　 △　　　ｲ:l:/: : |｀￣　　――はぁ……。まぁ、意見はわかりますけど
　　　　　　_／イ: : : :| |: :|: :≧ｧー┬ ｧ'´: : /: : : |
　　　　　　　　//⌒/: : :/＿_ﾉ　　 ∨: : :／: : : : ヽ
　　　　　　 /:｣ー|: :.:/ - ､　　 /: :／ヽ_: : : : : ｌ:|
　　　　　 l:/　 _｣: :/へ／＼ _ /／ﾆ／ ⌒ ￢:.|:|
　　　　　 | 〉　/｣/{　 l　　/　/'ニﾆ/⌒　 _//: :!:!
　　　　　　　 ∧ /ニゝ｣_,∠ ／ﾆニ/　r--' !_〉: :リ
　　　　　　 /　〈ニニﾆ/'ニニニニﾆ{ _ﾉ　　 |: : //
　　　　　　/ /　 |ニニニニニニニニV　　ﾘ: /
3468 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 00:51:56 ID:VkYa9vXF: 　　　　く＾ヽ
　　　　r､}　|　　　　　　　　　＼　|　　__　　|　/　　　　　　　　　　　　 /⌒!
　　 |　＼_ ヽ、　　　　　　　 r｀fｧ'´:／＾Y^V、　　　　　　　　　 __／_,／
　　 |ｌl　　　＼＼　　　　　､__,ﾉ :/:／:/: ｌ : |: : :＼　　　　　　　　/ ⌒つ>､
　　 |ｌl　　|l　　＼＼　　　　７: :/:/: :/lX1: :}X:: :} |　　　　　／　ノ匕ノ}
　　 |ｌｌ ‐-|ｌl..,,i_　＼＼　　　{: /: 乂:{ Ｏ }ノＯ)ノ}ﾉ　　　／　　／⌒ー'
　　 |ｌｌ　 |ｌｌ　|　　　＼丶　／_,､}､_　/￣￣l |ﾉ,、　　／　　／
　　 |ｌｌ－|ｌｌ‐:|－　　　丶r「￣　l|:|ゝ|＿＿/ｲ// ￣￣　　／
　　 |ｌl　　 l|　| ――――l |-‐　　}ﾘ[三[l三]l:|｛_{-――― '
　　 |ｌl'´, -:|　| ――――'-ゝ.__／八　八ノ.ﾘノ
　／|　/　　　|　　　　　　| l: : : :}　　／∨＼ｲ　　――でも、要するに、政権与党も最大野党も
（_／'J　　　　　　　ﾚ{: : :/　　　・／: :l|　　　『憲法うぜー』って思ってるって事ですよね？
　　　　　　　　　　　乂/　　　・ /: : l:.ﾘ
　　　　　　　　　　　　　　_／＼／＼ﾊ:.:/}/
　　　　　　　　　　　　　く.ノ　 /　ｌ　 l　＼　　――よくこれで憲政なのれますね！？
　　　　　　　　　　　くノ＼/｣__｣＿｣__｣ノ＼
　　　　　　　　　　　　　＼/　　l 　ｌ　 l　ヽノ
　　　　　　　　　　　　　丶-┴-┴-┴r'´ ＼　　　　　　　　　ウチは不文憲法の国だったからね　＞
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　|　　　　ヽ、　ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 |　　| 　　　　丶　 !
　　　　　　　　　　　　　　 / 　 ,'　　　　　 |　　|
　　　　　　　　　　　　　　∧＿/ 　　　　　ト--|
　　　　　　　　　　　　　 /　　/　　　　　　　　|　　|
3469 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 00:53:10 ID:VkYa9vXF: 　ﾊ　／　　/　　　/　　　 /　/　　ハハ　　　　　 |　　　　　　ヽ　　　ヽヽ
. /　 X　　　 |　　　/　　　./　 /　 ./ : : | ヽ　　　　　|　　　　　　ヽ _ _.. メヽ
/　 X　゛_ - |_　　 .|　　　:/　 .ｲ　レー-　ｲ　　 |　　|_　＿ |- - ＿|　＿ ...、ヽ
　 /|　　　－|- -　|　　 : |　　ﾊ　 .|　　　　 .|　　 |　 .| : :　　.|￣　　|　　　　ヽ.|
. /|　　　　　|　　　|　　: /　./　|　 |.　　　　 |　　 |　.ハ : :　　|　　　.|　　　|　　|
/ /　 |　　　.|　　　|　: /|　./　 |　 |.　　　　 |　 ./| ./　.ヽ :　 | :　　ハ　　 |　 .|
　|　　|　　　 |　　 :|　 :| |　.ﾊ、ヽ |　　　　　|　/ | /　 / ヽ　 | :　　/ | :　　|　 |
　|　　|　　　ヽ.　 _レﾒ=ｴト=≧ｘヽ|　 ,　、/ / .レ=≦ﾍ＝ﾆト、　/　 | :　 |　 |　　――探せば色々な前例はあって、
　.|　 .ﾊ　　　ﾄ.　＼ｲ　ヽ|_ノ :ﾊヾｔ－　　゛メ-イ"_ノ : /　ヽシ　/　　| :　.|　.|　　　ちょっとしたあれこれ程度なら
　 |　 | |　　　ハ. 　ヽ|　ヽﾊノｿ　゛　　 /　／ヾﾊノ/　　ｿ:　/　　 .| :　ﾊ　|
　 .|　.|.ヽ　　: |　:＼.ヽヽ　ヾ-",..　　　　　　　　、ヾ-"　／/ / :　　 .| :　ﾊ /
　 .ヽ .ﾚヽ.　 : |　: : : トヽー－　　　　　　　　　　　－一／イ :　　　ﾒ : ///　　――好きにやれたんだよ。
　　メヽ＼　: |　 : : |　＼xxxx　　　　　、　　　　 xxxx／　 /:　:　 ./.| : ﾒメ　　　　その代わり、ドがすぎれば遠慮無く
. /　ヽ、　＼: :|　 : : ヽ　　　　　、　　　　　　　／ |　　　 /:　:　　/ / /ｲ.　ヽ　　　『圧政と戦う』事になる。
/　　　＼　ヽメ－－゛ー - 、　ヽ- -- － ´　ノ　　／: : : :　 ./ / /.　　　ヽ　　それに、そういう悪い前例と戦った前例も山ほどだ
　　　　 _V　"　　　　　ヽ　＼　゛ヽ　＼＿　_ ..-J　. - " |: : : :　 / / /.　　　　 |
　　 . -　　　　、　　＼　＼　＼ノト　、　　　ィ " ／ /|: : : 　/ / /　　　　　 |
3470 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 00:56:41 ID:VkYa9vXF: 　　 /　　　　　　　 /-1　　　 /--ゝ'-1　　ヽ　　　１　　ヽ､　ヽ
.　 / 　　　 l　　　　1　 l　　　 1　　　　l　　　.ﾊ　　　 l　　　 l ヽ　',
　 !　　　　　 l　　　　|　　!　　　 !　　　　1　__./　',　　 !　　　 l　ヽ,l
　1　　　　　 1　　　｜　_{ -- ､ !　　　 r1´ ./￣｀1　　1　　　1　　 !
　i 　　　　 !　　　 f '´　ヽ　　1　　　　|,Ｍ-- ､ 1　　j　l　　 !　　 |
　|　　　　　　ヽ／｜＞三ミ､ !　　　ｲ/!ひ｀ヽ）|　〃　ﾄ、　 l
　|　｜　　　　 /ﾄ､. ／´ひ ! 1　　　　ｲＪ l｜ｲ l! / 　１ ',　.l　　――宰相やる夫は中途半端だったんだよ。
ヽ|　 |　　　＼.　Vヽ/んり l 1 ヽ､　　弋じり〃／ .／１　l　!　　　　この国に成文憲法って奴を導入して
　１ﾊ　　　　　＼トN弋ヽ- り　　ヽ　､　￣´ ／, イ　　 ,'　 l 1
　｜ト',　　　、　ヽヽ　｀ー '　　　　　　　　｀丁ｲ　　 ./　　リ
.　Ｎ　',　、　丶＿｀ヽ＿_,　　　ｒ＝７　　／ / |　　/
　　!　　',　.ﾄ､　　　ヽ1丶、　　　｀¨´　／　 /　1　/　　――身分制度なんて邪魔な物も破壊しようとした。
　　|　　ヽ l　＼　　　ヽ　　｀　－,--- '　! |　'　 /／　　　　けど、同じくらいあれだけ大きな内戦をしたあと政治や経済、軍事の
　　|　　　ヽ、 /丶、.　'､　　　　! ヽヽ｀ｰN| l ノ'　　　　　　大混乱なんて起こしたくは無かった。
　　!　　　　　 V{　　＼ 1 丶、　ﾚ'ニヽヽ　ヽ＼
　ﾉ　　　　r‐ハ＼　　　ヽ／r 水{ {　|.ヽ} 　 } i.ヽ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .　''"⌒丶、
　　　　　　　　　　　　　　　　　 . .-‐- .…‐-＜　　　　　丶、
　　　　　　　　　　　　／　　　　 `丶、　`丶、　　　　＼
　　　　　　　　　　／　　　　　　　　丶、　＼　　　　　＼
　　　　　　　　　＿__,∠ _　　　　　　　　　＼　ヽ.　　　　　　＼
.　　　　　　　 /　　　　　｀ヽ　　　　　　　　　　ヽ : : :.、　　　　　＼
　　　　　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 :. : : :. : .　　　　　＼
.　　　　　　 /＿___　　　　ﾍへ、　＼　＼　　　　　　　 : : : i : : .　　　　 :.、
　　　　　　/＿___ 　　　 ' >'"＾ヽ. 　 }｀ヽヘ、　　　　　　　 i : : ! : : : : .　　　　 :.
.　　　　　/　　　　　　　 i´　　　｜　ハｨ'´｣ハ　　　　 . : | : :' : : : : : : .　　　　}
　　　　　′　　　　　　｜　　　｜ //,ｧｆぞﾗ㍉　　　　 . :}: | : ′: : : : : : .　　　　 {
　　　　 ′　i 　　　　 {ｰ-　　 l /　〃 r:::::::.:}　　　 . : ハ!:∧: : : : : : : : 　＿＿｣..
　　　 ′　/!　　　　　八V斧ﾐ　|′　　弋ｰ'ｼ }　｜ . :/ . :/　 : : : : .　 ´
. 　　ｉ　 /　!　＼　　　 {{　ｒ:::ﾊ　　　　￣　|　ﾉ　:′ /　　|: :／
　　　 i　/　八　　i＼　 `ヽヾ:::}　 ,　　　､　ﾉイ　. :ﾊ:／　　 ! '
　　　 !/　　　＼　{｀ヽ:.､　　＼~ 　く　　丿　　|　. :｢ﾉ　　　 '　　――だから、とりあえず必要と思う条文だけで構成された
　　　 {　　　　ヽ!　ヽ: : :.ー:ヽ　　｀　　　　　|　. :|　　 __/　　　　中途半端な憲法を作って
　　　　　　　　　　　ヽ　ヽ: : : : :｀ト ..　　　／」ハL.ィ´
　　　　　　　　　　　ヽ: : : : ! 　_｀_r千‐ ￢/〃　,′　 |
　　　　　　　　　　　　ヽ: : :.!　ﾊr┤i!　／/〃　ｉ　　　|　　――後は時間の流れがなんとかしてくれることを願った。
　　　　　　　　　　　　　　ヽ: :! ｛/ ﾉ! ／.:./　i　　ｉ　　 |　　　　……でも奴が消えて、奴が作った平和を後生大事にライフルで守る奴らが
　　　　　　　　　　　　　　　ヽ! /7_／.:.:.:/　i::{　　　　　｜　　　現れた。大事にしすぎて、不都合なんて知ったこっちゃ無い。
　　　　　　　　　　　　　　　／/Ｏ.:.:.:.:./　 i:::i　　 :.、　｜　　　それが『軍部』ってだけさ
　　　　　　　　　　　　　　　. . : ´　/.:.:.:.:.:.:.:.{　　ヾヽ　　＼ |
3471 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 01:12:25 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　 {:／: : : : /: : : : : : :!: : :{: : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ＼: : :＼: : |: : : : : :}
　　　　　／: : : : : :/: : : : l: : : | : : |',: : : : l: : : : ＼: : : : : : :＼＼:. :.:ヽ| : : : : /
　　　　　　 /: :/: : : : /: : :/.: :|: : |:| : : | 丶: : :|: : : : : : ＼: : : : : : l＼＼ : l: :|l: : :|
　　　　 /: :/: : : : :' : : / : : |: : t:ヽ: :ヽ　＼t: : : : : : : : ヽ: : : : :|: : ヽ.∨: :l|: : :',
.　　　　 /: :/: : : : : |: : :l : : /|: : :!',: :＼: ヽ.　＼: : : : : : : :|: : : : :|: : : ∧V:八: : :ヽ＿,
.　　　 /: :/l: : : : : :|: : :| : / ‘: : |　: : : 丶:＼　　＼: : : : : |: :｜: :!_: : : ::l:|: : :｀T"´￣
　　　　 l: :/ ‘: : : : : |: : :|:ｰ=ニﾌ |　 '、: : ',　｀＼ヽニ==一:!: : |: : |　l: : ::l:|: : : :.|
　　　　 |:/ 　 ',: : : :.:|: : :| |　　　＼　ヽ: : ',　　　　　　ヽ: :| : /: :∧ |: : :N∨: : |
　　　　 |'　　ヽ: : : |: : :|_l＿＿＿_　　　＼_'､＿＿＿＿｣/: /: :/ //: : /:j: :∨: !　　――でも皆さん。憲法を改正するとして
　　　　 |　　　　＼:.|、: | l　((__))　　　　　｀＼ ((__))　　l: /: :/　/.: ::/: : : : :∨　　　　どんな憲法がいいと？
　　　　 l　　　　　/:ヾ＼t (:::::)　　　　　　　　　　(::::::::::::::)/／_／: : :/: : : : : :∧
　　　　　　　　　/ : /／/:{　　　　　　　　　　　　　　　　／／l /: : : /＼:_: : : : ∧
　　　　　　　 /:／/　/: :ヽ　　　　　　　　　　　　　　　／　／: : : /　　　￣￣｀＞､
　　　　　　　／´　/　/: : : : : >　　 ⊂ニニ⊃　　　イ　／: : : : :/　　　　　　／　　　＼
　　　　　　　　　 /　/ : : : :／　　｀≧ァ￢￢ァ≦　　／ : : : : ／　　　　　／　　　　　　ヽ
　　　　　　　 /　/: : :／　　　　 /　　　　 |'　　　　/ : : : : ／　　　　　 /　　　　　　　　　}

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　最大野党：地域主義者「中央を潰し、地方にカネが流れるように書きます」

　＞　最大野党；変革派「そりゃもちろん金儲けがしやすい国さ。競争万歳、ライフル労働争議なんて
　する奴らからライフルも何もかも徹底的に吹っ飛ばしてあげるさ」
　＞　最大野党：社会派「社会主義革命的な奴にするかな！」
　＞　姫様「……与党、ぶち切れでは？」
　＞　皆「「「そうだよ」」」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はこの辺で、また明日！
3472 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:02:57 ID:VkYa9vXF: はじめまーす
3473 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:03:08 ID:VkYa9vXF: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　５月２４日（4/12）

　　　　　　　　 {:／: : : : /: : : : : : :!: : :{: : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ＼: : :＼: : |: : : : : :}
　　　　　／: : : : : :/: : : : l: : : | : : |',: : : : l: : : : ＼: : : : : : :＼＼:. :.:ヽ| : : : : /
　　　　　　 /: :/: : : : /: : :/.: :|: : |:| : : | 丶: : :|: : : : : : ＼: : : : : : l＼＼ : l: :|l: : :|
　　　　 /: :/: : : : :' : : / : : |: : t:ヽ: :ヽ　＼t: : : : : : : : ヽ: : : : :|: : ヽ.∨: :l|: : :',
.　　　　 /: :/: : : : : |: : :l : : /|: : :!',: :＼: ヽ.　＼: : : : : : : :|: : : : :|: : : ∧V:八: : :ヽ＿,
.　　　 /: :/l: : : : : :|: : :| : / ‘: : |　: : : 丶:＼　　＼: : : : : |: :｜: :!_: : : ::l:|: : :｀T"´￣
　　　　 l: :/ ‘: : : : : |: : :|:ｰ=ニﾌ |　 '、: : ',　｀＼ヽニ==一:!: : |: : |　l: : ::l:|: : : :.|
　　　　 |:/ 　 ',: : : :.:|: : :| |　　　＼　ヽ: : ',　　　　　　ヽ: :| : /: :∧ |: : :N∨: : |
　　　　 |'　　ヽ: : : |: : :|_l＿＿＿_　　　＼_'､＿＿＿＿｣/: /: :/ //: : /:j: :∨: !　　――でも皆さん。憲法を改正するとして
　　　　 |　　　　＼:.|、: | l　((__))　　　　　｀＼ ((__))　　l: /: :/　/.: ::/: : : : :∨　　　　どんな憲法がいいと？
　　　　 l　　　　　/:ヾ＼t (:::::)　　　　　　　　　　(::::::::::::::)/／_／: : :/: : : : : :∧
　　　　　　　　　/ : /／/:{　　　　　　　　　　　　　　　　／／l /: : : /＼:_: : : : ∧
　　　　　　　 /:／/　/: :ヽ　　　　　　　　　　　　　　　／　／: : : /　　　￣￣｀＞､
　　　　　　　／´　/　/: : : : : >　　 ⊂ニニ⊃　　　イ　／: : : : :/　　　　　　／　　　＼
　　　　　　　　　 /　/ : : : :／　　｀≧ァ￢￢ァ≦　　／ : : : : ／　　　　　／　　　　　　ヽ
　　　　　　　 /　/: : :／　　　　 /　　　　 |'　　　　/ : : : : ／　　　　　 /　　　　　　　　　}

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　最大野党：地域主義者「中央を潰し、地方にカネが流れるように書きます」

　＞　最大野党；変革派「そりゃもちろん金儲けがしやすい国さ。競争万歳、ライフル労働争議なんて
　する奴らからライフルも何もかも徹底的に吹っ飛ばしてあげるさ」
　＞　最大野党：社会派「社会主義革命的な奴にするかな！」
　＞　姫様「……与党、ぶち切れでは？」
　＞　皆「「「そうだよ」」」

　/／ ./ : : : : : : : : :.:l: : : :./　　　l : : /／l￣l　ヽ.:. i: : : : : : : : : :
.〃　 /: : : : : : : : : : :.:i: : :.:i　　､､l_:,イ　　､: l.　　',:.:l: : : : : : : : : :
/　　/: : : : .: : i: : : : :.:.､ ,＋-　　ヾi: :i _　　ヽl.　　 ,:l: : : : : : : : : : .
　　 i: : : : .:.:. : :.､: : : :.:Ｋ :.l　　　　ヽl' ／￣｀丶〉: : : : : : : .:. : :
.　　 l: : : : :.:.:. :.:ヽ: : : :.i ヽ:l,二　　　　　　　　　　 /: : : : : : .:.:.:.: .:.　　――だから、憲法なんか触れたくないが私。
　　　､: : :.:.:i:.:. :.:.:＼: : ﾍ／ヽ. `　　　　　　　　u /: : .: : : .:.:.:.:.:.:.:./　　　それでも触れたいが、そちらの変革派と
　　　､: : :.:ﾄ、:.:.:.:.:.:＼: ﾍ　　　<　　　　　　　　/: .:.:.: : : .:.:.:.:/.:.:/
　　　　､: :.:.l　､:.:.:.:.:.:.:.:`iヾ､　　 , _-‐ ''' -ﾌ　／ , ィ:. .:.:.:.:.:.:/:.:.:/:,
　　　　　､:.:.l　､:.:.:.:.:.:.:.:.､　　　 `ー‐ '' ´ ／　'　 i:.:.:.:.:.:.:.:./i:.:./´　　――政権与党の慣例派（政権与党最大勢力）
　　　　　　､:i.　丶:.:.:.:.:.:.:.:＼　　　　　　　　´　　 i:.:.:.:.:.:.:.:/'.l:./　　　　　　何しろ、慣例派にとっては純粋に邪魔者で
　　　　　　ヾ、　ヽ:.:.:.:.:.:.i:.:.l ヽ　　　　　　　　　 l:.:.:.:.:.:./　 / _,, -　　　　変革派にとっては商売がしにくい原因だからね
　　　　　　　　　　ヽ:.:.:.:.:l､:.l　　`丶 __ ,, - ''　　l:.:.:.:.:./　 r '', - ''
　　　　　　　　　　　ヽ:.:.:.l_､l　　　　　　.i　　　　l:.:.:.:/へノ f
　　　　　　　　　　　 , ヘ:.:ﾋ.」ﾆヽ　　　_..l　, - ',´l:.:./ ´f　ノ
　　　　　　　　　／ﾉ　<ヽl　　 `ー／ｰ',´- '　　l:/　 /　 }
3474 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:06:54 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ}
　　　　　　　　　　　　　　{ 　 . :'": : :￣￣｀`丶、
　　　　　　　　　　　　　　乂/: : : : : : : : : : : : : :.＼
　　　　　　　　　　　〃⌒: : : : : : : : : : : : : : :く｀
　　　　　　　　　 /′: : : : /^､: : : ｉ|: : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　　 /: : : : : :.:/‐- ＼: ｉ|＼: : : : : 〈⌒
　　　　　　　　く: : : : : : :{ _^fぅト Ⅵ‐-}∧: : : ‘,　　＿＿__
　　　　　　　　　　 /.: :/^Ｙ/ 乂___ノ⌒i{ fぅ　i|: : :.r／　　　　｀`丶、／＼
　　「＼　　　　　　￣} :{　 {{.　　　　　　/乂__/|: :／　　　　　　　 .／　　／
　　r=宀冖冖￢=- .,,_⌒>i圦　　　　　　　 .ｲ_／　　　　　　　　 '′　ｘく
　　| 　　　　　　 ¨¨¨¨¨⌒≧=- ´ｉ77｢￣￣|　　　　　　　 /　　.　'′ ‘,
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//|　　 ‘,　　　　　　 { 　 /　　　　；
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　 |//l=ミ　 ‘,　.,,_　　　　 }＼{　　　　 '′
　　{　　　　　　　　　　　　　　　　＿|//|//}　　 |　　]ﾆ=-　_ﾉ　ﾉヽ___／
　　＼＿__　　　　　　　　　　｢////|'/ﾉ　　｜　　　　 ´'く　　}´
　　　　｢￣￣￣　　　　　 .　　 |'////|¨ 　 __丿　　　　　　　‘,__ﾉ　　――大政商の皆様からは
　　　　 |　　　　　　　／'　　　￣|//|　　 |　　　　　　　 ‘,　　　　　大いなる変革を期待されてるだけさ
.　　　＼　　　　　　／　　　　　／￣￣}￣　, 　　　　　　 ‘,
　　　　　 /≧=--=ｧ '"　　　　　／　　　　/　　 ‘, 　　　　　　 ‘,
.　　　　 /　　　／　　　　／　　　　./|　　　 ‘, 　　　　　　 ‘,　　――　大政商のスピーカー　――
.　　　 , 　　／　　　　　　　　　　　 /=|　　　　‘, 　　　　　　 ‘,　　　　　　最大野党：変革派
　　　 ′　　　　　　　　　　　 _-==|　　　　 ‘,　　　　　　　 ‘,
　　　;　　　　　　　　　　　　 _　-====|　　　　　‘,　　　　　　　 ‘,
　　 |　　　　　　　　　　　　　／=======:|　　　　　 ′　　　　　　 `、
　　 l／　　　　　　　　　　／ =========|　　　　　　　　　　　　　　　　 `、
..　／　　　　　　　　　／============|　　　　　　　　　　　　　　　　 `、
／　　　　　　　／==============:|　　　　　　　　　　　　　　　　　 `、

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：『大政商』……政治に巨大な影響力を確保するほどにデカくなった巨大財閥の皆様。
3475 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:19:09 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　 / / : : : : ＜´＿＿＿
　　　　　　　　　　　＿＿|: : : : : : : : : : : : : : :＜
　　　　　　　　　　　　厶: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::＼
　　　　　　　　　　　　 /: : : : : 从: : :: :: :: :: : |: : : : : : : : : :|＼
　　　　　　　　　　　 |: : : : : |＿∨: : : : : : :_!_: : : : : : : : 〈
　　　　　　　　　厶: :: :: :≠ミⅥ ,斗=_´＿: :!: : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　 | : : : {　Vリ|-.{x ´Vソ｀.|、: : : : /
　　　　　　　　　　 V: : : :、 _,ノ　乂＿_ノ　 |ｿ|: : :|人　　――ライフル労働争議なんて
　　　　　　　　　　　　　　 ∨: ::八　 ′　　　　　/!〈＿__|　　　　　とっとと遠慮無く鎮圧したいのに
　　　　　　　　　　　　〈￣　＼ｰ-　　／ |//////〉
　　　　　　　　　　　　　　　　 }＼/　｀ー　　 ////////／
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　￣￣￣￣./: :/ ￣￣{
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 /: :/　　――鎮圧出来ない原因の半分は労働者の銃口が
　　　　　　　　　　／　　　　　　 _/: :/::ヽ　　　多すぎるせいだ。これが自称労働者をつけあがらせる原因になってる
　　　　　　　　　／　　　　　　 [: : /ー ′
　　　　　　　　／　　　　　　　／＼|
　　　　　　／　　　　　　　／ | |州|
　　　　　／　　　　　　　／ | | | l州|
.　　　　　 |　　　　　　　　　／ | | | | | 州 |
.　　　　　 |　　　　　　　　／三三三三三三
.　　　　　 |　　　　　　／ | | | | | | | | |川 !
3476 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:20:21 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　　　　　　　 /{
　　　　　　　　　　　　　　　 /:/　　／:{ _＿__
　　　　　　　　　　　　 { :{　／: : :'’: : : : :｀≧=-　..,,_
　　　　　　　　　　　　　　　　乂__{: :__{￣: : : ｀`丶、:＜⌒
　　　　　　　　　　　　　　　　｢: : : :〈 : : : : : : : : : : :＼: :＼
　　　　　　　　　　　　　　　　 |.: : : : :〉: : : : : : : : : : : : ∨/ ＼
　　　　　　　　　　　　　／: : : :./　 '，: :|:.. :.￤: : : : ∨/,￣
　　　　　　　　　　　 ⌒ｱ: : : ' ‐-ミ'，:|＼__| : : : : : ∨‘,　　――鎮圧は大政商サイドの戦力を使うから
　　　　　　　　　　　　　　　 /: : : : { 弋ト}.Ⅵ -t:ト|:}: : :.:| ド_:‘,_　　　国の手も患わせない。
　　　　　　〈⌒ヽ _,,.　-‐/／Ⅵｉﾊ__｀_ﾉ弌　｀¨^]ﾉ: }ト:{ |　　　｀`丶、　＿
　　　　　　　　}─≦=- .,,_　　　V圦　〈　｀¨¨¨´| /ｲ∧|　　　　　＼} __}
　　　　　　　　{　　　　　｀`丶、//∧　 ‐-　　　／^┰─┐-‐=…=‐- ｉ} __}
　　　　　　　 ‘,　　　　　　｀寸ニ丶　 .-‐≦⌒ _}}　　｜　　　　ﾘ __}
　　　　　　　　　＼　　　　　　｀`　‐-=ﾆﾆﾆﾆ| 　 }}　　｜ ,/　　　 /__ｱ　　――なのに、国と軍部は何時だって
　　　　　　　　　　 }　　　　　　　　　　　　 | 　 }}¨Ｙ　Ｙ　　　　_/_ア　　　　そういう行動にケチを付けたがる。
.　　　　　　　　　　{　　　　　　　　　　　　　　 ___| 　 }} ,ﾉ　　} 　 ¨¨⌒＼__　　　　原因はあの憲法だ。違う？　って話だ
　　　　　　　 ;＼　　　　　　　　　　　　　|　　　 }}¨　 _ノ　　　　　　｀¨
　　　　　　　　　 /　　≧=‐-　　-‐=≦⌒ 　　|　　　 }} 　 |
　　　　　　 /　　__アﾞ　　　　　　　　 __ア|＿__}}＿_|　　　　⌒≧=-__　　　　　　（うーん。この……）。。王女様
　　　　　　　　/　__ア´　　　　　　　 __ア　　八
　　　　　 __/__ア´　　　　　　　　 _アﾞ　　 .／＿＼
　　　　　｛￣　　　　　　　　　____アﾞ　　　／{i:i:i:i:i:i:i:ｉ＼
　　　　　{　　　　　　　　　　 ___ア´　　／　 {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼
3477 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:37:12 ID:VkYa9vXF: 　 // /: : |:/: : : /: : : :/: : :/ |: : : /　ヽ: : : /∧／X: ﾊ: : : |: : : : ヽ:ヽ、
／:/:/.: : :/: : : /: : : :/: : :/ｰt-､:/　　 |: : // / /: : :'　|: :./: : : : : :}: : lヽ_,ﾉ}
／':/l: |: /: : : /: : : : lV: : |　 |: X＼　 !:.〃:l/ / |: /　 !.:∧: : : : :.ハ: |､:_:ノ
　| |　::ｌ:.|: : : :ﾊ: : : :.:| V: :|　 !/　＼_フ|/: :/ｰ'　 !/　　|/　|: : : : /　l: |:ヽ
　| |　ﾘ: |: : :〈: :',: : : :!　V |　　　　　　/l: :/　　〃⌒ヽ　　l: : : :/:|　!:.|ヽ:}
　V　/: :|: : : !ヽt: : : |　 ‘〃⌒ヽ　　 |:/　　　弋 __ノ　　/: : :/|: V.:/　j'
　　 /: :∧: : |: /＼: :', 　弋 __ノ　　　/'　 ......::::　　 , ,　 /: :／l/: /く
　／- /: :ﾍ:.:|: l{厂＼:　　　　　　　 ....:::::: 　　　　　 / 个x: |:_/: : ヽ
　　　/: : : l:＼八〈 |: ＼　　' '　　　　　　　　　　　 |.ｨ !:!　!￢: : ＼
　　 /.: : : :|: : : : }＼|: :|　　　　　　　　　　　　　　　 ,:.:| |:|　|　|: : : : :ヽ
　　.' : : : : |: :_／ｌ: : |: :|:、　　　　　　　　＿　　　　　 /: :| |:| /　ﾊ: : : : : |
　 /: : : : : 厂ヽ　': : !: :!:!＼　　　　ｌ￣　＿ｌ　　　／: : :| l;'/　〈: ｌ : : : :｜
／| : : : : /　　ﾍ '、:ヽ|:| 　＞　. _　　￣　_,,.　イﾊ |: : : ///　　＼: : : :｜
／| : : : / 　　 ∧ ＼: :.'、　｛//＞.　￣￣ _, ＜'///}」 : /　∧　　　　＼: :｜
　 | : : /　　　 / ∧　＼:ヽ　 V//////}厂}/////// ]:.:/　/　ヽ　　　＼|

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　お姫様（うん、やっぱり間違いない。この国の政党って奴は基本的に烏合の衆だ。特別まとまるような
　利益やイデオロギーなんてない。単に『こいつとはまだやれるがあいつとは無理』で分かれてるだけだ）
3478 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:42:28 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　　＿┃　　_,　 -―-　､　_.┃_
　　　　　　／: : ::┃>'´／: :/`: ⌒ヽ:ヘ┃: :＼
　　　　　　━┿━━{/:／: : : ;': : : : : : : ＼ヽ}━┿━
　　　　　　　　|: : /: /:/: : :/: :|{:{ : : : ヽ: :＼:ヽＶ: :|
　　　　　　　　|: : ｌ: :l/: :/: |: /l:V、:卜､}: : :.:|: :＼: !　　。。（……もしや、その点を突けば、これ、外国からこいつらを
　　　　　　　　|: : |::/:/:.': /l/-|､∨､| , -l､!:.:| : lヽ＼　　　　制御出来るのでは？）
　　　　　　　　|: : :/:/: :|: |/l 　　ヽ:|＼ | |: 八:|: l ヽ|
　　　　　　　　|: ::/ｲ: : :!::j　○　　　　 ○ﾚ|: :jﾉ: |
　　　　　　　 /: : :八:t: :{ , , ,　　　　　　, , ,}ノ}: 八
　　　　　　 //: :/: :.‘Tﾊ　　　　　　　　　´ﾃ´/: l:.＼__,
　　　　　_／´l／: : : | |: ゝ　　 △　　　ｲ:l:/: : |｀￣
　　　　　　_／イ: : : :| |: :|: :≧ｧー┬ ｧ'´: : /: : : |
　　　　　　　　//⌒/: : :/＿_ﾉ　　 ∨: : :／: : : : ヽ
　　　　　　 /:｣ー|: :.:/ - ､　　 /: :／ヽ_: : : : : ｌ:|
　　　　　 l:/　 _｣: :/へ／＼ _ /／ﾆ／ ⌒ ￢:.|:|
　　　　　 | 〉　/｣/{　 l　　/　/'ニﾆ/⌒　 _//: :!:!
　　　　　　　 ∧ /ニゝ｣_,∠ ／ﾆニ/　r--' !_〉: :リ
　　　　　　 /　〈ニニﾆ/'ニニニニﾆ{ _ﾉ　　 |: : //
　　　　　　/ /　 |ニニニニニニニニV　　ﾘ: /
3479 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/24(水) 23:53:50 ID:VkYa9vXF: 　　　　　　　, ―||､,　-―――-＜: : ||:ヽ‐┐
　　　　 ====={{/／｀: /: : : ´＼: ＼}}====
..　　　　　/: : : ://: : : : :| : : : : : : :＼:ヽ :|　|
　　　　　 | : : : l/: : : /:,:.!､: : ｌ: :,ﾍ: : :ヽ:',:|　|
　　　　　 |: : : /: : : /l/.lﾄ､＼|ヽﾄ-|:.|: :|ゞz. |
　　　　　 |: : : |ｉ: : : :| ⌒lﾉ＼l｀　ﾚl: ﾉ: :lヽ|　　。。（いや、やっぱやめとこ。普通に痛い目を見そうだ）
　　　　　 |: : : {: : {: :| ○　　　　○ i|: /ｌ:.|　|
　　　　　ﾉ: : : /＼ヽ⊂⊃　　　 ⊂⊃_ﾉ:.ヽ_|_ﾉ
　　　　ムノｌ:/: :.|:.八　　　 △　　ノ: /: 「｀T´　　。。（だって狂犬だし）
　　　　　｀¨7 : : |: : :|＞ r --r‐ イ: :/: : l　 |
.　　　　 /r―‐|: : :|: : ﾉ　　L／:／: : : |　 |
　　　　　/:ﾉ　　,' : :/￣　　／:／ー-＜:ヽ. |
.　　　　 i（__　　|: :/ヽ/ヽ_/:／::::::／　　ﾉヾヽ
　　　　　　ﾉ　 |ノ､＿＿_ｌ/::::::::/　　厂（ /i::!
　　　　　 /ヽ_/::::::::::::::::::::::::::::::::|　厂|／./ i::!
.　　　　 / 　 |:::::::::::::::::::::::::::::::::::|r‐'　iｌ　/　ﾉﾉ
　　　　/ 　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::∧ 　 i! /
.　　　/ 　 /.ｌ::::::::::::::::::::::::::::::::/　ｌ　　|/
　　 /　　/　lr-ぅ:::::／∟::::::/　 .|　　|
.＼/　　ﾑ／ﾆﾆ⊃::::::::ﾉ::::/ 　 _|　　l
　　＼__|　　ﾆﾆ⊃＜´::::/-‐´|;;||/　ヽ
　　　＼ヽ　ﾆﾆ⊃:::::::::::〈 |;;|　|;;||　　ｌ
. 　　　＼ー‐':::::::::::::::::::ｌ|;;|　|;;||　　 |
3480 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/25(木) 00:06:17 ID:9vA/KcO6: 　　　　　　　　 {:／: : : : /: : : : : : :!: : :{: : : : : : : : : : : : : : : :.ヽ＼: : :＼: : |: : : : : :}
　　　　　／: : : : : :/: : : : l: : : | : : |',: : : : l: : : : ＼: : : : : : :＼＼:. :.:ヽ| : : : : /
　　　　　　 /: :/: : : : /: : :/.: :|: : |:| : : | 丶: : :|: : : : : : ＼: : : : : : l＼＼ : l: :|l: : :|
　　　　 /: :/: : : : :' : : / : : |: : t:ヽ: :ヽ　＼t: : : : : : : : ヽ: : : : :|: : ヽ.∨: :l|: : :',
.　　　　 /: :/: : : : : |: : :l : : /|: : :!',: :＼: ヽ.　＼: : : : : : : :|: : : : :|: : : ∧V:八: : :ヽ＿,
.　　　 /: :/l: : : : : :|: : :| : / ‘: : |　: : : 丶:＼　　＼: : : : : |: :｜: :!_: : : ::l:|: : :｀T"´￣
　　　　 l: :/ ‘: : : : : |: : :|:ｰ=ニﾌ |　 '、: : ',　｀＼ヽニ==一:!: : |: : |　l: : ::l:|: : : :.|
　　　　 |:/ 　 ',: : : :.:|: : :| |　　　＼　ヽ: : ',　　　　　　ヽ: :| : /: :∧ |: : :N∨: : |
　　　　 |'　　ヽ: : : |: : :|_l＿＿＿_　　　＼_'､＿＿＿＿｣/: /: :/ //: : /:j: :∨: !
　　　　 |　　　　＼:.|、: | l　((__))　　　　　｀＼ ((__))　　l: /: :/　/.: ::/: : : : :∨
　　　　 l　　　　　/:ヾ＼t (:::::)　　　　　　　　　　(::::::::::::::)/／_／: : :/: : : : : :∧
　　　　　　　　　/ : /／/:{　　　　　　　　　　　　　　　　／／l /: : : /＼:_: : : : ∧
　　　　　　　 /:／/　/: :ヽ　　　　　　　　　　　　　　　／　／: : : /　　　￣￣｀＞､
　　　　　　　／´　/　/: : : : : >　　 ⊂ニニ⊃　　　イ　／: : : : :/　　　　　　／　　　＼
　　　　　　　　　 /　/ : : : :／　　｀≧ァ￢￢ァ≦　　／ : : : : ／　　　　　／　　　　　　ヽ
　　　　　　　 /　/: : :／　　　　 /　　　　 |'　　　　/ : : : : ／　　　　　 /　　　　　　　　　}

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　お姫様「えーと、あなた方が仲良くなれる話題って無いの？」

　＞　最大野党：社会派「うーん、強いて言えば、政権与党をいじめる話題かな？」
　＞　最大野党：変革派「うん、そうだね」
　＞　最大野党：知育主義者「いつもワクワクしますね！」

　＞　お姫様「うーんこの」
3481 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/25(木) 00:16:03 ID:9vA/KcO6: 　　　　　　　　／.:/: /: :/:/: l: : : : :}: }: : ヽ: :.ヽ＼: :ヽ: : : : ヽ
　　　　　　　/:/.:/: /: :/:/!: :|: : : : :|: |ヽ: :.|ヽ: : ヽヽ: :ヽ : : : ﾊ
　　　　　 /:/|: |: :{: /l:/ Ｎ:|: : : :/|:｜ ',:.:|　|: : :.∧∨:l : : : : |
　　　　　　,:/　V|: :ﾊ{ j'-‐v',: : : :!｜ﾊ　|: |　|: : : : :l:| : |: : : : :|
　　　　　　|l　　八:| ＿＿_ ',:＼ :| j/　｀jノｰ !: :|: : :l:| : |: : : : :ヽ _,
　　　　　　| 　　人￣￣　ヽ: ＼　＿＿.　,: :/: :/j:| : |: : :l:|:.|￣´　　――まぁ、反対する政治勢力を
　　　　　　ヽ　／/　' '　　　 '　＼l　￣￣｀/.:/／_｣ﾘ:: :|: : :l:|:.|　　　　　　殴る妄想が楽しいのはわかるけど
　　　　　　 /　 {　　　　　　　　　　ｰ-='　イく　〃: : |: : 八:l
　　　　　 |　　ヽ　　　　　　　　　　 ' ' ｕ　|／/: :|: : |: /　)’
　　　　　　　　　＼　ト--- ､　　　　／｀|ﾌ´: : :!: : !/　　――他には？　もっと建設的な話は……
　　　　　　　　　　　　　 >｀二二´　-‐／: :／l: : : : |: : |
　　　　　　　　　　/　　/: /: /:}　　　/: :／!: : |: : : : !:. :|
　　　　　　　　 {__,ノr-/: /ノ　　 /: :/　 |: : : : : : :l: : |
　　　　　　　　　丶-ノ /: /　　　 /: /　　.＞､: : : : ヽ: :ヽ
　　　　　　　　　く　 /'´/Ｖ＼/: /　／:::／´￣｀＼:＼: ＼
3482 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/25(木) 00:30:01 ID:9vA/KcO6: 　　 /　　　　　　　 /-1　　　 /--ゝ'-1　　ヽ　　　１　　ヽ､　ヽ
.　 / 　　　 l　　　　1　 l　　　 1　　　　l　　　.ﾊ　　　 l　　　 l ヽ　',
　 !　　　　　 l　　　　|　　!　　　 !　　　　1　__./　',　　 !　　　 l　ヽ,l
　1　　　　　 1　　　｜　_{ -- ､ !　　　 r1´ ./￣｀1　　1　　　1　　 !
　i 　　　　 !　　　 f '´　ヽ　　1　　　　|,Ｍ-- ､ 1　　j　l　　 !　　 |
　|　　　　　　ヽ／｜＞三ミ､ !　　　ｲ/!ひ｀ヽ）|　〃　ﾄ、　 l
　|　｜　　　　 /ﾄ､. ／´ひ ! 1　　　　ｲＪ l｜ｲ l! / 　１ ',　.l
ヽ|　 |　　　＼.　Vヽ/んり l 1 ヽ､　　弋じり〃／ .／１　l　!　　――陰謀の話でもする？
　１ﾊ　　　　　＼トN弋ヽ- り　　ヽ　､　￣´ ／, イ　　 ,'　 l 1
　｜ト',　　　、　ヽヽ　｀ー '　　　　　　　　｀丁ｲ　　 ./　　リ
.　Ｎ　',　、　丶＿｀ヽ＿_,　　　ｒ＝７　　／ / |　　/
　　!　　',　.ﾄ､　　　ヽ1丶、　　　｀¨´　／　 /　1　/
　　|　　ヽ l　＼　　　ヽ　　｀　－,--- '　! |　'　 /／
　　|　　　ヽ、 /丶、.　'､　　　　! ヽヽ｀ｰN| l ノ'
　　!　　　　　 V{　　＼ 1 丶、　ﾚ'ニヽヽ　ヽ＼
　ﾉ　　　　r‐ハ＼　　　ヽ／r 水{ {　|.ヽ} 　 } i.ヽ

　　　　／　　　　　　　 ,.　-‐…───- イ
　　　 /　　　　 . . ´: : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
.　　　 {　　　／: : : : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : : :＼
　　　　＼＿／:／⌒: : : : : : : : : : : : ＼: : : : : : : :く　　――陰謀か……そういうのは大政商さまが考えなさることだ。
　　　　　￣／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼ : : : : : ∧
　　　　　　く : : : : : ＼: : : : : : : : : : : : : : : ＼: : : : : :ヽ
　　　　　 /＼: : : : : :＼ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 厂
　　　　　〃|:::::＼: : : : : :＼　｀丶.:.: : : : : : : ｉ: : : :/　＿＿_＿＿＿＿
　　　　　　 |:::::::::厂｀ヽ/＼斥r tｧ＼: : : : : N}: : /-‐{　　　{￣￣￣￣｀7
　　　　　　　}/|: : ゝｰ-､　ｨｰ -'´　　＼{ヽ/ノ: :/::::::∧. / ∧　　　　 /
.　　　　　　 | ∧{　　 }}¨ヽ___ノ　　　　　Ｙ: : :/'⌒７　V. / ∧　　　 /　　――ただまぁ……建設的な話か。
　　　　　　　　}/　Ⅳｰイ{　　　　　　　　ノ￣¨／￣　　.V　　ヽ　　〈　　　　うん。まず今この国に必要なのは
　　　　　　　　　　　＼　 _　＿　　厂＼／　　 ′ 　 .＼　　＼.　＼　　　武装解除なのは間違いない。
　　　　　　　　　　　　／＼　　　　/ ⌒Ｙ´　　 ./ 　 /　　＼　　〉_　/　　　が、それは色々な理由から無理だ。
　　　　　　　　　　　　く:::::::::::ヽ _ ／{ 　 /　　　 /／ /::::::::::::::::::{彡 {　　＼　　なので、まず、銃を使わない環境を整える事だな。
　　　　　　　　　　　 /:::::::::::/　 {　　／　　　　　　/::::::::::::::::／＼　｀丶　＼
　　　　　　　　 /::::::::::::::＼厂|￣|￣|　-─　　　　　　　　　＼　＼　＼
　　　　　　　　　　 /:::::::::::::::::／ |　|　 l　├ ､＿＿＿＿_／　　　＼　＼　＼
　　　　　　　　 {　｀丶／　　|　|　 | 　|　 }:::::::::::::::::／　　　　　　＼　＼　＼　　　　　　使わない環境ですか？　＞
　　　　　　　　＼ . 　　　 |　|　 | 　|　 }＼::::::／　　　　　　　　　　＼　＼　＼
　　　　　　　　　　　 ]＼　　　 |　|　 | 　|　 }　＼　　　　　　　　　　　　　　＼　＼　＼
　　　　　　　　　　／:::::::＼　　|　|　 l　├ '::::....　＼　　　　　　　　　　　　　＼　＼　＼
　　　　　　　　 {::::::::::::::::... 　 |　|　 | 　|　　　　　　＼　　　　　　　　　　　　　＼　＼　＼
　　　　　　　　 {::::::::::::::::... 　 |　|　 | 　|　　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼　＼
3483 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/25(木) 00:37:52 ID:9vA/KcO6: 　　　　　　　　　　　　　　　 -‐=…=-　_＿＿_,
　　　　　　　　　　ﾉ: : : : : : : : : : : : : : :く_
　　　　　　　　　　　　／／: : : : : : : : :≧=‐---＜
　　　　　　　　　／ /〈: : : : : : : : : : : : : : : : : r…‐
　　　　　　　　　__ﾉ: : :/∧: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　　　｀¨¨7: : : :./∧: : : : : : : : : : :_:_ : : : {￣
　　　　　　　　　/.:イ: : : : :|＼: : : : : ,ｘく⌒: : :{: :〈___　　――例えば、治安が良い都市部の一等地で
　　　　　　　　　 |: : : : ｢／＼: :〈_,,.イ惣＼|,ﾉ＾.}｢　＞x　　自衛の為に銃器を振り回す必要は無いだろ。
　　　　　　　　　 |: : : : |'　　　＼{　　　ﾉ　 |i.二}}_/,ニ}ト _
　　　　　　　　　 |'_ノ )__{==彡ﾉ } ｀¨¨´　　八r}　|i∧=}}　〕iト _
　　　　　　　　　　 j}　￣￣}¨¨´　丶　　　.:仁ｱ|　||　}=}}〕iト _ 　〕iト._　　――どうしてもって言うなら警備会社でも雇えばいい。
　　　　　　　　　　圦　　　　ヽ　.,,_ 　-‐／ﾆｱ.=|　|_}/二二二ﾆ=- _　＼　　或いは週末にどこぞの射撃場で訓練でもしてりゃ良い。
　　　　　　　　　　｢Ⅵ＼　　 /^ニﾆうﾆ´ﾆアﾞニ=|　||二二二二二二二-_}i　　さすがにこういう点はウチの国でも異存は無い。　
　　　　　　　　　/:|　＼i:i≧=┓￣￣￣￣二二 _|　ﾘ二二二二二二二二-_　……だから、その町の当局が町中で重火器を持ち歩くのを
　　　　　　　 /ﾆ|　　｀¨¨¨¨}二二二二二二-{__/二二二二二二二二二二-_　規制する。これは合理的な判断だ。
.　　　　　　 |二j　　　　 .|二二二二二二二_|＼二二二二二二二二二二-_　　特に異論は無い。
　　　　　　　　|二j　　　　 .|二二二二二二二_j⌒'＼二二二/{ 二二二二二二-_　　これを、何度となく少しずつ広げて行けば良い。
　　　　　　　　|二|　　　　　　|二二二二二二-ア　　　_≧=-／ / 二二二二二二二-_　全国一律なんて言ってるから無理なんだよ。
　　　　　〈'⌒|　　　　　　|二二二二二ﾆア　　＿ア{_／　 {_　　　‐-=ﾆ二二二二
　　　　　　　〈_二|　　　　　　|二二ニニ-ア´--=≦ア´　　　　/　}=-‐'’
.　　　　　　　 }二l　＼‐- .,,__|ｉ二二二アﾞ////_ア´　　　　　　(_／
.　　　　　 /二.}ｉ≧=＼　｀¨¨¨¨}/¨¨¨¨¨¨¨´　　　　　　　 / 〉　　　　　　　　　_　-=ﾆ
　　　　　 /_二/ ////∧　　　　　　　　　　　　　　　 r-‐' _ｱ　　　　　_　-=ﾆ二
　　　　　二二{'//////∧　　　　　　　　　　　　　　　圦ﾆﾆｱ　_　-=ﾆ二
　　　　　二二{////////}　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }-=ﾆ二
3484 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/25(木) 00:52:21 ID:9vA/KcO6: 　　　　　　　　　　　　　　　　　}､_,
　　　　　　　　　　　　 ,. -＜//,＞、
　　　　　　　　　　　,＞'////////////＞､
　　　　　　　　　 ///////////////////,＞､
　　　　　　　　 /////////,/　ヽ////////,ゝ､
　　　　　　　　 ,ｲ'///////// ‐-､ヾ/,ｌV///,ヽ
　　　　　　　／ｲ/////////‐{､ｔj ヽヾl,..V///ﾄゝ
.　　　　　　 /ｲ/,{'"; !//l'　 ` ー '" (.tiヽ//l
.　　　　　　　　 l/V＞,'"　　　　　　　 ' ｰ;/!ヾ、
.　　　　　　　　 '　//,〈　、　　　-　、　/ 'ﾞ　　――例えばさ、国境地帯で
.　　　　　　　　ｒ'"`ｰ-､　、　　　　 ,　　　　　　敵国のマフィアがこっそり進入するような場所で
　　　　　　　　　 ,}ニニニ＞- _ ./ >‐,._
　　　　　　　　__｣ﾆニニニ二二,　　'　, ゝ,
.　　　 ,.. -‐=｀ヽ:::::ヽニ｀ﾆ､ﾆ二l　　　 ,.; 〉
　　 ,ｲﾆﾆ二二二;:::::::ﾏ二二二｣＿　　.! ´　　――非武装ですごせ！　って言う方がおかしいじゃん。
. 　 iﾆニニニニ二;:::::::'ﾆﾆ二{ﾆニニ＞､ヽ、　　　国境をちゃんと管理しろよって話でしょ。
. 　ｌニニニニニニ;:::::::'ニニjﾆﾆニニ二〉ｌﾆヽ　　まずは、安全である事。そしてとても身近な事で
.　　lニニ二二二二;:::::::'ニﾆl,.--=ニニ/::::!ﾆﾆ,　　合理的に問題が無い事を立証しなきゃ、武装解除なんてしないよ
　　 'ニニニニヽ=ニ;::::::::'ニ/　　　｀/ｌ::::::!ﾆﾆl
　　 'ﾆニニニニ＼_l:::::::::l_/_　　　　.,ﾆl:::::::!ﾆﾆl
　　 lヽニニニ二二}::::::::::/　￣―- '.ﾆ!::::::lニﾆl
　　 !ﾆ'ニニ二二二;:::::::/　　　　 ' !::::::::::l二二,
　　 {:::::::'ニニ二二二ｌ::/‐ ＿　　　i-'ｰ:::::::::::!二ﾆ,
　　 L:::イ'ﾆニ二二二/　　　￣　ｰ!ﾆﾆl:::::::｢ニニ=,
　　　 !=ニ'ニニニr'"'､　　　　　　 '=ニ!::::::l二二二,
　　　 lニニ'ﾆニ,.ｲヽ　＞､　　__ 'ﾆニl:::::::l＞‐=ﾆﾆ,
3485 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/25(木) 01:21:06 ID:9vA/KcO6: 　　ｰ＝ニ７::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::三ニ=‐
　　　　　／::::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∧　　＼
..　　　／::::::::::::::::::::::::／:::::::::::::::::::::::::＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼:::::∧　　＼
　 ‐＝７:::::::::::::::::::::::::|::::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ:::∧　　　}＼
　　　/／イ:::::::::::::::::|::::::l:::::::::::::::::::::::/＼:::::::::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::）:::::＼　　；　}
　　　 '　　 |::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::/.::.::.＼::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::/:ｒ─一　/
　　　　　 .|::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:.:＼:::::::::::::|＼::::::::::::/::::!　　　 / 　 |
　　　　 -=ﾑｨ:::::::::γ|::::::::::::::::::::::::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼::::::::|≦ﾞ::::::::/::::::　　　 / 　　|
　　　　|ﾆﾆﾆ|:::::::::/ /::::::::::::::::::::::/: : :≧z､_:_:_,小 :::::|ｱﾉi:::::/:::::::::!　＿ /　　　|
　　　　|ﾆﾆﾆ|::::::::( /／Ｖ:::::::::::::/不￣ｔﾂ￣ラｒγく:|　∧ｱ:::/＼i /: :/＼　　/
　　,,／|ﾆﾆﾆレへ:＼ 6 ∨::::::N━| 　. .: .::彡八　Y ＼′|:::/ 　//: :/| 　| 　/　　――つまり、中央集権で物事を考えてるから
￣　　ｰ=ﾆﾆﾆニ＼＼__∨:::|　　丶　　　_ノ　' 　＼｀ｲ/ . 　/: :/ :| 　|　ﾊ　　　　個人の生活に関わる政治がマイクロマネジメントになるんだよ
　　　　　　ｰ=ﾆﾆﾆニﾆﾆ/ ＼|　　　　￣　　　　> 　ヽ　∨ 　| : :l : :| 　| 　 |
　　　　　　　　ｰ=ﾆﾆﾆﾆ＼_ 丶　　、_　.. : -ｧ__∧　　　 ∨ .| : :l : :|＼＼ /
　　　　　　　　　　　 ‐=ﾆﾆﾆ＼＼　ー─　/　＼}　　　 ∨| : :l : :|: :│ |＼
　　　　　　　　　　　　 ‐=ﾆﾆ＼_＼　　／＼. 　＼　　　〉| : :l : :|: :│ | 　ヽ　　――マイクロマネジメントなんて、絶対に終わらない仕事なんだから
＼　　　　　　　　　　　　　 ‐=ﾆﾆニ三三| 　　ヽ　　　　　| : :l : :|／／　　 }
l l |　　　　　　　　　　　　　　 ‐=ﾆﾆﾆニ∧|　　　　　　　　 ' /＼l : :|／|　　　　|
l l |　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　 /ﾆ=ｰ: : : :| 　|　　　　|
／　　　＼　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　 /ﾆﾆ=‐,.: : :| 　|　　　　|
　　　　　　ゝ＝-　　　　　　　　　 | 　　　　 /ﾆﾆﾆ=‐ : : | 　| 　　 /

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はこの辺で
3486 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/30(火) 21:23:56 ID:qIyqYpTa: ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：【お知らせ】
　　次回は、明日、明後日の夜１０時半過ぎ！

来週あたりは湾岸スレをやんなきゃ……
3487 ：名無しさん＠狐板：2023/05/31(水) 19:52:41 ID:Vw6+erT4: 乙
3488 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 22:49:18 ID:cWuFpZq5: もうちょっとまってね
3489 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:07:34 ID:cWuFpZq5: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３

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　　　　 }　　　　／＼,/　　　 /: : :|.:./∧＿/＿＿_/＿{＿__j_:_:_:_:_:_:_:_:/ : : : : : :./: /: : :／ : : : |::::::|.:./.:.:.:.:＼/;:;:;:;:/:
　　　　　{　　／:　　 :|　　　 /: : : :|＼ : | 　　　 ┌───ー‐┐　　　〉: : : : :/: /: :／: : : : : ::|::::::|.:.}: : : :.:.:∧;:;:;:;:;::
　　　　 _｣＿/　 .: 　 ::|　　 /: : : : :|.:.:.:.;:;|＿＿_____| KEEP OUT |＿＿/: : : : ./: /: :/　 : : : : :./:::::::∨: : : : .::.::∧;:;:;::
　　　／　　　｀丶､　.::|　　 /: : :γ＾ヽ : :／＼:／::::>────＜￣|:::::|: : ／￣|＼/　　. : : : /: : :|;:;:|: : : : : : .: :.∧:;.:
　　　{　　　　. : : : :＼|　　/: :./: |＿_|／　.:／::::／:::::::::::::::::: ___,,.⊥ﾆ|:::::|: /. . : : |::::;;＼　　 . : : : : :|;:;j : : : : : : .: .. ::|::::
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狄小vｉviviv,,,;; ; ; ; ; ; , ,　　 . . : : :, :, : : . .　　　　　　 . . : : : : :, :, :, :, : : : : {　　. ...::;;;{　　　 }: : }ハ: : : //////; ; ; , , ;
狄水狄狄爻Xx;';';';';' ;' ; ,　 :, :, : : : :, :, :, : : : :　:　:　:　:,　:, :, :, :, :, :, :, :, :, : ｀¨¨¨¨´ 乂＿_,_,,,ノ;;;,,},,///////;:;:;:;:;:;: ; ;

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　・：【北西部工業史】
　　ノイエラグーネ王国の北西部は結果論ではあるが、手つかずの自然と手つかずの鉱物資源に恵まれた
　土地として、内戦前、大規模な資本投下がなされていた。

　というのも、険しい山々と王国の中でも特に強権的な貴族統治による自然保全が行われていたからだ。
　あくまでも森林資源を階級によってアクセス出来るかどうかの制限であったが、それが結果的に
　手つかずの自然と鉱物資源に恵まれた土地となり、時の王国中央政府は大規模な資本投下を行っていた。
　尤も、内戦が勃発し、次々と中央政府の立場を失った人々が北西部に集まり、一つの反乱軍を形成し
　それらは彼らの戦力となるとは思っていなかっただろう……。
3490 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:07:45 ID:cWuFpZq5: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　これまでのあらすじ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _　　　　　 __
　　　　　　　　 ,、.　　　　／: :ﾍ　　 /: : : ヽ
　　　　　　　　　　/: ヽ　　 .／: : : : :ﾍ＿ /: : : : : : ＼　　　　／ヽ
　　　　　　　　 /: : : ヽ／: : :/≧ｭ: :ヽ/: ｨ三へ: : : : ヽ　／: : : : :ﾑ
　　　　　　 /: : : : 〃: : : : {イ"´: : /、´￣￢ヾ: : : : :ヽ/: : : : : : : : ヽ
　　　　　　　　/彡"´/: ／ ´: :/: : :/: : :ｲ: ヽ: : ＼: : : ヽ: : :ヾﾍ: : :￣｀ミヽ、
　　　　　　／: : : : /／: :/ : /: : :/: : :/: : : : ヽ: : :ヽ: : : :ヽ:ヾヽ}: : : : : : : : :}
　　　　　　 {: : : : :/ｲ: : : :!: :/ : : :|: : ∧: : : :ｉ: : : : : :ヽ: 、 :ヽ: :Y }: : : : : : : :|
　　　　　　ﾏ: : /: : : : : : : {: : : : l: /　 ∨: :|: : :|: |: : : : }: : :ヽ: } }: : : : : : : :|
　　　　　　　　マ: : : : : l: : : : : : : |/　　 ∨.{: : :|: | : : |: |: : : :ヾﾘ: : : : : : : : l
　　　　　　　　〉: : : : : |: : ∧: : : {　　　 }: |: : :l: | : : |: |: : : :ﾍ/ : : : : : : : ﾘ
　　　　　　／{: : : :|: :.|: /　 ∨: |　　　 !八: : !十―ト}: : : : : }^ヽ: : : : :〈　　――伝統うぜぇーって思ってたけど
　　　　　／/:小: : :{: : l/￣￣＼ヽ　　　　　 }:ハﾘ: : / .!: : :} : :}　　＼: : : ヽ　　　最近、こんな国をなんだかんだで平和に『押し込め』てるだけ
　　　　／イ: : 从: : :}ﾍ:{! 孑乏弌＼'、　　　孑乏弌ゝﾘ: : ｲ: :ﾊ　　　ヽ＼ : : ヽ
　　　〃 ./: : : :八: : ﾊ: ゞヽ　{之)ﾘ　　　　　ヒ戈）ﾘ } : / !: ﾘ∧　　　＼ヽヘ: ヽ
　　 //　,' :／/　ﾏ: :人: |　弋辷ｿ　　　　　弋辷ｿ　!: /: :|: !: :∧　　　　ヽヽ }: :}
　　 {'　 .|:/　´　　乂: : 八　　　　〈ｉ　　　　　　　ｲ: : : l小: : ∧　　　＼ |从
　　 !　　|{　　　　 {:/ .冫: : ヽ　　　　　　　　　　　　 /:/ j : 从: : : :.∧　　　　　ﾒﾘ
　　　　ヽ　　　　!'　/人: : : :＼　　　丶　　　　／:/ /: :/: ﾑ｀ヽ: :∧　　　 /乂
　　　　　ヽ、_, ィ .//: : ヽ: : :＞ヽ、　　　　, イ^ヽ、/: :/: : 爪　＼:∧
　　　　　　　ヽ　/:ｲ{: : : : :/ f　　}　｀¨´　　 | }.l ∧: /: : : : :ヽ　　｀ヾヽ　　――実は伝統って凄いのでは？　って思う自分がいる
　　　　　　　　　　{: }: ヽ: ;_/ハ　 /　　　　　　　ﾘ }　∧: : : : : : : :ヽ　　　ヾﾒ
　　　　　　　　　　乂r＜ﾍ{　 {、´　　　　　　 /　　　.|＞、 : : : : :ヽ　　　j
　　　　　　　　　　　 |、ヽト、ヽ　　　　　　ノ　　　 }　　　＞ｭ、 : :}
　　　　　　　　 / | ｀`¨{、｀ﾘ }　　　　　 /　　　　 ,'　　　　} ﾘヽ):/　　　　　　　　えーと……どう答えれば……　＞王女様
.　　　　　　　 /　.!　　ヽー}:/　　　　∠ﾍ　　　　ﾘ　　　　///∧
　　　　　　　　　,' 　 |　　　 ∨∧　　　　　　ヽ＿ /　　　　 /////У}
　　　　　　　ｉ　 .|　　　　!//∧　　　　-=≦ｵ　　　　 ////／ノ

　　　　　 ,⌒ﾊ　　　　　　　　　　　　　,ﾊ⌒　、
　　　　 ,'...::::::ヽ、,_r　-　－¨⌒`へ　_,、_-_:.:::ヽ
　　　　ﾉ....:::::::.ｨ〃:::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ヽ`ヽ::::::::ﾊ
　　　i...:::ｨ::::∧::::::::　　::´::::,::::ﾊ:::::::::::::::::ヽ ´丶/:i
　　ﾄ..:::/::/::|/:::　　:/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::i
　　ﾙ.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/l/::::::/|　l:::::l::::::::::::丶::ヽ::ﾘ
　　{　/jYyﾉ::/::::ｲ::::/::l::::::/|/　l:::/l:::/l::::::::i:::::l:::〈
　　）　　　|/|/:::;/l;::/.:::l/ 　　 l:/ ,l;/ !:::::::l::::l ﾙﾘ:::、
　　　　　　　ﾚ::l;::/.ﾚl/.,　　　l/_ _l;.　l:::,:/:::l:!　　ヽ）　　――その自動化を誰が研究するのよ
　　　　　　　 l/∧|'｛厂``　　 '{厂``ﾚ::i::l:::l
　　　　　　　　|::::ハ'''' 　　　.　　　 '''/::l::::l:/　　　　　　　　　　　あっ、そっか……　＞
　　　　　　　 |/::::.｀ﾄ.　　　___　　　,':::/|::::i:|
　　　　　　　　,':::::i::::::ｌ:`r　、_　イ/::::/:::|::::i:|
　　　　　　　,/::::::l/:l;;;l::::l 　　　　|l::从:::ﾉｌ::.:.V　　――だから、にっちもさっちもいかないから、地道にやっていくしか無いの
　　　　　ィ:::;;;;;-‐l/:/l:{ヾ,　　　　ｿ/￣/'ヽ、ヽ　　　本当の問題は地道にやってく間、色々と時間が待ってくれるのかってとこ
　　　　　　:.:./-‐/　　ゞヽ、　　ｨｲ/　　　／ヽ
　　　　　　,/　|　＼　ﾞ⌒`Ｖ＾¨＾Ｖ⌒"　 /　i/　',

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　・：１．やらない子「こんな国をまとめている伝統って実はすごいのでは？」
　２．時間稼ぎ
　３．野党の皆様、悪い事考えてみる。

　の３本です。
3491 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:24:48 ID:cWuFpZq5: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　５月３１日（6/12）

　　　　　　　ｒ――‐ｭ＿＿_　　　　　　　ｒ――‐ｭ＿＿_　　　　　　　ｒ――‐ｭ＿＿_　ｒ――‐ｭ＿＿_　　　　　　　ｒ――‐ｭ＿＿_
　　　　　γ ￣ｆ‐‐ｆｒ―､-　ヽ.　　　γ ￣ｆ‐‐ｆｒ―､-　ヽ　　 .γ ￣ｆ‐‐ｆｒ―､- ヽ:::::ｆ‐‐ｆ::ｒ―､- ヽ　　　γ ￣ｆ‐‐ｆｒ―､-　ヽ
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　　　　　_|＿＿└―'--'‐‐'__,|＿_　 _|＿＿└―'--'‐‐'__,|＿_　 _|＿＿└―'--'‐‐'__,| :└―'--'‐‐':::::|＿_　_|＿＿└―'--'‐‐'__,|＿_
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〈三三三三{ｌ三三二二ニﾆ〈三三三三{ｌ三三二二ニニ〈三三三三{ｌ三三二二ニニﾆｿ_二三三}ニ〈三三三三{ｌ三三二二ニニﾆｿ_二三三}
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　 .ﾍ∪∪∪∪ﾆﾆ/ ヽ∪∪∪,ﾍ∪∪∪∪ﾆﾆ/ ヽ∪∪∪,ﾍ∪∪∪∪ﾆﾆ/ ヽ∪∪∪∪/ﾆﾆ/∪∪∪ﾍ∪∪∪∪ﾆﾆ/ ヽ∪∪∪∪/ﾆﾆ/
　　￣￣￣￣￣　　￣￣￣　￣￣￣￣　　　￣￣￣　￣￣￣￣￣　　￣￣￣￣￣　￣￣　　￣￣￣　￣　　￣￣￣￣￣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　斥忝灼 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」乂リ /}/_ノ　ｒ; :ｉ　　――これが、今度我が社が発売予定の
　　　　　　　　　　　「:| {　　＼ｊ　　｀＿__　 /´／_ 乂_彡'　　　　ドローンスォーム型戦車です。
　　　　　　　　　　ｊ:∨'　　 io｡.　乂__ノ　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　 ,'　 Y‘　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　./　　′V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　 ./　　,'┐ 　　 .／ /`´　　__/　　/＼　　――基本的には現代のＭＢＴに負ける程度の性能しかありません。
　　　　　　　　 /　　/ / 　_.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼　　　けれど、無人化されており、後方からの指揮車両の命令を受けて
　　　　　　 .:,'′ .／/ ／　 l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘　　　１０台の戦車が有機的連動して動くようにサポートＡＩが搭載されています。
　　　　　　 .:'/　／　ｊ´ / 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’　　　つまり、たった１人で１０台の戦車を稼働させることが出来ます。
　　　　　,. ' /／　　 /:i/ 　 :l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　 /ｰ''´ 　　 / ./　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　 ,〈　　　　　　' ./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　 /∧　　　　 /.,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　 /∧　　　.／　／　　 .／　　　　　　　　　　 |　／ :|　　Ｖ/
　　　　/∧　　/　／　　　／　　　　　　　　　　__,　∨　 /　　ﾔ
　　　　　＼__,＼＼　 .／　　　　　　　 _.､-‐''~/　 /_ ／　　　 |
　　　　　　　　 }｀`ｰ乂　 _　　　.／￣｀` 、　　／　　　　　　|
　　　　
3492 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:29:57 ID:cWuFpZq5: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀　　 /｀`
　　　　　　　　　　　　　　　　／　./｀ ‐　_/　　　＼ _
　　　　　　　　　　　　　_.､ `｀　 /　　　 /~''‐- ._/ ` ~､‐
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　　　　　　　　　　　　ﾉ_.､-''~　　 /　　 :|　 ', }ｉト､　　　/ ／:/
　　　　　　　　　　　〈./ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　＼ ./　{: :/
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i :}ix==ｖ'
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ　|_　　――王国最大の軍需産業ＭＩＣにこいつで挑む！！
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　斥忝灼 :|　「｀`'､: :＼
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」乂リ /}/_ノ　ｒ; :ｉ: : : :＼
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀＿__　 /´／_ 乂_彡' ￣￣｀｀
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　乂__ノ　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼　　――　王国のベンチャー企業　――
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
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　　ｊ{ 　　　　＼＼　 .／　　　　　　　 _.､-‐''~/　 /_ ／　　　 |
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　　　　　`､　 ′|
3493 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:35:39 ID:cWuFpZq5: 　　　　　　　　　/　　 }j: : /:／: : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: ＼: : :ヽ _／: : : :/⌒`
　　　　　　　　 {､__ ノ: : /': : : : : : : : /: : : /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ: :ヽ: : ､: : : : : :/
　　　　　　　　　｀フ: : : /: : ／: : /: : :|: : :/: : : :/ : : : /: : : : :1: : : : : :ヽ: : :ヽ: :',: : ＼: : :/,/
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　　　　　　　　　､__)i: ::/:/: : :ｌ:.|: : /|:.:| ',: !: : l　|: : ;　　　｜:/　 |: /|: : : : : |: |: ! l/
　　　　　　　　　｀¨| : |:.|: : :,-､!: :;　' :! ﾊ:ｌ: : |　丶:| ヽ _　|:/　　|/ ,' : : : : /: }/〃　　――ベンチャーっってなんだっけ
　　　　　　　　　　　レ--‐'´　八:.{-‐ヽ　‘: : |　　　　　　/' ‐- /　/ : : /:/: /:/:!
　　　　　　　　　／　　ヽ-‐'´i＼＼､ ,　　ヽ:、　　　　､ ,　　 /: : :/:/⌒V: :|し'く⌒ヽ
　　　　　　　　 /　　　ヽ〉: : :',　　 ○　　　＼　　　　○　　/: :／´⌒l　}: :ヽ.__ノ: :ﾉ
　　　　　　ヽ　_>　|ノ } ＼:丶._　　　　　　　　　　　　 _.／:／＼　　／: : ト--‐'
　　　　　　　　 /|└‐r'￣ X　/｀￣´　　　　　　　　　　｀￣ ´　　　 r}ヽ: :l: : : 丶---―‐- ､
　　　　　　 / j　／| ｰ/ﾆ>｛　　　　　　　　　　　　　　　　　 /:|: |: :|: : : :ヽ--‐'´￣｀ヽヽ
　　　　　〈 - ' 　 |　　 /: :丶　　　　　　 /^ ヘ　　　　　　／: :jノ: :丶: : : : ＼　､＿ﾉ:ﾉ
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',　　　　　　ベンチャー
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|　　――『新規兵器提案』だよ？？？
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　斥忝灼 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」乂リ /}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀＿__　 /´／_ 乂_彡'
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　乂__ノ　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　ｊ{　　　　 /／　／　　 .／　　　　　　　　　　 |　／ :|　　Ｖ/
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3494 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:41:21 ID:cWuFpZq5: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|　　――うちの商品の特徴として、軍隊相手には
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　',抖冬ｉ　 :|　「｀`'､　　　絶対負けるがゆえに軍に睨まれずに
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」　　/./}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　乂__〆　／ ∨__ ﾉ_ｊ}).　　――戦車をそれも１０台保有できます。
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿　　　　　　　　　それどころか、１人で１０両の戦車を稼働させることが出来ます。
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼　　　　　　　　まさに究極の使い心地！
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’　　　　　　　　いや、戦車の時点で普通の国なら軍に睨まれてるから　＞
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　
3495 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:47:47 ID:cWuFpZq5: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　抖冬乂　' 抖冬ｉ　 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ',廴ﾉ　＼.」廴ﾉ,'./}/_ノ　ｒ; :ｉ　　――世界はなんて心が狭いんだ！
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　「￣」　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
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　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
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:/: : : /l: : : :|: :| : |: : : : : ＼: : :ﾊ: :l|:|
': : : /: |: : : ;: ::| : |: : : : ヽ: :丶 : ∨l:|
: : :/: /|: : /l: ::| : |: : : : : :|: :|: V: :Vﾘ
:ト------- ､:/: / : : |: : :|: :|: : V:｜　　――こんなんしかいねーのか、この国の商売人。
:厂:厂厂:厂l/ l/ ! : : !: : :!: :!: : :|: :|
: : /-/／-　　 /| : : | : /: /: |:.:|: :|
／才不.＿ﾌ:厂广: /: /: /!: :!: |从
　　　ゞﾐ辷ンノ': :/: /!:/: |: ;': :!/: 丶=-‐'
　　　｀ミ　￣｀ /: /／//: ://:|:/ヽ: : |　　　　　　　　やだぁなぁ……もっといろんな人がいますよ　＞ベンチャー
　　　　　　　／イ _,メ､:: ://:/': : :|: : |
　　　　　　　八: :l: ／: :/:! : : :|: : |
＿_　　　ｕ　/: : : |: : :l|: : :|: : :/!: :;'
―┘　　　／ｌ: : : :|: : :l|: : :|.:.:/｜/
3496 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/05/31(水) 23:52:06 ID:cWuFpZq5: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
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　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|　　――ただまぁ、この国の人々はいい意味でも
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　廴辷乂　' 廴辷ｉ　 :|　「｀`'､　　　悪い意味でも脳みそが硝煙でゆであがっているんです。
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ',¨¨¨``＼.」¨¨｀/./}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡. 　 -　　 .／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿　　――考えることは何時だって『敵から身を守る方法』と
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼　　　『アホな政治家が兵隊で弾圧した時に返り討ちにする方法』ばかり
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼　　必然的にこの人たちに商売をする人たちもそういう需要にこたえようと
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼　　そういう発想を毎日繰り返すんですよ。
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘　　　　　　　　よく世紀末にならねーなこの狂犬　＞
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　ｊ{　　　　 /／　／　　 .／　　　　　　　　　　 |　／ :|　　Ｖ/
　　
3497 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 00:07:56 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　_　　　　　 _｣_
　　　　　　　　　　￣｀>＜: :|:_:}_　　　　　　　∠、
　　　　　　　　　　　 /:/: :{彡＜: ￣｀ニ>-xく:-‐i――- ､
　　　　　　　　　　　　　　 {/: ::/.: : :／⌒: : : :ﾍ-､i} : : |
　　　　　　　　　　　　　　 |: ::/:l ／.:／: : : : : : :|: :＼: :|
　　　　　　　　　　 / 　 |: :l: :/:/:/:/: :/: /: //: : : : ヽ
　　　　　　　　 {ヽ- ': ::|: {:.l:/ﾚﾅj/､/ﾘ/ｲ:/:.:|: :|:ｌ|丶__,ノ}　　――私の勝手な妄想かもしれないけど
　　　　　　　　　　　｀７: : :|:八{代{_j刈／ｨ_升y:|: :|:ｌ|丶-‐'´　　　　あなた方って基本的におびえているのね。
　　　　　　　　　　　　　,: : : :|:.:ｌ: :l　ｰ'　　l　ﾋﾉ/: /: /:ﾘ
　　　　　　　　　　　　　|/{: /: :|: :|､　 r‐-､　 /∠イ: :{:|　　　　　　　　　　 / )
　　　　　　　　　　　　　　 /: : ﾊ: :',]>､ヽ-'_／: |:.: :|: ::|:|　　　　　　　　　　／(＼
　　　　　　　　　　　　　／´￣｀ﾊ: ヽ＼/[:｣:_|: :!―-､:ｌ:|　　　　　　　／　r_‐ヽヽ._＿_
　　　　　　　　　　 / 1　　　 ∧: :', ()　＼ヽ:ヽ　　ヽ}　　　　　　　 /　⌒ヽ＼ }ﾉ―‐ ､)
　　　　　　　　　　　　{_ ﾉ　　 rく ∧: lニ三ニ=＼:＼}_}　　　　　　／　/⌒ ｰ-'´
　　　　　　　　　　　人＼ｰ｢_/´　 ',:|　｀´　　　　ヽ:| >､　　　　／　 /　　　　　　　怯えている？　＞
　　　　　　　　　／　　＼_>-{ 　　 :|　　　　　　 |ﾊ!　　＼　　／　　　'
　　　　　　／　　　／:/: : :＼　　　　　　　 |:l ＼　　ヽ' 　　／
　　　　　く　　　／.: :/: : : /: :ヽ　　　　　 I|:|　　＼　　　　／　　――この国の人たちは何時だって怯えている。
　　　　　　　　＼　　＼: : : /r‐､: :} 　　　　　 |:ヽ　　＼_.／　　　　　怯えているから武器に頼る。今度は武器を持った隣人が怖くて怯える。
　　　　　　　　　　丶　　丶: _｣///,|　　　　　　ヽ: :＼　　　　　／}　　　だから、さらに武器に頼る。
　　　　　　　　　　/: :/＞ .. _　￣｀!　　　　　　　　　l＼: :丶---‐': :/
　　　　　　　 /: :/:: : : :/: 入ァ　|　　　　　　　　 /　　丶: : : : :／
　　　　　　　 |: / |: : : :{:〈//}i　//⌒ヽ, ‐ ､　　ヽ＿＿l`'＜
　　　　　　　 |/ 八: : : :/∧__ノ {　　　　　 }　　　　　　　　＼-―‐ ､
　　　　　　　 |　　＼└':／　　＼　　／　　　　　　　　　　　/_　　　 }
　　　　　　　 | 　　　 >'　　　　　　￣　　　　　　　　　　　　／　　￣〈
　　　　　　　　　　　_ ＞'´ >､　　　　　　　　　　　　　　　　　／､　　　　 /
　　　　　　　　　　｢　　／　/＼　　　　　　　　　　　　／ヽ　　＼　　 /
3498 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 00:15:55 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　　 /.: : : : :. :.／/: : : : : : : : : :＼＼ー─── 、
　　　　　　　　　　　＞‐ ､　 ./.: :. :. .:.／: :/: : :.＞: :´￣￣: :＼｀ー─ ｚ　　＼
　　　　　　　　 /: :/⌒　　/: : : : ／'.: : : :.／: : : :／´￣.: :. :. .:.}⌒ー'　./ / 　＼
　　　　　　　　　 {: :人＿　ノ: : :.／:./: : :.／: : : : :/: :／: :ィｉ: : : : |｀￣{　/ / ./　　＼
　　　　　　　＿＞───=彡 : / : : /.: : : :. :./　⌒ヽ / }.: :. .:.|.:.:ヽ|　ﾄ {　ト　　　　＼
　　　　　　／.: : : : : : : : : :. :. :. :./{: : :.／ Y: : : |芹云ヽ〉ﾉ: : : /.: :. :.し'　.し{　￣＼　　＼
　　　　　 /.: : :.／￣￣￣／.:.／　|: :〈　人.: .:.|　ゞﾂ .／＞.:./: : : : :|　　　　　　　 ∨　　＼
　　　　　{.:.:|／／　　／: :／　　/: :.∧　　 |＼{　　／´ 芹ﾐ/: : : : :/　　　　　　　　 ∨　　　　ｉ
　　　　　乂{:./　　／: :／　　 /: : : : :￣{　|　　　､　　 { ゞ': : : :／　　　　　　　 ∨　　　 .|
　　　　　　{八.　　（: : :.{　　　 /: : :.|￣＼从{　　　ゝ　　/:.厂´　　　　　　　　　　　　　}　　　 .|
　　　　　　　　＼　＼＿　ノ /: : : : {／´￣　　￣＼＿／{:人＞───　⌒ヽ　　　　 .|　　　 .|
　　　　　　　　　　　　　／: : : :／　　　　　　　　 }＼: :/／　　　　　　　　　､───ﾍ　　　 |
　　　　　　　　　　／.: : : : :.{　　　　　　　　　 |⌒７　　　　　　　　　 }　　　　　　　　 |
.　　　　　　　　　／: : : : : : : :|　　　　　　　　　 |／　　　　　　　　　　 |⌒}＿＿＿＿ノ
　　　　　　　　　／: : : : : : : : : : ＼厂￣＼　　　 /　　　　　　　　　　　　　　　|　 |
　　　／:.´￣￣´.: : : : : : : :. :.／: :〈ｙ─　､　＼　/　　　/　　　　　　　　　　　　|　 |
　 .／: : : : : : : : : : : : : : : : :／: : :.／　　　ヽノ　）　　　　/／　　　　　　　／　 .|
／.: : : : : : : : : : : : : : :: :.／: : :.／　　　　 ∧　（　　　　　　∨/　　　　　／　　 /
.: : : : : : : : : : : :. :. :: :.／: : :.／　　　　　／　＼八　　　　　 /　＿＿／　　　 ./
: : : : : : : : : : : : : : ／: : :.／　　　　　／{￣￣＼　|　　　　　　　　　　∨＿＿　イ
: : : : : : : : : : : :.／: : : : /　　　　　　＼|＿＿＿　|　　　　　　　　 ∨
.: : : : : : : :. :.／ : : : : : : ＼＿　　　　　　　　　　　｀￣＼　　　　　　　 ∨
.: : :. :. :. :.／: : : : : : : : : : : : : ＼　＿＿＿＿＿＿＿_ 　ヽ.　　　　　 ∨
: : : : : :./.: : : : : : : : : : : : : : :.／　　　　　　　　／|　　　ｎ　}ｉ　　　　　 ∨
: : : : :./.: : : : : : : : : : :. :. :.／　　　　　　　／　 .ｉ｀Y＾Y人八　　　　　　　　＼
: : : :./ : : : : : : : : : : : : ／　　　 .／￣￣´　　　 |ｉ　、{ ＼∨　　　　　　　　　　＼
: : :./.: : : : : : : : : : : :. :.´￣￣}／　　　　　　　 |入ヽノ⌒　　　　　　　　　　＼

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　王女様「……もちろんこれを繰り返せば終わらないってのはちゃんと理解している。だから、どこかで
　落としどころを探している。でも武器を手放すという選択肢だけは認められない」

　＞　王女様「自分１人だけ手放してほかの奴が手放さない事に『怯えている』から。……あなたたちの
　内戦と国民性が複雑に絡み合ったせいかしら？」
3499 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 00:25:24 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|　　――知りませんよ。それで、北の大国のお姫様が
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　抖冬乂　' 抖冬ｉ　 :|　「｀`'､　　　わざわざうちのベンチャーを見に来た理由はなんでしょう？
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ',廴ﾉ　＼.」廴ﾉ,'./}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　「￣」　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿　　
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼　　――うちの商品に気があるわけでも無いし……
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘　　　　　　えーと、色々調べているのよ。私なりに　＞
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　ｊ{　　　　 /／　／　　 .／　　　　　　　　　　 |　／ :|　　Ｖ/
　　ｊ{　
3500 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 00:33:35 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ|　　　　　　　　 |l/
　　　　　　　　　　　　　／⌒ |l|､　＿＿,　＜ﾆ!| X=＝ニニゝ
　　　　　　／三二ニ＝=ｧ≠´: : : ／: : :／: :`Yヘﾆヽ
　　　　　　　 }／　 /／: : :／: :/: :／: : :／: :／: :l: : :ヽ:＼
　　　　　　　　　　 //: : : /l: : :/: /:/: : :/: :〃 : ／!:.! : !:!: : ヽ.
　　　　　　　　 '/: : : /.: : :/: /:/: : :/: :/ l: :/　 |:.| : |:|:ｌ:|: : :li
　　　　　　　　　　|i: /: /.: : :/: /://: :/ｰ=lニ./､　//|: :|:|ﾊ|: : :||
　　　　　　　　　　 |/ : |: :l : : /:/.:|: : |:､y==ミヽ// ,: ｨ=ュ|: : :||
　　　　　　　 /.:.:/|: :|: : :|:.||: |: : |ﾆ〉　{_,心/　/: :厶、|: : :||
　　　　　　　　ｰ=' ／: :|: :|: : :Ｎﾊ:|、:.V　｀ ⌒`／イ´{_ﾊﾅ: /ﾘ
　　　　　　　／:／: :!:./: :ﾊ〈ヾ＼:ヽ_　　　　　〈　｀ン／/'
　　　　　　　　/: :/: : : :|/: :/: :ヽﾆ|　　￣　　　　　　／l{　/
　　　　　　　　|: /|: : : / : /: :/: :/ !lx　　　　　＜ﾆﾌ　　ﾉ|　　――あなたたち王国人には悪いけど、
　　　　　　　　|/ 从: / : /: :/: :/　|il|　　　、　　 ´　／ j|　　　　『北の大国（わたしたち）』だって、怖いのよ。
　　　　　　　　　　 )/ : :/: :/: :,' 　,'r]　　　　丶--イ: :.|
　　　　　　　　　／　:/: :/: : |　 :|/ ﾍ,__　　 {ハ: :∨ |
　　　　　　　　 /　　 /:_:/:_:_:｣　 :|ヽ〈〈ﾍ　 l/∧: :V｣＿　　――あなたたちという『狂犬』が、いつまた牙をむくかって
　　　　　　　　,　　 :/＾>、　 |　 :|／⌒＼ V／´ﾊ: :V　 ∧
　　　　　　 /　　// /　∧　 |　 :!　　ー {＾{ー　ﾊ: :V ﾊヽ
　　　　　　　,　　 ': !　　/　ハ ',　:|r―‐- ､}_ﾉ, -―-ｌ: :| | 　 |
　　　　　　　|　　l: :|　　　　　il　v:|し～'//　lヽヽ～':|: :| | 　 |
　　　　　　　| 　 |: :|　　　　　l|　‘:. ＼.//＼,l∧ ∨ ｣ / ハ　|
　　　　　　　| |: :|: :/　　　　　|　　＼':/＼　ヽ∧ Vﾉ’ .':　　〉
　　　　　　　| |: :|:/　　　　｝　　/ /　　＼ |　l　|　/: 　　 |
3501 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 00:41:12 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　 /:/: : : : {{／-―:_;≧ニ: : : へ、:＼}}: : :＼
　　　　　　　　　　　 /:/: :／: :/: : : :／: : :／: : : : : : :ヽ‐-’、: : :.ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,':/: / : : /: : ／: : : :/.: : : : : : :.:l: : l: : : :＼: : :.}
　　　　　　　　　　　　 |: : : : : :/i|: /:/: : : /: :/: : : : : :.:|: : |: l: : : : ＼ﾉ
　　　　　　　　　　　　 |:.:/: : : l: :V:/: : : / : /: : /! : |: :|: : |: |: : |: : l:ﾊ
　　　　　　　　　　　　 ∨/ : : |:./:/: : : /: :/l : / ,' :/: /: :/:∧: :|: : |: ﾊ
　　　　　　　　　　　　 // : : : l/:/: : : /｣:/ﾆ!:/､/:/l /: 〃ﾆ≠/: : :|: | |　　――今、形の上では同盟国。
　　　　　　　　　ｰ==彡': : : : /V:{: : : :l_｣≧ﾆミ/ｲ／イ//　/ｲ: : :./:/ .'　　　なのにお互い相手の事を怯えているなんて
　　　　　　　　　　　／/: : : /:从:ｔ: : : |ﾆ!{i_ﾉ::}｀Y /／ｨ彡=ﾐ}: : /:/l/
　　　　　　　　　　 /: :/: : : /:/: : :＼: ！弋ン_ ／　　　　　 /／|/八
　　　　　　　　 /: :/: : ／:/: : : ｌ|: :｀T＼　　　　　　(　　　（＼.:.:/:.ト==一'　　――不健全だとは思わない？
　　　　　　　　｛: :／´￣￣｀丶ﾘ: : :从、　　　､_　__,　　／ヽ二二.¨'ｰ-、　　　　お互い、怯えるよりお互い相手を理解したうえで警戒する。
　　　　　　　　　 V　　　　　　　 /: ://| 　ゝ.　　　ｰ　／: |　　＼／ / ,　＼　　　そっちのほうが健康的
　　　　　　　　 /　　　　　　　/: ://八　　＼≧ｧｰ＜ヽ|: :|　　　/ ／／　　＼
　　　　　　　　ノ/　／　　　 /: ://　　＼　　 V /　 |　l|: :| ⊂ﾆ{ 〈 / /、　　　　＼
　　　　　　　く＾ヽく　　　　　 |: :/厶,､_　　　　 o　　｣　l|: :|　 /　＼|　!　＼_　　　　}
　　　　　　　／　＼　＼　_,／＾|: :|-―- ､｀^ゝ、ｏ , -'⌒＾|: :| _｣∠L_ し'　　/￣　　/
　　　　／　　　　＼ノﾍ >'´ |: :|　　　＼　｀ソ／´⌒!: :!, -―-､]　　　/　　　 /
.　　　／　　　　　／:.:/⌒/ 　 |: :|　　　　　　＼／⌒V⌒|: :|　　　 |　　　/　　　 /
. 　／　　　　　／: : :/: : / 　八:.|　　　　　　／／＾⌒)/:j: /　　　　l　　/　　　 /
3502 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 01:08:47 ID:Lw5uGaw1: 　　　 {　　　　／／／/　　　 / 　 /　　 /　　　＼＼＼　　＼＼＼　　　|
　　　ヽﾆ二´／／　/　　　 _,/_ /　|　　｜　/　　　l　ヽ＼　＼l　| ＼　、
　　　　　　 / / /　　.'　 / 　 /　/＼.!　　 |　 |∨　　|　　 !　 !　＼　lく　　＼＼
　　　　　 / ｲ / 　 /　 ' 　 /|　, |　l |､　 |　 |　V　ﾊ　 |　 l　 | ｌ　|　＼　　ヽ＼＿
　　　　 /'　|/　／|　｜　/｛l /｜ |ﾊ＼ |　 |　 |　/　,　-―-　| |　|　　｜　　 | ￣
　　　　　 |　｛　{　｜　|　 |ｬｆく|､　｜ ',　＼､|　 | /／ l　|　 !　/ ｌ　|ﾊ.　 |＼　 |
　　　　　 |　 ∧.|　｜　|　 | j| ｛_,> ニ八　　＼. j/＿__j /　｜/　|　|.∧　|　 ∨
　　　　 ∠、∧―ヽ.卜､|　弋::::::::ﾉ　＼　 l　＼┬ ┬=彳ﾉ'　 |　'　∧ |　　|
　　　　／〈⌒',　ヽ.　ヽ {:::',　　｀¨´　　　　＼', 　弋ｰ'::: ノ /|　/!/-― l∧　 '
　　／　　〉./V⌒ヽ￣ヽ:ﾊ　　　　　 .ﾉl 　＼　　｀¨´　/ / // 　／/〉 ∨
　 /　／　　ヽ|　　　 |　　　{:八　　　　　ヽl　　　　　　' ' '/イ //　／ / /　　',＼
. / ,/　　 //ハ　　 V⌒ヽﾍ::::＼　＼ _ ＿　 -‐ｧ'　　／::::j//＾´　 / 〈　　 .　＼
/ 〃　　　l　　∧　　　　　 |　／⌒>-､丶---‐ ', --､く::::::::: /'　　　/／　　　 |
l//　　　 |　　 ∧　　　　 ∨　／／⌒>､ﾆ∠⌒＼＼／/　　　/l　　　　　l　|
| |　　　　 |　　/ ∧　　　〈　　　　／､ﾉ⌒ヽ＼　　〉　　　 /　l　　　　　l　|
| |　　　　 |　　{ / ∧　　　ヽ　　　　 }ﾉ　　　　　／　　　 /　　l　　　　　l　|

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　王女様「右手で握手して、左手にナイフを持ちましょう。両手に拳銃を手にしてメンチきった関係は
　危ないだけよ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はこの辺で
3503 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 22:31:47 ID:Lw5uGaw1: もうちょっとまってね
3504 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 22:53:54 ID:Lw5uGaw1: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　昨日の続き（６月１日　6/12）

　　　　　　　　　　　　　 /:/: : : : {{／-―:_;≧ニ: : : へ、:＼}}: : :＼
　　　　　　　　　　　 /:/: :／: :/: : : :／: : :／: : : : : : :ヽ‐-’、: : :.ヽ
　　　　　　　　　　　　 ,':/: / : : /: : ／: : : :/.: : : : : : :.:l: : l: : : :＼: : :.}
　　　　　　　　　　　　 |: : : : : :/i|: /:/: : : /: :/: : : : : :.:|: : |: l: : : : ＼ﾉ
　　　　　　　　　　　　 |:.:/: : : l: :V:/: : : / : /: : /! : |: :|: : |: |: : |: : l:ﾊ
　　　　　　　　　　　　 ∨/ : : |:./:/: : : /: :/l : / ,' :/: /: :/:∧: :|: : |: ﾊ
　　　　　　　　　　　　 // : : : l/:/: : : /｣:/ﾆ!:/､/:/l /: 〃ﾆ≠/: : :|: | |　　――今、形の上では同盟国。
　　　　　　　　　ｰ==彡': : : : /V:{: : : :l_｣≧ﾆミ/ｲ／イ//　/ｲ: : :./:/ .'　　　なのにお互い相手の事を怯えているなんて
　　　　　　　　　　　／/: : : /:从:ｔ: : : |ﾆ!{i_ﾉ::}｀Y /／ｨ彡=ﾐ}: : /:/l/
　　　　　　　　　　 /: :/: : : /:/: : :＼: ！弋ン_ ／　　　　　 /／|/八
　　　　　　　　 /: :/: : ／:/: : : ｌ|: :｀T＼　　　　　　(　　　（＼.:.:/:.ト==一'　　――不健全だとは思わない？
　　　　　　　　｛: :／´￣￣｀丶ﾘ: : :从、　　　､_　__,　　／ヽ二二.¨'ｰ-、　　　　お互い、怯えるよりお互い相手を理解したうえで警戒する。
　　　　　　　　　 V　　　　　　　 /: ://| 　ゝ.　　　ｰ　／: |　　＼／ / ,　＼　　　そっちのほうが健康的
　　　　　　　　 /　　　　　　　/: ://八　　＼≧ｧｰ＜ヽ|: :|　　　/ ／／　　＼
　　　　　　　　ノ/　／　　　 /: ://　　＼　　 V /　 |　l|: :| ⊂ﾆ{ 〈 / /、　　　　＼
　　　　　　　く＾ヽく　　　　　 |: :/厶,､_　　　　 o　　｣　l|: :|　 /　＼|　!　＼_　　　　}
　　　　　　　／　＼　＼　_,／＾|: :|-―- ､｀^ゝ、ｏ , -'⌒＾|: :| _｣∠L_ し'　　/￣　　/
　　　　／　　　　＼ノﾍ >'´ |: :|　　　＼　｀ソ／´⌒!: :!, -―-､]　　　/　　　 /
.　　　／　　　　　／:.:/⌒/ 　 |: :|　　　　　　＼／⌒V⌒|: :|　　　 |　　　/　　　 /
. 　／　　　　　／: : :/: : / 　八:.|　　　　　　／／＾⌒)/:j: /　　　　l　　/　　　 /

　　　 {　　　　／／／/　　　 / 　 /　　 /　　　＼＼＼　　＼＼＼　　　|
　　　ヽﾆ二´／／　/　　　 _,/_ /　|　　｜　/　　　l　ヽ＼　＼l　| ＼　、
　　　　　　 / / /　　.'　 / 　 /　/＼.!　　 |　 |∨　　|　　 !　 !　＼　lく　　＼＼
　　　　　 / ｲ / 　 /　 ' 　 /|　, |　l |､　 |　 |　V　ﾊ　 |　 l　 | ｌ　|　＼　　ヽ＼＿
　　　　 /'　|/　／|　｜　/｛l /｜ |ﾊ＼ |　 |　 |　/　,　-―-　| |　|　　｜　　 | ￣
　　　　　 |　｛　{　｜　|　 |ｬｆく|､　｜ ',　＼､|　 | /／ l　|　 !　/ ｌ　|ﾊ.　 |＼　 |
　　　　　 |　 ∧.|　｜　|　 | j| ｛_,> ニ八　　＼. j/＿__j /　｜/　|　|.∧　|　 ∨
　　　　 ∠、∧―ヽ.卜､|　弋::::::::ﾉ　＼　 l　＼┬ ┬=彳ﾉ'　 |　'　∧ |　　|
　　　　／〈⌒',　ヽ.　ヽ {:::',　　｀¨´　　　　＼', 　弋ｰ'::: ノ /|　/!/-― l∧　 '
　　／　　〉./V⌒ヽ￣ヽ:ﾊ　　　　　 .ﾉl 　＼　　｀¨´　/ / // 　／/〉 ∨
　 /　／　　ヽ|　　　 |　　　{:八　　　　　ヽl　　　　　　' ' '/イ //　／ / /　　',＼
. / ,/　　 //ハ　　 V⌒ヽﾍ::::＼　＼ _ ＿　 -‐ｧ'　　／::::j//＾´　 / 〈　　 .　＼
/ 〃　　　l　　∧　　　　　 |　／⌒>-､丶---‐ ', --､く::::::::: /'　　　/／　　　 |
l//　　　 |　　 ∧　　　　 ∨　／／⌒>､ﾆ∠⌒＼＼／/　　　/l　　　　　l　|
| |　　　　 |　　/ ∧　　　〈　　　　／､ﾉ⌒ヽ＼　　〉　　　 /　l　　　　　l　|
| |　　　　 |　　{ / ∧　　　ヽ　　　　 }ﾉ　　　　　／　　　 /　　l　　　　　l　|

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　王女様「右手で握手して、左手にナイフを持ちましょう。両手に拳銃を手にしてメンチきった関係は
　危ないだけよ」
3505 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 22:57:53 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　{／: :／｀: : : : : : : :丶: : : : :＼: : : : :ヽ
　　　　　　　　　／: ／/:/: : : : :＼: : :＼:＼: : :ヽ:ヽ: : : : |
　　　　　　 //: /: :〈: {: :{: :.:ﾄ､ : ',: : : l＼:＼: : l: :!: : : :|
　　　　　　　　//: /: : :∧:Vﾊ : |　ヽ:|:ｨ : |: : :ヽ:l : |:.:|: |: : |
　　　　　 //: /: : :ｨﾆ:lヽ:、ヽ!ニﾆXl: :ﾊ: : : ::}:V|:.:|: |: : |
　　　　　　　i/!: :|: : /l |/ﾍ : ＼　､__ l |/　|: : :∧:|:!:/ｲi: : :し/
　　　　　　　| | : |: : : |　__, ヽ: { ＼＿,ノﾆl:: :/ﾍj:| : : |:ト-‐'　　――という訳で、正直に言いますけど
　　　　　　　| | : |:､:. :|､＿,ノ｀＼ ´￣　ノイ　〃: : :|:|　　　　　　よくその程度でベンチャービジネス！（キリッ
　　　　　　　l ‘. :l: {＼｀￣ﾉ　　　＿＿　ﾘ彳:l: : : !:!
　　　　　　　　　｀ヽ　l`　　　　ﾍ丶--､＼: : |: : : ぃ._ノ
　　　　　　　　　人　　　ｧｰ1 　／｀ヽ}　|: :/:.l: : :ヾ、　　――ってやれるわねぇ～ってのが感想。
　　　　　　　　　　　｀ ¨|:＞　. _ﾆ´_/￣`　　､ ∨.:.:|: : : : :＼　　　『北の大国（うちの国）』が大戦期に
　　　　　　　　　　　　 |: : : :ｌ: r｢ |､￣`　　　 l |ｰｧーｧ‐､: : :＼　　やってたことを今頃かよって感想。
　　　　　　　　　　　　 |: :_: :|:〈[　し兀i　　　　ﾄ､／ヽ　ヽ:ヽ: ＼
　　　　　　　　　　　　 /:{///＼]_／/∧　　　｣∧　　＼｜: :＼: l
　　　　　　　　　 l / ///ｰ{_{////∧ 　 /　 ∧　　　 l｜: : : l: |　　　　　　　　　何？　＞
　　　　　　　　　 |:{r―一:水´￣｀〉_}>‐' !　ヽ∧　　ｌ | : : : |: |
　　　　　　　　　 |人__,／∧＼￣∨　　 |　／　|　　　｜: : : |: |
3506 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 23:10:47 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|　　――その話詳しく！
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　斥忝灼 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」乂リ /}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'　　　　　　戦時中の我が国は、まぁ、ひいき目もあるけど
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　　( )　　／ ∨__ ﾉ_ｊ})　　　　　　　　　大陸でも最上級の技術立国でもあったし　＞
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘　　　　　　　それ以上に、戦時経済万歳な国だったわ。
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’　　　　　　　　だから、最新技術の類は軍隊にほぼ間違いなく
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘　　　　　　　　　　つぎ込まれたし、色々実験もしまくってた　＞
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　
　　　　　　　￣＼　! ．　 - ―　-　､　　　　／
　　　　　　　　ｨ≦.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .:｀.:ヽ　,/_／￣￣
　　　　　　／.: .: ／.: .: .: .: .: ￣＼.: .: .: .: .:｀ゞ.: 丶
　　　　_,ノ: .: .／.: .: .: .: .: .: .: .: .: .:ﾍ.: .: .: _,ノi.: .: .: 丶
　　　　イ.: ／.: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: .: ﾍ.: .: .: ./i.: .: .: .: ﾐ
　　　　/.イ.: .: .: .: /|.: .: /|.: ﾄ､.: .: .: .: ﾍ.: .: .: .}.: .: .: .: ﾐ
　　　ノ.／{.: .: .:‐ﾒ､.!.: .,'斗十ヽ.: .: .: .: 丶.: .ｲ.: .: .: .: ﾉ
　　'イ.:／!.: .: / 　.|.:./　|.: ! -　}.: .: .: .: .:ム.:{.: .: .: .:ｲ
／　 {.|　 |.: .:ｲ心､|.::　ﾉ.ｲ≠=zi.: .: .: .: .: ヽ.:ゝ.: .: {
.　　　 |!　 !.: .:弋:ﾂ V　／代んｸ.: .: .: .: .: }.: }.:.:丶.: .ゝ
　　　／人.: .! ￣　　　　弋ﾝﾉ.: .:ｲ .: .ﾉ.:.:!.:.:{ 　）.ﾉ
.　　／　　 .〉:ﾑ　　' 　　　／.:.:ノ }.: ./.:.:ﾉ.: .:!　　――有人の戦闘機なんて物も廃止寸前ってくらい
　　＼　　ﾉ.: .:＼　ヽ　　／,:イ,､ノ'／.: .: .: .: :|　　　　航空部門に関しては、かなり無人化されてたもの
　　　　＼ｲ:::::〉｀ヽ＞､＜　八-―　f￢;''"ﾍ
:::...　　　｀¨ﾉ　　／/´〉　　　　,'////　　｛//〉.:
＼::::.....　　く　　/// 　 _　　　,'////　　　」イ.: .:
.　＼::::::.... ﾉ　 j//´｀¨　ゝ-/////|　　　「　 i.: .:ヽ　　――地上では遠隔操作型の陸戦ドローンだっていっぱいうごめいていた。
　　　＞､:::ヽ／/,'i i　 ::/　./////〈　　／　　ﾍ.: .:＼　　　その辺はあなた方も見てたでしょ？
　　　/.: .: ＼///|　|　:/ ／/////∧ 〈　　　　∧.:.:}ﾉ
　　ｲ.: .: .: .////≧z､／////////∧{　　　　 ∧./　　　　　　えーと、記録では　＞
　／|.: .: .: .:!///////////////////|ヽ　　　　∧.:.ヽ
　　 |.: .: .: .:∨//////////////////.: .:∨　　　 ∧.:ﾍ
　　人.: .: .: .:∨////////////////|.: .: .: ∨:::..　　∧.:ﾊ
　　　ﾍ.: .: .:〈/////////////////|.: .: .: .: ∨:::...　 ∧.: i
　　　　 }.: .: .:|////////////////〈.: .: .: .: ,ｨ´:::　　　〉.:.|
　　　　ﾉ.: .: :.|/////////////////〉.: .:／　　　 ...::／.: .:|
　　　 /.: .: .: |/////////////////|.／　　　..:::::／.: .: .: .!
3507 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 23:18:23 ID:Lw5uGaw1: : : : /: :/: : : : : :/: : : :/: : : : : /: :＼ヽ: : :＼
: : /: :/: : : : : :/: : : /|: : : : : /|: : : ∧∨: : : ヽ
: /: :/: : : : : :/: : : /　: : : :.:/} !: : /: :.', ,: : :ヽ: ヽ
/: :/:ｌ: : : : :/| : : /　 |: : ／//|: /: : : :l |: :!: :| V:',
: :/: :|: : : : :| V:ｰ|＝ニ/- '　 j/l: : : : ﾊ|: :!: :|　|:.|
:/: : :|: : : : :|　ヽ | 　 l/　　　/ /: : : /l:.|: :| : !　!:.!
ﾊ＼ﾊ: : : :.:|　　　＿＿＿＿ /: : : //:/: /: /　j: !
|　〉|:|ﾍ: : : :',ｨ彡＝＝＝＝:/= ／V: : :/: :/　/:/　　――敗戦とともに、特許資料やら技術者やら
| /八!∧: : : ',　　　　　　　/:／　　ヽ/／　 //　　　　あっという間に持っていかれたけどね。
　　 |　∧: : :ヽ' ' ' '　　　 ´　　　　 }　　 /'
ーく＾､　　＼: : ＼　　　　　　　八
: : : :ヽ＼　　￣　｀　　　　　／
: : : : :ﾊ　丶.　　　　　　　　＿／　　――それでも、あの時のノウハウがまだいくらか残されている。
: : : : : :ﾊ／: {｀＞‐------‐ '´　　　　　今の私たちにとって、賠償金減額交渉における唯一の切り札よ。
: : : : : : ::, : : ヽ
: : : : : : : !Y７:ﾊ
ｌ: : : : : : :| | |: |:|
|: : : : : : :| | |: |:|
3508 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 23:22:54 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　　　 |ｌ|　　　　　　　　 |l/
　　　　　　　　　　　　　／⌒ |l|､　＿＿,　＜ﾆ!| X=＝ニニゝ
　　　　　　／三二ニ＝=ｧ≠´: : : ／: : :／: :`Yヘﾆヽ
　　　　　　　 }／　 /／: : :／: :/: :／: : :／: :／: :l: : :ヽ:＼
　　　　　　　　　　 //: : : /l: : :/: /:/: : :/: :〃 : ／!:.! : !:!: : ヽ.
　　　　　　　　 '/: : : /.: : :/: /:/: : :/: :/ l: :/　 |:.| : |:|:ｌ:|: : :li
　　　　　　　　　　|i: /: /.: : :/: /://: :/ｰ=lニ./､　//|: :|:|ﾊ|: : :||
　　　　　　　　　　 |/ : |: :l : : /:/.:|: : |:､y==ミヽ// ,: ｨ=ュ|: : :||　　。。（後は、王室外交。つまりは私の身柄とかを活用した
　　　　　　　 /.:.:/|: :|: : :|:.||: |: : |ﾆ〉　{_,心/　/: :厶、|: : :||　　　　　政略結婚だったり人質だったり……何時代よまったく）
　　　　　　　　ｰ=' ／: :|: :|: : :Ｎﾊ:|、:.V　｀ ⌒`／イ´{_ﾊﾅ: /ﾘ
　　　　　　　／:／: :!:./: :ﾊ〈ヾ＼:ヽ_　　　　　〈　｀ン／/'
　　　　　　　　/: :/: : : :|/: :/: :ヽﾆ|　　￣　　　　　　／l{　/
　　　　　　　　|: /|: : : / : /: :/: :/ !lx　　　　　＜ﾆﾌ　　ﾉ|　　――という訳で、おたくのそれ、私には見慣れたものにしか見えないのよ。
　　　　　　　　|/ 从: / : /: :/: :/　|il|　　　、　　 ´　／ j|　　　何か強みとか無いの？
　　　　　　　　　　 )/ : :/: :/: :,' 　,'r]　　　　丶--イ: :.|
　　　　　　　　　／　:/: :/: : |　 :|/ ﾍ,__　　 {ハ: :∨ |
　　　　　　　　 /　　 /:_:/:_:_:｣　 :|ヽ〈〈ﾍ　 l/∧: :V｣＿
　　　　　　　　,　　 :/＾>、　 |　 :|／⌒＼ V／´ﾊ: :V　 ∧　　　　　　　　えっと……安い！！　＞
　　　　　　 /　　// /　∧　 |　 :!　　ー {＾{ー　ﾊ: :V ﾊヽ
　　　　　　　,　　 ': !　　/　ハ ',　:|r―‐- ､}_ﾉ, -―-ｌ: :| | 　 |
　　　　　　　|　　l: :|　　　　　il　v:|し～'//　lヽヽ～':|: :| | 　 |　　――ベンチャーが初手安売りすんな。まず夢を見せろ
　　　　　　　| 　 |: :|　　　　　l|　‘:. ＼.//＼,l∧ ∨ ｣ / ハ　|
　　　　　　　| |: :|: :/　　　　　|　　＼':/＼　ヽ∧ Vﾉ’ .':　　〉
　　　　　　　| |: :|:/　　　　｝　　/ /　　＼ |　l　|　/: 　　 |
3509 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 23:28:52 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿ |　　　＼ _ ｣_
　　　　　　　　　　　　　　　　-――‐- ､｣｀ヽ.-‐∠:>⊥:]_
　　　　　　　　　　　　　　　／: : : : {f／´／: : : : ∧: : :＼
　　　　　　　　　　　　　　ｰ=彡 : : : : ／: ／:／: : : : : :!:|: :|: :.ヽ､＿_ r‐､_
　　　　　　　　　　　　　　／: : : : : :／: : /: :/: : :/:/ /: |:ﾊ:l|: : :|:',_{｛｛{ ﾉ　　｀ヽ
　　　　　　　／　　　／ :／: : :／: : : ://:/: : :/:/ /: :/,≦|: : :ﾊ|　￣く　　　　〉
　　　　　　　{{　　ｰ=ﾆ二´: : :／／ : : //:/l: : ｨ≧ｧナ//ﾋﾘ]: :/ l| 　　｀Y⌒〈
　　　　　　 _,.≧≠-――――:´: : : ://://|: / ﾋﾘ　　　､　/:/ 　|　　　　 |/⌒'
　　　￣: : :_ : : : :-――― : : : :／: : :/':／j/　　　　　 ┐/八　　　　　 |　　 ',　　――小売りならいざ知らず
　　　￣　／: : : : : : : : : : : : :／: : : : : :/: : :≧.＿_　（_ /／　 }　　　　　　|　　　',　　　『安い』を武器にするな
　　　　／: : : : : : : : : : : : :／: : : : : : : : :／　　　　｀>､∠ ＿＿＿＿＿ .⊥.　　 l
　　／: : : : : : : : : : : : :／.: : : : : : :/:／{　　　　／　　　　　　　　　　　　 |
　 /: : : : : : ／: : : : :／: : :／: : :／l/ 　 |　　／　　　　　　　　　　　　　　　　　_}
　,'.: : : : :／: : : : :／: : :／: : :／: :/　　八　 /ーｧ…r―――――　　　　　￣
./: : : :／: : : : :／: : :／: : :／.: : :/　　　　＼{／／　|
l: : : :/:二ﾆ≠-―=': : : ／: : : : /　　　　　／／　　 |　　――「こいつらは、この程度のメーカー」なんだ扱いで　
|ｰ=ﾆ　　-‐=＝ﾆ´.: :／: : /: ／　　　　／／ ..:::::::／　　　　伸びるわけないでしょ
|: : ／: : : ／／: : : :r―‐/／　　　 ∠／.::::::::_／／＾ヽ　
:／:イ:{: :/ /: : : :／＼　　　　 ,/　　　　　／￣　／ﾌ_〉
　＼j＼{{　{ : ／　　　丶　／/　　　／　￣` ー '´

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|　　――……道理ではある。
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　廴辷乂　' 廴辷ｉ　 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ',¨¨¨``＼.」¨¨｀/./}/_ノ　ｒ; :ｉ　　――では、お姫様、そっちの国の特許と技術者がほしいです。
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡. 　 -　　 .／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼　　　　　　　　　寝言は寝ていえ　＞
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　
3510 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/01(木) 23:57:50 ID:Lw5uGaw1: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|　　――でもまぁ、言われてることはわかります。
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　斥忝灼 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」乂リ /}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　「:| {　　＼ｊ　　｀＿__　 /´／_ 乂_彡'　　――ですが、そんなに技術力に地震があるなら
　　　　　　　　　　ｊ:∨'　　 io｡.　乂__ノ　／ ∨__ ﾉ_ｊ})　　　　それで、国内のインフラの改良とかそういう内需製造でも
　　　　　　　　　　 ,'　 Y‘　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿　　　　　　　　　頑張ればいいのでは？
　　　　　　　　　　./　　′V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　 ./　　,'┐ 　　 .／ /`´　　__/　　/＼
　　　　　　　　 /　　/ / 　_.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　　　　 .:,'′ .／/ ／　 l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　　　 .:'/　／　ｊ´ / 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　　,. ' /／　　 /:i/ 　 :l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　 /ｰ''´ 　　 / ./　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　
　　　　　　　　　　　{／: :／｀: : : : : : : :丶: : : : :＼: : : : :ヽ
　　　　　　　　　／: ／/:/: : : : :＼: : :＼:＼: : :ヽ:ヽ: : : : |
　　　　　　 //: /: :〈: {: :{: :.:ﾄ､ : ',: : : l＼:＼: : l: :!: : : :|
　　　　　　　　//: /: : :∧:Vﾊ : |　ヽ:|:ｨ : |: : :ヽ:l : |:.:|: |: : |
　　　　　 //: /: : :ｨﾆ:lヽ:、ヽ!ニﾆXl: :ﾊ: : : ::}:V|:.:|: |: : |
　　　　　　　i/!: :|: : /l |/ﾍ : ＼　､__ l |/　|: : :∧:|:!:/ｲi: : :し/
　　　　　　　| | : |: : : |　__, ヽ: { ＼＿,ノﾆl:: :/ﾍj:| : : |:ト-‐'　　――んな金あったら、外国に払うことが優先よ。
　　　　　　　| | : |:､:. :|､＿,ノ｀＼ ´￣　ノイ　〃: : :|:|
　　　　　　　l ‘. :l: {＼｀￣ﾉ　　　＿＿　ﾘ彳:l: : : !:!
　　　　　　　　　｀ヽ　l`　　　　ﾍ丶--､＼: : |: : : ぃ._ノ
　　　　　　　　　人　　　ｧｰ1 　／｀ヽ}　|: :/:.l: : :ヾ、
　　　　　　　　　　　｀ ¨|:＞　. _ﾆ´_/￣`　　､ ∨.:.:|: : : : :＼
　　　　　　　　　　　　 |: : : :ｌ: r｢ |､￣`　　　 l |ｰｧーｧ‐､: : :＼
　　　　　　　　　　　　 |: :_: :|:〈[　し兀i　　　　ﾄ､／ヽ　ヽ:ヽ: ＼
　　　　　　　　　　　　 /:{///＼]_／/∧　　　｣∧　　＼｜: :＼: l
　　　　　　　　　 l / ///ｰ{_{////∧ 　 /　 ∧　　　 l｜: : : l: |
　　　　　　　　　 |:{r―一:水´￣｀〉_}>‐' !　ヽ∧　　ｌ | : : : |: |
　　　　　　　　　 |人__,／∧＼￣∨　　 |　／　|　　　｜: : : |: |
3511 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 00:11:38 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　-―‐-　、- | 、　　　　　　　　　　 -/､ ,　-―-　、
　　　　　　　　　　　　　　 /: ｀y≧ニ:>=､-――-､∠=､/／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 {: :／／: /: : : : ⌒丶、: ＼ }}´: : : :l
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : :/: : : : : : : : :ヽ＼: :.＼: : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　//: /: : /: |: :|: : ﾊ: ヽ: : : : ヽ＼: ﾊ: : :｜
　　　　　　　　　　　　　 //: /: : /: : |: :|: : !　': :!: : :|: :l|:.ヽヽ:|: : ::|　　――おかげで、貧乏弱国一直線コースね
　　　　　　　　　　 //: /: : /: {:.:.|: :l: : |　 ',:|ヽ: |: :l|: : :ﾊ V: /
　　　　　　　　　　　　 //l : |: : :|: :ﾊ＝ｷ丶|　ミ:l＝l:!: :ﾊ: : : | |: {　ﾉ}
　　　　　　　　　　　 |:| ｌ : |: : :|V　ﾍ|　＼{＼ﾘ　ﾘノ　l: : ::| |: :¨´:/
　　　　　　　　　　　　　 ‘:! ＼|＼:|ｨ≦三ミ　　ｨﾆ三≧ｘj: ::/j/: : |'´　　――恨みをいっぱい買ってることはわかっているから
　　　　　　　　　　　　　　　　　 { ∧　　　　　　　　　　　ノイ l|: :l: :|　　　　安易に大軍縮にも踏み切れないし、とまぁ、そういうこと
　　　　　　　　　　r 、　　　　 /ﾆl　　　､_ ＿＿ _,　　　八ﾘ: :∨
　　　　　　ｒ｢ヽ＼＼ _　　　 {ﾉ八　　　　 --　　　　／ : : |: : :ヽ. __ ノ}
　　　　　　　ヽヽ＼ヽ( ｛　ヽｰ='/: :l:＞　　＿＿_　イ.:.:|: : : |: へ:ヽ : : ﾉ
　　　　　　　＼ヽ｀人＼　｀/: :_:!: : |r=≧xVx≦==┐|: : : | 　/ヘ:＼
　　　　　　　 ⊂ﾆﾆ、　　{　　}了: / l|: : |:〉///∩////〈　|: : : |　'ﾍ　　＼＼
　　　　　　　　　　　＼_ ヽ　ノ |: |　l|: : |{////Ｕ/////} /: : :/　| 　　￣}､}
　　　　　　　　　　　く　＞'´}ノV|　l|: : |｀フ /∧ヽｰ一'/: : :/　｜　　　　　＼
3512 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 00:26:49 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|　　――何処の国もたいへんだなあ……
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　ｒ气忝､　斥忝灼 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ', 乂ﾘ　＼.」乂リ /}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀＿__　 /´／_ 乂_彡'　　――んじゃ、そっちの国でも売れそうにないっか。
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　乂__ノ　／ ∨__ ﾉ_ｊ})　　　　うーん。どうしよ。
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　　　　　　　　　　　　_.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　　　　　　　　　　　／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　　　　　　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ __　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ヽ｀| ､
　　　　　　　　　　　　　　　〃　　｜/ _｣＿　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　ｘ:≦　　　￣｀丶- ､　-‐| 、　　/
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　／　　　　　＿＿　＼ﾉ　ヽ／
　　　　　　　　　　/　　　　 /　〃 /　 |　,　　´　 -―　　｀ヾ>-､イ
　　　　　　　　 |、　　／　〃　' 　／,　 ´ 　　 _ 　　／　 K
　　　　　　　　　ゝﾆ二／　./　　{.／／　　　　／　　　　　　　 l|　ヽ
　　　　　　　　　　　　〃/　./　　./／/　／―-.x '´ ＿/ 　　 | ||　　ﾍ
　　　　　　　　　　　 / /　 /　　〃/`'　 /／/／/／､／イ　　ﾉ〃 l　ﾊ　　――というか、民生利用しなさいよ。
　　　　　　　　　　 |./　 /　　 { l /l　// y弌ミ、／　／　／///｜　l |　　　遠隔操作で１０両の戦車を運用することが
　　　 /　　　　　 '( ／　　　 iNい| 从　{iし;;ﾘ Y _／_／／ｲｲﾉ!　 l |
　　　/i　　　　　　／　　　　　 |　ゞい._,ノゞ”　￣￣　ｨ弌く//　ｲ　.//
　　 { '､　　　_　／　　　　　　 l| 　ﾊ ',　　　　　　 {;;ｿﾉ／　/ ／/
　　　ヽ二¨ ／　／　　 /　　　人、　', '、‐- ､　　　〈｀”/ _,／'´　/　　――出来るんなら、そのまま民間利用できるでしょ
　　　　／　／　　　 /　　　　 }＼＞＼￣｀ヽ.__　　 /　　ｰ-‐'　　　　　例えば、過疎地でのコミュニティバス運用とか
　　　　〃／　　　　　/　　　　/　,′/　　　　　　ﾊ‐｀.／　　　　　　　　　　　１台１台にドライバーじゃなくて、１人のオペレーターとサポートＡＩで
　　　 /　/　　　　　　'　　　 /　/　/　　　　　　　ﾊ´　　　　　　　　　　　　　出来ちゃうじゃない。
　　 /　/　　　　　 /　　　 /　/　/　　　　　　　　ﾊ
　　 ,' 　' 　　　　/　　　／　.∧./　　ﾍ　　ノ }　　|
3513 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 00:40:07 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|　　――その発想はなかった！！
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|　　　　
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　抖冬乂　' 抖冬ｉ　 :|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ',廴ﾉ　＼.」廴ﾉ,'./}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'　　　　　　　　なんでよ……　＞
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡.　「￣」　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼　　――だって、戦車を動かしたいから作ったんだもん！！
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　ｊ{
3514 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 00:48:54 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ....∠ _￣｀､
　　　　　　　　　　　　　　　　､　`｀ハ　-､＼ｉ｀`ト､
　　　　　　　　　　　　　　.／　　　 /　 '，　`､＼_ｊ ┐,
　　　　　　　　　　　　 .／　　　　./　　 :|　 ', `､　`、ｊ ‘,
　　　　　　　　　　　　/ ./ /＿__/i　　 :|‐､―::|　　V＼',
　　　　　　　　　　 /／ ,'　　 √|　　:ｉ|　ヽi　|　 i ∨/:|　　――あーお姫様。旧料払うから
　　　　　　　　　　／ |　:i　　i.√'ｖ　　,ﾘ‐　 `┤　|, ､;ﾊ:|　　　　うちの経営顧問としてやる気はない？
　　　　　　　　　　 :ｌ　 l 　 :ｖ　　乂　三三:i 　:|　「｀`'､
　　　　　　　　　　　　| { ｊﾊ　 ',:三三＼.」　　/./}/_ノ　ｒ; :ｉ
　　　　　　　　　　　　| {　　＼ｊ　　｀　　　　./´／_ 乂_彡'　　――とりあえずお試しで半年。
　　　　　　　　　　　　∨'　　 io｡. 　 ε　　／ ∨__ ﾉ_ｊ})
　　　　　　　　　　　　　 ‘,　　乂{_}io｡...｡o≦ |＿
　　　　　　　　　　　　　　 V乂__ｊ　.／~|　　　∨ ＼　　　　　　　　　　いやよ。私、民間企業の責任なんてとれないもの　＞
　　　　　　　_　　　　　　　　　　／ /`´　　__/　　/＼
　　　　.「{ / ,′ 　　　　 _.､ｧ'´　∧｀　´.／　　/　　＼
　　　八,「V　　　　　 .／　:l　　.たﾆ=-`　　 , '′:ｉ　　 ‘
　　　　「(つ'-_　　　　／/ 　:l　　 |=-`　　／　　 |　 /　’
　　　　｀ｊ{.　　＼　. '　　　 l　 .／　　　／　　　　 | ./ |　‘
　　　　ｊ{　　　　.'　 /　　ｊ.／　　　 .／　　　　 |/　|　 ‘,
　　　　ｊ{　　　　./　./ 　 .／　　　 .／　　　　　　 |　 |　　 ∨/
　　　ｊ{ 　　　./　,:'　／　　　 .／　　　　　　　　|　　 :i 　∨/
　　　
3515 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 01:03:44 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ __　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ヽ｀| ､
　　　　　　　　　　　　　　　〃　　｜/ _｣＿　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　ｘ:≦　　　￣｀丶- ､　-‐| 、　　/
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　／　　　　　＿＿　＼ﾉ　ヽ／
　　　　　　　　　　/　　　　 /　〃 /　 |　,　　´　 -―　　｀ヾ>-､イ
　　　　　　　　 |、　　／　〃　' 　／,　 ´ 　　 _ 　　／　 K
　　　　　　　　　ゝﾆ二／　./　　{.／／　　　　／　　　　　　　 l|　ヽ
　　　　　　　　　　　　〃/　./　　./／/　／―-.x '´ ＿/ 　　 | ||　　ﾍ
　　　　　　　　　　　 / /　 /　　〃/`'　 /／/／/／､／イ　　ﾉ〃 l　ﾊ
　　　　　　　　　　 |./　 /　　 { l /l　// y弌ミ、／　／　／///｜　l |
　　　 /　　　　　 '( ／　　　 iNい| 从　{iし;;ﾘ Y _／_／／ｲｲﾉ!　 l |
　　　/i　　　　　　／　　　　　 |　ゞい._,ノゞ”　￣￣　ｨ弌く//　ｲ　.//
　　 { '､　　　_　／　　　　　　 l| 　ﾊ ',　　　　　　 {;;ｿﾉ／　/ ／/　　――それより、一つだけお願いがあるんだけど
　　　ヽ二¨ ／　／　　 /　　　人、　', '、‐- ､　　　〈｀”/ _,／'´　/
　　　　／　／　　　 /　　　　 }＼＞＼￣｀ヽ.__　　 /　　ｰ-‐'
　　　　〃／　　　　　/　　　　/　,′/　　　　　　ﾊ‐｀.／
　　　 /　/　　　　　　'　　　 /　/　/　　　　　　　ﾊ´　　――この国の巨大財閥どもを嫌っている議会以外の権力者に心当たりない？
　　 /　/　　　　　 /　　　 /　/　/　　　　　　　　ﾊ
　　 ,' 　' 　　　　/　　　／　.∧./　　ﾍ　　ノ }　　|

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はこの辺で
3516 ：名無しさん＠狐板：2023/06/02(金) 15:11:55 ID:ogsuCjp0: 乙
3517 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:03:22 ID:FGylNi5p: いまはじめまーす
3518 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:05:20 ID:FGylNi5p: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　やる夫達は国を再興しないといけないようです/第２世代：３

三三三三三三三三三三三三三三三三||＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　／||三三三三三三三三三三三三三三三
ｉｉｉｉｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ||||||||||||||||||||||||||||||||||Τ|||｀ｌ|＿＿__　　　　　　　　　　　_＿＿_|ｌ´|||ｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌｌ｢||||||||||||||||||||||
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二二二二二二二二二二二二二二二二||/　　　　　　　　　　　　　　 └―――‐'i||二二二二二二二二二二二二二二二

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　・：【永代書庫】
　　永代１２貴族家が自分たちの系譜を残すために創設した書庫、図書館。かの内戦において、この書庫も
　荒らされたといわれているが、一部の記録は別に移されたという話もある。

　王国貴族は永代１２貴族家と半永代２５貴族家、そして２世貴族の３種から成り立つがゆえに永代貴族に
　とって、己の血統の系譜をきちんと残しておかないとどさくさに紛れて自分たちの系譜が永代家ではない
　扱いに落とされるのではないかという不安があったのだろう。
3519 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:05:33 ID:FGylNi5p: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　これまでのあらすじ

　　　　　　　　　　 ,.. -―‐-...､
　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､
　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:｀、
　　　　. 　/:.:.:.:.:.:.,ﾍ::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
　　　　　l:.:.:.:.:.:.:/　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
　　　　　{:.:.:.i:.:.:レ‐'　＼:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:.:.}
　　　　　 l:.:.:.',:.:.|.　 ,　　｀ヾ:.:.:.:..l:.:.:.:.ﾘ
　　　　　　';:.:.::乂＝'｀Y‐Y ﾞ≡､:ﾉ:.:.:.:/
　　　　　　 ∨:.iｰ-‐ ''　　｀ー'' 〉:.:.:./　　――こっちは、長年の内戦で兵隊過剰、レストアでよけりゃ戦車さえ手に入る土地。
　　　　　　　∨ヽ. 　､---ｯ　ノ:.:.:.:.:{
　　　　　　　 .}:.:.:.::.｀.. .¨¨ イ:.:.:.:.:.:.:.:i
　　　　　 .r､_,!:.:.:.:.:.:ﾒ} ￣　ﾄ､:.:.:.i､:.:.',　　――あっちも長年の対外戦争で兵隊過剰。こっちより産業ガタガタ。
　　　　　　ヾヽ｀ヽ<',:〔　　　〕::＼,ｨ+､ヽ　　　お互いの犯罪組織があれこれちょっかい出しているのよ。
　　　　　　〉､ヽ.._ヽゞﾏ⌒レ''"-'./、ヾ　　　そして、よく抗争が起きる。一応この辺の侯爵様としてはいい加減
　　　　　　／ﾞ＼ﾞヽ /￣´,ｨ' ／、゛＼　　　きついお灸をしたいわけ。まぁ、定期的にやってもなかなか効果が出ないけど
　　　　　/　　　ヽ　'　 ,ノ　´／　　　＼
　　　　/　　_/三ｪ.､　,---､ノ.　　　　　 ∧
　　　/　 /"/､｀ヾ≧::.ハ:::',　　　　　　　∧
　　./　／　＼::＼,イ:::|::::::l::::',　　　　　　　∧　　　　　　　　それ、キツイお灸になっているんですか？（汗　＞
　 /　/　　　　｀¨ﾞ　}::::!::::::::::::::〉　　　　　　 ∧
　（　　　　　　　　 ∧:::::::::::::／　　　　　　　 ∧
　＼　　　　　　 ./　＼::／　　　　　　　　　　∧

　　　　　　　　　　　　　　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 / /＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　 / / : : : : ＜´＿＿＿
　　　　　　　　　　　＿＿|: : : : : : : : : : : : : : :＜
　　　　　　　　　　　　厶: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼
　　　　　　　　　　 /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::＼
　　　　　　　　　　　　 /: : : : : 从: : :: :: :: :: : |: : : : : : : : : :|＼
　　　　　　　　　　　 |: : : : : |＿∨: : : : : : :_!_: : : : : : : : 〈
　　　　　　　　　厶: :: :: :≠ミⅥ ,斗=_´＿: :!: : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　　　　 | : : : {　Vリ|-.{x ´Vソ｀.|、: : : : /
　　　　　　　　　　 V: : : :、 _,ノ　乂＿_ノ　 |ｿ|: : :|人　　――ライフル労働争議なんて
　　　　　　　　　　　　　　 ∨: ::八　 ′　　　　　/!〈＿__|　　　　　とっとと遠慮無く鎮圧したいのに
　　　　　　　　　　　　〈￣　＼ｰ-　　／ |//////〉
　　　　　　　　　　　　　　　　 }＼/　｀ー　　 ////////／
　　　　　　　　　　　　　　　　ﾉ　￣￣￣￣./: :/ ￣￣{
　　　　　　　　　　　　　／　　　　　 /: :/　　――鎮圧出来ない原因の半分は労働者の銃口が
　　　　　　　　　　／　　　　　　 _/: :/::ヽ　　　多すぎるせいだ。これが自称労働者をつけあがらせる原因になってる
　　　　　　　　　／　　　　　　 [: : /ー ′
　　　　　　　　／　　　　　　　／＼|
　　　　　　／　　　　　　　／ | |州|
　　　　　／　　　　　　　／ | | | l州|
.　　　　　 |　　　　　　　　　／ | | | | | 州 |
.　　　　　 |　　　　　　　　／三三三三三三
.　　　　　 |　　　　　　／ | | | | | | | | |川 !

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　・：１．怯えた国の内情
　２．負けた国の内情
　３．北の大国のお姫様「メンチきり会う関係はいったんおしまいにしようじゃないか」

　の３本です。
3520 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:23:33 ID:FGylNi5p: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　６月２日（7/12）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : : : : : : :｀_: . ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: -: : : : : : : : : : : : : : _:＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　 , -＜: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヽ: ヽ:＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /: ,: : : : : : : : : : : :､: : ∨: ､: : :∨: _ : ヽ::.
　　　　　　　　　　　　　　,:': /: :/: : /:| : lV∧: |: : : V: :V: : :V: ,x: ∧::.
　　　　　　　　　　　　　 /: /: :/: : :l|: |: :l| 　 |: }: : : :|: : | : |: |/_,}:〉:､|: l
　　　　　　　　　　　　　.': .': : : : : :|:|_:|: :l| 　 l: | : : ∧: :| : |: |: : |/ : |: .　　――　ノイエラグーネ王国：正規陸軍元帥　――
　　　　　　　　　　　　　|: |: : : |: : :|:l: :＼|　从|: ,: |　|:_／:|: |: : }_: : |: : 、
　　　　　　　　　　　　　|:∧: ,: V: 从ィ雫≧､　|∧:| ｨ≦雫ﾐ:|: /-ﾐ,|:|: :V＼
　　　　　　　　　　　　　|:{　V､: ∨:l∧ Vzり　　　}'　 Vzりﾉ|/r､ﾉ|:|: : |: ､:＼　　――最初に言っておきますが
　　　　　　　　　　　　　ゞ　 }: ＼〉:∧　　　　　　　　　 ,､_／: |:|: : |: : ＼:ヽ　　　私はこの国の軍人として
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|: :| : ∧　　　　　'　　　　　 ∧: :|: : |:|: : |: : : : ＼: .
　　　　　　　　　　　　　 .': :|: :|: /:个 .　　　- ､　　 . 个:l: :|: : |:|: : |＼: : : :､ヽ}
　　　　　　　　　　　　　 /: : :|: :|:八: }: | ＞　. 　　＜|＼: : : ,: : |: : ∧: |＼: : }
　　　　　　　　　　　　 ,: : :/:|: :|: : :〉l从/.|＼::｀´-:／ |、＼- ､: V:/: :l :|　 ∨|　　――あなたを信用していません。
　　　　　　　　　　　　 {: :/__|: √/　{' /...|　＞＜　　|..V　＼｀7'＞､:|__　}/
　　　　　　　　　　 / ｢￣´　 |:/ ＼　 ,'......|　////∧ /....∨ ／| /　　　｀Y⌒＼
　　　　　　　　　　 '　 |´￣￣/ || 　 V....../|ｲ　〉-〈　 ,.........∨＼〉　　　 / 　　ヽ
　　　　　　　　　 / 　 ∧ 　／|/---/... /...|　////| ∧........∧￣￣＼　V　　　　 :.
　　　　　　　 /＿_/＿／｢￣　　 ,.＼/.....l　|/// |/...∨./.....∨ /　　∨　　　　　　＼
　　　　　　　/´　　／ | 　 /　　　 /.￣.........∨///_/.........＼.......∨ /　　}、　　　　　　　＼
　　　　　／￣￣￣￣　／　　　 ∧................ ∨...../..................>.....∨　＼＿＞----- 　、　＼＿＿_
　　　 /　　　　　イ＿＿＿/.....＼...............∨.,...............／............＼＿＿　　　　　　　　　＞￣　　＼
　　　／´￣￣￣￣￣￣.....{....................＼............V...........／.......................}､...............ー--　　＿＿_　　　　　＼
　／............................................人.......................＼........∨..／..........................人＼.....................................＼｀ヽ､
／.......................................／´　　ヽ:::::::::::::...........＼....∨................::::::::::イ　＼＼.....................................ヽ　＼　　　　＼

　　　　　　　　　　　{／: :／｀: : : : : : : :丶: : : : :＼: : : : :ヽ
　　　　　　　　　／: ／/:/: : : : :＼: : :＼:＼: : :ヽ:ヽ: : : : |
　　　　　　 //: /: :〈: {: :{: :.:ﾄ､ : ',: : : l＼:＼: : l: :!: : : :|
　　　　　　　　//: /: : :∧:Vﾊ : |　ヽ:|:ｨ : |: : :ヽ:l : |:.:|: |: : |
　　　　　 //: /: : :ｨﾆ:lヽ:、ヽ!ニﾆXl: :ﾊ: : : ::}:V|:.:|: |: : |　　――当然では？
　　　　　　　i/!: :|: : /l |/ﾍ : ＼　､__ l |/　|: : :∧:|:!:/ｲi: : :し/
　　　　　　　| | : |: : : |　__, ヽ: { ＼＿,ノﾆl:: :/ﾍj:| : : |:ト-‐'
　　　　　　　| | : |:､:. :|､＿,ノ｀＼ ´￣　ノイ　〃: : :|:|
　　　　　　　l ‘. :l: {＼｀￣ﾉ　　　＿＿　ﾘ彳:l: : : !:!
　　　　　　　　　｀ヽ　l`　　　　ﾍ丶--､＼: : |: : : ぃ._ノ
　　　　　　　　　人　　　ｧｰ1 　／｀ヽ}　|: :/:.l: : :ヾ、
　　　　　　　　　　　｀ ¨|:＞　. _ﾆ´_/￣`　　､ ∨.:.:|: : : : :＼
　　　　　　　　　　　　 |: : : :ｌ: r｢ |､￣`　　　 l |ｰｧーｧ‐､: : :＼
　　　　　　　　　　　　 |: :_: :|:〈[　し兀i　　　　ﾄ､／ヽ　ヽ:ヽ: ＼
　　　　　　　　　　　　 /:{///＼]_／/∧　　　｣∧　　＼｜: :＼: l
　　　　　　　　　 l / ///ｰ{_{////∧ 　 /　 ∧　　　 l｜: : : l: |
　　　　　　　　　 |:{r―一:水´￣｀〉_}>‐' !　ヽ∧　　ｌ | : : : |: |
　　　　　　　　　 |人__,／∧＼￣∨　　 |　／　|　　　｜: : : |: |
3521 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:29:37 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |　　　　　　　　　　　 /
　　　　　　　　　　　　　　-―‐-　、- | 、　　　　　　　　　　 -/､ ,　-―-　、
　　　　　　　　　　　　　　 /: ｀y≧ニ:>=､-――-､∠=､/／ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　 {: :／／: /: : : : ⌒丶、: ＼ }}´: : : :l
　　　　　　　　　　　　　　　　　／／: : :/: : : : : : : : :ヽ＼: :.＼: : : : |
　　　　　　　　　　　　　　　　//: /: : /: |: :|: : ﾊ: ヽ: : : : ヽ＼: ﾊ: : :｜
　　　　　　　　　　　　　 //: /: : /: : |: :|: : !　': :!: : :|: :l|:.ヽヽ:|: : ::|　　――ただ、私としてはせっかくこの国の要職に
　　　　　　　　　　 //: /: : /: {:.:.|: :l: : |　 ',:|ヽ: |: :l|: : :ﾊ V: /　　　　ついた以上、お仕事として
　　　　　　　　　　　　 //l : |: : :|: :ﾊ＝ｷ丶|　ミ:l＝l:!: :ﾊ: : : | |: {　ﾉ}
　　　　　　　　　　　 |:| ｌ : |: : :|V　ﾍ|　＼{＼ﾘ　ﾘノ　l: : ::| |: :¨´:/
　　　　　　　　　　　　　 ‘:! ＼|＼:|ｨ≦三ミ　　ｨﾆ三≧ｘj: ::/j/: : |'´　　――この国の有力者の皆さんに挨拶しないといけないので。
　　　　　　　　　　　　　　　　　 { ∧　　　　　　　　　　　ノイ l|: :l: :|　　　　それはそれとして、うちの国の軍隊と交流しなぁい？
　　　　　　　　　　r 、　　　　 /ﾆl　　　､_ ＿＿ _,　　　八ﾘ: :∨
　　　　　　ｒ｢ヽ＼＼ _　　　 {ﾉ八　　　　 --　　　　／ : : |: : :ヽ. __ ノ}
　　　　　　　ヽヽ＼ヽ( ｛　ヽｰ='/: :l:＞　　＿＿_　イ.:.:|: : : |: へ:ヽ : : ﾉ　　　　　　　それはそれとして、なんやねん　＞
　　　　　　　＼ヽ｀人＼　｀/: :_:!: : |r=≧xVx≦==┐|: : : | 　/ヘ:＼
　　　　　　　 ⊂ﾆﾆ、　　{　　}了: / l|: : |:〉///∩////〈　|: : : |　'ﾍ　　＼＼
　　　　　　　　　　　＼_ ヽ　ノ |: |　l|: : |{////Ｕ/////} /: : :/　| 　　￣}､}
　　　　　　　　　　　く　＞'´}ノV|　l|: : |｀フ /∧ヽｰ一'/: : :/　｜　　　　　＼
3522 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:32:34 ID:FGylNi5p: 　　　　 {: ://: :|:l: : : l: : :l: : ＼:＼: : : ヽ＼: : ヽ:＼:＼_,ノ}
　　　　 ∨/l: : l:ヽ: : l: : :',＼ : ヽ:|＼: : : ヽ＼: :l:ヽ:＼:_:ノ
　　　　 //: |: : |＼＼l ＼ｋ‐ ｧハ≦、: : : :lヽ|: |: : ＼:＼
　　　　,: ': : l: : t:_:|メ＼´⌒ｨｆ代_,)Yl: : : :ﾊ: |: |: :|: : lヽ |
　　　　|:.|: : :ヽ:|y≦ﾆ、:':.　　　Vハｿ|: : :/ |: |: |: :l: : |　)'
　　　　|:.|: : : : :lﾊ｛rハ｀`　　　｀¨ / イ/ノ : : |: :Ⅳ(　　――形だけでもお互い同盟国って事になった以上
　　　 ‘:|＼:_: :ヽ　ゞツ　j　　　　　 !Ｔ:|: : : | : Ⅵ ＼　　　軍人たちの交流の場が無いのは
　　　　　ヽ {: i｀:T`.　　　　_　　　　　 /: :!: : : !: : |｀＼_　
　　　　　　 ‘ ｰ-|爪　　　ヽl＞　　　／l＞|: : : | : 卜、　　ﾊ
　　　　　　　　 | |: ゝ. _　　´　　／__,/　/: : :/:＼:＼＼__,ノ: }　　――同盟遂行の能力に問題が生じるとは
　　　　　　　　 |: : :|: : l≧ｪ＜_｣　/　/: : :/: : : :ヽ: :＼: : : ﾉ　　　　思いません？
　　　　　　　　　　,: : :/: :/＼∨　∠∠/: : :/` ー― ,=-､ヽく
　　　　　　　　　 /: :/:{三≧x-／ﾆ三/: : :/　　　　/　　 lヽ: :ヽ
　　　　　　　　　厂/: :j三ニ｛_{.二三/: : :/l　　　 ∧　　｜|: : : :',
　　　　　　　 l　,l: : {ﾆ=‐ /ﾊ｀ヽ./: : ://　 l　 /　l　　　 |: : : : ',
　　　　　　　 | /|: :∧_／/ |ﾆ:ー': : :/〉　　 l / 　 l 　　 | : : : : ',
　　　　　　 |　｣://7l　/ /|ニ∨: :/　　　　'(　　　　　　j:. : :|: : :,
　　　　　　 |　/'/7 l /./　|ﾆﾆ|: /　　　　　 V　　　　 {:.: : :|ヽ: :,
　　　　　　　　/l //７､ |/　／|ﾆﾆ!/　　　　　　 :.　　　　　| : : :|　 ',:!
　　　　　　　 / //７　 V／'　 |ﾆﾆ(　　　　　　　 |　　　　　',: : :l　　:|
　　　　　　　, 八|=|　　 l|　　　|ﾆニ',　　　　　　 |　　　　 ':. :'　　 j
　　　　　　 /　　|=|　　o|　　　|ニニ〉　　　　 ∧　　　　　∨　　/
3523 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:37:43 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　,. : : : : ￣￣￣￣＿:｀ヽ､
　　　　　　　　　　＿／: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼:＼
　　　　　　　　　　 /: : : :｀: : : : : : : : : : : : : : ＼: : :∧: :＼
　　　　　　　 /: : : : : :_ : : : : : : : : : : |: : : : ∨//|: : : |
　　　　　　　　　 /: : : : : ∧ﾊ : : |: :|: : : : :|: : |: : :|// |: : /|:'.
　　　　　　 /: : : /: : |⌒从: :|: :|: : : : :|--|--:|// |∨/|: '.
　　　　　　　　 ': : : /: : /| ´￣＼: |: : : : :|: : |: : :|/ : |/∧|: : '.
　　　　　　　 / : : / : : |: ,ｨ≠＝ミ从: : : : ｨ=≠ﾐ | : : |/＼|: :|: .　　――……それだけか？
　　　　　　　 |: |: :|: : : :|:l:{　　{:::::(_　|: |: /　{:::::(_ Y: : |: : : |: :|: |
　　　　　　　 |: |: :|: : : 从ﾊ　Vzり　|/|/ 　 Vzツ |:/^): : :.|: :|: |
　　　　　　　 |: |: :|: : : : : :∧　　　　 ,　　　　　　/}'ノ: : :.:.|: :|: |　　――双方でスパイを送り付けあう
　　　　　　　 |:∧:{＼: :|＼|圦　　　　　　　　ｲ: |:|: : : |: :|: |　　　　そういう機会を設けようっていうだけか？
　　　　　　　 /　｀　＼ト＼个　　　　｀　　　,ィ:|: : |:|: : : |: :|: |
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :.＞　 __　　　 |:.|: : |:|: : : |: :|: |
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :| : : |　　　　ト､ : |:|: : :/ : ,: |　　　　　　　　いや、それ自体は当たり前では？　＞
　　　　　　　　　　　　 | : : /:_r-＿ノ　　　/　　 }..Y|: :/-, -- ､
　　　　　　　　　　　／＼´ /../　　 . 　 /　　　/...| |:/／.........../ヽ
　　　　　　　　　　　 /...........∨../-､　　　, ---　/.....{_/´...........／　∧
　　　　　　　　　 /＼........ /../ー---....-----/........|.......... ／　　/ ∧
　　　　　　　　　/　　＼_/....{＿＿＿＿＿_./...........{-- 　　　　/ ∧
　　　　　　　 /　　　　/.......|　　　　　　 /............∧ 　　　　　/ ∧
　　　　　　　　/　　　　/........∧ 　　　　 /............/..∧:　　　　　　/ ∧
　　　　　 /　　　　/....... /..∧　　::.　　/................./..∧::.　　　　　　/ ∧
3524 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:43:30 ID:FGylNi5p: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : : : : : : :｀_: . ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: -: : : : : : : : : : : : : : _:＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　 , -＜: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヽ: ヽ:＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /: ,: : : : : : : : : : : :､: : ∨: ､: : :∨: _ : ヽ::.
　　　　　　　　　　　　　　,:': /: :/: : /:| : lV∧: |: : : V: :V: : :V: ,x: ∧::.
　　　　　　　　　　　　　 /: /: :/: : :l|: |: :l| 　 |: }: : : :|: : | : |: |/_,}:〉:､|: l
　　　　　　　　　　　　　.': .': : : : : :|:|_:|: :l| 　 l: | : : ∧: :| : |: |: : |/ : |: .
　　　　　　　　　　　　　|: |: : : |: : :|:l: :＼|　从|: ,: |　|:_／:|: |: : }_: : |: : 、
　　　　　　　　　　　　　|:∧: ,: V: 从ィ雫≧､　|∧:| ｨ≦雫ﾐ:|: /-ﾐ,|:|: :V＼
　　　　　　　　　　　　　|:{　V､: ∨:l∧ Vzり　　　}'　 Vzりﾉ|/r､ﾉ|:|: : |: ､:＼
　　　　　　　　　　　　　ゞ　 }: ＼〉:∧　　　　　　　　　 ,､_／: |:|: : |: : ＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|: :| : ∧　　　　　'　　　　　 ∧: :|: : |:|: : |: : : : ＼: .
　　　　　　　　　　　　　 .': :|: :|: /:个 .　　　- ､　　 . 个:l: :|: : |:|: : |＼: : : :､ヽ}
　　　　　　　　　　　　　 /: : :|: :|:八: }: | ＞　. 　　＜|＼: : : ,: : |: : ∧: |＼: : }
　　　　　　　　　　　　 ,: : :/:|: :|: : :〉l从/.|＼::｀´-:／ |、＼- ､: V:/: :l :|　 ∨|
　　　　　　　　　　　　 {: :/__|: √/　{' /...|　＞＜　　|..V　＼｀7'＞､:|__　}/
　　　　　　　　　　 / ｢￣´　 |:/ ＼　 ,'......|　////∧ /....∨ ／| /　　　｀Y⌒＼
　　　　　　　　　　 '　 |´￣￣/ || 　 V....../|ｲ　〉-〈　 ,.........∨＼〉　　　 / 　　ヽ
　　　　　　　　　 / 　 ∧ 　／|/---/... /...|　////| ∧........∧￣￣＼　V　　　　 :.
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　／............................................人.......................＼........∨..／..........................人＼.....................................＼｀ヽ､
／.......................................／´　　ヽ:::::::::::::...........＼....∨................::::::::::イ　＼＼.....................................ヽ　＼　　　　＼

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　陸軍元帥「……。検討はしてやる。帰りなさい、下院議長。王国正規軍は何時だってこの国の憲政を
　支持している、守護している、庇護している。憲政の敵には我が軍の銃口が向く。議会の面々ならば
　わかっているハズです」

　＞　お姫様「うわぁ……。憲政の番人は軍部ってこういうことか」
3525 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/02(金) 23:59:05 ID:FGylNi5p: 　　　/: : :/: : : :∧.ィ=ヽ: : ＼: : : :.ヽ:.|:＼: : : : : : : : : : :＼: : : : : : : : : : ヽ: ＼
　　 ,: : ::/|: :l: : |/∧!　　＼: :ﾍ : : : |:.|: : :丶: : :＼: : : : : : :＼: : : : : : : : :| : : : ＼
　　 |: : ;　!: :!: : V　／, ィﾍヽハ : : ! |ﾍ: : : :＼: : :ヽ: : :ﾍ、: : 丶:_: : : : : |: : : : : : ＼
　　 |: ::ｌ　|: :| : : | / / / ﾊi}ﾆ　 |: : :|/　|: : : : :ハ : : l: : : ∨≧ｧ‐-　ﾆ=-‐': : :＼: : :
　　 ,: :!　ヽ:ヽ: : ',　l　{ﾄr:|　　 |: : :| l　|: : : : : :l: '; : |: : : :∨: :.:l: : : : : : :｜: : : : :ヽ
　　　ヽ:　　＼:＼、弋:ﾘ　　　|: : :| |ノ': : : : : :|: :ｌ: :|ﾍ: : : ∨: :|: : : : : : : |: : : : : :|　　――言われた通り、帰ります。
　　　　＼　　　/ ＼ー'　　　/|: : ﾊ｣/: : : : : : |: :|: :|:∧: : : ∨:l: : : : : : : |ヽ: : : : |
　　　　　　　／　　＼　　 ,' ,: :/　/: : : : : : / : |: :|: : :ヽ: : :∨: : : : : : : |: : ＼: :|
　　　　　　　＼　　　へ　 |/'´　/: : : : : : :/ |: :|.:/: : : : :＼: ヽ : : : : : : |: : : : ＼　　――ですが、その前にいくつか
　　　　　　　　　}　ｘく{　　|　 |　　/: : : : : : :/　,': :j/: : : : : : :l: ＼:＼: : : : :|: : : : : : :　　　確認したいことがあります。
　　　　　　　　￣八　｜　ヽ /: : : : : : :/　/: :/': : : : : : : :!: : l: ヽ:＼: : :ヽ: : : : : :
　　　　　　　　　　　　 lヽJ　　 /: : : : : :／　/: : : : : : : : : |: :|: : : : : : :｀＼: : ヽ:: : : :
　　　　　　 ,　-‐――‐-=､　 /:＿＿∠、　/.: : : : : : : : : :|: :|: : : ヽ: : : : : : : : :∨: :
　　　　　 | ⌒＼　　　　　￣｀＼///////: : : : : : : : : : :.|: :|: : : : : ＼: : : : : : :∨: :　　　　　　……なんでしょうか？　＞
　　　　　 |　　 ∧　,　-――‐- ＼////|: : : : : : : : : : : |: :|: : : : : : : :＼: : : : : ∨:
　　　　　ヽ　 /　 V⌒＼　　　　 }/// |: : : : : : : : : : : |: :|: : : : : : : : : :.＼ : : : V:

　　　　　　　　　　　　/:/: :/:／/ : : !: : :ヽ＼: ＼:.＼:＼ﾊ
　　　　　　　　　　{_,ノ:/: ://: :〈: : : :|: : l: : ヽ:＼: ヽ:ハ: :',ヽ._,}
　　　　　　　　　　｀¨´l: ://:/ :∧: : :!ヽ:|ヽ: :|: :!:.＼:l : !: ::l｀¨´
　　　　　　　　　 |.//: l :/=､Ｖ､|　ｨ＝',:|､:|: :l:lﾊ: :|: |:|
　　　　　　　　　　Ｖ: :/l/≧_ ヽ:|ヽ _,≦ﾆy!:.:l:|_l|/|: |:|
　　　　　　　　 {しﾊ: ::{ { i{_ﾊ｀　ｌ　´ｉ{_ﾉ:} ﾘ : ﾘ j|: |: |:ヽ_ノ}
　　　　　　　　　　丶-∧:ヽ弋ｿ :} 　　弋ン/:／ /j: :|: |:ト-‐'
　　　　　　　　　　　　　|: :lT｀　　 ’　　　　　´ ナ: / : |: |:!　　――『大政商』って言いましたっけ？
　　　　　　　　　　　　　|: :lﾊ、　丶--‐'　　／ｌ: /l: : :{/ﾉ　　　　特別政治的に強い巨大財閥たちの事を
　　　　　　　　　 ∨: :/＞　　´　　ィ: : ::|: : |: : :V
　　　　　　　　　 /: :/: : /((]≧≦ _])): :/: : :!: : : ',
　　　　　　　　　　　 /: :/: :.:/:∧ |l　/／∠/: : :/: : : : :',
　　　　　　　　　　　 _」: :｣: : /三ミr‐r彡三./: : :/L: :_: : :丶　　――『軍部』として、どうみてます？
　　　　　　　　　　 /l　　 |: /三二,{ﾆ{二三 {: : / 　　｀丶:',　　　　あるいはあなた個人としては？
　　l￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ｌ/´i:!
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |j
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |
　　|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　 |
3526 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 00:06:28 ID:r4FEMIge: 　――　大政商（政治に力を持つ巨大財閥）の皆様　――
　１．ＭＩＣ（軍需）　　　　　　　
　２．ソイレントグループ（加工食品）　
　３．ハールマンデンケ（食料商社）　　
　４．765/346（芸能）　　
　５．デュークオブ・グロヴナー（南西貴族系：不動産業）　　
　６．トライセル（製薬企業）　　

　　　　　　　　　　　　　　　_ ／: ￣￣｀ヽ､
　　　　　　　　　　　 ,. : :´:/: ／⌒＼: : : : ＼
　　　　　　　　／ : : : : : : : : : : : : ＼ : : : |＼､
　　　　　　　　 /: : : : : ､: ＼: : ＼: : : /〉＿| |_:＼｀､　　――……軍部としてもＭＩＣの意向は無視できない。
　　　　　　　 , -': : : : : : : :＼: ＼--＼///〉.-| |---＼:｀ヽ､　　だが、それ以外は極論軟着陸するならいくら潰れても構わない。
　　　　　 / : : : : r,､: : : : : ∨: ＼: : ＼/: :|: ＼: : : : :＼: : ＼
　　　　　　 ': : : | : r''^＼: : : :.|:V ,ィ笊_ミ|: : |-､: :ヽ : : : : V: : : : ､
　　　　　 /: /: :从:＼／＼ : |:ﾘ　　v'ツ |: : |) }: : ∧ : : : : V: : : : ｀ヽ､
　　　　　 |:/|: : : : :＼:V笊_ﾐV}' 　　　　 |: : |ｲ: : /:∧: : : : :∨: : : : : : ＼　　――配慮はするが、奴らが憲政の敵となるなら
　　　　　 |　|: |: | : : : ＼Vり､　　　　　 |: /|:|＼: /:∧: : : : :|: : : : : :＼: :＼　　　何が何でも叩き潰す。以上よ。
　　　　　 l从: ＼: ＼: ＞　　　　- 　　/'　|八: V:/:∧ : : : |: :＼: : : : ＼: :＼
　　　　　　　＼｢⌒ |:込、　´　　　　／　　 V､:/:_∧ : : |: : : :＼: : :|: :＼: :＼
　　　　　　　　　　　 |: |: :|:＞　　　ィ　　　　 }....}＞∧: :.|､: : : : :ヽ: |: : : :} ⌒＼
　　　　　　　　　　　　 /: |: :|: :|: : :｀´:∧　　　　 /..../／....}／/ヽ: : : : :从: : :/
　　　　　　　　　　　 {: /: : : :|: : : r/: ,ﾉ　　 /...../.............／　 ∨: : :/ }: /
　　　　　　　　　　　 V : : : : |: : /..{イ　　　/.......|.........／　　　 V: /　j/
　　　　　　　　　　　　　＼: :r ＜/....|　＿／/........ |...イ　　　　　　 V
　　　　　　　　　　　　　　 V　／.......|............/............|∨　　　　　　／＼
　　　　　　　　　　　 /／........../----/...............V　　　　　　／.............>
　　　　　　　　　　　　／............./　　　 {...................V､　　／............／＼
　　　　　　　　　　　　 /................./　　　　|........................＼-..'.............／　　＼
3527 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 00:11:34 ID:r4FEMIge: 　　　　 {: ://: :|:l: : : l: : :l: : ＼:＼: : : ヽ＼: : ヽ:＼:＼_,ノ}
　　　　 ∨/l: : l:ヽ: : l: : :',＼ : ヽ:|＼: : : ヽ＼: :l:ヽ:＼:_:ノ
　　　　 //: |: : |＼＼l ＼ｋ‐ ｧハ≦、: : : :lヽ|: |: : ＼:＼
　　　　,: ': : l: : t:_:|メ＼´⌒ｨｆ代_,)Yl: : : :ﾊ: |: |: :|: : lヽ |
　　　　|:.|: : :ヽ:|y≦ﾆ、:':.　　　Vハｿ|: : :/ |: |: |: :l: : |　)'
　　　　|:.|: : : : :lﾊ｛rハ｀`　　　｀¨ / イ/ノ : : |: :Ⅳ(　　――では、ＭＩＣが敵となったら？
　　　 ‘:|＼:_: :ヽ　ゞツ　j　　　　　 !Ｔ:|: : : | : Ⅵ ＼
　　　　　ヽ {: i｀:T`.　　　　_　　　　　 /: :!: : : !: : |｀＼_
　　　　　　 ‘ ｰ-|爪　　　ヽl＞　　　／l＞|: : : | : 卜、　　ﾊ
　　　　　　　　 | |: ゝ. _　　´　　／__,/　/: : :/:＼:＼＼__,ノ: }　　　　　　……１度だけ警告するわ　＞
　　　　　　　　 |: : :|: : l≧ｪ＜_｣　/　/: : :/: : : :ヽ: :＼: : : ﾉ
　　　　　　　　　　,: : :/: :/＼∨　∠∠/: : :/` ー― ,=-､ヽく
　　　　　　　　　 /: :/:{三≧x-／ﾆ三/: : :/　　　　/　　 lヽ: :ヽ
　　　　　　　　　厂/: :j三ニ｛_{.二三/: : :/l　　　 ∧　　｜|: : : :',　　　　　聞かなければ、政治家が止めようと総動員をかけるだけ　＞
　　　　　　　 l　,l: : {ﾆ=‐ /ﾊ｀ヽ./: : ://　 l　 /　l　　　 |: : : : ',
　　　　　　　 | /|: :∧_／/ |ﾆ:ー': : :/〉　　 l / 　 l 　　 | : : : : ',
　　　　　　 |　｣://7l　/ /|ニ∨: :/　　　　'(　　　　　　j:. : :|: : :,
　　　　　　 |　/'/7 l /./　|ﾆﾆ|: /　　　　　 V　　　　 {:.: : :|ヽ: :,
　　　　　　　　/l //７､ |/　／|ﾆﾆ!/　　　　　　 :.　　　　　| : : :|　 ',:!
　　　　　　　 / //７　 V／'　 |ﾆﾆ(　　　　　　　 |　　　　　',: : :l　　:|
　　　　　　　, 八|=|　　 l|　　　|ﾆニ',　　　　　　 |　　　　 ':. :'　　 j
　　　　　　 /　　|=|　　o|　　　|ニニ〉　　　　 ∧　　　　　∨　　/
3528 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 00:19:36 ID:r4FEMIge: 　　　　　　　　　　　　　　　　|
　　　　　　　　　＼　　　.|　--､
　　　　　　　　　　　　　＼:'´l|: : : : :＼
　　　　　　　　　　　　　 _{_:＞-､:_: : : :丶、＿_ ,
　　　　　　 |　　　／: :｣ﾆ｀　＼丶: : :.＼＜＿
　　　＼　　|　／: :_:⊥_--､　　_}>､:＼: : :丶:／　　――……たしか、クーデター防止用の
　　　　　　＼x!:/:∠´: : : : : : : >'´　ヽV : ＼: : : 丶--‐:ﾉ　　　『国家憲兵』って組織があるんだよね？
　　　　　　 //7r┴ : : :_: : : : : ＼＼　 ∨.:ﾊ:.ヽ : : :＼:く
　　　　　 |:{ﾆ!{: : : : :_: :｀丶/≧:ヘ >'´ ∨:l/＾＼: : : :ヽ＼
　　　　　 |::｀｢{:＼: :＼￣｀/f¨i_>､∧　　 V |　　＼＼: ヽ}＼
　　　　　ノｲ: |:‘,: : ＼: :＞z._　ゞﾝ　ｕ:.　　∨／　　＼＼: : : ＼
　　　　　　　: :{.: :'､: : くｆ¨i_>￣￣　　 l)､　ヽ　　　/ノ＾ヽ: : : ヽ: ＼
　　　　　　 Vﾊ: : ＼: :ヽゞ'　、　 r- /::∧　　　 /　　　 ',: : : : ヽ: :ヽ　　　　　ええ、でも『憲政の番人』として
　　　　　　 |:/＾i＼i ＼:≦.　r～'／‘(ﾍ∧　　　/　　　　ヽ : : : :lﾊ: |　　　　　　やるべきことを放棄する理由にはならない　＞
　　　　　　　 /' 　|: ﾊ　　 V/}ﾌ￣　／＼_]l＼_./ヽ　　　　　ヽ: :｜ ':|
　　　　　　　　　 |/ ∧　　∨　　／:|: :| |: :||:＼-{ヽ＼　　　／>＼!　 |
　　　　　　　　　　　//∧　　／!: : |: :| |: :||: : : ヽ｀ヽ＼く／　　＼
　　　　　　　　　　　　/ ∧_／ |:.:|: ::ｉ'; :| ヽ:||: : : :./ｏ|　ヽ|　　　　　　 `７　　　　何度も言うように警告はする。
　　　　　　　　　 / '　　 |:.:|: ::|丶',　 ||ヽ／　 /　　　　　　　　_／　　　　　　我々だって、そのような手段が肯定されて良いはずがないと
　　　　　　　　　　　　　　　　　|:人: | 　＼r≦>､／＼　　　 _／￣l　ヽ　　　　　　　　知っているし、それで再びあの内戦が繰り返されることは
　　　　　　　　　　　 ,　-―/´￣￣￣￣＾ヽ_＼＞､￣厂ji　　　　 |　　　　　　　　　断固として拒否しなければならないのだから　＞
　　　　　　　　　　　　〈　　　 {　　　　{　　　　　 }_ ＼/ ＼　　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　 {　　　 l　　　 ',　　　　　　}／＼ﾉ＼_　　　人
　　　　　＿＿＿　ﾊ　　　 ',　　　　 }ｰ-　. _　　＼／丶 __/｀ T¨´ __ >
　　　　　　　　　　　￣∧---‐:',---‐'´|三三三二ニ≧、/　/ ￣厂　＿,＞
　　　　　　　　　　　　　∧: : : : :'; : : : : | ￣￣￣￣￣￣｀二ﾆ¨￣￣ ――----
3529 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 00:21:49 ID:r4FEMIge: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : : : : : : :｀_: . ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: -: : : : : : : : : : : : : : _:＼:＼
　　　　　　　　　　　　　　　 , -＜: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : ヽ: ヽ:＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 /: ,: : : : : : : : : : : :､: : ∨: ､: : :∨: _ : ヽ::.
　　　　　　　　　　　　　　,:': /: :/: : /:| : lV∧: |: : : V: :V: : :V: ,x: ∧::.
　　　　　　　　　　　　　 /: /: :/: : :l|: |: :l| 　 |: }: : : :|: : | : |: |/_,}:〉:､|: l
　　　　　　　　　　　　　.': .': : : : : :|:|_:|: :l| 　 l: | : : ∧: :| : |: |: : |/ : |: .　　――私たちは、あの『大内乱時代』を終わらせた
　　　　　　　　　　　　　|: |: : : |: : :|:l: :＼|　从|: ,: |　|:_／:|: |: : }_: : |: : 、　　　偉大な大宰相やる夫閣下が奮起の果てに
　　　　　　　　　　　　　|:∧: ,: V: 从ィ雫≧､　|∧:| ｨ≦雫ﾐ:|: /-ﾐ,|:|: :V＼
　　　　　　　　　　　　　|:{　V､: ∨:l∧ Vzり　　　}'　 Vzりﾉ|/r､ﾉ|:|: : |: ､:＼
　　　　　　　　　　　　　ゞ　 }: ＼〉:∧　　　　　　　　　 ,､_／: |:|: : |: : ＼:ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　 |: :|: :| : ∧　　　　　'　　　　　 ∧: :|: : |:|: : |: : : : ＼: .
　　　　　　　　　　　　　 .': :|: :|: /:个 .　　　- ､　　 . 个:l: :|: : |:|: : |＼: : : :､ヽ}
　　　　　　　　　　　　　 /: : :|: :|:八: }: | ＞　. 　　＜|＼: : : ,: : |: : ∧: |＼: : }　　――作り出したこの平和な王国を
　　　　　　　　　　　　 ,: : :/:|: :|: : :〉l从/.|＼::｀´-:／ |、＼- ､: V:/: :l :|　 ∨|　　　　なんとしても守り、内戦の再開を
　　　　　　　　　　　　 {: :/__|: √/　{' /...|　＞＜　　|..V　＼｀7'＞､:|__　}/　　　　防がねばならない。そのためにも
　　　　　　　　　　 / ｢￣´　 |:/ ＼　 ,'......|　////∧ /....∨ ／| /　　　｀Y⌒＼　　　やる夫閣下が作り上げた『憲政』を
　　　　　　　　　　 '　 |´￣￣/ || 　 V....../|ｲ　〉-〈　 ,.........∨＼〉　　　 / 　　ヽ　　何があろうと死守しなければいけない
　　　　　　　　　 / 　 ∧ 　／|/---/... /...|　////| ∧........∧￣￣＼　V　　　　 :.
　　　　　　　 /＿_/＿／｢￣　　 ,.＼/.....l　|/// |/...∨./.....∨ /　　∨　　　　　　＼
　　　　　　　/´　　／ | 　 /　　　 /.￣.........∨///_/.........＼.......∨ /　　}、　　　　　　　＼
　　　　　／￣￣￣￣　／　　　 ∧................ ∨...../..................>.....∨　＼＿＞----- 　、　＼＿＿_
　　　 /　　　　　イ＿＿＿/.....＼...............∨.,...............／............＼＿＿　　　　　　　　　＞￣　　＼
　　　／´￣￣￣￣￣￣.....{....................＼............V...........／.......................}､...............ー--　　＿＿_　　　　　＼
　／............................................人.......................＼........∨..／..........................人＼.....................................＼｀ヽ､
／.......................................／´　　ヽ:::::::::::::...........＼....∨................::::::::::イ　＼＼.....................................ヽ　＼　　　　＼
3530 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 00:28:59 ID:r4FEMIge: 　　　　　　 /:/:.:/.:.:.:.j/. : :/: : : :/／／: : :.／: : : : : : :}: }: ＼
　　　　　 l:/:.:/.:.:.:.:/. : :/: : : ／／: /: :./: :, イ: : /: ,': ハ: : ヽ
　　　　　 /:.:/.:.:.: /: : :/.: : :/／: : :/:／!: /　': : /: /:/:l: |: |: : l
　　　　　 l.:/.:/:/｀!＿＿ : //: : : : l/ーj:/-/: ∠l:/:/:/:/: :|: :l:|
　　　　　　 /.:/.:／　＿__ﾉ://{: :{:ｰf{￢ｧﾐx/／￣｢ｲ:/l/l: :.;: : l:|
　　　 /{_ ノ.:/.:/ ／ >-､ /l lヽ: :|: :ﾊ｛し.:j Y　／: : //=|､/: :.:l:|
　　　丶-/:/:.:/ ' ／／⌒lN　|ﾍ{: {　弋ン　　 /:／ /-/ｲ: : : ;ﾘ
　　　　　|/ |:〈　　　´　ノﾉヽ. |　‘:.、 , ,　　　 ´　　ｨ气yﾘ: : :/'　　――憲法まもるって叫んでいるのが
　　　　　l'　|:.∧　　　ヽｲ＼_|　　＼　　　　　〈　 ''//: ／/　　　　政治家じゃなくて軍人ってとこが
　　　　　|　,:/.:∧　　　　{: :|:./| 、∪　　　r--　、'　 ∠／　/
　　　 /{_／/.:/: ﾊ　　　〉:l/八＼　　丶 _／　　/ﾘ　　――こわぁ～ってなるわ～
　　　｛:_:_:./.:/. /: }　　　/: :|　　　丶　　 -　　　イ /
　　　　／.∠二 /￣｀丶:.: :|　　　　　　{＼__,. イ: : :!
　　／r='ノ　　/　　　　＼',　　　　卜､:l:: : :|_: : |
　 /: : {´ |　　 /　　　　　　/:',ー- 、　　＼',: : :', ｀ヽ
　,': : : :） |　　/　　　　 /: : ヽ　　＼　　　l} : : }　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　,. : : : : ￣￣￣￣＿:｀ヽ､
　　　　　　　　　　＿／: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼:＼
　　　　　　　　　　 /: : : :｀: : : : : : : : : : : : : : ＼: : :∧: :＼
　　　　　　　 /: : : : : :_ : : : : : : : : : : |: : : : ∨//|: : : |
　　　　　　　　　 /: : : : : ∧ﾊ : : |: :|: : : : :|: : |: : :|// |: : /|:'.
　　　　　　 /: : : /: : |⌒从: :|: :|: : : : :|--|--:|// |∨/|: '.
　　　　　　　　 ': : : /: : /| ´￣＼: |: : : : :|: : |: : :|/ : |/∧|: : '.
　　　　　　　 / : : / : : |: ,ｨ≠＝ミ从: : : : ｨ=≠ﾐ | : : |/＼|: :|: .
　　　　　　　 |: |: :|: : : :|:l:{　　{:::::(_　|: |: /　{:::::(_ Y: : |: : : |: :|: |　　――せやか……
　　　　　　　 |: |: :|: : : 从ﾊ　Vzり　|/|/ 　 Vzツ |:/^): : :.|: :|: |
　　　　　　　 |: |: :|: : : : : :∧　　　　 ,　　　　　　/}'ノ: : :.:.|: :|: |
　　　　　　　 |:∧:{＼: :|＼|圦　　　　　　　　ｲ: |:|: : : |: :|: |
　　　　　　　 /　｀　＼ト＼个　　　　｀　　　,ィ:|: : |:|: : : |: :|: |　　――ま、というわけやから
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :.＞　 __　　　 |:.|: : |:|: : : |: :|: |　　　　お帰り願おうか。もう話もおわったやろ
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :| : : |　　　　ト､ : |:|: : :/ : ,: |
　　　　　　　　　　　　 | : : /:_r-＿ノ　　　/　　 }..Y|: :/-, -- ､
　　　　　　　　　　　／＼´ /../　　 . 　 /　　　/...| |:/／.........../ヽ
　　　　　　　　　　　 /...........∨../-､　　　, ---　/.....{_/´...........／　∧
　　　　　　　　　 /＼........ /../ー---....-----/........|.......... ／　　/ ∧
　　　　　　　　　/　　＼_/....{＿＿＿＿＿_./...........{-- 　　　　/ ∧
　　　　　　　 /　　　　/.......|　　　　　　 /............∧ 　　　　　/ ∧
　　　　　　　　/　　　　/........∧ 　　　　 /............/..∧:　　　　　　/ ∧
　　　　　 /　　　　/....... /..∧　　::.　　/................./..∧::.　　　　　　/ ∧
3531 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 00:35:13 ID:r4FEMIge: 　　　　　　　　　 /: : /: : : /／: ／: : : : : : : : : :}-､:.:|
　　　　　　　　　　{､_,ノ: : /: : : / : ／ : : ／: : /: :/: :;: : ∨
　　　　　　　　　ゝ: : : /: ::/: |: / : : ／:_／/:／:/:/: : : }:|
　　　　　　　 / : : : /: ::/: /l/: :／｀}７X／/: /:/: /: :ハ
　　　　　　　　　/:/: : :/: ::/: :{ﾍ∧{ｨ＝ﾐ､ -=≠'／l:/://: :l|
　　　　　　　　　l/:/／.: :/: : ﾊ.j|　|　　　ヾ／ ' __ ノｨ':/: :/l
　　　　　　　　　{y : : :／:/: :|: :j|　u　　　　 {　⌒y/／:.://
　　　　　　／: :／:／: :∠Lﾚーｧ冖､　　'　　 /´/／
　　/{　　　／: :／:／: :／ﾆ／　{´￣ヽLつ　／　/　　――いやいや、この話は終わってませんよ。
　｛:.丶-=': : ／:／: :／ﾆﾆ/ーr'´ 　　 |　〉イ　　　　　　今の宰相さんが
　　ヽﾆ／:／:／: :／ニニ/､_,ノ　　　 , く　 |
　　／:／:／: : :/ニニニ{ （　　　　　 /／　　――『北の大国（うちのくに）』と同盟なんて物をぶち上げたとき
　 /: :/: :/.: : : :/ニニニﾆ}ノ　　　　　〉_〉　　　　こちらの『大政商』さんがうちにやってくるって話が持ち上がったじゃないですか
　' : /: :/: : : : /ニニニﾆ/　　　　　 /ニ}
/: :/: :/: : : : :/ニニニﾆ/　　　　 /ﾆノ

ﾍ: : : : :/≧二≧＼　l: : : :〃ィｆ「}: : : /　|
ヽ); : : {{　ﾊ__)x｀ヾ　/: : ://{ﾉﾘ /: : :/　 .'　＿
く∧: : ',　{::ｎ;;ﾘ　　/: :／　ゞﾝ /: ／　 /　//７ |
./　ヽ: '､ゞン　 /／　{|　　 /く　　　　/}‐'　)/〉
:|￣ﾊ　＼　　　 ´　　　ヽ　 /＿l -=≠ |　ノノﾉ
:l: : : {＼　　　　,､＿＿ ,　　,〃}　　　　 /ﾆノ´
ﾊ: : : ヽ. 丶　　ヽ＿／　／// 　　　_／　　――もしも、あなた方が『大政商』とやらを
∧: : : : :＼　>､　ー　／',　〈-‐　 ´　　　　　　撃破するときがきたとして、
＼＼: : : : :ヽ　{＞‐イ: : : ',　〉
//,＼＼: : : :∨　》/∧: : :',ノ
＼//∧ ’: : : :',ﾍ/　V∧: : :',　　――我が国の支社までやります？
　丶 /∧',: : : :',　　 |/∧: : :',　
　　　∨/∧: : : :!　　j//ｌ|: : : |　　　　　　　　　　　　それこそまさか　＞
　　　 ∨/∧: : |＼////|: : : |
3532 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 01:04:01 ID:r4FEMIge: 　　　　　　　　　　　　　　　,. : : : : ￣￣￣￣＿:｀ヽ､
　　　　　　　　　　＿／: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼:＼
　　　　　　　　　　 /: : : :｀: : : : : : : : : : : : : : ＼: : :∧: :＼
　　　　　　　 /: : : : : :_ : : : : : : : : : : |: : : : ∨//|: : : |
　　　　　　　　　 /: : : : : ∧ﾊ : : |: :|: : : : :|: : |: : :|// |: : /|:'.
　　　　　　 /: : : /: : |⌒从: :|: :|: : : : :|--|--:|// |∨/|: '.
　　　　　　　　 ': : : /: : /| ´￣＼: |: : : : :|: : |: : :|/ : |/∧|: : '.
　　　　　　　 / : : / : : |: ,ｨ≠＝ミ从: : : : ｨ=≠ﾐ | : : |/＼|: :|: .
　　　　　　　 |: |: :|: : : :|:l:{　　{:::::(_　|: |: /　{:::::(_ Y: : |: : : |: :|: |　　――国内の奴らを根こそぎ吹っ飛ばせば
　　　　　　　 |: |: :|: : : 从ﾊ　Vzり　|/|/ 　 Vzツ |:/^): : :.|: :|: |
　　　　　　　 |: |: :|: : : : : :∧　　　　 ,　　　　　　/}'ノ: : :.:.|: :|: |
　　　　　　　 |:∧:{＼: :|＼|圦　　　　　　　　ｲ: |:|: : : |: :|: |　　――それで十分や
　　　　　　　 /　｀　＼ト＼个　　　　｀　　　,ィ:|: : |:|: : : |: :|: |
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :.＞　 __　　　 |:.|: : |:|: : : |: :|: |
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :| : : |　　　　ト､ : |:|: : :/ : ,: |
　　　　　　　　　　　　 | : : /:_r-＿ノ　　　/　　 }..Y|: :/-, -- ､
　　　　　　　　　　　／＼´ /../　　 . 　 /　　　/...| |:/／.........../ヽ
　　　　　　　　　　　 /...........∨../-､　　　, ---　/.....{_/´...........／　∧
　　　　　　　　　 /＼........ /../ー---....-----/........|.......... ／　　/ ∧
　　　　　　　　　/　　＼_/....{＿＿＿＿＿_./...........{-- 　　　　/ ∧
　　　　　　　 /　　　　/.......|　　　　　　 /............∧ 　　　　　/ ∧
　　　　　　　　/　　　　/........∧ 　　　　 /............/..∧:　　　　　　/ ∧
　　　　　 /　　　　/....... /..∧　　::.　　/................./..∧::.　　　　　　/ ∧

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・：今日はこの辺で
3533 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 22:52:01 ID:r4FEMIge: もうちょっとまってね
3534 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 22:59:24 ID:r4FEMIge: ＃＃＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＃＃

　――　昨日の続き（６月３日　8/12）

　　　　　　　　　 /: : /: : : /／: ／: : : : : : : : : :}-､:.:|
　　　　　　　　　　{､_,ノ: : /: : : / : ／ : : ／: : /: :/: :;: : ∨
　　　　　　　　　ゝ: : : /: ::/: |: / : : ／:_／/:／:/:/: : : }:|
　　　　　　　 / : : : /: ::/: /l/: :／｀}７X／/: /:/: /: :ハ
　　　　　　　　　/:/: : :/: ::/: :{ﾍ∧{ｨ＝ﾐ､ -=≠'／l:/://: :l|
　　　　　　　　　l/:/／.: :/: : ﾊ.j|　|　　　ヾ／ ' __ ノｨ':/: :/l
　　　　　　　　　{y : : :／:/: :|: :j|　u　　　　 {　⌒y/／:.://
　　　　　　／: :／:／: :∠Lﾚーｧ冖､　　'　　 /´/／
　　/{　　　／: :／:／: :／ﾆ／　{´￣ヽLつ　／　/　　――いやいや、この話は終わってませんよ。
　｛:.丶-=': : ／:／: :／ﾆﾆ/ーr'´ 　　 |　〉イ　　　　　　今の宰相さんが
　　ヽﾆ／:／:／: :／ニニ/､_,ノ　　　 , く　 |
　　／:／:／: : :/ニニニ{ （　　　　　 /／　　――『北の大国（うちのくに）』と同盟なんて物をぶち上げたとき
　 /: :/: :/.: : : :/ニニニﾆ}ノ　　　　　〉_〉　　　　こちらの『大政商』さんがうちにやってくるって話が持ち上がったじゃないですか
　' : /: :/: : : : /ニニニﾆ/　　　　　 /ニ}
/: :/: :/: : : : :/ニニニﾆ/　　　　 /ﾆノ

ﾍ: : : : :/≧二≧＼　l: : : :〃ィｆ「}: : : /　|
ヽ); : : {{　ﾊ__)x｀ヾ　/: : ://{ﾉﾘ /: : :/　 .'　＿
く∧: : ',　{::ｎ;;ﾘ　　/: :／　ゞﾝ /: ／　 /　//７ |
./　ヽ: '､ゞン　 /／　{|　　 /く　　　　/}‐'　)/〉
:|￣ﾊ　＼　　　 ´　　　ヽ　 /＿l -=≠ |　ノノﾉ
:l: : : {＼　　　　,､＿＿ ,　　,〃}　　　　 /ﾆノ´
ﾊ: : : ヽ. 丶　　ヽ＿／　／// 　　　_／　　――もしも、あなた方が『大政商』とやらを
∧: : : : :＼　>､　ー　／',　〈-‐　 ´　　　　　　撃破するときがきたとして、
＼＼: : : : :ヽ　{＞‐イ: : : ',　〉
//,＼＼: : : :∨　》/∧: : :',ノ
＼//∧ ’: : : :',ﾍ/　V∧: : :',　　――我が国の支社までやります？
　丶 /∧',: : : :',　　 |/∧: : :',　
　　　∨/∧: : : :!　　j//ｌ|: : : |　　　　　　　　　　　　それこそまさか　＞
　　　 ∨/∧: : |＼////|: : : |

　　　　　　　　　　　　　　　,. : : : : ￣￣￣￣＿:｀ヽ､
　　　　　　　　　　＿／: : : : : : : : : : : : : : : : : :＼:＼
　　　　　　　　　　 /: : : :｀: : : : : : : : : : : : : : ＼: : :∧: :＼
　　　　　　　 /: : : : : :_ : : : : : : : : : : |: : : : ∨//|: : : |
　　　　　　　　　 /: : : : : ∧ﾊ : : |: :|: : : : :|: : |: : :|// |: : /|:'.
　　　　　　 /: : : /: : |⌒从: :|: :|: : : : :|--|--:|// |∨/|: '.
　　　　　　　　 ': : : /: : /| ´￣＼: |: : : : :|: : |: : :|/ : |/∧|: : '.
　　　　　　　 / : : / : : |: ,ｨ≠＝ミ从: : : : ｨ=≠ﾐ | : : |/＼|: :|: .
　　　　　　　 |: |: :|: : : :|:l:{　　{:::::(_　|: |: /　{:::::(_ Y: : |: : : |: :|: |　　――国内の奴らを根こそぎ吹っ飛ばせば
　　　　　　　 |: |: :|: : : 从ﾊ　Vzり　|/|/ 　 Vzツ |:/^): : :.|: :|: |
　　　　　　　 |: |: :|: : : : : :∧　　　　 ,　　　　　　/}'ノ: : :.:.|: :|: |
　　　　　　　 |:∧:{＼: :|＼|圦　　　　　　　　ｲ: |:|: : : |: :|: |　　――それで十分や
　　　　　　　 /　｀　＼ト＼个　　　　｀　　　,ィ:|: : |:|: : : |: :|: |
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :.＞　 __　　　 |:.|: : |:|: : : |: :|: |
　　　　　　　　　　　　 |: : : :|: : :| : : |　　　　ト､ : |:|: : :/ : ,: |
　　　　　　　　　　　　 | : : /:_r-＿ノ　　　/　　 }..Y|: :/-, -- ､
　　　　　　　　　　　／＼´ /../　　 . 　 /　　　/...| |:/／.........../ヽ
　　　　　　　　　　　 /...........∨../-､　　　, ---　/.....{_/´...........／　∧
　　　　　　　　　 /＼........ /../ー---....-----/........|.......... ／　　/ ∧
　　　　　　　　　/　　＼_/....{＿＿＿＿＿_./...........{-- 　　　　/ ∧
　　　　　　　 /　　　　/.......|　　　　　　 /............∧ 　　　　　/ ∧
　　　　　　　　/　　　　/........∧ 　　　　 /............/..∧:　　　　　　/ ∧
　　　　　 /　　　　/....... /..∧　　::.　　/................./..∧::.　　　　　　/ ∧
3535 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 23:04:37 ID:r4FEMIge: 　　　　　　　　　　　　　　　　 ┏━━
　　　　　　　　　　　　　　　　 ┃┏━━━
　　　　　　　　　　　　　　　　 ┃┃ｰ-､
　　　　　━━━┓　　　　 _,　-‐宀:┛: : ヽ＼
　　　　　┏━━ｈｧy.≦/´: : : : : : :l: :＼: : :ヽ:}
　　　　┏┛　　/:/∠/´￣￣￣｀丶!: : :ｌ:＼: （
　　　　　　　 |//:/: : : : : :-､: : : : : ＼:|: : :＼＼
　　　　　　　 ://:{ : : : |: :＼:＼、: : : :＼: ｌ l: 卜ヽ. _,ノ
　　　　　　　　/'ｌ:|: :ゝ: : :t＼: xくヽ＼: :ﾄ､: ';.:.|: :|　＼　　――つまり、他国で大政商が攻撃されて
　　　　 _,／　|:|: : {:|＼:.＼l　l/ｨ冖ﾔ: |ﾆY:|: |: :|　　 }　　　　たすけてーって叫んでも
　　　　　　　　　|:l: : ヽｬ￢ﾐﾒ＼　 {り　}:| /}:.|: |: :|
　　　　　　　八:＼: :＼｛ﾘ　　　　　ノｲ´:': :!: !: :|:､__,ﾉ
　　　　　　　　　　＼{_:.T:t-　'　 .ノ　　/l/: :/:l : : ﾄ‐'´　　――それを聞き届けるつもりは無いと？
　　　　　　　　　　　/: :/: ゝ. ｀　　／ /: :/: :|: : :ヽ
　　　　　　　　　_／イ: : : :_;｀≧ｧく　 /: :厶∠､:_: : :＼
　　　　　　　　　　　 /:_厂/:::/ｰ､　,-/: :/:/ー _,、{_: :ヽ:＼
　　　　　　　　　　／:〈ｰ/::::::l＾/`７ /: :/:/ーr┘ ヽ}: : : ',: :ヽ　　　　　　　　命令ならいくで。命令が無いならしらん　＞
　　　　　　　　　/: :／}/:::::::::| {／ /: :/:::{ーﾉl　　　| : : : | ＼l
　　　　　　　 /／／::::::::::::ァ'´:::|: /::::::{　{入　　∧: : : | 　 |
　　　　　　　／／ |:::::::::::::::/:::::::: |/:::::::八_jノﾊ　　∧: : :| 　 |
3536 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 23:11:49 ID:r4FEMIge: 　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ __　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ヽ｀| ､
　　　　　　　　　　　　　　　〃　　｜/ _｣＿　　　　　　　 |
　　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　　ｘ:≦　　　￣｀丶- ､　-‐| 、　　/
　　　　　　　　　　　　　　 ,'　　／　　　　　＿＿　＼ﾉ　ヽ／
　　　　　　　　　　/　　　　 /　〃 /　 |　,　　´　 -―　　｀ヾ>-､イ
　　　　　　　　 |、　　／　〃　' 　／,　 ´ 　　 _ 　　／　 K
　　　　　　　　　ゝﾆ二／　./　　{.／／　　　　／　　　　　　　 l|　ヽ
　　　　　　　　　　　　〃/　./　　./／/　／―-.x '´ ＿/ 　　 | ||　　ﾍ
　　　　　　　　　　　 / /　 /　　〃/`'　 /／/／/／､／イ　　ﾉ〃 l　ﾊ
　　　　　　　　　　 |./　 /　　 { l /l　// y弌ミ、／　／　／///｜　l |
　　　 /　　　　　 '( ／　　　 iNい| 从　{iし;;ﾘ Y _／_／／ｲｲﾉ!　 l |
　　　/i　　　　　　／　　　　　 |　ゞい._,ノゞ”　￣￣　ｨ弌く//　ｲ　.//　　――以外ね。政府の命令にはきちんと
　　 { '､　　　_　／　　　　　　 l| 　ﾊ ',　　　　　　 {;;ｿﾉ／　/ ／/　　　　従うって事かしら？　あれほど独自の存在感を出してるのに
　　　ヽ二¨ ／　／　　 /　　　人、　', '、‐- ､　　　〈｀”/ _,／'´　/
　　　　／　／　　　 /　　　　 }＼＞＼￣｀ヽ.__　　 /　　ｰ-‐'
　　　　〃／　　　　　/　　　　/　,′/　　　　　　ﾊ‐｀.／
　　　 /　/　　　　　　'　　　 /　/　/　　　　　　　ﾊ´
　　 /　/　　　　　 /　　　 /　/　/　　　　　　　　ﾊ
　　 ,' 　' 　　　　/　　　／　.∧./　　ﾍ　　ノ }　　|

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,. : ´: : : : : : : : : : : :｀_: . ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: -: : : : : : : : : : : : : : _:＼:＼
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　　　　　　　　　　　　　　 /: ,: : : : : : : : : : : :､: : ∨: ､: : :∨: _ : ヽ::.
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　　　　　　　　　　　　　|:∧: ,: V: 从ィ雫≧､　|∧:| ｨ≦雫ﾐ:|: /-ﾐ,|:|: :V＼
　　　　　　　　　　　　　|:{　V､: ∨:l∧ Vzり　　　}'　 Vzりﾉ|/r､ﾉ|:|: : |: ､:＼
　　　　　　　　　　　　　ゞ　 }: ＼〉:∧　　　　　　　　　 ,､_／: |:|: : |: : ＼:ヽ
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　　　　　　　　　　　　　 .': :|: :|: /:个 .　　　- ､　　 . 个:l: :|: : |:|: : |＼: : : :､ヽ}
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　／............................................人.......................＼........∨..／..........................人＼.....................................＼｀ヽ､
／.......................................／´　　ヽ:::::::::::::...........＼....∨................::::::::::イ　＼＼.....................................ヽ　＼　　　　＼

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　陸軍元帥「勘違いして欲しくないけど、命令を出すのは『元帥府』であって、政府つまり『宰相府』では無いわ。
　最終的には『宰相府』の命令が元帥府の命令になるとしても、そこはきっちりしてもらう」
3537 ： ◆NsB5MNPf1ONj ：2023/06/03(土) 23:20:38 ID:r4FEMIge: 　|: : : :/:l: :|: : : : : : /| |: :/　{:ﾍ: : :{:|　　ヽ: : {　　ヽ: :|　ヽ: |: : : : : :}: : :
ノ|: : :/: :l: :|: : : : : /: | |:/ -‐∨:＼:',　　　＼', -―V- ､　',|: : : : :/: : :
: :|: : :|: : Ｎj: : : : : l:./| |'　　　 V: : {＼　　　　＼　　　　　　|: : : :/: :／
: :|: : :|: : : |l: : : : :.:|;'　 ff､_,示ﾃ￢: ',　　　　　ｆf､__示テﾃ￢ｧ.: :/／／　　――ん？　どゆこと？
ノﾍ : |: : : |:.＼: : ::|ｰ|　ゞ::::::ノ　ヽ:.',　　　　　ゞ::::::::::ノ　ﾉ` :/'　/
　　lヽ＼:.:|: : : ＼:丶!　　, , ,　　　　＼　　　　　 ,　,　,　　/: :/ !　〉　/:
　　|: : : ｀＼:/: : : ＼ヽ　　　　　ﾉ　　＼　　　　　　　　/: :/　| イ　/: :
　　|: : : :/: /: : : :/: /＼　　　　　　　　　　　　　　　　／ '´　 /　　/／
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　/: : :/ : : |: : :/: : ∧　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／/: :/: : : : :
ノ: :／: : : : : :/:|: : :l: :＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　／.: :/: : : : : :
:／/: : : : : : :l: :|: : :| : : : ＼　　　／＼　　　　　　　／ /: :/: : : : : : :
　/: : : ／´￣´j: : :j: : : :/ 　丶　　　　　　　　_,.　　イ　　{ｰ/: : : : : : : :

＜＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＞
　＞　陸軍元帥「単純明快よ。宰相と幾人かの大臣達は『名誉元帥』となり、『元帥府』に出入りする。
　軍部は元帥府が統率する。軍の最高指揮権は『元帥府』である。以上よ」

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